2017/04/30 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にタマモさんが現れました。
■タマモ > 過去、どこかで聞いた言葉がある。
お風呂は命の洗濯だ、と。
正しくは、お風呂なんて先の言葉は要らなかった気がするが、気のせいとしておこう。
日頃の苦労を洗い流す為に、ゆったりと湯船に浸かる、寛ぐには良いものだ。
…そんなに苦労をしてるのかって?余計な事は言わないで頂きたい。
「………さて、早速…ゆくとしようか」
脱衣所から姿を現した少女、タオルはお風呂の道具と一纏めにしているからか、体を隠すものは何も無い。
そう呟き、ぐ、ぐっと体を解すように動かすと…
だっ、といきなり猛ダッシュ、温泉の一つに突っ込んでいく。
え、風呂場では暴れるな?誰もいないのだから良いではないか。
■タマモ > 「いざ行かん、寛ぎ空間へ…!」
広々とした空間に少女の声が響く、同時に、たんっ、と床を蹴って体が宙を舞う。
誰かが先に入ってたらどうするかって?きっと大丈夫。
以前に誰かが入っていた事もあるが、そんな事、2度も3度も起こる事ではない。
…多分。
もし誰かが入っていたならば、その場所によっては少女の飛び蹴りが叩き込まれるかもしれない。
居ないならば、勢いよく温泉の中へと飛び込むだろう。
床を蹴ってから、ふっと頭に過ぎる。
そういえば、掛け湯と体を洗うのを忘れたが、まぁ良いか、と。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にランティさんが現れました。
■ランティ > 跳び蹴りがクリティカルヒットして、男は死んだ。
可愛い亜人系ロリババアに蹴り飛ばされて死にたいだけの人生だった…。
ぷっかり浮いてる白い姿は、完璧に水死体のようで…。
あ、動いた。
「な、なんか突然世界が吹っ飛んだんだけど…っ」
頭を押さえながら体を起こした涙目の男。
■タマモ > 「………あ」
ぽつりと一言、次の瞬間、温泉へとまず浸かるはずだった足が、何かにヒットした。
いや、何かというか、人間だった気がする。
吹っ飛んだ何かをよそに、少女はぱしゃりとお湯の中に軟着陸。
恐る恐る、とそちらを見てみれば…うん、やはり人間のようだ。
逝ったか…!?そう思ったが、どうやら思い過ごしだったらしいか、むくりと起き上がった。
不用意に命は奪わなかったらしい、一安心である。
「あぁ…いやはや、不思議な事もあったものじゃのぅ?
お主、大丈夫か?」
ツッコミがくるか?そう思ったが、どうやらなぜ吹っ飛んだのか記憶が曖昧らしい。
それは好機と、こう、今来た風を装ってみる。
まぁ、吹っ飛んで、さっきまで居なかった何かが居るのだから、どう考えても怪しむかもしれないが。
■ランティ > 「…あれ、なんか可愛い女の子が裸でのじゃのじゃ言ってる…成程、ここは天国…
…うん?いや、これ本物だ、こめかみ辺りがすごく痛いのだけれど」
バグってる言動をしつつもタマモの方を見て、こんにちは、と緩い笑顔を向ける青年。
なにも怪しんでいないどころか、人のよさそうな表情で、頭を掻く。
「ああ、大丈夫大丈夫、昨日夜中まで本を読みふけってたから頭痛が酷いんだ
なんか凄い物理的な痛みになった気がするけど、まあ、こう言う事もあるんだねえ
お嬢ちゃんは親御さんと一緒じゃないのかい?」
言いながら、湯船に肩まで浸かる。
■タマモ > 「風呂の中で着込む馬鹿は居るまい?裸なのは当然じゃろうに。
さてはて、天国と言う場所が本当にあるならば、皆素っ裸なのかのぅ?
それはともあれ、何事も無ければ良い」
言動がなにやら怪しい、頭でも打っておかしくなったか?
とか、失礼な事を考えながらも、挨拶をされればひらりと手を振って返す。
うん、どうやら誤魔化せたようである。
「………どうせ、文字ばかりの並んだ小難しい本じゃろう。
そんな物ばかりを読み耽っておるから、体調も崩すのじゃぞ?気を付けるが良いのじゃ。
一人に決まっておろう?まぁ、見た目からすればそう考えるのじゃろうか…ふむ」
そんな事をしたら、数分とせず音を上げるだろう。
自分はそんな事はせんからな、と偉そうに胸を張った…自慢になってない。
後の言葉には、軽く考える仕草。
まぁ、良いか、と改めて自分も肩まで浸かっておく。
■ランティ > 「なあに、世の中には湯浴み用の服もあるからね
そう言うのもエロティシズムがあるけれど、お嬢さんにはまだ早い話だなあ」
心配どうも、なんてへらりと笑って返す。
ざぶ、と顔を軽く湯で洗ってから、少女の難しい顔にまた笑い声を零す。
「ははは、お嬢さんには絵本の方が楽しいかも知れないけれど、僕は小難しいのも楽しいと思うね
いやあほら、新発見の古書が見つかったら時間なんて忘れてしまうだろう?
未知の知識に古い知恵、それを以て現在の魔法学の発展をだねえ…と、お嬢さんには少し難しいか
ほう、一人で来たのか、偉いねえ」
少女の姿を眺めてうんうんと頷く。
きっと頭の中では、あと数年たったらいい女になるんだろうな、なんて思っているのだろう。
「あと数年たったら、お嬢さんは美人に育つだろうねえ
それまで僕が冒険者として生きてられたら、また一緒に入りたいものだけれど
僕はランティ、魔術師をやってるよ 見たところ、お嬢さんも堅気じゃあないねえ」
お名前を聞いても、と微笑んだ目は、しかし油断のない知性を光らせていた。
のんびりしてとぼけた言動とは裏腹の冷静な視線だ。
■タマモ > 「ふむ…まぁ、中途半端に、と言うのも悪くはないんじゃろうか…?
