2017/08/23 のログ
リン > ばしゃばしゃ、と風呂の中で泳いでみる。

どうもこの温泉旅館は誰かに会いたくないときには誰かがやってくるのだが、
誰かが来てほしいなあというときには不思議と出会えない。
そういうものなのかもしれない。
それならそれで、普通にこの広すぎるお風呂を満喫すればいいかな、とも。

ご案内:「九頭龍の水浴び場」からリンさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にフォークさんが現れました。
フォーク > 湯治は楽し。

温泉に身をうずめる男がいた。傭兵フォーク・ルースである。
男は闘技場の覆面ファイター『ザ・バーバリアン』として活動をしている。
本業は傭兵なのだが、覆面ファイターとしての収入が予想以上に多かったので勤しんでいた。

「ふー。やっぱりリフレッシュしないとな」

全身に出来た傷を治すために、男は全身を湯に漬けた。出ているのは顔だけだ。
温泉の気持ちよさに眠ってしまわないように気をつけねばならない。

フォーク > 「バーバリアン……バトル……あーっ、それじゃBBBにならないな!」

男は温泉に浸かりながら、新必殺技のネーミングを考えていた。
技自体は完成しているのだが、大切なのは闘技場にやってくる観客に覚えやすくわかりやすいネーミングだ。
すでに公開している必殺技「バーバリアン・ビースト・バスター」は略してB・B・Bとなる。
今度も同じB・B・Bにしたかった。

「バトル……ブロンド……いや、何を言っとるんだ俺は」

太い首を左右に振る。
こんなことなら若い頃、もう少し勉学に励んでおけばよかった。

フォーク > 「うーし、今夜は一つ美味いもんを喰ってこれからの英気を養うか!」

ざぶり、と温泉から飛び出る。素っ裸だけど隠す気配なしだ。
せっかく湯治に来たのだ。温泉で身体の外側を温めた。次は旨い飯と酒で身体の中から温まるのが良いだろう。
男は意気揚々と去っていくのである。

ご案内:「九頭龍の水浴び場」からフォークさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にルクレツィアさんが現れました。
ルクレツィア > 熟れた桃を思わせる甘い香りが満ちた、昼下がりの露天風呂。
野趣溢れる岩風呂に満たされた半透明なミルキーピンクの中、
腰から下を浸からせる格好で湯船の中の段差部分へ腰を下ろし、
濡れた黒髪を軽く手で纏め上げ直すと、己はほう、と息を吐いた。

先刻までは確り肩まで浸かっていたのだが、やはり少しばかり暑く―――
其れでも、未だ暫くは、此の心地良さを堪能していたい、と。

「――――っ、………」

じっとしているというのに、鼓動が、呼吸のリズムが些か速い。
胎の奥に熱が溜まっているように感じられるのが、不気味と言えば不気味。
ただの湯あたりかも知れない、と思いながら、湯から上がるのも億劫に感じられて―――。

ルクレツィア > ―――――暫くそうしているうち、なかなか戻らぬ女主人を案じて、
供に連れて来ていたメイドが様子を見にやってくる。

火照る身体へひやりと滑らかなローブを着せ掛けられ、
抱き抱えられるようにして、客室へ引き上げて行くことになるも―――
身体の奥に澱む熱を鎮める手段に悩み、今度は部屋の中で、
密かに悶え苦しむ羽目に陥った、とか―――――。

ご案内:「九頭龍の水浴び場」からルクレツィアさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にタピオカさんが現れました。
タピオカ > 「お部屋はこちらになります。それではごゆるりと――」

(薄ら暗い噂の絶えない老舗旅館にて。銀髪の遊牧民は仲居さんの姿になって来客を部屋に案内していた。少し慣れていない様子で案内を終えると廊下へと下がっていく。案内を終えると廊下を歩きながらぽつりと呟いてそっと微笑む)

