2019/02/03 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」から黒須さんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にルーミスさんが現れました。
ルーミス > 夜も更けてきた頃合、人通りのあまり無い道を錬金術師が足早に歩いていく。
本日の取引は上々。しかし話が思いの外長引き、遅くなってしまった。

「……ったく。遅くなっちまった……」

早く帰って、今調合している薬の続きに取り掛からねば。といっても仕事とはあまり関係無い、趣味で作成しているようなものだが。
舌打ちを通りに小さく響かせ、馬車か何か、手っ取り早い乗り物が無いかとも探したが、
どうやらこの辺りには何も無いようで。ため息が零れ落ちる。

ルーミス > 一度立ち止まって時間を確認し、くしゃくしゃ、と髪を掻き回す。

「…ちょい、急ぐか」

呟くと足早のスピードを上げ、さっさとその場を後にした。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からルーミスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にレティシアさんが現れました。
レティシア > 大きな通りから少し外れた路地裏を、マントのフードを深く被った女が歩いてゆく。
目深に被ったフードのせいで、その表情は伺えず。
ただ、身を包むボルドーのマントも裾から覗くドレスの生地も、一目で上等な物だと判るであろう。
そんな恰好でこんな路地裏へと迷いこめば、直ぐに身ぐるみを剥がされて襲われる事が容易に想像できるであろうに、
当の女は怯えた様子も見せずに、コツコツと踵を響かせながら、歩いてゆく――。