2018/07/28 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にシャルティアさんが現れました。
シャルティア > 九頭竜の旅館の側にある、広々とした露天
この時間ではまだ人は居ない、はずだが…1人だけいた。
人懐っこい顔立ちをした幼い天使が、腰掛けて半身浴をしている
顔をふにゃーと、蕩けさせながらゆっくり温泉に浸かる
温泉は大好き、気持ちいいしあったかいし、時々人と遊べるし話せる

ご案内:「九頭龍の水浴び場」にシャルティアさんが現れました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にシャルティアさんが現れました。
シャルティア > 十分に温まったので、温泉を出て、裸のまま脱衣所へとかけていく
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からシャルティアさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にカインさんが現れました。
カイン > 「あー、真昼間にこうして風呂入れるってのは何か贅沢な気がするな」

宿の一つにあるに設えられた露天風呂、
大きな湯船の中に1人身を浸して心底しみじみと言った調子の声を出す男。
朝方までかかった仕事が一段落して宿を訪れたのが数刻前。
普段の疲れをいやす様為に湯に浸かって早十数分、未だ心地よさに抜け出せぬまま上機嫌さを隠さず声を漏らし。

カイン > 「何より素晴らしいのは泊まれるって所だな。
 一日使わせる環境を完備してるってあたりが実に商売上手だ」

風呂だけでもいいが折角ならばと泊まりたくなるのは人の性。
大体訪れた際には宿をとっている程度には常連の男は、
まんまとハメられている格好である。
それでも文句を言う必要はない程度には満足しているのだが。

「とはいえ、今日仮に泊まったらそこから貧民地区に直行か…
ま、綺麗にしてどうなる家業という訳でもないが」

カイン > 「…これ以上はさすがにやめておいたほうがいいな。
 また明日、目が覚めた後に入るとするか」

体がずいぶんと温まったことを確かめるように体をほぐし、
立ち上がった後にその場を後にしていくのだった。

ご案内:「九頭龍の水浴び場」からカインさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場/露天風呂」にエイブラさんが現れました。
エイブラ > (月の綺麗な夜、月明かりに照らされた露天風呂
にのんびりと肩まで浸かり、ゆったりとした気分で入浴を堪能
していて。今回は特にお酒を持ってきたりはしておらず、少し
温めの湯に浸かっている)

「ふぅ…やはり温泉は気持ちいいですね。熱いのもいいですが
こういう温めのお湯にゆっくりと長い時間、浸かるというのも
なかなかにおつなもので…」

(手桶に湯を入れて、それにタオルを浸けて軽く搾り、頭の上
に乗せて。月や月の光を反射する湯面や湯の中を透過する月明
かりを眺めている)

エイブラ > 「さて、これ以上は言っていると美味しい出汁が出て
しまいかねませんし、そろそろ上がるとしましょうか…」

(実際に長風呂をしていて出汁が出たことなど一度もないが、
冗談めかして呟きながら湯から出て脱衣場へと向かって歩き)

「さて、まだ夜は長いですし、どこかに行くのもいいかも知れ
ないですね…」

(身体を拭いて水分を取り、しばらく涼んでから着替えて。
どこか適当にぶらぶらと歩いてみましょうかと、脱場を後にする)

ご案内:「九頭龍の水浴び場/露天風呂」からエイブラさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にティエンファさんが現れました。
ティエンファ > 「はァー、極楽極楽ってなァ…仕事の後の風呂は格別だぜ…」

石造りの露天風呂、湯気で霞むその中に、青年が一人湯に浸かって声を漏らす。
黒い艶やかな長い髪は女の様だが、濡れた髪が貼り付く身体は無駄なく鍛え上げられた武芸者の物。
異国の刺青を入れたその姿は、異国情緒たっぷりなその温泉によく似合う。

顔を湯で拭い、岩に背を預けて身体の力を抜く。
身体のあちこちにある痣を撫でる手。 鈍い痛みにわずかにしかめる眉。

「今日の護衛仕事は骨が折れたな…予定の倍以上の人数が押しかけてきやがった」

ティエンファ > 「こっちは護衛って言っても、場所が場所だから武器持ってなかった分、やっぱり手間取るな…修行が足りんぜ
 …まあ、その迷惑料は上乗せして貰ったし、温泉宿の良い部屋で一泊出来る事になったし、収支はトントンかね」