「こういうお仕事もたまには良いかも……」

(冒険者ギルドで失敗がかさんだため、ペナルティとしてしばらく旅館の従業員として働けと言われたのが昨日。仕方なく今日から働き始めたのだが、こういうおもてなしは思ったよりおもしろい。曲刀振り回したり笛吹きちらしたり草原駆け回ったりの普段と違う体験を楽しんでいる。客に求められたらすぐに応じられるように、丈の短く太腿の半ばまでしか覆われていない着物の裾を揺らしながら。鼻歌混じりで廊下を歩き)

ご案内:「九頭龍の水浴び場」にロズワールさんが現れました。
ロズワール > 「あー...さっぱりしたっ」

仕事終わりの日課である温泉。
今日は久々の宿泊でもあり、常時魔導着に身を包んでいた白髪の魔女も、今宵ばかりは和服に身を包んでいた。
魔導着とは違い、身体のラインが協調され、人並み以上にあるイリヤの胸ははっきりと確認することができる。

「あ、店員さんー、私の部屋ってどこかな?」

顔馴染みの女将はどうやら今日はいないらしく、いつもなら温泉を上がった際にすぐに案内されるのだが...
仕方なく、たまたま目の前を歩いていた仲居に声を掛ける。

この店では見ない顔だ。
新しく入った従業員だろうか。

タピオカ > 夏から秋へ変わる頃の虫の音を連想させるような鼻歌を歌っていれば、廊下の先から歩いてくる人影に気づいて足を止めた。澄んだ水にも似た透き通った白髪。小柄な体躯は儚く美しい白さ。和服の内側にそった女性的な曲線は、同性でも見惚れてしまう。睫毛を弾ませ、少しだけぼうっとしてしまった。

「……、あっ、はい。ええと。お名前を伺ってもいいでしょうか?……ごめんなさい、今日から入ったばかりでお客様のお顔を覚えていなくて」

彼女の、朝の太陽を思わせる軽やかな声音で尋ねられたら慌てて姿勢を正す。相手の様子からしたら常連なんだと思うけれど、今日入ったばかりの身では相手の名前も部屋もわからなかった。すまなさそうに身を縮ませて上目遣いで。硝子玉めいた瞳を見上げ。

ロズワール > 「あー、やっぱり?見ない顔だと思ったぁ。それなら仕方ないよっ」

今日は言ったばかりの新人と聞けば納得し様な顔を見せる。
流石に今日は言ったばかりでは常連客への対応も難しいだろう。
申し訳なさそうな表情を浮かべる相手に

「大丈夫大丈夫。フロントに行けば解ることだしねっ」

と、笑顔を見せ、フロントへと去っていく。

フロントでカギを受け取り、再び彼女がいる廊下へ姿を見せた。
外見を見るからに自分より年下ということはうかがえる。
この店は何やら口では言えないこともやってきているため、脅迫などで無理やり働かせられる少女もいるが、彼女もその類か?と詮索し始め。

タピオカ > 仕方ないよ、と言ってもらえたらどこかほっとした様子。相手はどうやら自分と同年代か、少し上のように見える。気難しい人じゃなくて良かったと思いながら。どうやらフットワークの軽い人らしい。フロントへとカギを調達しに行く様子をおろおろと見守る新人。戻ってきたら、そのカギの部屋番号だけ確認させてもらい。

「それじゃ、案内しますね。こちらですよ」

相手の笑顔につられたような、にこやかな笑顔咲かせて相手の一歩先を歩いて行く。磨かれて艶のある木床を歩いていると、何やら詮索するような目線に気づいて。丈の短い衣服の裾を軽く手で引っ張るようにしながら、恥ずかしそうに笑った。

「……実は僕、もともと冒険者で。ギルドの罰で働いてるとこなんだー」

素の口調に戻れば、片手を首の後ろにやって。そんな仕草をしながら彼女のほうを見る。近くだと、彼女の良い髪の香りがする。どこか頬の赤らむ思い。

ロズワール > 「なるほどねぇ。罰でこんなところで働かされるものなんだね」

ギルドに入っていたことがないため、ルールや規則など、細かいことはイリヤにはわからなかったが、脅迫されているわけではないということを知れば少し安心したように笑って見せる。

