2019/06/14 のログ
ゼロ > 「流石に、嫁と子供をあそこに住まわせてはいられないさ。」

 一応、国の兵士でそれなりの給料はある。
 それで、嫁と子供をあそこに住まわせておくわけには行かないのだ。
 それは人としてどうなんだ、と自分でも思うレベルの行為。
 なので、せめて住まう場所ぐらいは一般的な場所に、と思ってのこと。
 そして、最近の情勢のというのもあるが、可也忙しくあちらこちらへと動いている。
 そもそも、フットワークが軽いからと言うのもあるのかも知れない。
 魔獣や魔物、魔族が多いのがいけないのだ、と。

「そうか。
 わかった、二人とも元気であれば、何も言うことはないよ。」

 というよりも、世話を任せているので、何か言う立場ではない気もする。
 なので、娘の言葉にうなづいて。
 飴だな、と、うなづいた。任せておいてくれ、と。

「ああ、誰もいなかったから、何か食べようと思ってたけれど。
 これから帰るなら、なにか食べ物を買って戻ろうか。」

 娘が家に戻るなら、一緒に戻ろう。
 男はそっと娘の手を握った。

サーシャ > 「前の家、ぼろだったもんねー」

以前、母親と暮らしていた貧民地区の家は家というより小屋というほうが正しいレベルの物だった。
それを見かねて今の場所に住まわせてもらったおかげで住環境はかなり充実していると言える。
とはいえ’友人’も多いためちょくちょく貧民地区には通っているのだが。

「やった!じゃあ、一緒にフランクフルトと……」

父親の言葉に楽しそうにはしゃぎつつ。
手をつないで一緒にその場を後にしていった。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からサーシャさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からゼロさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 とある酒場」にタマモさんが現れました。
タマモ > ここは平民地区、そこのどこかにある、とある酒場。
他の酒場と比べても、普段、これと言った飛び抜けて変わった特徴もない酒場だ。

しかし、極稀に、変わったミレー族っぽい店員の少女が現れる、そんな噂があったりなかったり。
出現率の低さから、出会えたら幸運とかどうとか、そんな話も上がっているらしい。
しかも、それだけではない。
その店員が居る時だけ、その店員が行う賭博勝負に参加出来ると言う。
内容は簡単、賽を振り、大きい方が勝ち。
負けた方が一枚ずつ、着ているものを脱ぎ、全裸になったら負け。
………まぁ、そこから更に勝負出来るが、その先は…以下略。
ちなみに、賭けるものは、金か、後一日だけ言う事を聞く事、と言うものである。
先に述べたのは、後者の場合の運命だ。

ただ、その店員は異様に強く、勝てる者はそうそう居ない。
とは言え、無敗と言う訳でもなく、負ける時もあるとの事だ。

そんな酒場に、珍しく少女は居た。
店員用である、時期が時期なのか、袖短く、スカートの丈も短いドレスを着用して。

「ふむ…今日も今日とて、なかなかの客入りじゃのぅ?
こんな時間と言うのに、居なくならんものとは…」

空いた席の掃除を終え、カウンター席に腰を下ろし一休憩。
あらかた注文を捌いた後で手は空いたのだ、それくらいは許して貰おう。
カウンター越しに、そんな気軽に店主と喋り始めて。

ご案内:「王都マグメール 平民地区 とある酒場」にフィズルさんが現れました。
フィズル > 幸運かどうか。
その変わったミレー族の少女が店番の…注文をさばき終わった店内に、扉が開く音

「っ、あー…くそ…時間の無駄だった…」

視線をやるなら、何かしら呟きながら、深夜の酒場に入ってくる派手な男がいるだろう。
客入りを見て一瞬、おお、とか驚いたが…他の場所に行くのも今更面倒なためそのまま、席を探して