え、えろ…てすず…うん…?まぁ、よく分からんが、妾に早いと言うものがあるかどうか…じゃのぅ?」
ふむ、と想像をしてみる。
確かに湯浴み着と言うのは聞いた事がある、入浴する時に着付けるものだった、と思う。
湯船に浸かり、肌にぴたりと張り付く布地…うん、確かに悪くはないかもしれない。
こう、人間を相手にして、まだ早いとか言われれば…それもそれで考える。
前の単語の意味が分からなかったが、一応、これでも数千年を生きた妖なのだ。
「妾を馬鹿にしておるのか?小難しい文字ばかりの本は読まぬが、漫画ならば読んでおったぞ!?
絵本なんぞ、子供の読む本じゃろうが?ん?
………あぁ、魔法には興味はあるが、難しいのは勘弁じゃ」
さすがに絵本はないだろう。ばしゃーんっ、ばしゃーんっ、と水を叩いて怒りを表してみる、怖くない。
言葉を聞いている内に、あぁ、この相手…頭でっかちなんじゃないだろうか?とか、考えだした。
これでも、間違いなく目の前の相手より年上である。
子供扱いに、上目使いにじと目で睨み付けてみた、やっぱり怖くない。
「いやいやいや、数年程度では成長はせんじゃろう。
そもそも、もう少しならば変化も付けれるしのぅ?
む…やはりか…確かに、妾は堅気ではないが…って、見て分からんかったのか!?
ま、まぁ、ともかくじゃ…妾はタマモじゃ」
細かな説明なしで、そんな事を相手が分かる訳も無い。
そんな事は考えもせず、当然のようにひらひらと手を振って答えた。
自分の見た目は、この世界の者ならばミレー族か、シェンヤンとやらが出身ならば、妖怪と分かるだろう。
確かに、どちらにしてもそう堅気とはならないかもしれない。
そう考えてみれば、その答えも納得はするが…
何やらこう、色々と考えさせられる相手に、ゆらゆらと濡れた尻尾が揺れていた。
■ランティ > 「丸裸なのよりも特別な感じがするからねえ…いい…
そうだね、お嬢さんにはまだ…いや、うーん、悩ましいな、歳の割に豊満ではあるので…
…うーん、ある!…いや、ない…ううむむむ…」
本人はとっても真剣な顔をしているけれど、言ってる内容は最低だ!
線の細い顎に手を添えて、まじまじとタマモの裸体を眺める。
耳や尻尾から、普通の人間だとは思っていないが、何千も生きた古妖だとは思っていないようで。
「漫画は絵本だよ、お嬢さん…あとお嬢さんはまだ子供だろう?
みたところ、まだ13、4位だろうし…ああ、こらこら、水が跳ねるじゃあないか
はいはい、お嬢さんは大人だよ、うんうん、これからに期待だ」
あやすように言う様子は全く信じていない様子で。
しかし、意地悪ではなく、ほんわかとした顔で言う言葉に、悪気はないのだろう。
「何を言うかね、10代の成長は目を見張るものがあるぞう
うん? ああ、人間ではないと思っていたけれど、それ以外だと、
…うん、まあ、顔立ちから帝国の異種族かな、くらいしか分からないねえ
うん、タマモちゃんか、よろしく頼むよ ちゃんと自己紹介で来て良い子だ」
にこにこと微笑みながらタマモの頭に手を置いて撫でる、まったくもって子供扱い。
その目を湯の中で揺れる尻尾に移せば…
「ところで、その尻尾をちょっと触ってみてもいいかな?
こうして、ミレー族以外の獣種族と出会う機会が少ないので、興味があるんだ」
■タマモ > 「お主も、それなりに分かっておるようじゃのぅ。
………が、妾を見た目で判断しておる時点で、ちと考えが安易と言わざるを得んじゃろう」
お互い、考えている事が似寄っているだけに、そこは何とも言えない。
相手の言葉に、ふむ、と己の肌に指を滑らせてみる。
それなりに気に入った年齢にしているのだが、やはり、考えようによっては若過ぎるのだろうか?と。
「なん…じゃと…!?
えぇいっ、湯を跳ねさせておるんじゃから当然じゃろう!?
期待が後に付いておる時点で、大人として見ておらんじゃろうに!?」
がーんっ、漫画と絵本の区別があっただけに、その言葉にショックを受ける少女。
がっくりと項垂れるも…すぐに顔を上げる。
くどい程に己を子供扱いする相手に、再び水が跳ねていった。
いや、自分も相当しつこい気がしないでもない。
「………妾はすでに、お主等よりも一桁二桁以上は生きておる訳じゃが…10代か?
いや、待つのじゃ、普通に人間ではないじゃろう!?