「あ、この部屋だねー。案内ありがとうっ」

鍵の番号と同じ部屋へ辿り着けば彼女にお礼の言葉を掛ける。
彼女がいつまでこの宿で従業員をやっているのかは知らないが、なにやら少し話したそうに彼女の顔を見つめていた。

タピオカ > 「色々失敗が重なっちゃって……。ギルドからお仕事もらいたかったら、ここに行けって事になって」

脅迫とはまた少し違う意味で来たのだと、笑う相手に向けて眉根を下げてみせ。

「おそれいります。それでは、ごゆっくり……、――?
えっと。僕で良かったら、お相手しましょうか……?」

お礼の言葉を受ければ、にこにこと笑ってお辞儀をして。それから背を向けかけたけれど。何か言いたげにこちらへ視線を向ける様子には睫毛を弾ませて。彼女の整った唇のほうへ、伺うような視線となる。

ロズワール > 「わははっ、失敗は誰にでもあるし、仕方ないよねぇ」

意外と平和な理由でそれを聞いたイリヤは愉快気な笑い声を発す。
自分も失敗は何度もしてきたわけで、むしろ失敗は恥じることではないなんて思っている。

「んー、店員さんが忙しくなければ、少しだけ...どうかな?」

自分の表情に気づき先に声を掛けてくれた優しき少女に、少しだけあざとさの残るお願いをしてみる。
普段はここの女将に話し相手になってもらったりしていたのだが、今日は不在。
一人でゆっくりするのも一興だが...

タピオカ > 明るい笑い声には、接客に少し緊張していた身体がほぐれていくよな心地。相手と居ると肩のちからが抜けるようで。

「はい!ぜひぜひ……。えへへ……僕、張り切っちゃうね。
僕は、タピオカっていいます。どうぞよろしく!」

来客に求められるのは旅籠の従業員としても自分としても嬉しくて。ぱあっと花がほころぶよな笑顔になって頷く。自分の名を告げれば、元気よくお辞儀をし。

「それじゃあ……お客さまのお体、マッサージしましょうかー?」

この宿における性的なサービスのうちのひとつを提案しながら、そっと彼女のそばへ歩いて膝を寄らせる。相手が別の事を望んでいるのならそうする心算だけれど。

ロズワール > 「私はロズワール。この旅館には毎日通ってるんだぁ。よろしくねっ、タピオカ!」

礼儀正しくお辞儀をするタピオカに対して、こちらも名前を告げる。
宿泊は久しぶりだが、こういう出会いがあると毎日でも宿泊したくなる。
店もあるからそういうわけにもいかないが。

「マッサージ?そうだなぁ、せっかくだしお願いしようかなっ」

この旅館でマッサージのサービスを受けたことはなかったがたまにはいいかなと、既に敷かれた布団の上にうつぶせになって寝転ぶ。
体重に潰され、女性的なその体は柔らかく、そして着物から白い肌がチラつく。
床と体重に押しつぶされる胸の果実は形を変え、それは着物の上からでも確認できるだろう。

タピオカ > 「これでも僕、得意なんだー。任せて!」

言いながらウキウキと、布団にうつぶせとなる彼女の横へと。揃えた膝で座ると、腰を浮かせて。たぶんお風呂に入ったばかりの髪から広がる香りが小鼻をくすぐり、思わず胸の鼓動がはずんでしまう。

「ふふ……ロズワールさんって、とっても良い匂いがするね。それに……きれいなお肌……」

着物の上からでもはっきりとわかるよな、たわわな果実めいた胸が窮屈そうに押し付けられる様子にドギマギしながら。うなじの後ろに両手の親指を沿わせ。その下の首の付け根を揉みほぐしながら指を下げていく。肩甲骨にそって、手のひらで押し揉んで手を広げていけば、脇の下に伸びた人差し指に押しつぶされた相手の乳房に指が少し触れ。

