2018/01/15 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にシエルさんが現れました。
シエル > 宿はそれなりに人の声はあるものの、
少し前の夕方からにかけてよりはひっそりとしてきた時間帯。
ここに宿泊していた少年は、露天風呂へとやってきていた。
寒いのでもうちょっとお風呂入りたい、というのと、物見遊山な気持ちである。

男性用の脱衣所で備え付けた浴衣を脱ぎ、手拭一枚を持って浴場へと入ってくる。
寒っ、という呟きとひたひたという足音。
先客がいる様子には全く気づいておらず、足早に湯船に駆け寄り備え付けの桶でかけ湯を始める……。
先客には当然見つかるような位置取りだが、さて。

セラ > ゆるゆると体中の筋肉を弛緩させるように、湯の温もりが肌を通して染み込んでくる。
対照的に、冷え込む夜気が肌を引き締め意識を研ぎ澄ます。
その対比が心地よく、時折首筋まで使ったり。上半身を丸ごと出したりと湯に浸かる具合を変えて気分を変え。

「おや、他にも来たか」

水音に誘われるように目を向けて、増えた人影に気づいてぽつりと呟く。
見たところ男の子のようではあるが、だからといって気にした様子もなくのんびりと湯に浸かった姿勢を崩す事もなく。
他に注意を引くものも無いので、そのまま何とはなしに視線を注ぎ続け。

シエル > しばしかけ湯である程度身体を流せば一息。
元々夕方に一度入浴したばかりでそれほど汚れてはいない。
このまま冷めてしまう前に湯船に入ってしまおうとする。
ちょん、と足先で湯の温度を確認してからざぶざぶと入っていく…。
が、ちょっと熱かったか、くぅっという表情をしてから身体を沈めていき…。

「はぁ~……。」

と、気持ちよさそうな顔をする。百面相のようにくるくると表情が変わる。
それから落ち着いて露天から見える景色を見、周囲を見て…。

ばっちり、目が合った。

一瞬。凍り付いたようになる。
その間に美人だなぁ肌白いなぁという言葉が頭に浮かんで…。
慌ててぐるんと背を向けた。

「ご、ご、ご、ごめんなさい! 入ってるの気づかなくて…!」

背を向けた表情はまた変わって今度は真っ赤になっている。
耳まで赤い。想像するのは簡単だろう。

セラ > 少年の移動にあわせて、目線が動く。
こちらに気づいた様子もなく、湯にその身を沈めていく姿を眺めていたがふと目が合えば、露骨に狼狽えて慌てて、体ごと向きを変えて目をそらす。

「いやいや、気にする事は無い」

耳朶まで真っ赤で、初々しい反応で可愛いなとほのぼのしつつ、からかうのも楽しそうだと悪戯心が刺激される。
鷹揚にひらりと手を振って謝罪の言葉に応じつつ、ゆらりと身を起こして少年の方へと近づき。

「どうした、随分と顔が赤いがもうのぼせたのか?」

わざとらしくも、心配しているていで覗き込むように顔を寄せて言葉をかける。

シエル > 女性経験がないわけではない。
ないわけではないし、年の割には少ないわけではないのだが…。
やっぱり恥ずかしいという感情と、罪悪感のようなものが湧き上がってしまうのである。
気にする事はない、と言われてもはいと面を向ける事はなかなか難しいのであった。

じゃぶ、という音に気づけば近づいて来られてるのがわかってしまう。
離れよう、と思った所で横から顔を覗き込まれた。
当たり前のように頬が真っ赤である。

「いっ、いえ! そ、そういうわけじゃ…。」

目線が合わせられない。
でも美人は声も綺麗なんだなぁと思ってしまう。
逃げ道をふさがれて、ちょっとうつむいた感じでしどろもどろになってしまうだけだ。
そうして視線を落とせば豊かな胸元が目に入ってくるわけで。
あうあうと左右に目が泳いでしまう。

