2022/09/28 のログ
■リク > 「……いただきます」
(最初に出されたエールに両手を合わせて。そもそも酒をあまり飲まないし、甘い果実酒とか以外はあまり旨いと思ったことがない。けれど他の客があまりに美味そうな顔をするので興味はあった、ジョッキを手に取り一度匂いを嗅いだあと、まずは一口……というところから)
「……ッ!?……ッ……ッッッ!!??……っっぱぁぁぁ♪……なんだこれめっちゃうめぇっ!?」
(思わず一気に半分ほど煽って、他の客の美味そうな顔と同じになった。それからもう一度煽ればすぐにジョッキは空になり)
「これ、すげー旨いっすね……冷えてるエール初めて飲んだけど……疲れにしみるっつ~か……おかわり、お願いします!!」
(ジョッキを置いて、それからまずはスープ、そしてパンとかぶりついたところで)
「んぁ?……ぁ、そ―っすね……早いし数は多いし何気に強いしで一苦労でした………みんなできるもんなんじゃないっすか?……いちおう、俺の国の世話になってた……寺院?は、肉食もするんすけど……食べるなら、美味しく食べられる帳にってガキのころ、一通り仕込まれたっつ~か……」
(律儀に返答はするけど、食べながらなので途切れ途切れ、よっぽどお腹が空いていたようだ。最初は自分で食べるつもりで下処理していたのだけど、あまりに時間が遅くなったので勢いでお土産ということにしたら、全く遠慮されずに貰われてしまったのでそこはもう気にしないという割り切りの速さは長所)
■セカンド > 「!?…………き、気にいってくれたら何よりや」
冷えているエールに驚く客は時折いるが、女は厨房にいることも多くその反応を見ることは少ない。
おかわりとの声に新しいジョッキを用意して、同じようにエールを注いで青年に渡す。空いた手で空いたジョッキを回収。
「せやろなぁ……複数人でやるのが一般的やけど、それやと実入りが悪くなるし、悩ましいとこやな。
どやろ。血抜きはしても下処理はすぐ食べるからってんで雑というか、内臓に近い食べれる所も捨ててまう冒険者もおるしな。
ふーん……ええことやな。食べるんなら美味しく、か」
この店で出している料理も「最後の仕上げは客自身が美味く思えるように」なので、近しい所はあるのかもしれない。
面白いように消えていく食べ物を満足そうに眺める。
受け取った肉は低温保存できる箱に一時保管。
■リク > 「いや、実際……俺あんまり酒とくいじゃなくて……でもこれはシュワシュワがキレキレっつ~かで……とにかく、……っまい!?」
(感想の語彙力が喪失しているが、とりあえず旨いらしい。新しいエールもごくごく飲んで。チーズも合うとかなんとかいいつつ)
「あ~、でも俺も今日は遅くなりすぎたから内蔵の処理してる暇なくて……川の近くに置いて、こう手を合わせてから来たんだけど……」
(寺院の教えらしく、食べきれない分はわざと残して野生の動物が食べてくれそうな場所に置いてきて拝んでから来るのような教えがあるとかそういう教えがあったとかいう説明を付け加えて、それで余計遅くなったと頭をかいて笑う顔は、得意じゃない酒ですでに赤くなっていた)
「んで、あれです……店長さんも、もしよかったら一杯どうっすか?……今日の仕事はけっこう稼がせてもらったんで、よかったら俺がおごります!!」
(普段は照れてそんなこと言えないくせに、お酒を飲むと気が大きくなるのか、胸をドンと叩いて。お金が貯まらない理由を行動で示す青年である)
■セカンド > 「おぉ、そうなんか……せやったら、飲み過ぎんほうがええかもな?普段飲まへん酒は限界がわからんやろ?」
冒険者に毎日仕事のあてがあるかはわからないが、飲み過ぎで仕事にならないなんてよくあること。命に関わらないから笑いごとで済む。
酒が得意でない、初めて飲む酒となれば飲み過ぎに繋がるのは自明で、やんわりと抑える言葉を紡ぐ。
説明を興味深そうに聞く。この国の宗教とはやはり異なるからか、不思議な感じだ。
「んー?そらありがたいご提案やが、仕事中は飲まへんことにしとるんや。下のモンに示しがつかへんからな。すまんな。
それに、自分もう顔赤くなっとんで?一日仕事で疲れも溜まっとるやろ?