まったく…鈍いのか鋭いのか、分からん人間じゃのぅ」
何度言っても分かりやしない、何か自分も頭痛がしてきた気がして、こめかみを軽く抑える。
はふん、深い溜息を付きながら、ぶくぶくと口元まで湯に浸かっていく。
「断りを入れるところは認めよう。
じゃが、濡れておる尻尾に触れても気持ちよくはないと思うが…まぁ、良かろう。
そこの1本だけじゃぞ?他は触れぬようにな?」
ぺたーっと水を絡めて肌に毛並みを貼り付けている尻尾、ただ、触れてみれば分かるが、水分を含む程にはなってない。
要するに、絡みついた水分を振り払えば、すぐに元の毛並みに戻るのが分かるだろう。
まぁ、言ってしまえば妖力の産物、本物の尻尾等のようにべったりとまではいかないのだ。
■ランティ > 「お嬢さんも分かるか…うんうん、有望だねえ
いやあ、考える事はシンプルが一番だよう 難しいのは魔術式だけで十分だ」
へらへらと笑いながらそんな事を言って、
水をはじくような若い肌を眺めて頷く。
「大人ねえ…大人…うん、怒る仕草が可愛いってのは得だなあ
まあまあ、良いじゃあないか、うんうん、タマモちゃんは大人だよねえ」
凄く微笑ましく見守りつつ、ばっしゃばっしゃ跳ね上がるお湯を被って咳き込んだ。
「うんうん、そうだね、百歳千歳生きた古老だね…はい、じゃあちょっと失礼するよ」
年齢については凄い大雑把に受け流しつつ、遠慮なくタマモの尾に手を伸ばす。
しかし、それはタマモが差し出した一本ではなく、一番奥に隠れた一本。
濡れ鼠のように細くなったそれをそっとすくって指で梳る様にくすぐる。
「おお、水を弾くと言うよりは、そもそもが普通の獣毛とは違うものなのだねえ
ふむふむ、手触りも良く…なんとまあ、すぐに普通の尻尾のように!
…ふむふむ、ほうほう、ううむむむ」
じっくりしっかりねっとり、執拗なまでにその尻尾を撫でて確かめる。
はたから見れば少女の尾をまさぐっては無い気を荒くしているオッサンである。
■タマモ > 「それはそうじゃ、色々と経験もしておるでのぅ?
難し過ぎるのも、考えものじゃろうがな?」
うんうんと、それを同意するように頷いて。
少しすれば、また肩まで浸かり直すだろう。
「お主…もしや、人の話をちゃんと聞くようにと、よく注意をされておらんかったか?
今、絶対に納得しておらんじゃろう、なぁ?」
ぎりり、歯軋り。
こう、しっかりと両手でお湯を目一杯に包み…ばしゃーんっ、思いっきりぶっ掛けた。
「本当に分かっておるか、ちと、疑問なところじゃな…
ともあれ………人…まぁ、人ではないが、言う事はちゃんと聞かねば…後々、酷い目に合う事もあるぞ?ん?」
視線の端にはしっかりと手の動きは捉えている、ゆらゆらと揺らぎ合う尻尾が位置を変え、気が付かぬように本物の尻尾はすり抜ける。
相手が掴む尻尾は、狙ったものを掴んだと思わせるだろう。
だが、実のところ、力の象徴であるものの1本であった。
もっとも、感触自体は本物と同じなのだ、違いを当てようは無い。
とはいえ…指定したものとは違う尻尾に触れたには変わらない、細められた目が、相手を鋭く射抜いた。
何はともあれ、触れる許可は与えているには違いない。
その尻尾には、好きなだけ触れさせてはやるだろう。
■ランティ > 「はっはっは、よく注意されているよ、今現在も
いやほら、そんな可愛らしく睨まれたら信じるも何もぶふぅっげっほげっほ!
ひ、ひどいなあ…お湯呑んじゃったじゃあないか」
情けない顔で文句を言うが、鋭い目で見られれば肩を竦めて両手を上げる。
「秘されれば尚輝いて見えてしまうのが人のサガってものなのでねえ
いやいや、良い物を触らせていただいたよう、有難う、タマモちゃん」
満足げに頷いて、ゆっくりと立ち上がる。
「それじゃあ、タマモちゃんも湯あたりしないくらいでお帰りね
今日は失礼をしてしまったから、今度どっかで会ったら、ご飯でも奢らせてもらうよ
千年狐の舌を唸らせるものをご馳走できるかは、はなはだ不安だけどねえ ははは」
笑いながらのんびりした足取りで出ていくのだった。
■タマモ > 「やはりか…まぁ、場は弁えぬようにせんと、いずれ本当に酷い目に合うじゃろう。
言葉を交わし、名を知った相手がどうこうなるのも忍びないでのぅ…気を付けるが良いぞ?
今回はこれで済んだのだと、ありがたく思うが良い」
ふふんっ、とまた偉そうな態度と共に言葉を紡ぐ。
次に不必要な無礼があれば…と、視線は下に、湯船の中にあるだろう相手の下半身に向けられた。
良い意味で受け取るか、悪い意味で受け取るか、それは相手次第である。
「まぁ、それで満足出来たならば良いか…
うむ、お主も気を付けて帰るようにな?
ほほぅ…それは楽しみにしていよう、期待しておるぞ?