運よくカウンターの一角が空いているのを見ればそこに座ろう。

「すまねェ、こんな時間だが酒はあるか。後ツマミもなんかあるとありがたい…適当でいい。」

一息ついた後、疲れた様子で注文の声を上げる。
人目を引く容姿と服装のためか、酒場が少しざわつくが、特に気にはしていないようで。

「あ――――………」

注文した後はぐて、とカウンターに突っ伏して。
ある特定の賭けが行われていることなど露知らず。金と銀の髪をカウンターから生やしている。

タマモ > ぴくん、少女の耳が揺れる。
扉が開く直前、やって来た足音に気付いたからだ。
よいせ、と席から立ち上がれば、それに合わせたように、扉が開いた。

「いらっしゃいませー、なのじゃ」

と、新たな客へと声を掛け、席から離れる。
ちょうど空いた、そのカウンター席、その新たな客は移動して腰掛けた。

「ふむふむ…では酒とおつまみじゃな、承ったのじゃ。
………っと、1番席の注文はここに置いとくからのぅ?」

手元の紙に席番号と注文をささっと殴り書きし、再びカウンター越しに、その紙を置いておいた。
店主はそれを手にすれば、目を通し厨房へと入って行く。
周囲はなんかざわついているが、少女は別段気にした様子はない。

「さて、と…そろそろ、これは取り外して良い頃じゃろうか?」

そこで少女は、少し目立つところにある、壁に掛けた看板へと、誰にとも無く問いながら歩み寄って行く。
掛けられていた看板は、『賭博挑戦者求む』と先程の内容が書かれたもの。
結構な時間だ、さすがに閉じても良い頃なのだろうか、と思ってのもの。
今日は参加者は居なかったが、そんな時もあるものなのだ。

フィズル > (珍しいミレーだな…。奴隷、ってわけでもなさそうだ…)

注文後、ぐり、と頭を回して注文を受けてくれた店員を見てみれば
なんとも見たことのない獣の特徴があり。つい目を奪われる

「――――……」

店主が注文を受け取り、酒が先に出されればそれを飲み始め
ただ視線は何となく、落ち着いた店内を動く店員を追って

その視線が行きつくのは、看板。
びり、とぼけた脳に電気が走ったような気がした

「あー……申し訳ねえ、そこの美人の店員さん、それ、まだできるのかい?
できるなら、ぜひやりたいんだが。」

酒をカウンターに置いて、店員に近づいて話しかけよう
今夜は、本来行きたくもない貴族の集まりに行って辟易していたところだ。

もし軽くでも賭博をやっているなら、挑戦したいところだった。

タマモ > 男が、そう思うのは当然だろう。
実際に、少女の仕草や口調は、どう見ても奴隷のそれとはまったく異なっているのだから。
そもそも、九尾とか、普通に見掛けるようなものでもないか。

ゆらりゆらりと揺れる尻尾、それを想定して作られてないドレスだ、時折、下着が見え隠れするのは気にするな。
………うん、無理かもしれない。

なんだかんだで、カウンター席の為、店主から直接に注文の酒とつまみを出される男。
そうしている間に、他の注文とかあれば、他の店員は動き回っている。
そうした中、看板を外そうとした少女に掛かる声。
かくん?と首を傾げ、そちらへと振り返る。

「………おぉ…久々に、言われた気がするのじゃ…
おっと、これか?お主、挑戦する気かのぅ?」

普段、可愛いだの言われ、少々気にしていた少女。
美人との言葉に、こう、気分良さそうに尻尾を揺らす。
そして、ふと気付いたように、手にした看板を指差して示した。
内容が内容だが、ここの常連は少女の強さを知っている。
ゆえに、最近はほぼ居ないのが現状だったのだ、反応しない訳がない。

フィズル > 下着が見え隠れするのは、男の性か目で追ってしまうけれど
それと同じくらい、手入れの行き届いた九尾に息を漏らして

「ん?…言われねーのか?、まあどっちかっていうと可愛いが先に立つとは思うが…
…店員には敬意を払う性質なんだ。俺にはできねぇことだからな。」

軽く肩を竦めてから本題へと。

「おお、そうそうそれ。賭博挑戦者求む…って何やるんだ?
いや…実はちょっとストレスたまっててな。発散できるんなら参加しようかと思ったんだが。」

見たところ普通の酒場のようだが、妙なサービスをしているものだ、と思い。
それにしても他の客はなぜ挑まないのだろうとは思い。
何が賭けられているのかも…男の位置からはわかりづらいが、こういう酒の入った場所なら賭け事は盛り上がるはずなのに

「賭けの対象はなんだい?、まあなんでも挑戦だけはするぜ。」

それと誰が相手かも聞いてみて。
マスターかもしれないが、もしかすると…という期待も込み。

タマモ > 耳と尻尾はミレー族で慣れてるとして、男の性で下着に目が行くのは…よく理解してるから、気にしない。
男でなくとも、目が追ってしまうのって、居るしね?

