2018/03/21 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にエレイさんが現れました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からエレイさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にエレイさんが現れました。
エレイ > 「──ウボァー……」

夜。
湯煙立ち込める露天風呂で、湯に浸かりながら変な声を漏らしつつくつろぐ金髪の男が一人。
湯船の縁の岩にぐでりと背を預け、片手で前髪を掻き上げながら満悦そうな表情を浮かべていて。

「ウム……見事な湯加減だと感心するがどこもおかしくはないな。後はまあ……素敵な同伴者の一人でも居てくれれば言うことはないのだが……」

などと独りごちると、タイミングよく誰かやってこないものか、なんて考えつつちらりと出入り口の方を伺ってみたりして。

エレイ > 「……。まああ流石にそう都合良くは行かにいか」

その視線の先に誰かが現れることもなく、大げさに肩をすくめてフンス、と鼻から嘆息一つ。

そうして暫く一人湯を堪能してから、ふらりと露天風呂から去っていった。

ご案内:「九頭龍の水浴び場」からエレイさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にカインさんが現れました。
カイン > 「ふぅ。生き返る、仕事で遠出した後はなお身に染みるな」

宿の一つにあるに設えられた露天風呂、
大きな湯船の中に1人身を浸して心底しみじみと言った調子の声を出す男。
ここ数日野宿の仕事をしていただけに、体が温まっていく感覚が心地よい。
血糊や垢を落とし終わった直後のふろとなれば格別だ。

「護衛は楽でいいんだが、変なところで襲われると処理がな。
 いつでも温泉に入れるような場所ならいいんだが」

そんな場所はこの湯の線源である山脈の方でもそうそうあるものではない。
小さくないものねだりをぼやきながら、
大きく吐息を吐き出し腕を湯の中でゆっくり回し体をほぐしていく。

カイン > 「…これ以上はさすがにやめておいたほうがいいな。
 また明日、目が覚めた後に入るとするか」

体がずいぶんと温まったことを確かめるように体をほぐし、
立ち上がった後にその場を後にしていくのだった。

ご案内:「九頭龍の水浴び場」からカインさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にエウロペさんが現れました。
エウロペ > 「…ふぅ……」

様々な内風呂の存在する九頭龍の水浴び場は、気温の低下もあってか濃いめの湯気が立ち込めている。
数メートル先があまり見えにくい大浴場の中、エウロペは乳白色の濁り湯に一人身体を沈めていた。
濁り湯の中の身体ははっきりとその形を見ることはできないが、彼女の肩や水面に浮かぶ二つの浮島を見れば、彼女がどんな体型をしているか容易に想像がつくかもしれない。

エウロペ > 寒い日になったからこそ多くの利用者がいるらしいが、湯気のおかげか人の気配は感じられてもその姿をはっきりと見ることはない。
おかげであまり人の目を気にせずお風呂を楽しむことができている…誰かと一緒に入るほうが好きなほうなのだが。
ゆったりと身体を温めていると、遠くから…もしくは近くからか…数人の甘ったるい声が響いてきたりする。
当然、この場所でそういった行為が日常的に行われていることは知っているし経験もあるが、浴場だからこそ声が響いてしまい、まるですぐそばで情事が行われているかのような感覚になってしまう。

「…のぼせちゃうわね…」

男と女の交わる音、それに声がはっきりくっきり聞こえてきてしまえば、誰だって平常心でいられるわけがなく。
エウロペの肉体も風呂の熱だけでない火照りを感じてきてしまう。
さっさと風呂から出て、頭を冷やしたほうがいいだろうか。

ご案内:「九頭龍の水浴び場」にセイン=ディバンさんが現れました。
セイン=ディバン > 「さぶぶぶぶ……」

最近めっきり暖かくなり、春の陽気を感じていたというのに。
いきなりの冷え込みに襲われ、男は急遽、宿へと来ていた。
ここの温泉でゆったり、身体を温めよう、という腹積もり。

「えっと、何々……本日のおすすめ湯?」

脱衣場から浴場へと入る直前、入り口に看板が立っているのに気がついた。
その看板を見た男は、うむ? と首を傾げながら……。向かうは、濁り湯の一つへと。

「あいあい、失礼しますねー、と」

外気温との差のせいか。いつもより湯気が濃い浴場を抜け、目的の濁り湯へと到着。
誰かいるかもしれないから、声をかけながら湯に入れば……。

「……うおっ!?」

思わず声を上げてしまう。そこには、なんとも豊満な、色っぽい肉体を持った美女がいたからだ。
そのまま、相手の身体を失礼にも凝視してしまう男。未だ肉体の全容は濁り湯のせいで見えていないが、それでも、相手のスタイルを想像するのは容易であった。

エウロペ > 中々の音量で響いている嬌声を聞きつつ、さて出ようかなんて考えているとはっきりした声が聞こえ、こちらのほうへ真っ直ぐ向かってくる。
ちょっと適当感交じりの男性の声のする方へ視線を向ければ、湯気の中から現れる一人の男性。完全に出るタイミングを逃してしまった。
そんな男性と視線が合ったかと思えば変な声を上げられてしまう。

「えぇと…こんばんは」

混浴風呂だし人がいてもおかしくないのに、声を上げられてしまうとちょっぴりショックだったりもするので、苦笑いしつつも挨拶をしてこの場をおいとましようかとか考えていた。もしかしたらそんな考えが顔に出ていたかもしれないが。