安心するがよい、満足が出来ねば、別の方法で満足させて貰うまでじゃからのぅ?」
出て行く相手に、くすくすと笑いながら言葉を返す。
送るように、ひらひらと手を振りながら。
果たして、その言葉がどこまで本気か、はたまた冗談か…それは、少女のみが知る。
もう少しだけ、のんびりと湯に浸かり…少女も、後に続き戻っていく事だろう。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からランティさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からタマモさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にハクさんが現れました。
■ハク > 「ここで3時間でござるかぁ……
まぁ、それで宿代が半値になるのであれば仕方ないでござるな」
からりと引き戸を開けて部屋に入る小さな狐獣人の少女。
部屋に入る時には入り口横の入室帳に名前も記載しているため、宿の利用者にはここに人が居ることはすぐに分かる事だろう。
今までの宿で宿代が尽き、格安で泊まれると聞いてやってきたこの宿。どうやら格安にするためにはいくらか条件があるようで……
その一つが、週に1度はこの待機室で3時間ほど時間を潰す、という事だった。
「……ちと、うう、むぅ、恥ずかしい、でござるなぁ」
黒いタイツ状のスーツに身を包んだ狐少女は、近くの椅子に座り少し身悶えする。
部屋に入る時に書いた入室帳には名前の他に1箇所記載するものがあり……
格安の条件として、そこに「殿待ち」と記載させられていた。
これはこの宿の客が褥を共にする相手を求めている場合にその相手になるという意思表示という事らしく。
つまりは声をかけられれば、その相手の部屋なり共に湯に入るなりする必要がある。
「まぁ、人が来なければそれはそれでよいらしいでござるしなぁ」
■ハク > 「むむぅ……」
とりあえず時間を潰すためにと部屋の中を歩き回る。
本棚には色々な見たこともない絵の書かれた書物がおいてあり、興味を惹かれて。
部屋の隅には飲み物や軽食もできるスペースも用意されている。
みれば小さな受付みたいな所があり、そこで食事も注文できるようで。
「ふぅむ」
なるほど、と思いながら受付で飲み物を頼みそれを飲みながら時間を過ごす。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にアシュトンさんが現れました。
■アシュトン > まさかこんなシステムがあったとは……
(それなりの回数来たことはあったのだが、知ったのは今ちょいと前の話である。
なんでも宿代やら何やらを代わりに払う事で、それを期待する人物を「買う」ことが出来るというモノの様だ。
まぁ娼館で娼婦に払う金が、止まりどころを探す人物を買う金になると言えばそれまでだが)
……しかし、入ってみるまでどんなヤツがいるのか分からないのが難点だな。
(部屋の入り口、扉の前に立って少しと考える。
「可愛い方ですよ」とは教えられたが、その他情報は不明――正確に言えば、台帳には名前は書いてあるのだが。
どーも、その名前の様子からして異国人っぽいが
その辺りの不透明さを味わうのも、一つの楽しみとして設けられているのだろうが)
あまり考えても仕方あるまい。
(コンコンと軽くノックをしてから、扉をがらりと開けて。
さて誰かがイルカと、周囲を見回したのだけれども)
――んん?
(何やら小さいのがちょろちょろしていて、首をぐぐっと横に傾けた。
はて、入る部屋を間違えたか)
■ハク > 「むむっ」
テーブルで果実の絞り汁を水で割ったものをのんで居た所、扉が開き黒髪黒目の男性が入って来たのが見えた。
若い男性だと思いつつそちらに視線を向けて……一度その視線が重なったものの、すぐに視線をそらされる。
(それがし以外の客を探しておるのでござろうか?)
んむ?と首をかしげてからもう一度果実水をこくこくと飲む。
現在ロビー程度の広さのこの部屋には自分しかいないので、自分に用事があるのなら声をかけてくるだろうという受動的な考えをしているのだ。
■アシュトン > ふむ……
(相手の様子をじーっと眺め小さくつぶやく。
そう言えば、同じ位の頃合いなミレーに一人心当たりがあったな。
あっちは黒で、こっちは何だか白っぽいが。出かけたっきりだが、元気にしているだろうか。
などと考えが過った後に、周囲を見回し。後ろ歩きで部屋を半身出ると、台帳を確認し。
文字を何度か読んでから、もう一度部屋の中へと戻ってきた)
えーっと、ハク?ってのは君の事かな?
俺はこのシステム今日に聞いたばっかりでまだよくと分かっていないんだが。
部屋代をコチラが持つかわりに、一晩好きな様にしていいとかなんとか。
(状況としては、とりあえず目の前にいる人物で間違いは無さそうである。
なんだかずいぶんと特徴的な格好をしているが。
確認を込めて問いかけつつ、緩い足取りで其方の方へと近づいていった)
■ハク > 一度部屋から出て、台帳を見て、もう一度戻ってくる男性。
今度はこちらにやってきて、問いかけてくる。
その言い方は非常に直接的で、けふっ、とむせてしまい。
「むむむ、そ、そうでござ……そう、です。それがしが、ハク、です」
普通に返事をしようとして、受付の人に「ござる」口調でないほうが受けがいいかもしれませんよ、とか言われたことを思い出し。
少しつっかえながら、はい、と頷いてみせる。
「えっと、はい、そう……です。あとで受付の人に声をかけてもらえれば、いいと聞きました。そしたら、その、一晩お好きにしていい、ですよ?」
言葉遣いが慣れない様子をみせながら、うーんとうーんとと困る顔を時々みせつつ彼の言葉に返事を返す。
ついで、体をそちらに向けてかるく足を開けば、タイツに包まれた体のラインも、股間の割れ目などもくっきりと浮かんで見せつけるポーズになるだろう。
■アシュトン > (此方の言い分を聞くと、なんだか突然とむせた様子。
此方も一瞬驚いて片目を少しとばかり見開いたが、あぁなるほどと納得して頷く。
だって、人違いがあったら面倒だし。誤解なきよう直接的に聞くしかあるまい)
あぁ、普通に話してくれて構わないよ。こっから先が本番なんだ、妙に緊張されてもお互い面倒だろう。
(くくっと喉元を小さくと鳴らせば、片手をヒラヒラと振る。
まぁ世の中色々な人がいる訳で、傭兵とならばそう言うのとの出会いはなおのこと。
特徴的な言い方も、特にと気にする様子はない)
後でいいのか。ん~、それじゃぁ一先ず俺の部屋に行こうか。
風呂に入りたいってんなら、そっちが先でもいいんだが。
(視線を相手の足先から頭へと、そこから再び降りた後、顔へ。
胸は少々膨らみ始めてはいるようだが、ぶっちゃけた話つるっとぺったんボディーである。
この体に張り付く服装は、便利そうだなーっと思った事はあるが、高いのと男が着てもなーという事で却下した事があった。それは置いといて。
相手はわざとやっているのか、それとも不意とそうなっただけか。見せつけるような動きに、口の端が僅かにあがり)
余り長々と話していても勿体ないな。早速と移動するか。
(ぬっと身を近づければ、差し出す両腕。
脇の下に両手を通して抱え上げ、移動する心算のようである)
■ハク > 「むむむ、そ、そうでござるか?いや失敬。それがし、このような口調のものでどうにも可愛げがない、と言われることが多くてな」
普通に話してよいと許可をもらえれば、ほっとした様子を見せつつ腕を組んで目を閉じ、困ったなー、という顔のまま本音を漏らす。
いや実際、前に閨を共にしようとした男性に「その口調やめない?」とか言われてちょっとショックを受けたのだ。
――ただまぁ、行為を始めるとそういう口調も消し飛んでしまうのでそこはいい、と言われたのだけれど。
「む、了解でござる。……ここでする、とかは言わないのでござるな」
部屋の中で行為を行う事もあります、と受付の人に言われていたのでそういう覚悟も有ったのは確か。
であるために足を開いてみせたのだが、そういうことは無いのかと思いつつ素直に抵抗せずに抱き上げられ。
「むー、そ、それがし、自分で歩けるでござるよ!?」
まるで子供のような持ち上げられ方に、憤慨だ!という表情を見せつつもついつい銀毛の狐尾を振ってしまい。
■アシュトン > 無理に取り繕われるより、自然な方が俺としては好みでね。
それにコチラじゃあまり聞きなれない言い回しだ、中々と楽しい。
(言葉の終わりに笑みを繋げれば、片目を閉じてウィンク一つ。
まぁ人によっては意味が分からないとか、なんだか堅苦しいとか、受け入れにくいモノではあるのかも知れない)
別にここでも構わんのだがな。
他の奴が入ってきたら、ゆっくりと楽しめなくなっちまうし。
折角かわいい子が待っていてくれたんだ、独り占めして可愛がりたくなるだろう?