「うぐっ…わ、分かっておるならば、あえて言わずとも良い」

そう言われれば、あ、やっぱり?と感じつつも、唸ってしまう。
言葉だけでなく、ひらひらと手を振る動きでも、それを伝えて。

さて、本題と移ろうか。

「ふむふむ…まぁ、書いてあるが、妾から説明してやろう。
難しい話ではない、賽を振って、高ければ良い、それだけじゃぞ?
とは言え、ただ一発で決まるのも面白くない、だから負ける度に一枚ずつ脱ぐ事になっておる。
で、全部脱いでしまったら、そこで勝負あり、と言う訳じゃ」

手にした看板を、ぺちぺち叩きつつ、書いてある事の途中までを言葉にし、一度止める。
と、そこで男の続けての問いが入れば、ふむ、と一度頷き。

「賭けるものは、金か、それ以降の負けごとに一つずつ言う事を聞く、と言うものじゃな。
まぁ、金だったら負けた時点で払えば良い。
もし後者であれば、巻き返しの可能性もあるじゃろう。

………で、本当に、やる気かのぅ?」

あえて、他の客が挑まない理由は言わない。
自信有り気に、ふふんっ、と胸を張って、相手は自分だとも答えておこう。

フィズル > 美人と言われたい店員を弄りたい欲望はあるがそれは賭けの内容に押しのけられ。
条件を聞けば顎に手を当てて考える。

「単純明快、わかりやすい。俺は…ふむ。全裸が負けだとすると…
コート、ブーツ、肌着の上下、靴下…で5回ってとこか。なるほどな。」

まずは前提。
賭けに衣服を賭けることは酒場ならよくあるが…その先は中々聞かない。

「更に続けるなら、金か、命令1つ…か。よく絞れるようになってるなあ…
…って、店員さんが相手か。そりゃあまた…」

なぜ挑戦していないのか、疑問が更に募るが…
それは一つの単純な答えで解決できる。

「つまり、かなり強いんだな、その自信と言い、結構な数勝ってきた…って感じだな。
願ったりかなったりだ。乗った!」

成長すれば絶世の美女
あるいは今のままでも…服装を意識すれば愛らしさと美が混ざった言いようもない風体となるであろう相手。
けれど挑まないということはそれだけ強いという事
そんな相手と戦えるなら、本望だと。

「よっし。あっちでやろうぜ。そっちから投げてくれ。あ、俺はフィズル。店員さんの名前は?」

そうと決まれば男は即断即決。
ちょっとすまねえ、とぺこぺこ頭を下げ、テーブルを空けてもらい、勝負場を整えよう
口早に自己紹介をしつつ、どか、と椅子に座って
まずは相手が振るのを見て居よう。

タマモ > さて、乗るか反るか、男次第だ。
どうするのー?みたいに、看板を床に置き、それに軽く凭れ掛り、男を見遣る。
…のだが、己の着衣の数を確かめている時点で、やる気満々っぽいか。
まぁ、こちらとて楽しめるから良い、うん。
そんな事を考えていれば、男は見事な予想を語ってくれる。
しかも、それを分かって受けたりも。

「ほほぅ…それを理解して、乗って来るとは…」

相手をする己に対し、どんな考えを抱いているのかは分からない。
それでも、強い事を分かり、挑む姿勢は好感を覚えた。
自然と、笑みを浮かべてしまう。

「良かろう…っと、そうせずとも、勝負時は席を一つ空ける、ってのが決まりじゃがな?
で、妾からで良い訳か…ふむ、ふむ…では、それで行こう。
フィズルか、妾の名はタマモじゃ」

行動を起こす前に、男は頭を下げ、席を空けてくれた。
うん、わざわざしてくれたのは、ありがたいのだが…
何かこう、申し訳ない感じはあるが、それを教えておく。
ついでに、自己紹介も混ぜて。