「気持ちいいですか?こってるとことか、撫でてほしいとこあったら言ってくださいねー」

ロズワール > 「それは楽しみだなっ」

よく考えればマッサージなどしてもらった記憶がほとんどなかった。
身体の疲労はいつも治癒魔法などで回復していたから、こういう機会も滅多にない。

透き通るような白髪から漂うのはシャンプーの香りと、イリヤ自身の香り。
こう見えてもイリヤは乙女なのである。

「そう?ありがとねっ」

褒められると謙遜することもなく、素直に嬉しそうな表情を浮かべる。
何に対しても褒められることは嫌いじゃない。
それは男性、女性に問わず。
タピオカの指先がうなじの舌、首の付け根へ振れれば少しくすぐったそうに体を震わすも、次第に慣れていく。
次第に指先が乳房へ振れればビクッ、と体を揺らす。

「ん...、気持ちいいよっ。タピオカはマッサージ、上手だねぇ」

タピオカ > 「うん……良い匂いで、なんだかドキドキしちゃうな。
ねえ、ロズワールさんは普段何してる人なの?
図書館の司書さん?」

白髪から漂うシャンプーと、何より彼女自身の香りに胸の奥が疼く心地になってしまう。はぅ、と小さくため息を吐くと。普段宿の女将さんとの雑談のような調子になるかわからないけれども。軽く会話を持ちかけて。図書館、と思ったのは相手の肌の白さから。外出の多いお仕事ではない気がして。そして、どこか知識を多く蓄えているような気がしたから。

「へへっ、ありがと。……うーん。ロズワールさんのお胸ってとっても大きくてすてき。……こういうのは、しても平気かな?だいじょうぶ?」

褒められたら、彼女の背後でほんわかとした喜色が広がる雰囲気がする。指先が乳房の柔らかさに触れた時に反応があった様子を見て、やや悪戯っぽい顔つきになった。乳房の両脇にそろりと5指を沿わせて。ゆっくりゆっくり、丁寧にそれを上下させて。ときおり軽く指を沈ませようと。同時に上半身を下げれば、白い耳元にほのかな息を吹きかけてみる。

ロズワール > 「ドキドキ?んー、私も少し、ドキドキするかもっ。
私ー?ううん、図書館の司書じゃないよっ。
私は平民地区で魔道具店をやってるんだっ。もし、平民地区に用があったら寄ってね」

タピオカの鼓動が伝わってきたのか、イリヤも似たような気持になる。
今の状況のせいだろう。
ここの性的サービスを受けるのは初めてで、イリヤも少し緊張していた。

タピオカの質問に、特に隠すことなく素直に答える。
確かに、イリヤの白い肌をみればそういう答えにつながるかもしれないが、それはただ単に、年中長袖の魔導着を着ているからであり、外出もしている。

「んっ、ありがと...はぁ、ぅ...平気だよ、ッ」

タピオカの問いと行動を、拒むことなく受け入れ、指先から伝わる感覚に声を震わせる。
乳房を包むように5本の指が添えられ、それらによって刺激される乳房は静かに赤みを帯びていく。
徐々に体に熱がともり始め、耳に吹きかけられる息にすら吐息を零すほど。

タピオカ > 「そうなんだ?道具屋さんなんだー。
じゃあ、今度冒険の旅に欲しい魔道具を探しに寄るね!」

そう言いながら、彼女のお店が平民地区のどこにあるかを尋ねたがり。……彼女の緊張や鼓動を早めている様子がまた、自分の胸を昂ぶらせてしまう。頬がうっすらと赤くなり、口元を漏れる吐息が甘くなるのは背中ごしにでも伝わり。

「はぁ……すごく柔らかくて、あったかくてふわふわする。ロズワールさんの身体……きれい……。
それじゃ足を伸ばして座って……」

揉み込む指先に、乳房の赤みに伴う熱を感じて。思わず情のこもったため息をついてしまう。指先で乳房の下端の形を確かめるように撫でながら、相手を布団の上に足を伸ばした格好で座らせ。――自分は、その後ろから。耳孔にそうっと舌を伸ばして差し入れ。ちるちる、脳裏に響くほどに舐め愛でていく。右手が着物の内側に忍び込み。直肌の大きな膨らみに手のひらをぎゅっと押し当てたあと。手首を忙しなく動かして、やや力をこめて揺さぶり揉みほぐし。そのまま、乳首に指先をかけ。