(唇には、弧を描く笑み。
最初は驚いたが、何だかんだで気に入ったらしい。
ひょいと持ち上げた身体は、見た目通りに軽く。そのまま胸元に抱き込んで)
はっはっは、いいじゃないか、別に減るもんでもないし。
それにこれからもっと凄い事もやる訳だからな。
(特に抗議の言葉を気にする様子も無ければ、むしろあやすように背中とか掌で撫でたりして。
そのままトコトコと待合室を後にして、歩くことしばし。
たどり着き、抱き上げたまま器用に開いた部屋、ランクとしては、中ほどだろうか。
高すぎる訳でも、安すぎる訳でもなく。とはいえ、ごく一般の平民にとってはちょっと高く感じられる位。
内装は相応に整っており、「タタミ」張りな部屋の中央には「フトン」と呼ばれるモノが敷かれていた。
ちょっと前は無かった筈なので、宿の職員が手早く用意してくれたのだろうか。
最初の頃はこの「フトン」というモノに少々驚いたが、今では安眠できる程度には慣れている。
つま先をカケブトンに引っ掛け捲り上げると、すとんと、少女の身体を降ろした)
■ハク > 「そうでござるか?いや助かったでござる」
ウィンクをして茶目っ気を見せる相手に安心して耳を揺らしつつ。抱き上げられたまま、間近で笑みを浮かべる。
「むぐぐ……お主はなんというか、口の達者な男にござるなぁ……なんというか、それがしでもちょっとうれしいような照れるような、そんな気持ちになるでござる」
胸元に抱きしめられつつ、独り占めして可愛がりたいという言葉になんとも言えない嬉しさを覚えて尾をふり。
そしてそのまま抱かれて待合室から出ていき――出る時に台帳の名前を二重線で消し――、そのまま彼の部屋へと連れていかれる。
「おぅ、布団にござるかぁ……祖国に似た風な宿だとは思っておったでござるが、こんなものまであったとは」
そこでようやく彼に敷布団の上に降ろされてぺたんと座ったまま見上げる。
むー、と少し悩む様子を見せつつ、羽織を脱いで畳んで横に置くと、体のラインをくっきりと浮かせる黒いタイツだけの姿になり。
「えぇと……その、一応それがしの体については記載しておったでござるが、知っておるでござろうか?もし苦手であれば、この姿のまま、必要な場所のみ消すでござる」
それは体に刻まれた魔族の刻印がある、という事。体のあちこちに散見される消せぬ刻印は、入れ墨のようで人によっては嫌悪を感じるということを理解しており――
そ、っと自分の首にある赤い首輪のようなものに触れて、そういうもののない乳房まわりと股間だけを裸にしてみせる。
■アシュトン > そうかい? よく言われる。
割かし口八丁手八丁で生き延びてる男だからな。少し位は達者になるさ。
ま、可愛らしいから独り占めしたい、ってのは本心なんだけどね。
(「そういう事」に手慣れている男、という感じは確かにあるかもしれない。
お陰で、言った事が信じて貰えない事も多々とあるのだけれど。
とりあえず……この子の感情は、尻尾に良く出るってのは、分かった気がした)
へぇ、ってことは確か東の方の出かな。大分あっちは文化が違うらしいがね。
床に綿の入った布を敷いて寝るって聞いた時は驚いたが、慣れれば案外心地もいいもんだな。
(彼女を一旦と降ろしてから、此方はシャツのボタンを緩め。
前を肌蹴た状態にすると、丁度目の前に腰を降ろして胡坐をかいた。
座高だけでも、随分と体格差があるのは明確だろう。
さて、どうやってコレ脱がせればいいんだろうか。破ると――後が大変そうだし。
と、手の行き場に迷っていたのだが)
そうやって脱げるのか、便利だな。
あぁ、とりあえず簡単に位の説明はな。会ってからのお楽しみって事で、細かい事は知らんが。
ん~……いや、全部俺に見せてくれないか。包み隠さず、知っておきたいんでね。
(少々、量が多いと言う話は聞いているが。こんな稼業やってれば、珍しいモノでもなし。これといって嫌悪感、というモノはない。
身を乗り出せば、さらに身体同士、触れ合いそうな程に近寄って。
フサリとした耳元へと語り掛けながら、片方の手が頭に触れて髪を梳くようにゆるりと撫でて。
もう片の掌をささやかな胸元へと宛がえば、軽く力を込めて歪めつつ、体重を掛け。フトンにへと、小さな身体を押し倒してゆく)
■ハク > 「ふーむぅ、いや良いと思うでござる。そう言われて嬉しくない者も居らんでござろう」
耳をぴこぴこ動かしつつ尾を振り、上機嫌であることを示しながら布団の上で話を続け。
シャツをはだける様子を見せると、むっ、と少しだけ今更気恥ずかしさに似たものを感じて……局部を露出させた後だというのにちょっとだけ頬を染める。
「うむ。まぁその、この黒いのはあくまで魔力でござる故。一部分だけかき消せば、一部分だけ外すというのは簡単でござってな。まぁ、こういうマネができるようになったのもこの国に来て以来、ではあるでござるが……
むむ、ではその、あまり引いたりしないでほしいでござるぞ」
耳元への囁き声と、頭を撫でられる事に尾を揺らしながら説明をし。
胸に手を触れられつつ押し倒されながら、再び首に手をあてて体を覆う黒い膜を全て消してしまう。
そうすれば、右手二の腕、左肩、乳房の間、下腹部、左足の太ももから足首までを覆う魔族の刻印が露わになる。
もし彼に尻を向けると、右の臀部に刻まれたハンコのような刻印までも見られるだろう。
■アシュトン > 少なくとも無視されたり暴言吐かれるより余程といいだろうな。
娼婦連中は訳有も多いからな、その関係で身に着いた部分、もあるだろうねぇ
……なんだ、自分から脱いでおいて照れてるのか?