ぐっと身体を伸ばし、空を見る。 嵐が去った夜の空は真っ白な月が涼し気に浮かんでいた。

「ここでゆっくり酒でも呑んだら旨いだろうなあ…来る途中で買って置きゃよかったかな」

ティエンファ > 「とは言え、この国じゃあ時々、未成年には売ってくれない店もあるからなあ…
 色んな文化があるとは言っても、独り立ちしてるんだから酒位良いじゃんって思うけど」

酒場で酒を出されず、ジュースで過ごした記憶がよみがえり、苦笑する。
この宿はちゃんと酒出してくれるよな?と少し不安になりつつ。

「風呂上がったら、飯と酒…今日は盛大に殴り合ったし、よく眠れそうだな」

逞しい肩に手を当て、ぐるぐると腕を回す。
軽く首を傾ければパキポキと骨が鳴る。
疲労感が心地良く湯に溶けていく感覚に息を吐き、鼻の下まで湯に沈む。

ご案内:「九頭龍の水浴び場」にダストさんが現れました。
ダスト > 「はー、やっぱり週に一回はここにこないとなぁ」

脱衣所から風呂場へとつながる扉を開き、漂う蒸気の香りを嗅げば上機嫌につぶやき。
色素の薄い人種の多いこの国では珍しい褐色肌をあらわにしながら石造りの浴槽にヒタヒタと足音を立てて歩き。
先客がまるでおぼれるように顔までつけているのを見れば口角を上げ。

「こんばんは、僕も失礼させてもらうね」

先にくつろぐ相手に挨拶しながら自身も足を湯船につけて。
人一人分くらいの感覚を取って湯船に肩まで体を沈めて体の筋を伸ばすようにほぐし。

ティエンファ > ぶくぶくと息を吐き出してのんびりと使っているところに、少年の声。
閉じていた目を開ければ、隣に浸かるダストの姿。 ゆっくりと体を起こせば、おう、と頷いて。

「こんばんは 勿論どうぞさ、独り占めするには持て余す位には広い温泉だからな 丁度良い
 週一でここに来るってなぁ羨ましい身分だな、若い様だがー…面白い刺青だな、魔術師か何かか?」

異国の青年は明るい笑顔をダストに向け、少年の体付きと刺青を眺める。
自分の、装飾的な刺青とは違う不思議なそれに興味を持ったようだ。

ダスト > 「ん、そうだよ。いざって時のためにこの辺に魔力を普段から貯めてるんだよ」

相手の質問を受ければ湯に濡れた腕を持ち上げ。
刺青を見せるように腕を回しながら答えて。

「そっちの入墨も珍しいね。確か北方のドラゴンだっけ」

相手のそれをのぞき込むように首を傾げながら問い。

ティエンファ > 「魔力を? へえ、刺青を魔方陣代わりにするってのは聞いた事あるけど、溜める事も出来るってのは凄いな
 魔術師は魔力量が命だからなあ…こうして溜めておかれると、近接側としては脅威だぜ、覚えておこう」

体付きから、荒事専門だと一目で分かる青年は、無遠慮にダストの身体の刺青を眺める。
そして、問われれば、ダストの真似をするような仕草で左腕を上げて見せた。
綱をより合わせたような逞しい腕に巻き付くようにして、青い竜が躍る。

「俺の刺青は魔力的なもんは何も無いんだがね
 でも、格好良いだろ 護衛とかをやってると、こう言うトコで威圧できるのも利点だな
 ティエンファ、冒険者だ 歳も近そうだし、護衛の依頼だったら割安で請け負うぜ」

