2020/09/22 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2 喫茶店」にエイガー・クロードさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2 喫茶店」からエイガー・クロードさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2 喫茶店」にエイガー・クロードさんが現れました。
エイガー・クロード > 平民地区にあるこじんまりとした喫茶店。
そこに、男が一人、本を開きながらケーキとコーヒーを飲んでいた。
ほどほどに安らぐ音楽を聞きながら、外の様子をうかがっている。
ここは自分が疲れた時によく来る場所であり、何も考えずに済む場所。

「ふ、ぅ~ん……」

しばらく座っていたのだろう、大きく伸びをして、外の様子をうかがう。
今日はいい天気だ……

ご案内:「王都マグメール 平民地区2 喫茶店」からエイガー・クロードさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にグラスシエルさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からグラスシエルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にグラスシエルさんが現れました。
グラスシエル > 小さな公園、生け垣とベンチぐらいの簡素な公園
その公園のベンチに、だらしなく腰掛けてる一人の少年がいる。

軍服の上からでも分かる痩身、顔立ちは、綺麗、というよりは可愛らしいともいっていいぐらいだが、目つきが非常に悪く、台無しにしてる感じ
さて、そんな少年が何をしてるかと言えば――何もしていない。することもないのだ。
天界からの命は「布教の為の現地情報収集」ではあるが、そんな建前はとうに分かってる。人造の天使である戦天使を、都合が悪くなって証拠隠滅のために捨てた――まあ、あることなのだろう
最初は、それでも―――暇つぶしに情報収集をした。
王国を巡って情報を集め―――集めるものが無くなったのだ。あまりに時間が長過ぎる

そんなこんなで―――退屈を持て余すようになった少年は、訓練の時以外はこうやってダラけてる。

「あ~、暇だぁ」

グラスシエル > くぁぁ、と大あくび
本来は、かなり警戒心の強い気性ではあるが―――ここでは、敵対する魔族は居ないし、魔族がいたとしてもまあ、それなりに王国内でうまくやってる。
第一、天使は無条件に人間の味方ではない。あくまで「信仰するもの」の味方である。王国の人間が魔族にどうされようと―――極論、王国が魔族のモノになろうと知ったことではない。

と、いうことでそれなりには退屈さを噛み潰しながら、ベンチに転がる。腐ってしまいそうだが、腐った方がまだましというもの。

グラスシエル > ―――とはいえ、眠れない
退屈ならばすぐに眠れてしまうのだが、今日はうまく寝付けない。珍しい事もあるもんだ、なんて思う
兵隊にとって訓練と睡眠はワンセット、取れる時に取れるだけ睡眠をとれるようにしてある、つもりではあったが

「とうとう、なまくらにでもなってきたかね、ふぁぁ」

と、大あくび。大きく、仰向けになったまま伸びる。
風はちょっと冷たいぐらいだが、まあ我慢できなくもない

グラスシエル > 「っち、しょうがねえな」

渋々立ち上がる、眠れないなら仕方がない。どこかへ夜の散策へへ向かおうと

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からグラスシエルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にネメシスさんが現れました。
ネメシス > 王都でありながら、異様な雰囲気を醸し出す一帯。
聖バルバロ騎士団が平民地区内に設けている拠点である。
元はどこかの商会が使っていた建物を改修したそこは、目の前を通る相手を呼び止め、
半ば強制的に連れ込んでは獣達の慰み者にする為の場所と化していた。

今も建物のどこかから女の叫び声が聞こえるが、誰も気にする者はいない。
副団長のネメシスもまた、退屈そうに自室から星空を眺めていた。