2020/07/25 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にイズミさんが現れました。
■イズミ > 東国から王都マグメールに流れ着いた一人の『忍び』。
一晩貧民街で野宿をしてみたものの、じめじめとして異臭が漂う路地の片隅でネズミのような生活お送るのはやっぱりイヤ、との結論に達し、宿屋で寝泊まりできる程度のろ銀を求めていた。
しかし異邦人がまともな仕事にありつくのは難しい。
そこで選んだのが、個人的に嫌いな男(不潔で粗暴)っぽい相手の懐からお財布を頂戴しようというものだった。
まずは物色とばかりに往来の中を歩く。
流石に異国の地。見慣れないものばかりだ。
ついつい露店の品や景色や人の服装などに気を取られ、「獲物」を探すことを忘れてしまいそうになる。
■イズミ > 忍びの技の一つに、懐盗術がある。
簡単に言えばスリの技。通りすがりにぶつかるとか、こちらが物を落とすとか、何かのアクションで相手の注意をそらして、その瞬間に素早く目標物を抜き取る。
そのためには、目標物(今回はお財布)がどんなもので、どこに収納されているかを一度確認する段取りが必要。
足を止めたのは、お酒類を扱う露店の前。
ここならば男性客は多いだろうし、男なんて3人いれば1人はムカつくやつと相場が決まっているので、直ぐに獲物を捉えることができるだろう。
とりあえずは客のふりをして酒瓶の群れを覗き込む。
どれもこれも立派なガラス工芸にみえてくる不思議な綺麗さがあった。
■イズミ > 幾らくらいするものだろうかと値札を見たが、
文字数字は認識できるけど、その値が高いのか安いのか判断できないので無意味だった。
……そうか。別に客ではなくて、嫌いな系統の男性店主から品物を盗む方向でもいいのか、と物騒なことを考えつつ、改めて店主を見る。
額にあせして働く普通のおじさんで、そんな彼と目があった。
彼は宝石のような酒瓶の中から一つを手に取り、これなら女性でも飲みやすいと笑顔で勧めてくる。
ぎこちない笑顔で愛想を返し、露店から一歩退く。
どうもここでは仕事し辛くなってしまい、釣り場を移そうとまた人混みを歩き出す。
それにしても人出が多い。流石に王都というだけのことはあった。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にキザンさんが現れました。
■キザン > 国境の警備所から偉く離れて王国側へ足を延ばし、ふらふらと歩いている男。
辿り着いたのは平民地区で、見た雰囲気治安は良くも悪くもない。官人には知らせていないが
あんな暇な警備所2,3日空けた所で異常があるとも思えない。
「はー…」
ここ何か月かは律儀に警備所の一室でぼーっとしていたが、ふと王国風の酒が飲みたくなり
ちょっと席を空ける程度では済まない場所まで遠出してやってきたのだった。
この時間でもなかなかの往来がある通りで、いくらか自分の普段の生活でも馴染みのある恰好
をした者がいて、ふと無意識に目に入った。東国の出身が散見される事は珍しくないが
その中でも趣が違う衣服だったので珍しいと思いつつ、通りをぶらついていた
■イズミ > 意外に「嫌な奴」が少ない。いつもなら目につくのに、探すとなるといなくなる。
もうあっちから愚連隊みたいなのが歩いてきて、それを打ちのめしてお金を貰うとかじゃダメかな? なんならいっその事むこうからお金が歩いてくるとかでもいいのに、と妄想していた。
と、あちらから気だるそうに歩いてくる一人の男性が目についた。
ふらふらとした足取りは、こんな時間から酒によっているからだろうか?