よいせ、と用意したテーブル、その椅子に腰掛けた。
さっそくと、その手に賽を持ち…ぽいっ、投げた。
[1d6→1=1]
タマモ > ころころ、ころん、賽が止まる。
その目は…

「………む、今日の駆け出しは鈍足のようじゃ…」

と言いつつも、大して、それは気にしてない様子だ。

フィズル > 「おっと。…まあそりゃそうか。すまねえ、気が逸った」

相手の説明を聞き席を譲ってくれた相手に…厳つい風体ながらまた頭を下げて
後は笑みを浮かべて

「タマモね。どうぞよろしく、ってな。」

軽く挨拶を済ませて賽を見守って。
それが最低の出目を出せば

「おいおい、サービスはいらないぜ?、ま、いい。
強いなら強いで、先に1勝もぎ取っておくのも得だしな」

ふふん、と笑いながら自分は1を出さないと言いたげにサイコロを振るが…さて結果は
[1d6→2=2]
フィズル > 「おっと。ぎりぎりだったな。こりゃあ、お互い運が拮抗してるともいえるが…
とりあえず勝ちだな。…言いたくないならいいが、そっちの衣服は何枚だい?」

セクハラとしか思えない発言だが眼は真剣。
相手の前提の賭け金を確認しておこうと。

脱ぐ衣服にはあまり頓着しておらず、今はまだ下衆な視線を向けてはいない。

「あっと、酒を取ってくるわ。タマモも飲むかい?酒代は俺の驕りにしておいてやるぜ?」

と言いつつ、賭け事には酒も必要とばかりにカウンターまで戻り
タマモがイエスというなら、同じように酒を注文してくるだろう。

タマモ > 「大きく来るかと思いきや、小刻みに追って来るか。
ふむふむ………ん?
まぁ、お主と同じ5枚、と言った感じじゃぞ?」

もっとも、今の負けで4枚になったがな、と。
もそもそと、靴と靴下を脱ぎ、素足となって答えた。
膝を立てて脱いでいる為、さり気に見えるのは、さーびす、としておこうか。

「おや、妾は遠慮せんが、それで良いならのぅ?
………酒には、つまみが必要と思わんか?」

まだ一振り目だが、一区切りか。
テーブルの賽を手にしながら、言葉通り、遠慮なく言ってみよう。
戻れば再開だ、と言うかのように。

フィズル > 「はっは。驕りにちゃんと応えてくれるのは好きだぜ。
じゃあ、マスター。俺のと同じつまみと酒。あそこのテーブルまで頼む。」

に、と笑って注文を終えテーブルへ。

「なるほど、同条件に合わせてくれてるって感じか…?まあいいや。
じゃあ、どうぞ。そっちからだ。」

酒をまずもってきて、すぐにつまみもくるだろう。
相手が賽を再び振るのを待とう。

タマモ > 「奢る側であれば、応えられると嬉しいものじゃからな。
まぁ、気分が乗っておるのもあるんじゃがのぅ?」

手元の賽を弄りながら、男が戻ってこれば、それを止めて。

「でなければ、真っ当な勝負とは言えまい?
おっと、次じゃな…では、行くとしよう」

持って来た酒に、視線を向けつつも、ぽいっ、と賽を放る。
[1d6→3=3]
タマモ > 転がり、止まる、その目を見れば。

「ふむ…何とも微妙な数字じゃ。
さて、お主がどう出すか、じゃのぅ」

良くも無く、悪くも無い数字。
さて、次はどうなるか、そんな感じに相手に視線を向けた。

フィズル > 「しっかりと客に対等に向き合う賭場は好きだぜ。
ここは酒場だけどよ。」

幼くも見える相手だが…
つい最近、自分より年下に見える年長者に会ったため…もしかするとそれと同じかな、と思い始めて。

「ま。じゃんじゃん飲みねえ。賽が見えないほど酔うならやめてほしいけどよ。」

などと言いつつ相手の目を見て

「仕掛けも特にないみたいだし、ここは、お互いの運を比べるか…」

先ほど振った時妙な細工はまだないことはわかっていて。
だからこそ、真剣な運の勝負ができるとわくわくしており。
自分もまた相手に続いて賽を振る。
[1d6→6=6]
フィズル > 「あー…ボロ勝ちか。こんな出目だと、この後がこええんだよなァ。
まあ勢いは来てる。このまま勝たせてもらうぜ?」