(小さい頃、誰でもいいから一人落としてこいと。爺さんに娼館へぶち込まれた記憶が過る。
勿論、可愛がられてしっちゃかめっちゃかになったのは言うまでもないのだけれど。まぁ懐かしい思い出である。
そんなこんなにふける訳でもなく、顔に朱がさしたのをみれば、ちょいと悪戯じみた口調)
便利なモンだな……うん?つまり、殆ど着てないと同じと言う事に……
へぇ……驚いたな、ここまでとは。
一目じゃ効果は分からんが……大分手間が掛かってるみたいだ。興味深いな。
(チラリと視線を下げた先。
確認できるだけで、右二の腕と左肩に乳房の間、下腹部、左足太もも辺りに、明らかに意図のある模様が描かれている。
それほどこの手の術に明るい訳ではないが、特に右腕と左肩のは、相当強力に見える。
頭を撫でていた手がそろりと下れば、その右腕の鎖の様な刻印を指で撫でた
嫌悪というよりも、なんだか好奇心の様な分部が見え隠れ)
どういうモノか気にはなるが、引きはしないさ。君の――ハクの可愛さに、マイナス要因にはならんね。
あぁそうだ、名乗るのを忘れていたな。アシュトンだ、君を一晩と買った男の名前は、ね。
(左肩の模様に口づけを一つとすれば、首筋を舐め上げ。
唇までたどり着けば、そのまま重ね付け
胸に触れる指先は、その先端へとたどり着き。コロコロと円を描くよう転がし始める)
■ハク > 「娼婦……う、ううーん!それがしも今は半ばその職、でござろうしなぁ……」
国に居た時はそういう職があるという意識はなかった。
旅の途中でそういう職があるとは知ったが剣の道に生きると考えていた。
――が、この国に来て何度も何度も男と肌を重ね、今では金目的に体を売っている。
堕ちた、というべきか慣れた、というべきか。少し葛藤を見せはするが……
「いや、ん、正直に言うとそれがし、見られるのはそう嫌ではないのでござるが、未だ男性の裸体を見るとなんだかこう、恥ずかしいような、説明し難い気分にござってな」
そんな葛藤もからかうような声に言い訳を返して掻き消える。
そして裸体を晒してしまえば、今度はじろじろと体の刻印を見られて……だが、その視線に性的な意思がないために今までと違う気分でもじもじとしてしまい。
「むむむ……アシュトン殿。今宵は、その、それがしの体を堪能してくだされれば……
ひゃぅっ♪……ん、と、その、でござるな。それがし、肉体は再生されてしまうので処女のまま、でござって。
面倒であれば、何かで裂いて頂いても……」
桜色の乳首を転がされながら、口づけをして甘い声を出し。
尾を嬉しそうにゆるゆると振りつつ、足を軽く開いて子供のような股を自分の手でゆるゆると擦り準備をしつつ、聞いてみる。
■アシュトン > 分類としては、そうなるのかな、コレは。
雰囲気からすると、余り向いて無さそうなんだけどな。
ふむ……つまり宿に泊まる金も殆どないから、こういう事になってる訳だよなぁ……
(何か考えるように、視線が僅かに横へと流れた。
模様については、個人的に少々調べてみたい気もするし。この一晩だけで手放してしまうのも、勿体ない気はするのだ)
あー、なるほどな。いや、なるほどって表現もおかしいか。何となく言う事は理解できる、って感じだからな。
つまり、乙女心って奴だな。
(小さくと笑えば、肩が僅かに揺れた。
どうやら女性の心は男ほど単純には出来ておらず、例えば何度も肌を重ねた男が相手でも、恥ずかしいモノは恥ずかしいらしい。
これも、そう言う反応の一種なのだろう)
折角買ったんだ、そこは言われるまでもなく、だな。
となると一つは肉体再生系か、膜まで元に戻るのは、掛けたヤツの趣味なんだか副作用なんだか分からんが。
いやいや、折角「有る」んだ。そんなぞんざいに扱うんじゃなくて――こいつで破ってやるのが、礼儀ってもんだろう?