「いるいる……」
ひと目見ただけの彼の何をもって「いけすかない奴」と判断したかは企業秘密。とりあえず立ち止まり、道の端に避け、彼の通過を観察してから、後ろをついていこうと考える。
人を避けつつ男性の方向に帆先を修正。そのまま彼の3メートルほど手前で道の端に到着。そのまま壁により掛かる。
■キザン > 時折、男は何かに話しかけつつ腰に携えている刀を小突いている。
男には帝国ではあまり知られたくない関係という物がある、王国ならそれを必死で隠す必要もなく
気が楽だった。
…が、何かがついて来る。振り向きはしなかったがいつの間に其処にいるという感覚が何度かあり
それを正確に追う事は出来ないが、とにかく人目を避けて仕事をするタイプだと分かる。
何点かの挙動は把握できなかったが。男の後ろについた所で相手を捕捉出来た。
其れは自分が最初に一見した東国風の姿をした女性だった
【あの恰好で?】
男は刀をまた小突くと、何もしない内は特に気にせず歩いている。
■イズミ > 首尾よく彼の後ろについた。
独り言(?)を話している様子で、ちょっと頭おかしい奴かもしれない。
彼が弄んでいる刀の存在が気になる。多少は腕に覚えがあるのかもしれないが、現在は隙だらけ。そんなに面倒なことにはならないでしょう。
さて、ここからが腕の見せ所。
一定距離を保ちながらついていってもいいけど、あえて変化をつける。彼よりも少し早く歩いて、じりじりと距離を詰め……一度スッと追い抜く。そしてそのまま歩き続けて少し引き離した所で立ち止まり、露店の品を覗くふりをして再び彼の通過を待つことにした。
頭の中で二人の距離を計算し、カウントダウンして、イメージ通りに彼が通過するのを待つ。
こうしておけば、もし万が一間抜けそうな彼が尾行の気配を察知していたとしても、一度追い抜いちゃえば精神的な死角になるはず。
この動きのデメリットは、下手すると自分の姿が彼に印象着いちゃう可能性がある所。
でも問題ないでしょう、このボケーっとした男ならそこまで記憶力も注意力もないに違いない。
背中に彼の気配をキャッチしつつ、腰を落として前かがみになり、目の前の工芸品っぽい小物を見ているふりをスル。
■キザン > よそ見が多く通りを見ながらぶらぶらと歩いている男。また時々刀を叩きながら
女性が位置につくところに向かって歩いている。恐らく女性が次の段取りをするまでの距離に
近づいた僅かな所で女性の前に立つぐらいのいくらか近距離でピッと立ち止まる。
眠そうに下がっていた目が素早く上がり、無表情で真っすぐ女性を見ていたが
【おぃ、あの娘貧乏人だぞ】
【帝国よりもっと東だ】
【私達の故郷と近いな】
【お尻すっごい大きい】
「黙ってろって」
男はその一言しか発していないのに、男の方から老若の男複数の囁き声が聞こえてきた。
■イズミ > さて、男が近寄ってくる。はい、通過!再び尾行開始!
ってタイミングで身を起こし、振り返り──。
男性が予想外に立ち止まってしまったために、至近距離でのお見合いとなった。
威圧されたように感じてしまい、びく!と身体が震える。
無表情で無遠慮な視線に射抜かれる。
多人数の囁きが耳に届いた気がする。なんだか気味悪い。
軽く見ていた男に気圧されてしまったのが許せなくて、意地になった。
ええい!このままぶつかって、それで強行してしまえ、
奇妙で僅かな一拍を設けたあと、胸から彼にぶつかる。
「ちょ…じゃまっ!」
見れば分かる。「嫌なヤツ」だ。
この手の男は、乳房を押し当てれば勝手にそっちに神経を集中してくれるに違いない
「ぼけっと突っ立ってないで!」
擦り寄せるように体を預け、同時にその懐・衣服の収納に触れようとする──。
■キザン > 「ぅわ、何だなんだオィ…」
通るには結構な空きがあったハズだが、偉く強引にぶつかってきた。それも乳から
久々に感じる柔らかさを驚く暇はない。女性は自分の懐に手を近づけている。
やっぱり金目当てで付けていたのだ。呆れたように虚空を見上げてため息をつくと