そう言って、にっかり明るく笑う青年は、覗き込むダストの頭をポンポンと軽く叩いた。

ダスト > 「まぁ、僕みたいな魔術師もある程度接近戦の訓練はするけど、専門に近づかれたら逃げることもできないしね」

鍛えられた相手の肉体に反して貧弱ともいえる自身の身体を軽く見て。
頭を撫でられても避けることはせず、興味深げに相手のたくましい腕に絡みつく龍を指で軽くなぞり。

「僕はダスト。さっきも言ったけど魔法使いだよ。
けど護衛は大丈夫、自分の身は守れるからさ」

自身は肉体の成長が止まっているため相手の確実に同い年とは言い切れないものの。
いちいちそれを指摘するのも面倒であるため、軽く肩をすくめて名乗り。

ティエンファ > 「相手を逃がさないために鍛えてるからな、こっちは」

ダストが指でなぞる腕に力を込めれば、引きしめられた腕がダストの目の前で盛り上がる。
体格に恵まれているわけではないが、地道に鍛え上げて来たのが分かる肉体だ。

「ダストか、よろしくな …はは、そうか?
 まあ、護衛に頼る必要があるような生活を送らないってのが一番の護身方法だからな
 しかし、魔法使いか…どういう魔法が使えるんだ?」

まるで子供のように目を輝かせながら尋ねる。

ダスト > 「ん~まぁ大体の魔法は使えるけど」

魔法が使えると聞くととりあえず受ける質問に少し困ったように目を細める。
使えるからといって曲芸師でもないため、大ぴらに見せるのも多少ためらわれる。
とはいえ、目を輝かせる相手の頼みを断るのも忍びなく軽く水面に手を翳し。
魔力を流し込めば腕の模様が鈍い赤色に光り。

「例えばこんなのとか」

すっと手を振れば水面から水が一筋矢のように飛び出し。
近くに飾りとして置いてあった大きな石を貫き小さな穴をあけてみせ。

「あとは簡単な治療魔法とか、変化魔法とかいろいろかな。魔力の使い方で変わるからね」

ティエンファ > 「さらっとそう言う事言えるのが凄いなあ…うんうん、例えば?」

子供から大人に変わる年頃の青年は、悪気無く尋ね、期待を高める。
少し躊躇う様子に気付き、あんまり聞いちゃダメだったかな、なんて思いつつも、
刺青が輝き、目の前で実演されれば、おお、と思わず歓声を上げる。

「それだけの動きでこの威力か! いや、やっぱり魔法ってのは凄いな…短弓位は腕の動き1つで再現できるのか
 治癒、変化…色々と制約はあるんだろうが、それだけ聞くととんでもない力だな」

感心したように頷き、しみじみと感想を漏らす。

「有難うな、ダスト こうやって間近で魔法を見る機会って中々無くってさ!
 あんまり見せびらかすもんじゃあなかったかもしれないが、俺はすっごい嬉しいぜ
 どうだ、風呂あがったら一杯奢らせてもらっても? って言うか、酒呑める?」

軽くダストの背を叩いて礼を言う。 気安いが悪気は無さそうだ。

ダスト > 「僕みたいに魔力でごり押しするのは消費が激しいから普通はしないんだけどね」

通常人間の魔法使いであれば杖や書物、あるいは呪文などを使って効率的に魔法を発動させるのだろう。
しかし魔族仕込みの自身にとっては大量の魔力を消費しながら素早く発動することを得意としていた。

「お酒?飲めることは飲めるけど、僕の魔法にそんな価値はないよ」

飲みに誘われれば小さく頷き答え。

ティエンファ > 「なァに、技術や小細工はあとからでも出来るが、そもそもの力の大きさはいかんともしがたい
 それが出来るってだけでも結構な事だと思うぜ?」

そう言って立ち上がれば、頷くダストに軽く笑って。

「価値が有ろうと無かろうと、俺がダストと呑みたくなったんだよ
 さ、行こうぜ 俺はここに泊まってるから、部屋で呑もう
 此処の宿にはうまい酒があってさァ…」

そんな事を言いながら、二人で風呂を後にするのだった。

ご案内:「九頭龍の水浴び場」からティエンファさんが去りました。
ダスト > 「わかった。せっかくだしご馳走になるよ」

相手の誘いを無下に断るのもはばかられることもあり。
小さく頷けば立ち上がり、相手に続いてその場を後に立ち去って行った。

ご案内:「九頭龍の水浴び場」からダストさんが去りました。