セラ > 「湯にのぼせたわけではない、と」

相手を異性として、男性として意識していないような無防備な態度。
湯の温もりによってほんのりと色づいた白い肌。身体の動きにあわせて揺れる胸の双球。それらを隠そうともせずに、さらに顔を近づけて匂いをかぎ。

「そして、酒に酔っている様子でもなしと。どうした、少年。なにやら、態度が不審だぞ」

アルコールの匂いも特にはしていない。他に顔がそんなにも赤くなる理由は何だろうなと、不思議そうに首を傾げてみせる。
よく見れば、その口元はにまにまと緩んでいて、初心な態度で狼狽えている様子を愉しんでいる内面が垣間見え。

シエル > のぼせたわけではない、その言葉にこくこくと頷くもやっぱり視線は合わせられず。
薄紅に染まった肌や、柔らかそうな胸の谷間に逆に視線を奪われる。
近づかれる事によってほんのりと女性の香りが鼻腔をくすぐり、ばくばくと動悸が早まる。
このままじゃ…と必死で隠そうとしていれば、股間の辺りが熱を持ち始めてしまう。

「そ、そんな事……その、お姉さんが綺麗で…あ…いや、その。」

しどろもどろでそんな事を言う。
女性がからかっているのを薄々感じ取れば、困ったな、と眉を八の字に。
綺麗な声で囁かれ、密着するほどに近い女性の色香にあてられ、興奮とで若干頭がぼーっとし始めている。

セラ > 「ほう、わたしが綺麗で……と」

嬉しい事を言ってくれるではないかと、満更でもなさそうでにまりと笑みを刻み。
そっと、密着するように肌を寄せて少年の体に抱きつき、耳元に顔を寄せ。

「なるほど、綺麗なお姉さんが気になってしかたがないというわけだ」

くすくすと笑いを忍ばせた、からかう様な囁きを甘く息を吹きかけるように囁きかける。
そうしながら、少年の輪郭を確かめるように。触れるか触れないかの、軽い接触で少年の胸元から下腹部へと指先を這わし。

シエル > 笑みが深まる。
艶やかな微笑みに、とっさに離れなきゃと思うものの、
先手を打つようにその白い腕につかまってしまい…。

「…あ…ぁ…!」

そうっと耳を撫でる甘い吐息と囁き。
女性の腕の中でびくりと身体を震えさせてしまう。
甘い声音も、なんだか頭の中にすうっと入ってくるようで心地よい。
フェザータッチでさわさわと肌を撫でられれば、ぞくぞくとした感覚が少年を襲う。
ひ、あ、という声と共に身体を反応させて、より一層股間の辺りが熱くなっていく。
手拭を押し上げて、湯船の中ですっかりと硬くなってしまっている…。

セラ > 女性に触れられていると意識させるように、胸の膨らみを少年の肌へと押し当て。
腕の中に抱きこむように背後から抱きしめながら、するりと指先で少年の肌をなぞり。小さく喘ぐように声を漏らしながら見せる反応に、機嫌よく笑みを浮かべ。

「いや、なかなかに初々しくも可愛い反応ではないか。こう、弄びたくなるような。
 ひょっとすると、こういう経験はないとでもいうのかな」

肌の感度を確かめるように、何度も少年の肌をなぞり、愛撫する指先の動き。それが、その存在に気づいたとでもいうように一気に下がって手拭いを押し上げる股間の肉棒へとまとわりつき。
ほっそりとした指先が、絡みつくように握りしめては強弱をつけてやわやわと揉みほぐすように優しく扱きたてていく。

シエル > 女性の腕に抱かれてしまえば、指先がさわさわと肌を滑っていく。
慣れた手つきは確実に性感を高めていくようで心地よい。
高めるというより、引き出されてるみたいだ、と頭のどこかが考える。
しかしそれも、ふにゅりと柔らかい感触が背中に当たれば桃色に染まっていく。

「は……ぁ…。なくは、ない、です…。」

きゅ、と肉棒を握られる、。
その瞬間にびくんと身体を震わせるものの、優しくそこを扱かれていけば目がとろんとし、口が半開きになっていく。
柔らかな体に抱かれ、耳元に妖しく囁かれ、肉棒から甘い快感を注がれて少年は徐々に蕩けていく様子。