【おぃ!!!!!貧乏人が気安く懐を探るなよ!!!!!】
触れようとする手に強い静電気程度の衝撃が走り、今まで囁き声だった声は
この通りに響く程でかい大声になった。
「あーあ…」
男はそのまま強い力で女性の肩を掴み、そのまま逃げれないように抑える。
■イズミ > 「あう!?」
腹話術のように発せられた怒声。
そして、謎の痺れ。
大声と痺れで身体が硬直してしまった間に、強めの力で肩を掴まれた。
男性の手のひらの大きさと熱が身体に浸透してくる。
ここはごまかすべきタイミング。
「そっちからぶつかったんじゃないっ!」
せめて互角の立場に立ってやろうと、負けずに声を張り上げた。
やや顔を赤くしつつ、彼を睨む。
そして一応拘束から逃れられないかと身を捩った。
「はなしなさいよっ!」
■キザン > 「まぁま…もう落ち着きなって………」
男はなだめるように、やや疲れた表情でいる。勿論身体は拘束したまま。
「金目の物を取りに来たんだろ?周りにはもう聞かれてるから…」
「いいからもうめんどくせぇからそういうの…落ち着けって」
男自身はある程度冷静に、女性をなだめようとする。その間も男の方から声がする
【逃げる自信でもあるのか?あるんだろうなアレだけ強硬策に出れば】
【お前も大人しく探らせようとするんじゃない】
「いやぁ…まぁいいかなって…面倒だし」
【お尻すごい大きいね】
若い男と壮年の男性、少年の声が、男の携えている4本の刀からそれぞれ聞こえている。
「マジでもう頼むから大人しくしてろって、このままだと衛兵が来るから」
■イズミ > 「あんたの方から大声出してたんでしょ!」
言って身じろぎを繰り返す間に、信じられないものを見た。
目の前の男は、怒ってない。
寧ろテンション低め。
はいはい。わかりました的な完全上から目線なのが気に入らないが、兎に角彼自身は熱くなっていなくて、
彼の持つ刀が……?
いえ、これも腹話術…?
こちらをからかって遊んでいるのだろう。
その証拠にさっきからお尻が大きいのなんのとちょいちょい責めてきてる。
自由にならない両腕で、お尻を隠しつつ……衛兵が来るのはちょっと困るので、不本意ながら黙ることにする。
でもただ黙っているのは軽くあしらわれてしまったみたいでイヤなので、一応めいっぱい男を睨んだ。そして、普通の会話レベルまで声のトーンを落とした。
「……じゃあ、衛兵が来る前に、さっさと離しなさいよ」
■キザン > 【この子、僕たちの事を信じてない。全部キザンが喋ってると思ってる。】
まず再び喋ったのは少年の声だった。声変わりもしていない幼い少年の声
そしてさっきからずっと尻について言及している声でもあった。
【じゃぁ好都合じゃないか】
「俺は全然好都合じゃねぇ、お前らのせいでヤバい奴扱いをされてるんだろうがつまり」
「いいか?別にアンタを下に何か見てないし、こいつらの事を知ったんだったらタダでは帰せねぇぞ」
そう言っている間に衛兵が駆け付けた。
しかし男は「勘違いだった」と空いている手を左右に振り、衛兵を返す。
通りは平常の動きに戻っていく。
「……もっと広い場所で話す必要がある」
女性の肩を掴んだまま、中央の広い場所へと歩き出す。
■イズミ > 衛兵がやってくるも、男性の方から追い返した。
周囲の視線を感じながら、彼の誘導に従って歩き出す。
屈辱的っ。
そのつまんない腹話術やめなさいよ。と言ってやりたかったけど、
こいつら(しゃべる刀の事か)を知ったならただでは返さないと凄まれた結果、当然のこととして反発した。
あくまでもからかってくるなら、こっちからもからかい返す。
「で?そのしゃべる刀の事を知ったからってどうするの?」
なぜ広い所を目指しているのかわからないまま、抵抗しても無駄なので素直に歩く。
その分口は動かす。
「じゃあ、そこのお尻に興味ある刀の子(?)とお話させてよ。なんなら触らせてあげよっか?刀に手はないと思うけど」
「あ、そうそう。さっき大声で叫んだバカ刀には黙っててもらってね」