あと、そーゆーんは素面で言うから格好ええんやで?おばさんをからかったらあかんなぁ」
にやにやと若者をいじるように言う。窘めるのもいい大人の役目だ。ひらひらと手を振って軽く流す。
■リク > 「…………しまらねぇ……」
(指摘されて頬に触れる。赤いかどうかはわからないけど、そう言われるならそうなんだろう。格好がつかなかったのかとため息ついて、最後のチーズを放り込んでエールを一口)
「おばさんって……でも十分にびじ……いや、俺も女の人の年とかわかんねぇけど……」
(少しむくれてまたエールに口をつけてから。何気に美人だと思うとか、ちゃんとしたらキレイな気がするとか、自分は年上のほうが好きだとか、そういうことを言おうとしてどれも失礼な気がすると考えるけれど酒が回った頭では考えがまとまらず)
「さーせん!酒の勢いで調子乗ってかっこいい店長さんとお酒のみたいなってなりました。」
(ゴンとカウンターに頭突きする勢いで頭を下げたというか頭突きした。きれいとか言うと下心がありそうすぎるのでかっこいいにしたのがせめてもの理性)
■セカンド > 「ま、若いうちに失敗はするもんや。歳くってからやと大変やで……。
お。女性に歳聞くんはあかんで?平然と答えるのはエルフのねーちゃんくらいや」
青年の考えていることなど露知らず、冗談を口にする。頭を打った音にあ、酔ってるなと思いつつ。
店内を眺めると、飲食のみの客は店からはけたようだ。カウンターから出て表の看板を「CLOSED」に変える。
「この店はいちおう、健全な酒場やからな。素面でもここの店の子を店内で口説くんは厳禁やで。
ウチが仕事中やなくて、素面ん時にまた言うてもらおか……さて、そろそろ店閉めるわ。二日酔いにならんようにな?」
そんな時がいつ来るかわからんけどな、と笑う。社交辞令だと受け取っているのだろう。
閉店の旨を告げて、身を案じる言葉も加える。明日の朝見る青年はどんな表情をしているだろうか、と考えながら。
■リク > 「くど……いたってわけじゃ……いや……口説いたかも……」
(素直で自分にだけは厳しい青年はそうなのかもと頭をかいて悩んだ。そういう下心、なかった?ゼロだった?言えない、と)
「んっと……年は聴きたいわけじゃないけど……じゃあ、酒のんでなくて……姉さんが休みのときに誘います……それならいいんすよね?」
(ぐっと拳を握りしめてなにかに誓った。店を閉めようとすると片付けを手伝おうとしたり色々するだろうけど、変に食い下がったりはしなかった。次の日の朝はなんだか照れくさそうにこそしていたけれど、それなりに挨拶したり、それから宿屋を使うときはこの宿を頻繁に使う常連客になったとか。)
ご案内:「王都マグメール 平民地区/酒場」からセカンドさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/酒場」からリクさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」に魔法少年・トゥインクルトパーズさんが現れました。
■魔法少年・トゥインクルトパーズ > 魔法少年・トゥインクルトパーズ。それは余、エルビーが妖精と契約したことで得た新たな姿である。
…と言えば聞こえはいいが、とんでもない姿だぞこれは。
ふりふりの服装にひらひらのスカート。
下着はドロワーズだから問題ないが、なんとも落ち着かない。
妖精曰く、この姿で善行か悪行を成して欲しいとか。
善行はともかく、悪行でもいいのは人間達の善悪の基準はあやふやだからだそうな。
それはいいが、この街の中で人助けか…。
そもそもこの姿を曝け出すのはだいぶきついのだが。
とは言え困ってる妖精を見放すわけにもいくまい。
さて、困ってる人はいないだろうか。
余は民家の屋根の上から街を見下ろす。
■魔法少年・トゥインクルトパーズ > 『頑張って、トゥインクルトパーズ。 きっとどこかで困った人が居るはずよ。
いないのなら街の人を襲えばいいのよ。』
「やかましいからお主は黙って居ろ。 余は人を襲ったりはしないのだ。」
まったく、とんでもない妖精だ。
しかし本当に人の姿が見えないな。
まさか家の中を覗くわけにもいかんからな~。
とんとんとん、と屋根の上を足音軽やかに飛んでいる。
魔法の力で少し体重を軽くしているからな。
■魔法少年・トゥインクルトパーズ > あ、あそこの通行人が段差で転んだぞ。
はいはいはいはい。 ちょっと待ってろ。
余は屋根の上から転んだ通行人の膝に出来た擦り傷を治癒魔法で治してあげた。
夜陰に隠れて余の姿は見えてないだろうが、勝手に治ったことで誰かが治してくれたことは分かったようだ。
よしよし、虚空に手を合わせているぞ。
『こんな遠くからじゃなくて、姿を見せて名乗らないと効果低いんだって。』
やかましいぞ妖精。 余の好きにさせろ。
■魔法少年・トゥインクルトパーズ > お、こんどはこっちの軒下で猫が鳴いているぞ。
どうやらお腹が空いているようだ。
猫相手ならば姿を見せても問題ないだろう。
余は猫の前に降りると、屋敷で置いてある魚を一匹分けてやった。
『にゃーん。』
この猫は人慣れしているのか、余に礼を言ってから去って行く。
「ふはははは。 いいぞいいぞ。
これはポイントがたまったのではないか?」
『う~~ん、できれば人間でお願いしたかったけど。』
無理を言うな。 この格好を人に見せられるか。
■魔法少年・トゥインクルトパーズ > 今日の所はこれ位だろう。
猫と人間、二人も良いことをしたのだ。
余は改めて自らの格好を見返し、ため息をついてから屋敷へと戻って行った。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」から魔法少年・トゥインクルトパーズさんが去りました。