2019/07/20 のログ
■イグナス > 本当まだまだたくさん食べて、店員をあきれさせていったのだとか――
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からイグナスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 冒険者ギルド」にマコさんが現れました。
■マコ > 「だーかーらー!! この報告書で間違ってないって言ってるでしょ!?」
冒険者ギルドはいつでも騒がしい。
こんなふうに、マコが叫んでも誰も意に介した様子もない。
だから思う存分、言いたい放題できるというわけだ。
【そうは言ってもなぁ、依頼主からの報告が筋も通ってるし、お前さんのいうことを信じるってのは…】
「いやいやいや、ボクはちゃんと届けたよ!?
ほら、ここにちゃんと依頼主のハンコももらってるんだから!」
バンバンと、テーブルに置いた報告書を叩きながら、わめく。
それもそうだ、依頼をこなして依頼主から報告をもらい、冒険者ギルドで報告を受けて。
報酬で美味しいものでもと思ってた矢先に、これだ。
ハンコのある報告書と、依頼主からの報告を交互に見ながら、唸るギルドマスター。
そのハンコを眺めながら、ため息をつくとマコの持ってきた報告書を、マコにつき返した。
【とりあえず、依頼主にもっかい確かめてやっから。お前さんは早く帰れ。】
「だめ!今すぐ確かめてもらって!それまで、ボクはここで待たせてもらうから!」
■マコ > 待ってしばらくした後、届いたのは依頼主の失踪の知らせだった。
ここで初めてマコは気づいた、今日受けた依頼は――――。
ご案内:「王都マグメール 冒険者ギルド」からマコさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2/繁華街」にカインさんが現れました。
■カイン > 騒々しい平民地区の繁華街の真っただ中、
露店で買ったらしい飲み物を片手に道行く人を眺めている男が一人。
誰も彼もが随分と忙しそうに立ち回っていく様子を何処か他人事のように眺めていた。
「いつ来ても騒々しいよなあ、この辺り。
仕事で来る分にはこの騒々しさが面倒ごとだがオフなら気楽なもんだ」
どこか上機嫌に漏らしながらもどこかで騒動が起きたのだろう、
聞こえてくる怒声の方に視線を向けてヤジを飛ばす始末。
仕事らしい仕事もなくたまには休みと位置付けての散歩の最中だけに、
普段用心棒をしてる時の飯のタネも気楽に楽しめる余裕がある。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2/繁華街」にダストさんが現れました。
■カイン > 「相変わらず騒動は起きるもんだなあ。
同業者の連中には同情するというか…お、やってるやってる」
近くで始まった女の子にちょっかいをかけようとした男に対し、
用心棒らしき人影が仲裁に入った様子に笑いながら見物の構え。
最も男自身、自分で軽口叩くほど平和な事は稀なのだが。
直にちょっかいかけてた男がノされて影に引きずり込まれていく様子に、
残念と言わんばかりに肩を竦めながら見ると無しに道行く人や客引きを眺め始め。
「ま、口説ける相手には事欠かんと言えば事欠かんのだろうが…」
■ダスト > 今日は公務などは休日にあたる日らしい。
とはいえ年中自由気ままに暮らしている身としてはそんなことは関係なく。
暇つぶしに街にでて何か面白いものでもあれば買ってみようと市街を散策しているとき。
何やら騒ぎがあった様子の人込みに目を向ければ知った顔が目に留まり。
「【血爪王】さん。
久しぶりですね」
人込みを割って相手に近づけば身長差のある相手の顔を見上げつつ。
人が多いこともあって自然に距離を詰めることが出来れば相手だけに聞こえるような声で話しかけ
■カイン > 「…それにしてもまあ、なんというか暇を持て余すのも良し悪しだな。
こうやってると体がなまってくような感覚は間違いなくあるし、
ちと遠出もありかもしれんなあ」
顎に手を当ててこの先のことを考え始めた所に、
聞き覚えのある声が聞こえる。視線ふとさまよわせ、
下に向ければ見知った相手の姿を捉え。
「おお、久しぶりだな。こんな所で出くわすとは…と言いたい所だが、
前出くわしたのもこんなところだった気がするな」
大差がない、と笑い飛ばしながら軽く笑い飛ばして肩を揺らし。
「とりあえず元気そうで何よりだ、今日は仕事かい?」
■ダスト > 「いえいえ、ただの暇つぶしで散歩だよ」
相手の問いかけには苦笑を零して自虐的に答え。
「カインは今日は休み?」
よく商店などの用心棒をしている相手である。
街中にいても休みなのか見回りなのか判別つけづらく。
首をかしげて訪ね。
■カイン > 「そりゃあよかった。仕事のジャマをするのはこっちとしても本意じゃないしな」
冗談めかして答えて見せながらも、相手の問いかけにはゆっくりと頷きを返し。
「こっちは今、それなりに余裕があるんでね。色んな意味で。