■キザン > 広い、それでいて人の少ない目立たない場所へと場所を変えると、男は非常に真剣な顔になり
女性を後手で拘束すると、近くの壁に強く押し付けた。
「…アンタ里何処だ?…」
「何時までココにいるかは知ってるのか?」
からかい返す女性に、男は心の底から面倒さと可哀想な物を見る目で
片手を使い自分の口と鼻を完全に塞ぐ。
【え?ホントに?触っていいの?キザン、刀身抜いて!】
【すげぇ、どんぶり勘定で盗みを決行してイキってるマヌケなくノ一にバカって言われたぜ】
【経験不足だ、バカとかではない】
鼻と口を塞いだ男の顔は少し青くなっている、呼吸を全くしていない
■イズミ > 「う…」
壁に押し付けられ、圧迫感にわずかに呻いたあと、
肩越しに振り返って、男を睨む。
「は?同郷でもないのに里の話して分かるの?」
「あんたについて知ってることなんて、変なやつって事くらいなんだけど?」
一応質問には一応の返事を返して…彼の大道芸みたいなパフォーマンスに、硬直した。
チアノーゼを起こしてる彼(なかなかに間抜け)と、刀を交互に見る。
「あ、まって。あと5分くらいはそうしててくれないとシンジられない。今だいたい3割位信じてもいいかな?って所だから」
彼にそう伝えてから、次に間抜けと罵ってきた刀を睨む。
「あんたはだまってなさい」
そして刀の子に視線を向け、お尻を突き出してみせた。
「はい。触ってもいいから、その後ちゃんと感想(もちろん褒め言葉でしょう)を言いなさいよね」
このやり取りをしてる間にも男は窒息しかかっているのだろう。
彼がなぜ、命がけで刀がしゃべってると認めさせたいのかはわからないけど、なんだかすこしだけ楽しい。
「あーあーっ。拘束説いてくれたら、その子のために下着も脱いでお尻ぜーんぶ見せてあげるのにっ」
などと調子に乗る未通女(21)の姿がそこにあった。
■キザン > そういった女性の頭を口を塞いだまま持っていた紙束で思い切りドツく男。
「調子のんじゃねぇよ」
男はそれだけ言い放ち、拘束はそのままだった。
「刀を見ても何とも思わねぇのか…」
さっきから喋っている刀は帝国よりも更に東の日本刀の意匠をしている。
尻を突き出されると少年の声の刀はキャッキャとはしゃいで喜んでいた。
「…川蝉、どうなんだ?」
【ずーーーーっと【男なんてどうせ私の身体で大喜びするんだろう】って気持ちでいっぱいになってる】
「…刀の事は?」
【生い立ちまでは読めないからボク達を狙ってるかは分からない、男を舐め切った思考ばっかり】
「なんとまぁ…わからされレイプにはピッタリのベタな男嫌いだな」
【やってあげれば?豊満ボディはキザンも好きじゃない】
「内心バカにされながらレイプなんかしたくねぇ気分だ」
男はうんざりしたように翡翠と呼んでいた刀の柄を、女性の尻肉にめり込ませる
【あぁ~~~~やわらかい】
女性の読み通り幸せそうだった
「内心コケにされてると分かっててもコレだからな」
■イズミ > 「いたっ」
無情にも紙束でしばかれる。紙束だから声に出すほど痛くないし、いうほど怒りも湧いてこなかったけど、叩かれて黙ってるのは嫌なのであんたね!と睨みつける。
しかし男は刀と会話を始めてしまってこっち見てない。
「……すごい芸人根性ですこと…」
仕方ないので聴衆役に回る。
その会話は要点はわからないけれど、こっちの内面を見透かしてきたような語句がぽんぽん飛び交っていて、羞恥に真っ赤になった。
「ちょ!そんな事思ってない…!いい加減なこといわないで!」
思ってるけど、そんな事は微塵も表に出したことはない。
あてずっぽうに決まってる。
一人芝居気味に「こんな女抱く気にならんわー」みたいな事言われて、頭に血がのぼってきたけれど、刀柄でお尻に悪戯されて黙った。
「あっ…」
個性的な男だから、責め方も個性的なのか。
こんな女きょーみねーよだりーよと言いながら刀でグリグリしてきて、子供の声で喜んでくれてる……と、思わざるを得ない。
子供の声に弱くて、こっちも喜んでしまう。
いえ、正確には子供の声色で喜んでる大人の男だと分かってますけど!