ロズワール > 「そうだよっ。平民地区でロズワール魔道具店ってお店を聞いて回ればすぐにわかると思う」

平民地区ではかなり名の通った店であり、常連客もたくさんいる。
名前を聞けばすぐにわかるだろう。

自身の感情が高潮するにつれ、タピオカの息も甘く熱いものへ、それが背中へと伝われば、イリヤもまた、その感覚に堕ちていく。

「ひゃ、ぅ...、ちょっと、ッ恥ずかしいなっ...んんっ」

彼女のストレートな発言に頬を赤らめながらも、身体は素直にタピオカが与える感覚を受け入れていく。
言われた通り、布団の上に足を延ばして座り、耳に流れる彼女の舌から伝わる粘り気のある音と感触に、身体は敏感に揺れ、着物へ忍び込む手の暖かさにガラス玉のような瞳は蕩けていく。

「はっ、あ、ん...、んっ、ぅ....ひぅッ」

桃色に染まっていく身体と、タピオカの手によって解される膨らみは徐々に身体の芯から色欲を募らせていく。
既に彼女の指が触れる果実の先端は固く熟れ、指先から伝わる触れられているという感覚に更に尖っていく。

タピオカ > 「えへ……、ロズワールさんのお声かわいいな……もっと、もっと聞きたいな……」

従業員という立場を忘れて、彼女との親しいまぐわりを求めてしまう。どこか妖しい吐息のまざった声で強請りながら。じゅるるる、んちゅるるる。耳孔をねぶる水音が高くなる一方で。甘い鼻息が相手の首元を何度も這っていく。

「ロズワールさん、お胸が弱いのかな。――もっと、気持ちよくさせてあげるね。服、脱がせちゃうね」

桃色に染まる白磁器の肌。確かな熱と昂ぶりを相手から感じれば、乳房をまさぐる手指の動きも思わず熱心なものとなってしまう。着物の前合わせを卑猥な手の形を浮かべ、それを弾ませていたが。一声かけた後に一度手を抜き去り、帯を後ろから解いて肌を晒け出させて。

「ロズワール……さぁん……」

甘い声で彼女を呼びながら。再び後ろから。後ろから回した両手の人差し指が、乳房の果実の先端、その固く熟れた尖りを軽いビンタをするように盛んに上下に振られる。ころころころころころころころ、たっぷりとそれを上下へと弾ませた後、人差し指と親指を使ってきゅううううう、と甘く爪を立てたままにきつく引っ張り。

ロズワール > 「っ、んく、ぁ....、ひぅ、ッん」

タピオカの言葉に応えるように、イリヤの口から甘い吐息と声が漏れる。
日常生活で普段、耳を舐められるなどありえないことだが、もちろん慣れていないイリヤにはその行為でさえ、欲情を煽る要因となりうる。
耳元から脳へ響く水音は、徐々にイリヤの思考を奪い、呼吸も浅いものへと変わっていく。

「...あ、ぁん...、ふぅ、ん....も、っと...」

タピオカの言っていることは事実。
胸は開発されつくしているせいか、特に感じやすく、少し触られた程度でも敏感に感じてしまう。

タピオカの発した言葉通り、しゅるりと音を立てながら解かれる帯。
彼女の手と、着物によって窮屈に圧迫された乳房は解放されると同時に大きく揺れながら外へと...。

「はぅ、んんっ...やッ、ん...タピオカ...それっ、あっ、ん....!」

甘ったるい声で名前を呼ばれると、全身にゾクッとした感覚が走り、曝け出された胸の先端へと向かう指を見て、理性は完全に快楽を貪る色欲へと溶けていく。
固く尖った乳首を、まるで往復ビンタされるかの如く強くはじかれれば、イリヤの甘い鳴き声が部屋全体に響きだす。
指の腹で何度も転がされるうち、真っ赤に充血しきった乳首。
さらにそれをきつめにつねられ、引っ張られれば甲高い喘ぎ声と共に、軽く絶頂を迎えてしまう。