玉には息抜きのつもりで休憩中さ、普段は温泉宿なんかにいくんだが…それもいつもいつもだとな」
飽きてくるというか新鮮味がなくなると言うか。笑い飛ばして応じながら、
ひょいと軽く手を降ってみせる。
「今は大きな戦があるわけでもなく、何かどっかからの客人がどうとかでお偉い連中が忙しいみたいだからな。
傭兵の出番があんまりないのが困りもんだ」
ちらりと王城のある方に視線を向けながらクックと喉を鳴らす。
少なくとも表面上とは言え、傭兵の仕事がない事自体は平和な証拠かもしれないが。
■ダスト > 「あ~まぁそうだよね。
傭兵のカインにしてみれば商売あがったりって感じか」
相手に釣られて城のある方に顔を向け。
納得したように小さく頷き。
「僕も仲のいい貴族に呼ばれていくけど、一部じゃ外交って言うより完全に血の異文化交流になってるよ。
もう数年したら継承権のややこしい子供がいっぱい生まれるんじゃないかな」
そうなると内輪もめも入って傭兵や自分のような魔導士は小銭にありつけるかもしれない。
暖かくなってきた季節の風を浴びながらそんなことを考えつつ。
■カイン > 「上がったりと言うか…嵐の前の静けさ、って感じだな。
所謂裏稼業の連中は今が稼ぎ時みたいだが」
偶にその関係で、付き合いのある貴族や何やらから護衛を頼まれることがある。
困ったことに現状、呼ばれていった際にはほぼ100%出くわしているので間違いなく静かな暗闘は始まってはいるのだろう。
「表沙汰になるのがいつの日か、ひょっとしたらならないかも知れないが。
どっちにせよ国が荒れそうな事になってるなあ」
よくやるもんだとは言いながらも、逆にこれはこれでいつものことと大差ない。
難儀な国だと苦笑いめいた表情を浮かべつつに肩を竦め。
「魔族の国ほどじゃないがよくもまあ面倒なことが好きな奴が多いもんだな。
俺はそういうのが嫌になって逃げてきた口なんだが。ダストの方は儲け話にありつけそうかい?」
それこそ男よりも余程近い位置に居るだろう相手に、
興味本位で水を向けてからかうように問い。
■ダスト > 「まぁ、魔族の国もそうだけど。
僕はこういう堕落に堕ちた世界って好きだよ」
別に自分としては暮らすだけであればどんな国でも生きていけるのだ。
しかしこの国の人が人を呼び、そして問題も呼び込むような国は見ていて飽きないところがある。
「ん~あまりお金には興味ないからなぁ……。
僕が貴族と仲良くやってるのって、一般的には関わるのが難しい場所にも入り込めるってところだし」
帝国との治乱騒ぎもそうだが、それ以外にも暇と金を持て余した貴族の遊びは並みの夜の世界とはレベルが違うことも多い。
それこそ昨日もそれに呼ばれてきたところなのだ。
それを思い出したのかそっと下腹部を撫でて。
■カイン > 「程度はあるがある程度腐ってたほうがやりやすいのは間違いないな。
俺だって元々はそっちの住人だけに、色々と所謂世間一般様に当てはめられない自覚はある」
クツクツと喉を鳴らして言い返しながらも、相手の物言いを何処か興味深そうに眺め。
「ふうん?それはそれで、そのうち好奇心で身を滅ぼしそうな話だな。
ま、お前さん要領がいいからそのあたりは大丈夫だろうと思うけど。
……なるほど、お勤めはそっちってわけかい。ご苦労さん」
下腹部を撫でる様子を見れば楽しげに笑いながら、
そのまま手を伸ばしてひょいと相手の肩を抱き寄せてしまおうとし。
「ま、ダストはいい女だと思うからな。声がかかるのも無理はない」
そのまま首尾よく抱き寄せられれば楽しげに笑って覗き込もうとするだろう。
最も、拒否されればあっさりと手を離すだろうが。
■ダスト > 「魔術師たるもの常に好奇心を持たないとね。
それで失敗するんならその程度ってことだよ」
ある意味冒険者の冒険心と同じなのだ、などと言いながら。
相手が肩を抱きしめてくれば素直にその腕の中に納まる。
魔法で体の周りに冷気をまとわせていることもあり、相手にもそれが及べば多少涼しくもなるだろう。
「そぉ?
女になれるようになったの最近だからいい女って自覚はあまりないんだけどな」
相手の言葉には不思議そうに首を傾げ。
■カイン > 「それで身を滅ぼすやつが多いのが、また因果と言うか魔法使いの厄介さと言うか。
……そこまでいい切れるほど、割り切れるの凄いと思うよ」
俺には無理だと笑い飛ばしながら軽く喉を鳴らす。
涼やかな空気が手元に来たのを感じれば、これも魔術かと首をひねり。
「また小器用な真似を。…んー。まあ、そりゃ自分でいい女というようなやつはあんまりいないよな。
俺としては、肌を重ねたくなる程度にはいい女だとは思うけどな」
そこは他者評価として受け取っておけと喉を鳴らしながら顔を覗き込み、
抱き込んだ相手の体を正面から向き直るように抱き直し。
■ダスト > 「ん~そんなものかな………って、何してんだよ」
相手に抱きしめられれば少し慌てたように胸板を押し返そうと手を乗せ。
しかし体格と力の差は歴然としていてそのまま相手の胸に顔を当てる羽目になり。
「わ、わかったから!