暫くこっちもぐりぐりされてる感覚に集中する。
結構恥ずかしい。なんか新感覚。全身が火照りだす。
そのままパタと無言になり、やや吐息を震わせながら、うつむき加減におでこを壁につけ、彼にバレない程度にびみょーに自分からもお尻をおしつけていく。
「…ぅ」
ダメ。めっちゃ恥ずかしい(きもちいい)。全身震える。
■キザン > 【ダメだ、完全に信じてないよ】
「…………はーーーー、じゃぁ俺はずっとイタい奴扱いか」
ガッカリした様に柄で尻肉をつついていると、男が携えていた刀の鞘を止める紐がすり抜け
女性の身体に巻き付く。
「あ、馬鹿っ…川蝉」
その勢いで男は手を離したが、反対に鞘を止めていた紐が女性の身体に緊縛するように巻き付き
強く締め付けている。
【男はずっと舐めてるけど、感じる事は出来るんだね】
刀の鍔に空いた穴が口のようになっていて、其処から声が発される。男の懐から離れて
完全に男とは別の場所から(離れた所から)聞こえる。
「やめろって、馬鹿にされるのは俺だぞっ」
【いいよ馬鹿にされてて】
「ふざけんな」
紐は下着をすり抜けると器用に脱がし、尻肉に纏わりつく
■イズミ > だんだん分かってきた。
この男は、スカしキメてるように見せたいのだ。
私のことをいじめたいのに、それを表立ってやるとかっこ悪いとか思ってるのだ。
そんなの全然かっこよくありませんけどね。
好きなら好きときっぱり言って、ぎゅーっとやるのがかっこいいにきまってるでしょ。
一言そう言ってやりたくて、やや熱に浮かされたまま振り向く。
「ばーかっ。そんなの全然……ひぇ!?」
突如、刀…日本刀に見えるそれの紐がまとわりついてくる。
糸で操っている!?え?手から完全に離れてる?
そして、刀が単独で喋ってる…!?
「はぇ!?え?」
ホントなの!?と男性を驚き見つめたまま、下着を脱がされた。
羞恥に尻肉が震える。
「あ…!」
尋常じゃない状況にリアクションできない。
はーっとため息をつき、演技じゃなくて本気で「どーでもいーよー」って顔してる大人の男の前で、彼の持ち物の「刀」にイタズラされてる。
こんな時自分はどうするべきなのか。
一番強い感情は、男にちゃんと見てほしい(もちろん褒めてほしい)だった。
こんな事されてるのに、ずぅーっと「あー俺憂鬱ー」みたいな「俺はやめとけっていってるのにー」みたいな顔されても困る。
でも、どうすれば?
刀紐にちょっとお尻肉触られただけで、しびれるくらい感じてる。
思考にモヤがかかって、若干涙目。
「はう!うんっ」
気がつけば自由になっている両手。
逃げようと思えば逃げれるし、紐に抵抗だってできる。
「う~!」
とりあえず恥ずかしい状態のまま、願いを込めて男を見る。
男の方からなんかケアしてくれないと、自分を保てない。
とりあえず全然働いてない頭で、いかにも紐に脱がされちゃった風に…うまくできたかは別として、忍衣の襟を乱れさせて、乳房を露わにさせて、「ぼけーっとしたいやな男」を誘った。
そうこうしてる間もお尻への愛撫が気持ちよくて、かっこ悪いけどガニ股になって咽び泣く。
もうちょっとで「はやく!」って懇願しそうになっていた。
■キザン > 【あ、ちょっと信じてくれたっぽいよ】
「マジか?…マジか良かった……」
【少しだけどね】
だるそうな男の表情には僅かな安堵と光が戻り、感謝の気持ちすらうかがえる目で女性を見ていた。
4振りの刀を狙っている相手ではない事も確かなようだし、逆に男は安心して近くの
ベンチに座り込んでしまった。
着衣を乱す手を感じると紐は素早く腕を再び後手に押さえて、紐ならではに手の拘束よりも強固に
縛り付ける。
剥き出しになった乳尻をイかない程度に撫でまわし、いやらしく揺らしてがに股になる様に誘う
【…意外とわからせてほしいみたいだよ?やってあげないの?】
