2022/09/16 のログ
ジュリーノ > 湯気がわきたつポットに茶葉を入れ。
確りと開いてからカップ2つに注いでいく。
暇そうにしている店主も呼び寄せて
酒臭い中にお茶を交えて寛いでいった。
後日、店の茶を勝手に使ったと怒られるのはまた別の話。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からジュリーノさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 酒場「誘惑の女主人亭」」にエドガーさんが現れました。
エドガー > 朝も早い時間
自身の店で一仕事を終えたエドガーは涼気が満ちた外へと歩くついで
一徹に近いことをしたせいか、その分昼の時間はオフにするつもりだった。
その気持ちが足を別の方向に向けたか、外で一服するだけのつもりの、喫煙者にありがちな外で吸う一服の旨さついでに
朝早くから店を開いていた様子の 誘惑の女主人亭 に足を運ぶ。

寝泊りも兼ねる二階と、酒場兼食事場の一階
仲間内の出会いと別れを繰り返す典型的な場所の一つでもあり
娼婦や海の男が時折混じる場所。

女主人ではなくカウンターでグラスを磨いていた、店員の一人に右手を挙げて挨拶をしながら
ゴツ、カツ、とブーツの踵の音が止むのと同時に、ギシリとカウンターに腰を下ろし。


「あ゛ー…、…中年が没頭するもんじゃねぇな。」


ゴキッゴキッと首を鳴らせば、手巻きでストックしている銀のケース
皺の無いそれを黒いキャップパイプに取り付け、口元へ咥える。
そのくたびれ具合に、労りを込めてランプの明かりから一指し掬上げた火を傍へと充ててくれたのに
マッチを取り出す前に気づけば、笑みを浮かべる。
勢いよく振られる危ないやつよりも、落ち着いた手元で差し出される火は嬉しくもなるもんだ。


「悪ぃな…、…フゥー…、…美味い。
 朝から頼むつもりもなかったが そうだな、“王様”を作ってくれ。うんとドライにしてな。」


一つの酒ではなく、いくつかの酒を混ぜて味を変えたいわゆるカクテル。
普通の平民酒場で出せるのかと言われたら、そこは誘惑亭
女も酒も男共に気に入らせてこそだろう。

実際エドガーも、今更色気に先走るよりも、うまい酒に足を向けたくなる。
自分へのご褒美気分で来たようなものだった。


目の前で酒を二種類 香りづけした蒸留酒ともう一種を混ぜて作るそれを待ちながら
少し乾いた目元を擦りながら咥えている煙草の煙 それがまだ体を眠らせない。
睡眠よりも、先に喫煙と酒を欲するように自分で仕向けたせいだ。

ご案内:「」にエドガーさんが現れました。
ご案内:「」にエドガーさんが現れました。
ご案内:「」からエドガーさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にエルビーさんが現れました。
エルビー > 今日の余は平民地区に新たにできた飲食店にやってきた。
異国のラーメンなる食べ物を出す店らしく、面白いことに店ごとに特色が違うそうな。
教えてくれた従者に「ラーメンってのは皆同じ料理ではないのか?」と聴いたら物凄い顔をされて怖かったのだ。
で、今並んでいる店はラーメンの中でも醤油ラーメンを出す店らしい。
新店だからか、回転前から人が並んでいる。

お客の年齢層はまちまちで、余よりも年上と思われる人も並んでいる。
店の外見はシェンヤン風? の造りらしい。
余はシェンヤンについてはまだよく分かっておらんが、マグメールとつかず離れず位の相手国だったろうか?

それにしても、店の方から凄い良い匂いがしてくるものだ。
これはとてもとても食欲をそそる匂い。
教えてくれた従者が必死になるのも分かる気がする。
尤も、あ奴はラーメン店の行き過ぎで最近太り始めてきた。
そのうち控えるように言わんと駄目だろうな。

エルビー > 並ぶとは聞いていたが、本当によく並ぶ。
あと30人以上はいるだろうか。
ラーメンと言う食べ物は比較的短時間で食べられるから直ぐに余の番が来ると思っていたのだが。
どうやら並びに来るのが遅かったようだ。
先頭は開店のずっと前から待って居るのだろう。
ラーメンにかける情熱を感じる。

「はぁ、お腹が空いてしまったぞ。」

もはやラーメンでなくてもいい気がしてきた。
さっきからお腹はきゅるきゅると鳴いている。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にソラムさんが現れました。
ソラム > 「久々のラーメン……楽しみだなぁ…」

 平民地区にて新たにできたとされているラーメン屋の前を偶然通りかかったのは、いつもとちょっぴり変わった少女。

 身長が150cmそこそこで14歳程度の体格に申し訳程度に膨れた胸、そして右首筋に浮かぶ銀鱗が特徴の少女だった。
 そんな少女は、白色と金色のトップスに純白のゴシック、目元が隠れる程度のフードを備えた紺色の外套を羽織っており、あまり目立たない格好をしていた。

「ラーメン♪ラーメン♪」

 意気揚々とラーメン屋にて並んでいる列の最後尾に並び始めた少女。
 こんなに気分がいいのは、久しぶりのラーメンを食べるという、ただただそれだけのことだったりする。

エルビー > どうやら余の後方に一人増えた様だ。
少し離れた位置からどうやらラーメンを楽しみにする声が聞こえる。
余程テンションの上がる食べ物の様だ。
それにしても楽しそうである。
余はもう並ぶことにすっかり飽きてきているというのに。

「…いい加減余の番が来ないかなぁ。」

既に10人ほどが店の中に入って行った。
とはいえ、これから注文して食べ始める訳だからまだ時間はかかるだろう。

ソラム > 「ふんふ〜ん……っと」

 前からの声に少女は少し反応する。どうやら並ぶことに飽きを感じてきてる様子だ。

「ラーメンは待つ事も必要なのことですよ。……でも伸びる前に食べたほうがいいけども」

 少女は目の前にいた人影の後ろ姿を見つけると、その人物へ声をかける。
 半分お節介が混じっているものだ。目の前の人物が聞き流しても、しょうがないが。

エルビー > なんと、並ぶことも必要な物らしい。
後ろからそんな声が聞こえたが余には到底理解できない。

あいにく、余は待つこと自体にあまり価値を見出せない。
割増料金を払って早く食べられるのならそれでいいのではなと思っているほどだ。

余の前はあと20人ほど。
あ、また新たに10人が入って行った。
ここまで減ってくると流石に店の入り口も見えてきた。
外観も内装も一般的なシェンヤン風の店らしい。
赤い外装と机、椅子が特徴的だ。

ここまで来たらもう少し待ってみるのも悪くない気がしてきた。