最高の出目に、調子に乗らずぼりぼりと頭を掻いて。

「さ、賭けの支払いが済んだら次だ次。」

ふふ、と笑いながら…相手が脱ぐ…賭けを履行する様を見よう。

タマモ > さて、男の目は…6だった。
なんとも、今日の相手は、こう言う事なのだろうか?

「初手からこうだと、確かに、後が怖そうではあるのぅ?
ともあれ、出目に従うのみじゃ…っと」

さて、この流れのままで、いけるものだろうか?
そんな表情を男に向けながらも、上着に手を掛け、もそもそと。
こうなると、周囲の客から向けられる視線やら、上がる声やら聞こえるが、気にしない。
服を肌蹴けさせ、ぱさりと椅子の背凭れに。
下着に包まれた、身丈に合わぬ膨らみ、それを隠す事はなく。

「さてさて、勝ちが続くか、流れが変わるか…」

指先で賽を摘み上げれば、ぴんっ、と弾く。
かつん、とテーブルに落ち、ころころと転がって…
[1d6→1=1]
タマモ > 「おぉ…今日の運は、乱れに乱れておるようじゃ」

止まった賽を目にすれば、軽く肩を竦めてみせる。
まぁ、まだ相手が振るのだから、勝敗は決まってない。
さてはて、何が出るのか。

フィズル > 「外野が騒いでるが…動揺しないところを見ると、慣れてるな…
勝負の途中できゃーきゃー言われるのもあれだからいいが。」

男としては、周りの喧騒は…賽を振る瞬間には聞こえなくなっている。
ただ、相手の格好が際どくなれば必然、眼はやってしまうが。

「いつもの俺なら、上着くらい貸してやるんだが…、勝負だからな。そのまま剥かせてもらう。」

こうしてイカサマなしの勝負は…賭場だと中々ない。大抵親がイカサマをしているからだ。
だからこそそのまま、勝ち切るつもりで

「確かに乱れまくってるなァ。俺も引きずられねーように気を付けねーと。」

相手の出目が低いがまだまだ自分が引き分けを引く可能性もあり。
更に言うならまだ2回勝っただけだ。油断はできない
相手から賽を受け取り、そのまま振る――
[1d6→4=4]
フィズル > 「―――…、おーよかった。ここで6なんざ出たらここから5連敗するとこだったぜ」

ふぅ、と息を吐いて。

「酒の追加はいるかい?運が来てないようだが」

などと言い、挑発。
ノるときはとことんノれ、も男の持論だ。

タマモ > 「………そもそも、こんな勝負をする時点で、怪しんでおったじゃろう?
さて、早くも半分を切るか…直球で来るのは久し振りじゃ」

その言葉に、くすくすと笑う。
ぼやきではなく、純粋に、その状況を楽しんでいるかのような呟き。
まぁ、ゆらりゆらりと揺れる尻尾が、気分良さそうなのを示しているが。
席を一度立てば、スカートへと手を掛け、ぱさりと躊躇無く脱ぎ落とす…はせず、足に引っ掛け、上着と同じように椅子に掛ける。
これで、少女は下着姿となった訳だ。
再び、椅子へと腰掛ける。

「酒で運は左右されぬが、貰えるものは貰うぞ?」

合間に、ひょいぱくと、つまみを口に放り、もぐもぐ。
ちびちびと、賽の様子を見ながら飲んでいた酒を、ぐいっと呷る。
次の一杯を求めつつも、賽を手に、次の一手を。
[1d6→4=4]
タマモ > 3度目の出目、まぁ、変わらず良し悪しの付け辛いものだ。
さっきより、微妙に良くなった、その程度な感じか?