タピオカ > 彼女の、整った唇から漏れ落ちる肉感的な喘ぎ声を聞くだけでぞぞっと身体が震えて。小股が熱くなってしまう。彼女が興奮するだけ、自分も欲情がうずく。自分に応じてくれるそんな声に唇を三日月の形にして笑み。青緑の瞳が不健全に輝く。

「わぁ……。ロズワールさんのお胸、きれい……大きくて、張りがあって……。――あは。気持ちいい?ほら、ほら、ほらっ……。こうしたら……どうかな?」

着物の拘束からこぼれ落ちるようにして露わとなった大きな乳房の膨らみ。その恵まれた柔らかい曲線の色模様に喜色のこもった憧れるよな声。その乳房を存分に指先で愛でながら。甘くなる鳴き声には吐息を荒らげてしまい。真っ赤に充血しきったそれを抓りあげながら悪戯っぽく尋ねてみたり。

「ふふ……。可愛らしくいっちゃったね……ロズワールさん……真っ赤になって素敵……。ロズワールさんの事すきになっちゃいそう……それじゃ、今度は仰向けになって……力、抜いてて……」

軽く達してしまった彼女。つまみ上げる力をしばらくそのままにした後、息をつく相手を後ろから愛おしげに抱きついて。呼気が整うまで、首と首を絡ませあうように密着して。
――その後、相手を仰向けに布団に寝かせる。昂ぶって赤い頬のまま、顔を近づけたら。にーっ!と笑顔になって。それから、額にゆっくり口づけをして。右頬、左頬をチュ、と口づけ。そうしてから彼女の唇にそっとそっと優しく啄むようなキスをし。怖がらせないように、少しずつ舌を割り込ませて。相手の咥内を、歯根や歯列をなぞって味わい。舌同士を絡める。――同時に右足の膝が相手の股座に割り込み。こしゅ……こしゅ……。陰核や割れ目をまさぐるように刺激をし始め。

ロズワール > 「はっ、ぁ、んんッ!や、ぁ、んくぅ....」

彼女の人差し指と親指がイリヤの欲情しきった乳首を抓り上げると、イリヤの声は更に余裕のないものへと変わっていき、身体を大きく震わせ、軽く痙攣する。

「はぁ、はっ...んん、んぅ...っん」

彼女の言葉にうっとりとした恍惚な表情を浮かべ、暫く絶頂の余韻へ浸る。
呼吸が整うまで密着していた体は熱く火照り、熱があるわけでもないのに頭がぼーっとする。

暫くして今度は仰向けに寝転がされ、幾度かの口づけ。
くちゅりと響く水音に身震いしながらも、こちらも舌を絡め、指も絡めていく。
そんな中、股間へ延びる足。
下着は履いていたが、その下着すらもびしょびしょに濡れており、それを広げるかの如く膝を擦り付けられれば再び体に広がる快楽。

タピオカ > はっ、ふう……、んっ、んっ……。口と口を互いに塞いだまま。小鼻が甘く震える。ほっそりとした指が絡みつくと、とくんと胸の鼓動が昂ぶった。前歯をなぞり、奥を確かめ。今度は、舌の形を確かめる。舌の表面を付け根のほうまで撫で。裏のぬめりを、根本の唾液の泉を浸すまで密着させる。唇を窄めて舌をちゅううっと甘くすすり上げた後に口を話して。

「っはあぁ……、はぁ……。
あは……ロズワールさんのお股、もうこんなになってる……。お股もしっかり、ほぐしてあげるね……」

膝を濡らす熱さに目元を緩ませると、一度首筋にキスをして。首元、胸元へと伸ばした舌を辿らせ。乳房の曲線をなぞって、乳輪をくるくると舐めた後に乳首を軽く吸い付き。乳房の下のまろみを進んでいき。お臍の窪みをレロレロと愛でる。

「ロズワールさんの身体……んっ、とっても美味しいよ……。お汁、ちょうだい……」

彼女の下腹部を撫でながらうっとりと微笑み、相手を見上げる。そして着物を完全に開いて、びしょびしょに濡れた股座を物欲しげな瞳で見つめ。下着に指をかけて下ろすと露出した割れ目に舌壁をぴたりと這わせる。