「ちょっと…誤解が解けそうになってる喜びを噛み締めてるから待って」
【経験不足か、忍の里なんて狭い集落で育てばそうもなるだろう。自分の中の想像の男しか存在しないのだ】
黙っていた壮年の男の声をした刀も喋り出す。
反応するどころか男は久々の疲れに俯いて女性の事を見る事無くベンチに腰かけていた。
【じゃぁキザンの代わりに取り敢えずボクがオシオキしようか、キザンをバカにしたのと、僕らを信じなかった事も含めて】
「やさしい」
女性の陰部に梵字が一瞬写ると、そのまま絶頂を封じられる。
その状態のまま乳尻剥き出しの女性をネットリと嬲っていく
■イズミ > 「あ!ちょっと待って…!」
予想とはまったく異なる動き。
恥ずかしいのを堪えて、淫らな姿を見せてあげたのに、
男は駆け寄ってくるどころか、安堵して、仕事を終えたとばかりにベンチへと向かい、腰を下ろして落ち着いてしまう。
ニヤニヤとこちらを眺めているわけでもなく。
その間、子供の声の刀は、子供らしからぬ意地悪さで、こちらの動きを制し、故意に加減した愛撫で焦らし、がに股姿に羞恥してるのを承知でもっとみっともない姿にさせようとしてくる。
人気のない所を選んだとは言え、いつ何時誰が来るとも限らない。
「あっ!あーーっ!」
やがてイかせてくれない愛撫に自ら身を委ねてもっと感じる事で頭がイッパイになる。
手が使えない。自分で自慰もできない。
「はう!う!ゆるして…!解いて…!」
賢明にお尻を振り、飛び跳ねるように乳房を振って、陰核や乳首に僅かに伝わる衝撃で僅かでも少しでも快楽を得られるようにしながら、ガクガクに震える膝で、ベンチの男の方にあるき出した。
「ほ、ほらぁ。イズミの裸見てもいいから!何してもいいからぁ!」
絶頂に向かうのに、その直前のピークを維持するような快楽に襲われるたびに、その場で見えない何かに突き上げられるように身を捩り、だらしなく涎を垂らす。勿論、ガニ股に広げたソコからも、陰液が垂れて止まらない。
広場で泣き叫びつつ、裸で変な縄跳びをしているような状況。
もう言葉も忘れる。頭がバカになる。
「ああっ!イヤっ!ダメっ!もっと!もっと!!」
忍びの修行で鍛えられた精神力の賜物か、物凄く頑張って、ようやく男の前にたどり着いた。彼が手を伸ばせは、触れてもらえる距離に身を置く。
「はぅうう!めちゃくちゃにして!めちゃくちゃにしてーーーーーーーーー!!」
あらん限りの大声て、さっきの露店にまで響けとばかりに叫んだ。
■キザン > 乳首に尻肉、陰核までイケないまま執拗に嬲り続ける紐。
男の近くにまでたどり着く女性をパッと一瞬見ると、ゆっくりと顔を上げる。
女性はかなり扇情的な姿だ。乳尻がむき出しで体じゅうが濡れきっている。
「………………」
【すっごいガマン汁噴出してるよ。意外と自分の気持ちよさには従順だから】
【最初に思ったよりも悪い子じゃないみたいだよ】
「……」
彼女をフォローする少年の刀だが、触手の如くその女性を嬲る動きは激しく止まる事を知らない。
叫び出す彼女だが、人はそう来ない場所を選んだのである。男は目の前の人物だけだ
【柔らかいよー、お尻もおっぱいも、凄い気持ち良いよ。キザンは許してあげないの?】
「………………」
男は冷静な目で悶える彼女を眺めると
「ゆるしてあげない」
一言そう呟いた。
【じゃぁ、エロ汁思い切りぶちまけてもらうね】
刀はそう告げ、絶頂を抑える梵字を外す。
■イズミ > 「はぅ!あぅう!」
ついに彼に見てもらえる。
あられもない。それこそ親は勿論恋人(いないけど)にだって見せられない姿になっている。
それを見てもらって、脳内がピンク一色になる。
「なんでもっ!ぜんぶ!すきなこと!していいの!」
懇願する。そして、期待に胸が膨らむ。
後は、彼がむしゃぶりついてくれるのを待つだけ。