「ふむふむ…じわじわと上がるも、追い付くかどうか。
さて、フィズルは何を出してくれるじゃろうかのぅ?」

周囲の期待に、男が応えられるのか。
………とは言え、さすがに全敗はあれだ、ここらで巻き返したいところだが。

フィズル > 「中々色っぽい脱ぎ方だ。俺が下衆な男ならここで酒場の男を焚きつけて襲ってるね」

などと言いながら、揺れる尻尾から…このやり取りを愉しんでくれているのかと喜び
周りからも歓声が上がり、期待が募っていくのがわかる

「おー結構飲むんだな。いいぜいいぜ、マスターもう2杯。俺の分もだ。」

相手の分も酒も注文しつつ、つまみで口さみしさを解消して。

相手の目を見れば

「さて……ノってきた感じはするが…そういう時に限ってこけるのが運ってもんだな。
まあ、俺はこけねーが…!」

気合を入れて、賽を振る。
男の気迫は絶対に負けないという意思に満ちているが…
[1d6→3=3]
フィズル > 「っ、と―…負けたか。仕方ねえ。野郎の脱衣なんぞ見たくねーだろうが、我慢してくれよな」

観衆に対してそう言いながらブーツをぽいと捨てて。

「まだまだ楽しめそうだ、タマモ。感謝するぜ」

ふふん、とまだ笑いながら、どうぞ、と次を促そう。

タマモ > 出目を見れば、どうにか勝ちはもぎ取れたようか。
全敗は逃れ、一安心だ、あわよくば勝ちまでいきたいが。

「うん?…いやいや、男子の脱衣とて、見ていて悪くはないぞ?
周りの者は、どうかは知らんがのぅ?
…とは言え、まだブーツじゃ、脱衣と言うのも微妙な感じじゃ」

腕組み、うんうん頷きながら、さらりと答える。
その言葉は嘘偽り無いもの、言葉通り、男女関係無く、それを楽しめるのだと分かるか。

「さて、このまま逆転となると、それはそれで面白いが…」

何度目か、賽を手にすれば、ぱっと手を離して落とす。
かつん、かつん、と数度跳ね…
[1d6→6=6]
タマモ > 「………おや、ここで6と来たか」

止まった賽の目を見れば、これはいけるだろうと、自信あり気に、胸を張る。
同じ目の可能性もあるが、この流れならば…と言うのも、あるのだろう。
実際に何が出るのかは、男の腕次第。
………ではなく、男の運次第である。

フィズル > 「おー、そうか。1人だが、観客に楽しんでもらえるならいいな。
俺も、勝つたびに楽しませてもらうぜ」

などと軽口を交わし合いながら、

「最高の出目か…取り返されてきたな。だが、負けねーぜ」

ぐいい、と酒を煽ってから賽を手に取り
しかし…酒で震えない手で賽を振ろう。
[1d6→5=5]
フィズル > 「っかー!、さっきから1負けが続くなあ、悪い流れだ!これぁ断ち切らなきゃいけねーが…」

大げさに頭を抱えて、だが笑いながら。
派手なコートを脱いで背もたれにかけよう。
意外に鍛えられた…肌着に包まれた身体を晒して。

「よっしゃ。次だ次。まだまだこれからだ!」

元気に言いながら腕などを回したりしつつ。
相手の次の出目を見よう。

タマモ > 「まぁ、程よくもう一勝でもして、同じ立ち位置に戻したいところじゃ。
今の流れだけでも、なかなかに面白いがのぅ?」

背凭れに背を凭れ掛けさせ、何とも余裕ある仕草はするも、まだ一歩後ろ。
言葉を交わしながらも、脱いだコートから見える身体に、ふむふむと満足気。

「よし、次じゃな」

ひょい、と左手に酒を、ぐい、と一口。
続けて右手に賽を掴めば、ぽいっ、と放る。
[1d6→5=5]
タマモ > 即決着と行かぬ流れに、期待膨らむ。
徐々に言葉少なくなるも、それは勝負により集中してるからか。
次の出目に視線を向ければ、その視線を、ちらりと男に向ける。
さぁ、次はこの目の上を狙うが良い!みたいな感じに。