(唇を僅かに話せば、分かりやすい笑みに形が変わって。
肩の紋を撫でていた手が一旦離れると、己のズボンへ。
カチャリと金具が外れる音が響けば、取り出されるのは屹立した怒張。体格差もあるせいで、彼女からみれば、随分と大きく映るだろう。
小さな手が弄んでいる割れ目へと、雄の匂いと、熱を放つをれを宛がい。筋を幹の部分でなぞるように、腰を揺らす。
見れば子宮辺りの位置まで届いても、まだ長さに余裕がありそうだ)
■ハク > 「まぁ……その、それがし、色々と捜し物がある故に次第に金策が尽きてしまって……
例えば呪いを解く魔力薬を試してみたり、解呪の術が使える方に試してもらったりとしている内に金銭が尽きてしまって」
うぐぅ、と素直にこういう行為をしてまで宿代を安くしている理由を告げる。
「本来であればそれがしももう20を超える年でござるが、呪いをかけられた10と少しで肉体が止まっているでござるし、なんとかこう……と、まぁ、今する話でもないでござるな」
ついつい、話しやすいと思って愚痴っぽく話してしまい。
それに気づいて頭をふりつつ、乙女心の理解にはにかんで。
「ふぁ、その、それは趣味でござるな。毎日破るのが楽しいと言っておったし……
あとはその、痛いのが気持ちよくなるようにその、覚えさせられたりとかもあってでござるな……」
質問に対して答えながら、取り出されたペニスの臭いとサイズに言葉が止まる。
ごくり、と唾を飲む音を立てながら、股間にあてがわれると足を大きく開きながら自分でも腰を動かし擦り付けていく。
「っぁ、ふ、ぅう……♪」
うっとりとした様子で、幼い膣口から愛液をにじませながらペニスに股間をこすりつけて嬉しそうな顔を見せてしまう。
■アシュトン > 金も無いのなら、そうだな、交換条件といこう。もしハクが俺の事を気に入ってくれたのなら、でだが。
平民区と貧民区の境辺りに一軒あるんだ、そこで住と食を暫くまかなってやってもいい。
代わりに身体の模様を調べるのと――……身体を「使わせて」貰えるとありがたいな。
条件以外の時間は、好きに行動すればいいさ。出ていくのも、そっちに任せる。
流石に、完全に『解く』のは無理そうだが。一時的に緩和、程度なら見つかるかもしれん、希望的観測だがね。
(先代である爺さんから受け継いだ隠れ家の一つ、であるが。
色々調べてみたいという知識的欲求と、暫く己の手にしたいという独占欲と性欲か。
彼女としても安定した屋根があった方が都合はいいだろうし、互いに損はない。
とは言えあくまで提案程度の言い方なので、特に急く様子はなさそうだ)
へぇ、見た目と実年齢が違う、ってのはそれなりに見慣れてるがね。
はは、俺としては色々話してくれるのは嬉しいぜ?
もっとも、今はこっちの方に集中、してもらおうかな。
(一方の胸元は、手で揉む――というよりも、サイズ的に摩る感じだろうか。
体格差もあれば、掌で十分覆える程。柔らかな肌を撫でながら、時に先端に指を引っ掛け弾いてやり。
もう片の膨らみまで唇を寄せれば、その先をちゅっと唇で挟み吸い上げる)
だいーぶサド趣味だったみたいだな、ソレを刻み付けたヤツは。
仲よくなれる気もするし、なれない気もする。
なんだ、見た瞬間目の色が変わったじゃないか。
(喉を鳴らすような、笑い声。
幼い体格に比してグロテスクて長大な肉の杭は、滲みだした蜜を塗りたくるように前後に動き。
鈴口が陰核の包皮を引っ掛け捲り上げると、小さな肉芽を直接擦り刺激して)
良い顔になってきたな。
ちょいと早いが……慣れてるなら、むしろ丁度がいい頃か。
入れやすいように広げて、おねだりしてみな。
(蜜を竿の全体にまぶしおえると、片手の指で支え、小さな膣口にへとその先端を押し上げて。
浅く腰をゆすると、入り口の浅い場所を出たり入ったり、繰り返す)
■ハク > 「むむむ……そ、それは助かるでござるな……!
しかしその条件は、その……んぐ、いやアシュトン殿がそれがしの体を気に入れば問題ないにござるが、その」
ある意味、好条件で裏があるのではないか、と最近騙され慣れてきた事から少しばかり躊躇する答えを返す。
ただ、かなり揺れているので押されればすぐに頷いてしまいそうではある様子を見せつつ。
「ふ、ぅう、あ、うむ、その、了解、でござるよ……」
胸を揉むように触られながら、行為に集中してほしいと言われて頷き。
簡単に感じて勃起してしまった乳首を弾かれ、吸われ、くすぐったそうにしながらじわじわと愛液を滲ませていって。
「ぁぅ、いや、その……だって、おちんちん、の、臭い……と、固くて、熱くて……ぁぅぅ♪」
ごりゅ、と膣口をペニスで擦られ敏感な肉芽を剥かれてしまうと次第に声が甘くなっていく。
目も蕩けていきながら、口調が柔らかくなりつつ腰を動かし尾を振って。
やがて、ペニスの先端を狭い膣口に照準されて浅く出入りされると、腰を浮かせつつ……自分の両手で膣口を広げるようなポーズを取って。
「あっっ、も、もっと奥まで入れてっ……♪ハクの、おまんこに、熱くて、固くて、気持ちいいおちんちん、入れてくださいっっ……
処女膜、ばちゅんって破って、ずぼずぼってされるの、好き……♪」
蕩けた声で、ペニスの先端に処女膜を刺激されながら陵辱を願うように声をあげる。
尾を振りながら愛液を滴らせ、行為をねだる顔は実に幼いながらも娼婦らしさを見せており、スイッチが入れば行為に対する素質があることを見せていく。
■アシュトン > その条件は、ハクにとって好条件、だなぁ。
怪しいのは分かるし、だから俺が気に入ったのなら、だ。疑わしいなら断ればいい。
が、少なくとも、俺としちゃ今のところは気に入ってるな。ま、結論はもっと楽しんでから出せばいいさ。
(実際問題コチラとしては、同じような条件で何人か住まわせたことがあるので、今さらの話である。
それなりに稼ぐ方ではあるので、一人増えてもそう負担にはならない)
小さい割に、随分とエッチな身体してるじゃないか。
こりゃますます、一晩で手放すのがもったいなくなってきたな。
たーっぷり可愛がって、うん、と首を縦に振る様にしてやらないとな。
(体格とは正反対に、まさに熟れた雌のように求める言葉に、怒張はさらに熱を増し。
先端から先走りが漏れると、蜜と混ざり合い、入り口にへと塗り付けられる)
はは、良く言えました。偉いぜ。
それじゃ、処女膜ぶち破って、奥まで入れて、大人セックスでぐちゃぐちゃにかき回してやるからな。
覚悟しろ、よっ!!