「ああーっ!イズミはずかしぃ!」
紐が指みたいに弄んでくる。恥ずかしい。嬉しい。気持ちいい。
そして、今から目の前の男性が、もっともっといじめてくれるのだ。
「そ、そうなのっ!イズミのおっぱいも、おしりも、気持ちいいのっ!ね?」
ここぞとばかりに縄抜けの技を駆使してするりと腕を抜き、
「きて……くださいっ!」
自ら下腹を突き出し、陰唇を押し広げてそこを見せる。
男の冷静な目つきが──ついに──
【ゆるしてあげない】
「…え?」
はい?聞き間違い?と思った直後、刀の子が何か言ったかとおもった途端、今まで堰き止められていた快楽がドクン!と全身を貫いた。
「…え?」
もう一度、男を見る。そして、自分で陰核に触れたその瞬間、感じたことがない、通常では感じれるはずもない絶頂が脳まで届いた。
「はあ!あ!あーっ!あーう!お!おう!おぅう!」
立っていられず四つん這いになり、その場で一人背後位になる。
何度も尻を上げ下げしながら、全員が緊張と弛緩を繰り返して、そのたびに刀の子が言ったようにエロ汁を吹き出した。
そんな惨めな運動を、ベンチの男の前で、何度も何度も繰り返す。
止まらないし、終わらない。
「あう!ひん!はっ!あう!あぅ!あっ」
お腹の仲間で痙攣しながら、自分で乳首をつねり、おもいっきりひねり、ひっぱり、自慰行為で中イキできるくらい開発した膣内にうんっと指を突っ込んで掻き乱す。
こんな快楽を知ってしまったら、もう昨日までの自分には戻れない。
行為中何度も彼を見上げながら、信じてもらえないかもしれないけど恥ずかしさに泣きつつ、終わりのない自慰行為に耽る。
「…ゆるして」
■キザン > 女性が思い切りイキまくっている中、刀はほどけると自慰行為にふける姿を見ている
「川蝉、アレを」
【はーーーい】
彼女の乳尻に再び紐が触れると、一瞬梵字が浮かび。自慰でイケないように感覚を封じる。
「イズミって名前なんだな、俺はキザンだ宜しくな。」
石畳の床に転がる彼女を見おろすように立ち上がると、その場にしゃがみ込んで顔を近づける。
彼女の絶頂を封じると鞘に収まった刀は男の腰に飛んでいき、素早く紐を巻きつけ最初の腰に携えた姿に戻る
「その梵字がある間はイケないから、絶頂封じって奴だよね」
「俺は普段国境の警備所でぼさーっとしてるから…明日の午前か午後とかに下着付けずにやってくるのを見たら」
「…まぁ何とかしてあげるかもな、忘れられなかったらだけどね」
「忘れられるようだったら良いよ。ただ結構長い事効果が効くから、その梵字」
「無限じゃないから安心して」
男はそういうと徐々に透明になっていき、霧のようになって消えて行った。
扇情的に濡れきった彼女を残したまま
■イズミ > 快楽のあまり、認識が揺れ、いつもの妄想の中にいるのかと思う程の夢心地の中、キザンと名乗った男の声が響く。
これだけ恥ずかしいことをさせておきながら、放置して帰っちゃうという事。
この後火照りを鎮めようとオナニーしても無駄だと言うこと。
なんとかしてほしければ、明日までこの地獄に耐えて、下着をつけずに彼のもとに出向き、いじめてくださいと懇願すること。
「あうー!やめて!いかないで!おねがい!おねがいぃい!!」
必死に、まさに命がけで叫ぶけど、キザンの姿はすーっと薄くなり、やがて煙のようにかき消えた。
あとに残された未通女(21)は、その場にとどまり、めちゃくちゃに犯してくれる男性を求めて必死に自慰行為を続けたものの、不幸中の幸いか、ただの不幸か、誰に見られることもなかったという
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からキザンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からイズミさんが去りました。