恥ずかしいからやめろよ!」
そういう場であればどこまででも乱れ堕ちることが出来るが、恋人がいた経験もないせいか。
こういった場では慣れずに恥ずかしそうに相手に言い。
■カイン > 「そんなもんだろ。男から見える世界と女から見える世界は全く別のもんだろうしな。
両方見れるってんなら、それはそれでお得なんじゃないか?大変そうだが」
心と体が行ったり来たりを繰り返すとするならば、正直な所自分には到底耐えられそうにない。
どちらかに軸を置かねば流されきってしまいそうだと肩を揺らす。
相手の反応に思わず喉を鳴らしながらも、顔を除くまま意地の悪い笑みを浮かべ。
「正直、そういう反応を期待してた」
ろくでもないことをいけしゃあしゃあと言い放ち、
恥じらう様子を散々堪能した後、パッと手を離して相手を開放し。
「ま、それはそれとして此処であったのも何かの縁だろう…ってな。
この後、付き合ってくれないか?」
何にとは言わずとも、下心は隠そうともせずに右手を差し出してみせる。
最も、今の男の様子だとただ淫蕩にふける以上に邪なことを考えてそうな様子が見え見えなのだが。
かと言って断られた所であっさり引き下がるに違いない。
■ダスト > 「ちくしょう……たちが悪いよほんと」
身体を解放されれば軽くローブの乱れを整えて。
「ん?まぁいいよ、どうせ暇だったし」
今日明日と特に予定はないのだ。
何もなければまた貴族のパーティにでも顔を出そうかと考えていたくらいである。
差し出された相手の大きな手を見れば軽く肩をすくめた後それを手に取り。
相手が歩き出せばそれに続いていくだろう。
■カイン > 「タチが悪いとは失礼な。大体、ダストの側だって男の立場に立って考えると、
そういう事をしたいと全く思わないってこともないんじゃないか?」
それこそ味方の違いである。まあ、男が恥じらってるところを女性が見たくないのかと言えば、
またそれはそれで別の問題ではあるのだろうが。
「その辺りはほんとにあっさりだよな。
俺としてはソッチのほうが助かるが……
じゃあ、近くに行きつけの娼館があるからそこ使わせてもらうか」
さらりと何故か宿、ではなく娼館、と言いながらも手を握るとそのまま歩き始める。
やがてふたりとも雑踏に紛れて消えていくことになるだろう。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2/繁華街」からダストさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2/繁華街」からカインさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 エステ店「オブシーン」」にモールドさんが現れました。
■モールド > 平民地区と富裕地区の境目に居を構える、エステ店「オブシーン」。
清潔感が見て取れる店構えと、利用者の声、そしてその値段設定から平民、貴族を問わずに評判の良い店だ。
その実態は、優良店とは間違っても言い難いものであるけれど。
今日もまた、愛しの恋人や旦那の為、または自身の美を磨く為にとその身を嬲られる客が一人。
淫らで変態的な施術を受け、それでも認識上は「素晴らしいサービス」を受けて満足そうに店を後にする。
その胎には雄の種がたっぷりと仕込まれ、つい先ほどまでその証を魔導具に晒して記録していた事を知るのは今、店の主ただ一人だ。
店に一歩足を踏み入れれば、設置された魔導具の効果で認識に影響を受けてしまう。
エステの効果を宣伝するように店内へと飾られたパネル一つをとっても、それは美貌を喧伝するものではなく。
素肌を晒し、卑猥な落書きを施されて玩具を銜え込む姿であったり。
男のペニスを美味そうにしゃぶり、恍惚とした表情を浮かべているものであったり。
更には犬の様に首輪とリードをつけられて、屈辱的なポーズを取らされながらも矢張り蕩けた表情を浮かべるものであったりと様々だ。
女の、否、牝の美しさを象徴するという意味ではそれは一部で納得できる写真の数々であるかもしれない。
けれども、此処は表面上は普通のエステ。誰もが、それを見た途端に逃げ帰るだろう
――それも魔導具の効果で「ちょっと過激だが魅力的なスタイルを見せる女性」とでも変換されるのだろうが。
さて。今日は後一件、予約があるがそれまでにはまだ時間がある。
獲物となる客が来るか、それとも予約の時間まで暇を過ごすこととなるか。
のんびりと受付を続けながら、次なる客をどう料理しようかと、にやけているのであった。
■モールド > やがて、予約の時間がやってきた。
訪れた客を迎え入れ、今日もまた、雌を嬲る時間が始まるのだった。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 エステ店「オブシーン」」からモールドさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にフラニエータさんが現れました。