セラ > 「なくはないって、曖昧だな。
 経験があるなら、もう少し慣れた態度を見せてもいいのだぞ?」

初心な態度から見て、経験はあっても少なく。女性に慣れるほどではないというところか、などと思いつつ。
こういう初心な少年を蕩かして、快楽に溺れさせるのは背徳感があってよいなという気持ち。
少年の首元に顔を埋めるようにして、口づけを落とし。肌に痕を残すように吸いつき。
柔らかく、優し気に扱きたてる手指の動きを次第に激しく、強くしていき。肉棒の先端を捏ねるような指先の動きを加えていく。

「それで、綺麗なお姉さんにこんなことをされてどういう気持ちかな?」

もっとと、強請るのか。恥ずかしがり、嫌がるのか。
どのような反応を見せても、結局のところ手を出すのは変わりはない程度には興に乗りながら意地悪に囁きかけ。

シエル > 「はぁぁ…あり、ますぅ…。」

女性の手によって徐々に徐々に快楽に溺れていく。
蕩けていく意思に囁かれれば、その言葉にもだんだん素直になっていく様子で。
くってりと力を抜いて女性に身体を預けていれば、首筋を強く吸われる。
肉棒を弄られると同時にされた事でそれは快感と認識される。
痛みはなく、なんだか身体の芯に快楽が走るようで…女性の手つきにぴくぴくと素直に反応していくだろう。

「はぁ…はぁ…きもち、いいです……あぁ…。もっとぉ…。」

甘い囁きに屈服したように言ってしまう。
陶酔したように半開きの口からは涎が垂れて、与えられる快楽に女性に対して従順になっていくよう。
しかしそれが、蕩けた意識の中ではたまらなく気持ちいい。

セラ > 「不慣れな様子からして、せいぜいが一けた程度の回数か」

二桁までいっていれば、もう少し慣れた態度になっているだろうしと少年の反応から当たりをつける。
解の正誤にこだわりがあるわけでもないのか、口にする言葉は軽く。
その代わりというように、肉棒を扱きたてる手指の動きは反応を見せる様子が面白いとばかりに、先端から根元まで扱きたてる動きは責めたてる激しさと、可愛がるような優し気な動きとを入り混ぜて扱きたて。

「そうか、ではもっと気持ちよくなろうな」

気持ち良いと、もっと気持ちよくなりたいと口にした事ににやりとし。
背後から抱きしめる姿勢から、くるりと少年の向きを変え正面から向き合う形となると、少年の腰に跨るようにゆっくりと腰を下ろす。
少年の肉棒を支えるようにしっかりと握り、肉棒を淫唇が咥え込んでいく見せつけるようなゆっくりとした動き。くちりと、濡れた淫唇が亀頭に触れ。愛液を馴染ませ、塗りつけるように擦りつけてから、濡れた媚粘膜で包み込むように、腰を落として咥え込んでいく。

シエル > 「ん、あぁ…っ…! はぁ…はぁ…っ…」

女性の言葉に答えはなく、ただ溺れている表情を見せる。
指先が巧みに動いて少年の性感を引き出せば、その表情はころころ変わるだろう。
責め立てればぎゅっと目を閉じて快感に耐えるように。
優しく甘やかせばとろんとした目で溺れているように。

「あぁ…ふ、あぁぁ…溶け、ちゃうぅ…。」

女性が正面から裸体を晒し、とろんとしたままそれを見つめれば、
ゆっくりと肉棒が女性の膣内へと入っていく。
熱く濡れたそこはにゅるにゅると少年の肉棒を飲み込んでいくのだろう。
その快感に脱力し、ゆっくりと正面から女性へと身を預けるように。
膣内で肉棒を溶かされながら、このまま心まで委ねればどれだけ気持ちいいのだろうと危ない想像が頭をよぎる。