フィズル > 「愉しいのが一番だからな…。勝っても負けてもその尻尾を振ってくれるなら、俺としても気持ちが良いぜ」

男が好むのはお互いが了承し、気持ちよく戦うこと。
それをほぼ満たせているため例え全裸になっても彼は笑っているだろう。

「っと、ほんとに運が向いてるなタマモ。さてさて、どっちに微笑んでくれるかね」

相手の視線を受け、に、と笑い返して
自分の裸が近くなっているにも関わらず、勝負師の目線を向けてくる相手に敬意を覚え

「――――」

ころん、とサイコロを振る…
[1d6→4=4]
フィズル > 「くっそー…こりゃいかん。酒を追加だ!」

へへ、と負けたのに楽しそうにしながらまた酒を注文して。
少し紅くはなっているがしかし、まだまだ余裕そうだ。

「よいせ、と…まあ、この辺は焦らしだわな。」

次は靴下。
同じく鍛えられた素足を敢えて見せるように脱いで。

タマモ > どうやら、思い通りに並んだようだ。
互いに楽しんでいるならば、言う事はない。
男が思っている通り、この勝負は真っ当な運勝負。
そもそも、少女はその為だけに、この賭博を行っているのだから。

「かかっ、楽しいのぅ、楽しいのぅ。
特に、こうして均衡した運の競り合いなんてのは、本当に楽しいものじゃ」

運を取り戻そうと、酒を追加する男。
そして、脱いだのは靴下…うん、ちょっと残念感が。
だがしかし、この後は、これも互いに楽しみ状態が待っている。
楽し気な笑いをあげ、賽を握った。

「勝負も終盤、結末はどうなるのか…と言った感じじゃな」

その言葉と共に、ぴんっ、と上に弾く。
回転したまま落ちる賽は、テーブルの上で、またも跳ねて、跳ねて…
[1d6→6=6]
タマモ > これが、己の勝負強さだ!と言わんばかりの出目。
それを見れば、残った酒を、ぐいっと一気に呷る。
男と同じく、多少は赤味は差しているが…調子は変わらない。

「安心の6じゃな、このまま決まってしまうじゃろうか?」

男に続き、酒の追加を頼みながら、にやにやと笑みを浮かべて。

フィズル > 「―――」

最初は目の前の少女が、何か他の手段を使って勝とうとして来るのかと思ったが
自分の直感にも、洞察力にも何も引っかからない。
それがわかってからは素直に楽しむことにしている。

「ま、延長戦もあるが…。それは後で考えるか。」

この賭けは一応2段階…裸になった後でも勝負はできるが
それはまだ勝負が決まっていない段階では考えても無駄だろう。

「―――ツイてるな、タマモ。………」

そこから先は何も言わず、自分も、賽を振る…
同じようにころころと跳ねて…
[1d6→4=4]
フィズル > 「くぅー…!だが、追い詰められりゃ強いぜ、俺はぁ…」

へへ、と笑いながら…
上半身を覆っていた肌着を脱ぐ。

細マッチョ、という言葉があるかはわからないが…
無駄を削ぎ落した身体を露にする。
周囲からはぶー、とブーイングがあがるけれど。

「さて、…しまった。ズボンをカウントしてねーな。最初の通り5枚宣言だから…次負けたらズボンとパンツ、両方脱ぐぜ。済まなかった」

謝ってから、どうぞ、と賽を返そう。

タマモ > 【この勝敗の結末は…中断!】
ご案内:「王都マグメール 平民地区 とある酒場」からフィズルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 とある酒場」からタマモさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にシャルレさんが現れました。
シャルレ > 白い猫が塀の上でちょこんと座って外を眺めてる
尻尾を揺らし、通りを歩く人の様子を見てるだけ、特に何かるものでもなく
仕事も終わったし、夜の散歩と思ったけど…どうも、そんな気分にもならない

隊の人でもいないかな、とか…金色の瞳を細くして前足でヒゲのとこなんかを毛づくろいするように動かしたりと

シャルレ > 鼻先をスンスンとして匂いを嗅ぐ
見知ったいい匂いがしてきて、足音もついてくる

隊舎で一緒に暮らすお姉さんが近くを通りかかったので鳴き声をあげて近づいていく
自分の正体もわかってるので、白猫はお姉さんに抱き上げられて塀の内側へと戻っていく

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からシャルレさんが去りました。