2021/09/05 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にタピオカさんが現れました。
タピオカ > 「んー……っ、よく寝た!」

日差しも眩しい平民地区の、朝市。
秋のはじまりに風も涼しげ、各地から届いた採れたての食材や雑貨小物を売る天幕が続く賑わいの中で両腕を空に向けながら歩く小さな人影。

「明日は討伐依頼があるから、色々お買い物しなきゃ。
新しいランタンと、ポーションと……、
――あ、この林檎ひとつくださいー!」

入用のものを指折り数えながら、軒先に並ぶ瑞々しい果物に早速気をとられ。
買い求めたそれを、かぷっ、口元に食む。
広がる酸味の甘酸っぱさに目元を緩めつつ、だんだんと買い物よりも朝市の雰囲気を楽しむ観光客の顔つきになりつつあった。

いろんなものに興味と視線惹かれつつ。りんご片手に街歩き。

タピオカ > そういえば、寝起きで顔は洗ってきたものの朝食を済ませてなかった事を思い出す。
林檎の次は酵母で膨らませた焼き立てパン、恰幅のいいおばちゃんの売るコンソメスープ、ヤギ乳のヨーグルト。孤児院の男の子が手売りしているクッキーも頬張った。

さて買い物に戻ろうとするものの、ロープでありながら呪文を唱えるとヘビになるという実用性不明なマジックアイテムに
南方の陽気な曲が流れるねじ巻きオルゴール。
森の精霊をかたどったという木製の仮面に人差し指サイズの暗器ナイフ。
果てにはビー玉サイズの爆発弾スリングなど、目移りに事欠かない市場の品揃え。

結局、冒険者としての必需品を買い揃える頃にはお昼近くになっていたのだとか――。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からタピオカさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にレザンさんが現れました。
レザン > 夏の盛りも過ぎて少し経ったマグメールの大通り。
涼し気な秋風が通り過ぎた……かと思ったら、あちこちで上がる悲鳴。
スカートを抑えてもじもじしている少女や、ズボンの裾を引っ張って中身を見て呆然としている少年の姿。

「いっひっひ~ 大漁大漁~♪」

路地ではしゃいでいるのは男女の下着を大量に抱えた小さな羽根妖精。
まさに風のような速さで男女問わず下着を盗む悪戯を行っていたのだ。
秋風のパンツ泥棒である。

「でも大量に盗りすぎちゃったかな……」

大量のパンツは手乗りサイズの妖精には全身を覆い隠すような大荷物になっていて、飛行速度も鈍い。
路地裏を通りすがったものがいれば、奇妙なパンツ型飛翔体と出くわせるだろう。

レザン > とりあえず戦利品の下着は物陰に隠しておいて、また別の通りに。
見かけた男性や女性のスカートやズボンめがけて突っ込んでいく。
満足はない。どこまで捕まらずに盗めるか、限界への挑戦である……

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からレザンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 とある酒場」にコルボさんが現れました。
コルボ > 軒下のテーブル席に腰かけ、酒を煽る男が一人。
遺跡探索で多くの宝石を手に入れたが、本来の望む収穫とは違うものであり、
あぶく銭とばかりに多めに肴を注文してつまんでいる。

羽振りの良さを見せて絡んでくる、あやかろうと関わってくるものもいるだろうか。

(今日は適当にだべる相手でもできりゃあ御の字かねえ)

コルボ > やたら目立つ夏の暑さも和らいで、夜風が心地よくなってきたのを感じながら。

フィッシュ&チップスをつまみ、串焼きをかじり、キッシュを手に取って。

「……そろそろ山の方は冬支度かね」

それに伴って自分の仕事も王都が主になるだろうか。

「今のうちに備蓄しとくかねえ」

薬品だのは王都の外から流れてくるものもある。
……どこかに倉庫を借りて少し多めに貯めて、小遣い稼ぎするのもいいか。

ご案内:「王都マグメール 平民地区 とある酒場」にクル・コービンさんが現れました。
クル・コービン > 酒場にふさわしくない格好で入ってきた小娘は目当ての相手を見つけるなりとテトテっと近づいてきて。