セラ > 肉棒を扱きたてる指先の動きひとつで、少年の顔に浮かぶ表情が揺れ動く。
それがまた面白くて、快楽の波を立てるように扱きたてる動きには緩急をつけ。

「意外と、なかなか大きい……な」

熱くぬかるむ媚粘膜は、肉棒の表面へと吸いつくように密着し。無数の肉襞が、肉棒を舐めしゃぶるように蠢き締め上げる。
少年の肉棒を味わうようにゆっくりとした動きで、腰を上下させて膣穴で肉棒を扱きたて始める。単純な上下の動きに、腰をくねらせて横の動きを加え。
抜け落ちる寸前まで引き抜いては、根元まで咥え込む大きなストロークで膣穴に肉棒を馴染ませるようなゆっくりとした動きは、次第に激しく早くなっていき。
根元から先端まで、膣穴で搾りたてるように締めつけながら、扱きたてていく。

シエル > すでに少年はまな板の上の鯉。
女性の指先や心持一つで容易に溶かされ、射精まで導かれてしまうだろう。
力の抜けた上体の動きもどこか頼りない。

「あっ…あっ…なか…すご…ふぁ。は、ぁ…っ…。」

膣内に飲み込まれてしまえばそこは男性器とっての桃源郷のよう。
ゆっくりとした動きに、まるで螺旋の渦の中に延々と入っていく。
自身が肉棒になって、快楽の底なし沼に飲み込まれていく。そんな幻想すら抱いてしまう。
思わず女性に抱き着いて、その柔らかな体に顔を埋めながらかくんかくんと腰を揺らしていく。

「ふぁ、はぁ…っ、ん……あ、あっ…!」

本能的な動きと共に小さく蕩けた声を漏らしていたものの、
その魔性の膣内に導かれたままで、とくん、と暴発気味に精を漏らしてしまう。
一度出てしまえば、とくんとくん、と次から次へと溢れていき…。
あー…とだらしない表情でそのゆっくりとした放精の快楽に酔ってしまうだろう。
しかし、膣内の肉棒はしゃぶられるまま、まだまだ硬度を維持しているようで…。

セラ > 「んっ……あ、んむ。出したといっても、まだまだ元気だな」

女に慣れぬ初々しい反応。女の躰が与える快楽に慣れぬ初心な反応。
それらを愉しみながら、抱きついてくる少年を逆に抱きしめ。たわわな胸元を押しつけるようにしながら、少年の腰遣いにあわせて、腰をくねらし揺らめかす。
そして感じる肉棒の吐精の動き。だらしなく蕩けた少年の表情を愛おしむように見つめながら、艶めく吐息を漏らして、その精を味わい。
出してなお、衰えぬ肉棒の高度を確かめるようにきゅっと媚肉が締まり。
若さの証明のように硬さを維持していると確認すれば、腰の動きを先ほどよりも激しくし。そして、膣内の媚肉も肉棒を搾りたてるように食い締めながらうねり。何度となく少年の射精を促し、貪る腰使いと膣穴。
ふたりの動きにあわせて乱れる湯の奏でる水音を背景に、交わりを続け。
それが終わったのは何時の事か。それを知る者は当事者ふたりの他にはおらず。

ご案内:「九頭龍の水浴び場」からシエルさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からセラさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にカインさんが現れました。
カイン > 周囲を木の柵で整えられた男女共用の露天の岩風呂の中只、
初秋の涼やかな風を上半身に受けながら湯に浮かべた板の上に酒瓶を置き、
片手にグラスを手にした男が機嫌よさそうに湯の感覚を楽しんでいた。
鼻歌を交えながら少し弱めのワインを煽りながら酒気を帯びた息を空に吐き。

「はあ、こいつ中々いいもんだ。早々経験できるもんじゃねえな。
 酒を用意してもらって正解だったかね」

店主には止められたのだがどうしてもと無理を言った甲斐はあったと、
笑いながら山を見下ろす形に作られた宿の外に見える風景とそれを照らし出す満月を眺める。