(褒めるように、そろりと頭を軽く撫でた、後。
幼子の身体をすっぽりと隠してしまうように覆いかぶされば、開かれ晒された小さな入り口に、杭の先端ははまり込み。
そこからぐぐっと力を籠め、徐々にと中へと侵入を開始すると、すぐさまに触れるのは可憐な薄膜。
一息と付いた後、更に体重を掛ければ――彼女にとっては、何度目の喪失になるのだろうか。
猛る雄は容易にその隔たりを破り去り、狭い膣穴に不釣り合いな太さは、強引に中をこじ開け。入ってゆくさまがお腹に浮かび上がり、外からも見える程
ズルリと奥まで捻じ込むと、小さな子宮を力強く突き上げた。
当然と根本から幾らかが余って入り損なったが、仕方があるまい。
身の位置を整えながらハクの背中に両腕をまわし抱きしめれば、コツンコツんと、子宮口に深いノックを繰り返す。相手が幼子の姿であるにもかかわらず、本気の交尾である)
■ハク > 「わ、わかったでござる。真面目に、考えてみるでござるよ」
抱き合って正面から言われる言葉に、こくこくと頷いてみつつ。耳を揺らしながら、彼の家に厄介になることを考えて、そうすればまた使えるお金に余裕ができる、などと考えていたが……
「ふぁぁぁ♪んっぅ、っや、ひゃ、っぁっ……
ひぁ、ひぅっっ♪」
アシュトンの手で体の敏感な場所を弄られ、昂ぶらされて声を上げる。
布団の上で身を捩りつつ、膣口で熱いペニスの味を感じてしまいながら、喉から声を漏らし。
「ん、んっっっ♪ぐちゃ、ぐちゃっっ♪♪
――っぁ」
おねだりの言葉に褒められ、頭を撫でられ。
嬉しそうにしながら、更に抱きしめられつつ……一気に、ばつんと、貫かれる。
「っっっっ~~~~~~~~~~♪♪♪」
乱暴に。男が気持ちよくなるように。
再生された処女膜を破かれて奥に潜り込んでくるペニスに、硬い膣肉が絡みつく。
処女の穴らしい硬さだというのに、既に何度も性行為を経験して覚えた気持ちよくなるための肉のうねり。不思議な刺激を男に与えながら、ポルチオを突き上げられて絶頂する。
狭い穴をこじ開けるような下腹部をペニスの形に浮かび上がらせながらの交尾に、一突き事に絶頂を味合わされる。
「んぁっっっっ♪♪っひ、ぅ♪♪んっきゅ♪♪っく、っぁっっ♪♪♪」
乱暴な交尾に悦ぶ牝の顔になりながら、両手両足をアシュトンにしがみつくように絡みつかせ、尾を痙攣させながらぷし、ぷしゅっ、と葡萄の香りの潮吹きを繰り返しつつ交尾に耽って。
■アシュトン > 何、俺としてもその模様の技術を得られるかも知れないからな。
割かしギブ&テイクなのさ。
(コッチばかりに負担が有る訳ではない、という言葉も付け加えておく。
まぁどうするかは、彼女次第だろう)
っつ、ん………奥まで、入ったぜ。
凄いな……見た目通り狭くて硬いのに、んっ、中は随分と絡み付いてきやがる。
なんだ、こんな強引にぶち込まれて、膜も破られたってのに、気持ちよくてイッてるのか。
(彼女の中にある肉竿が感じ取るのは、歳相応と、それに反した、二つの感覚。
浅く固い膣であるというのに、ウネリはまるで熟練の娼婦の様に貪欲で。
その不思議な心地よさに、怒張はびくりと胎内で大きく跳ね上がった)
どうだ、俺ん所にきたら――っ、こいつを欲しい時に、何時でもぶち込んでやる、ぜっ
(聞こえてくる嬌声は甲高く、動くたびに吹き出る潮は連続的な絶頂を此方に知らせ。
語りかけても、聞こえているかどうか、非常に怪しい感じである。
引けばせり上がったエラの部分が、膣壁を容赦なく引っ掻き。
突き入れれば、先端が子宮口を叩き、小さな子宮を持ち上げ。
身体の大きさを鑑みれば無理やり収まっている、と表現してもいい。のだが。
コチラにそんな配慮はなく、また、しがみ付いてくる様はむしろもっと乱暴な扱いを求めている様で。
まるで人形か何かにでも突き入れるように、配慮や遠慮は微塵となければ。
幼い花弁をゆがませながら、強く激しく突き入れて。膣内をかき回せば、蜜と血が混ざった液体が、零れ落ちてフトンに染みを広げる)