「おかーさんをここで働かせてくれてありがとうございました!」

ぺこりと頭を下げる。いつの間にかその隣に来ていたクルにそっくりのお姉さん……もとい母親が一緒に頭を下げて本当に助かりました。と言い娘が大変お世話になったそうで……これからもよろしくお願いしますと「お世話になった」を強調して仕事に戻り。

クルは勝手に男の隣に座るとジュースを一杯頼み

コルボ > 「ああクルじゃんか。」

 頭を下げる母親に軽く会釈を返して見送る。よし顔は覚えた。
……確か、一応冒険者なのだったか。
斥候に誘って仕事のやり方教えるついでに連れ込むか。まで、考えて。

「酒場で煽るのは教義違反じゃないのかー?」

 注文してしまってるのを見てニヤニヤ笑いながら好きに食っていいぞと言いつつ。

貴女に対し、初対面で犯した相手への距離感の近さを感じつつ

クル・コービン > 「おかーさんも狙ってるんです?」

素直すぎるクルはそんなことを言って。今の一言で何があったか酒場中の客が気付いてしまっただろう。
アイルが怒っていないのは事前にその話を聞いていたからだろうというのも容易に想像がつく話。

「暴飲暴食。にならなければ大丈夫ですよ?」

食べなきゃ死んじゃうのです。と至極尤もなことを言うとこくこくとジュースを飲んで。
クルの方は犯されてしまって懐いたという感じ。

コルボ > 「狙ってるよ?」

人の目も気にせず直球を投げ返す。もともと軽率な男だ。気にするものも少ない。
それに酒が入ってる奴等の耳など塞がってるも同然だし、何より母親がこれを聞いて距離を置く反応をしないのはいい。

「つーか律儀だなあ。一応このぐらいじゃ足りないもんだろうに普通は」

言葉だけでそういいつつ、お互いの関係に一つの実感を覚えて。

「つか暴飲じゃなければってどこまで食えんだ?」

……もう少し肉付き良くなるように誘導してもいいかもしれない。

クル・コービン > 「むぅ……」

それを聞いてわかりやすく不満げな顔をするクル。通りすがりにアイルがクルを軽く撫でて男の頭をこつんと叩く。

「そう……なんですか?」

しょっちゅう犯される親子で代金など払ってもらえないことがほとんどなのでそういう観念が発達していない模様。

問いにはゆると首傾げて

「腹八分目ぐらい?」

と自信なさそうに答えて。学院の寮では自分で量を決めるということがないのでよくわからない模様。
肉付きに関してはクルは気づかなかったが、アイルの方がこんなに育ってるのに何が足りないんですか……と呆れ顔でクルの胸を軽くもにゅんとしてから仕事に戻っていった。

コルボ > 「それ、俺と”勉強”する時間が減るのが駄目なのか、母親が狙われてるのが駄目なのかアイテッ」

 頭をさすりながら後姿を、もとい尻を見送る。
 意外と怒ってないぞこれ。

「まー、お前さんは狙われやすいかもだし、慣れるのもしょうがねえのかもな。
 俺ぁお前と繋がりが出来て得してるから面倒も見るさ。

 ……つか、子供養ってて仕事が草むしりだけってなんとかするだろ普通」

 ただしヤれる相手なら、と書き足されるが。

「だったらいい感じに食っとけ。好きなもん頼んでいいからよ。」

 そして揉んでいく母親を見て

「そういうことするからこの子割食うんじゃない!?」

 思わず言ってしまう。母親よもっと娘大事に。

クル・コービン > 「ではそちらの胸も?」

アイルが通りすがったついでに男の胸を……揉まないで、すっと紙片をポケットに入れて。読んでみればあとで可愛がってください。と家の位置とともに書いてあった。

クルは好きなもの。と言われると少し困ったような顔をした。
アイルが勝手に料理を運んできてこれはこう。あれはあれ。という感じで料理の名前を教えて。こういうところの料理がわからない程度には貧しかったということ。

男の無神経な質問にはつーん。としてしまい。クルだって子供なりに嫉妬とかするのです。

コルボ > 「俺より教義教わるべきなのそっちだなこれ」

分かった、クルが抵抗感ないの母親の影響もあるな。
……そして紙片を受け取って一瞥すると

(え、どっち? どっちも?)

