2023/01/15 のログ
ご案内:「王都マグメール 娼館提携酒場(平民地区2)」にケーティスさんが現れました。
ケーティス > 平民区にあるとある2階建ての酒場。
1階はその名の通り酒場であり、2階は所謂連れ込み宿としてのベッドとサイドテーブルしかない空室の部屋があった――のは少し前までのこと。

ほんの1時間前まではテーブル席は埋まっていた。
理由はそれなりに量も多く、味も良い料理や酒類もだが、娼館と提携していることもあってか、娼婦や男娼との会話や…その後のお楽しみも味わえるからであった。

ウェイター姿の少年である己が店内を駆け回って注文をとり、『良さげな客』には馴染みの、或いは自分が所属している娼婦や男娼にはこっそりと声を掛けて向かわせたりして……2階の部屋が埋まってしまうまで漸く捌けたのであった。

「…いやー、終わった終わった。
 マスター。疲れたからお酒出して。」

バーカウンターをバンバン、と駄々をこねる少年の如く軽く叩いて急かしてみたものの…強面の老境に差し掛かったマスターは鼻で笑って、ミルク入りのグラスを差し出してきたのだ。

「え? 見た目のイメージを大事にしろ?
 それを言われたらそうだけどさー。」

"馴染みでもある"マスターの言い分には渋々承諾して、グラスを手に取って一口飲んだ。

ご案内:「王都マグメール 娼館提携酒場(平民地区2)」からケーティスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 娼館提携酒場(平民地区2)」にケーティスさんが現れました。
ケーティス > 【PL:プロフNoに誤りがありました。申し訳ございません。】
ケーティス > 「…――まあ、今日も無事に皆の相手が見つかって良かったなあ。」

閑散とした店内にいるのは泥酔している客ぐらいなもので、自分が声掛けた娼婦や男娼は誰一人としていなかった。
僅かに軋む"天井の音"へと視線を向ければ、楽しげに笑ってみせる。

自分も表向きは男娼の一人ではあるが、常連客でも来なければこうして提携の酒場へと貌をだしてウェイターとして働くことも度々行っている。

自分の所の従業員である娼婦や男娼が足を伸すというのであれば尚更だ。

グラスのミルクを飲み干して、お代わりを催促。
注がれるミルクにご満悦貌してると「酒じゃなくても嬉しそうな貌するんだな」とぼそりと突っ込まれたら

「まあ、一緒に酔ってくれる人が居たらいいんだけどね」

つい先ほどまでのやり取りを忘れたのか、そんな冗句交じりのことを告げていて。

ケーティス > などと他愛の話をしつつ、酒場の夜を過ごしていく――
ご案内:「王都マグメール 娼館提携酒場(平民地区2)」からケーティスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にリレイさんが現れました。
リレイ > 「経験、かあ」

ぼんやりと、買って出た買い出しの袋を抱えながらつぶやく
とある目標のため、もっと頑張らないといけないということはわかりつつ
普段の行動以外にどうしようかと考える

経験というと、やはり出会いや事件などがきっかけになる
ただ、事件は出会おうと思ってもなかなか出来ないし…

「諦めないぞー。よーし、早速ちょっと遠回りしてみるか」

色々な経験を積むにはちょっとしたことから。
今までは使っていなかった回り道をわざと使ってのんびり帰ってみることにしてみる

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からリレイさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/公園」にヴァンさんが現れました。
ヴァン > 平民地区にある公園の東屋。陽射しは暖かく、風もない。
大きな丸テーブルを中心に、5人ほどが座れる背もたれベンチが四つ、放射状に広がっている。
外側には花壇が同じようにあるが、冬でなければ花々で美しく彩られているのだろう。今は土が露出しており、寒々しいだけだ。

男はただ一人、ベンチの一つ、その真ん中に座っていた。テーブルの上には水筒とコップ。コップからは微かに湯気がたっている。
何か考えているのか、その青い目はどこか焦点があっていない。
コップを掴み、ずず、と中身を飲む。吐き出される溜息は長く、そして白い。

「従業員、なぁ……」

ヴァン > 懐からペンと紙を取り出すと、さらさらと何事かを書き記し始める。
雇うことによる利点と費用を天秤にかけているようだ。

「昼は今の人数で足りるな。夜は……夜は……」

閉店までは必要ない。労働者が仕事を終えて酒場に入り始める時間から、満席ではなくなり始める時間まで。
この仕事だけで食っていく、という者には向かない。学生なり何なり、兼業ということになるだろう。
他の福利厚生案をいくつか考えるも、果たしてそんな都合のいい存在がいるかどうか。

ヴァン > しばし後、考えがまとまったのか。片づけを済ませ、公園を去っていく。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/公園」からヴァンさんが去りました。