と拡大解釈。よしやってやる。

というか料理が勝手に運ばれてくる。いやこれ冷えても明日の朝暖めたら食える奴だな。

「余った奴は包んで持って帰るぞ。明日の朝でも食べとけ。
 後クル、お前外出していい時は俺の用事に付き合え。
 教会や寮にいるだけじゃ勉強できねえこと色々あんぞ?」

言外にデート。ケアを試みてみる。

クル・コービン > 「え……? はいっ!」

すごく嬉しそうな笑顔で頷いた。
すぐに機嫌がなおるお子様。ちょろかわいい。

はもはもはもっ!
学院で躾けられているので作法通りではあるのだがすごい勢いで食べてしまう。お子様食欲おそるべし、残るわけなんてなかったよ!

「ごちそうさまでした」

ちゃんと食べ終わった後はごちそうさまが言えるのです。

コルボ > やだこの子すごくチョロい。

「おー、8分目越えてそうだけど旨そうに食うなあ。
 ……そういや外出って、町の外に泊まり込みとかは流石に厳しいよな?」

 ふと、そんなことを聞く。ただ、にやけた表情が少しなりを潜めて。
 貴女でも彼がまじめに思案している様が伝わるだろうか。

「俺もいい具合に腹がこなれてきたな……。流石に店閉まるまで居座るつもりはないんだろ?」

 母親が帰るまでおいてたら誰かに連れてかれそうだ。

訂正、この子100%連れてかれる。

クル・コービン > 「いえ、大丈夫だと思いますけど?」

急に見せた男の真面目さに不思議そうな顔をした。

「はい!今日は……えっと……神の教えを?」

凄くわかりやすいエロ娘。間違いなく母親譲りで。

コルボ > 「だったら、もし仮にアイルと旅行とか行ったことないなら、
 三人で仕事がてら王都の外に出かけるか?

 いやさ、コル達って冬支度、薪とか毛布とか隙間風があんなら修繕とかどうすんのかなって気になりだしてな。
 アイルが冒険者やってたならちと稼ぎ口にツテがあるのと、クルも稼げるかもしれないネタがあるからな」

 はい。どっちもおいしくいただきますが。

「……流石に二人ん家で教えを説くのはまずいよな。俺の家にお前連れ込んで、お前に悪い評判立つのもつまんねえし……。」
 名前でなくお前呼び。距離が近くなってる。

「よし、ちょっと散歩がてら遠回りするけどいいか?」

クル・コービン > 「わぁ……楽しそうですね!」

ぽんこつかわいいでも流石に気付いたことがあって。

「……親子丼?」

ぢーと見つめます。アイルがぐ。と遠くで親指立ててるので親公認。

「別にうちでいいと思いますけど……でもそう仰るなら!」

ベッドもトイレもないレベルの廃屋もどきに他人様を呼ぶのもあれですか……と考えを改めた模様。

コルボ > 「それもあるけど、これから冬になるだろ?
 地味だけど冬に向けて魔物の生態調査とかあんのよ。そういう情報買ってくれるとこがあってな。
 ……お前の母さんが皿も割るし注文も間違える、とかなら駄目だったけど、そうでもないからな。
手順さえ間違えなければちゃんと金になる仕事出来るよ。

 あとお前も、田舎の村で教義を説くだけでお布施もらえたりするからな。
 贅沢はできねえけど、ちょっとぐらい母さんの手助けしたいだろ」

 言外に”親子丼の代金払ってるつもりですよ!”みたいなオバカ。

「よし決まり。美人のお姉さんお勘定ー。後娘さん送ってくよー」

送り狼がいけしゃあしゃあと

クル・コービン > 今日はもう仕事を終わるらしいアイルもついてきて……その後は3人でお楽しみだったとか?
ご案内:「王都マグメール 平民地区 とある酒場」からクル・コービンさんが去りました。
コルボ > 正直こんな早く親子丼、というか母親単品を先に食うものだと思ってたとか。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 とある酒場」からコルボさんが去りました。