2018/10/14 のログ
アシュトン > 「いやぁ、タイミング的に一番面白いかなって。
ちょっと明日から侵入経路の探索と、シチューが一人エッチ始める時間確認とかないとな!
そだね、やっぱバレるよね。それじゃぁこっそりと、盗賊に誘拐されるお姫様みたいに、連れだすとしようか」

(その屋敷のメイドの目の前で冗談っぽく言うが……あながち、冗談とも言い切れない所。いやもちろん、盗みはしませんよ、誘拐はしますけど。より酷い気がする、何故か。
そして明け方前には、何事も無かったかのようにベッドの上へと戻す訳である)

「酷くされるって分かってるのに悦ぶだなんて、本当変態さんだな。
そんなはしたないおまんこ奴隷は、ご主人様がしっかりと躾けてやらないといけないよな。
ほら、ご主人様のが、こんなに大きくなってるぜ。
ちゃんと入れて貰える恰好、しないといけないよな。橋に手ついて、お尻突き出しな。すぐに奥の奥まで、捻じ込んでやるからさ」

(強く握り込んだ後の胸を一撫でしてから、その手つきは彼女のお尻にへと。
どうすればいいのか指図するように丸みを数度掌で叩いてから、リードをクイクイと引いて催促し。
言葉のそのままの通りに、ズボンの中で屹立し、固さを持ったソレは少女のお腹に触れていて。
今か今かと、待ち遠しくしているようだ)

シチュー > 「どんな時間確認なのさそれ!確認されるほうの身にもなってよ!?
でも――お姫様……!
あぁ……、すてきな響き……!
……僕、誘拐される日が待ち遠しくなっちゃったかも……!」

(なにやらお姫様系統な物語が描かれた本に傾倒している模様。瞳の中で光る星がいっせいに瞬き、ぱぁっと顔色が輝く。
口にしてみれば何か言葉的におかしいけれど、そんな小さな憧れの日を心待ちにするのだった)

「ごめんなさいぃ……、僕……ほんとは変態さんなんです……。
あぁ、あぁ……っ……!
いけない変態おまんこ……たくさん躾けてくださいませ……、ご主人さまあぁ……。
あ……!ぁ……!……っはあはあっ、はあ、……っ……、ご主人さまの、ご主人さまの……!
熱い、熱いです……おっきくて……、熱いです……ご主人さま……。
は、……、はい、ご主人さま……。はぁ……、ぁ……。
ご主人さま……、ご主人さま……。
僕のすけべなおまんこ……どうぞお召し上がりください……。
おちんぽで……おまんこの奥の奥まで調教してくださいませ……!」

(きつくされ、そして撫でられて。飴と鞭と快楽で頭の中がゆだっていく。
彼に躾けられる愉悦に震えて悩ましい声になる。
か細く揺れたそんな声の中、お尻をぶたれて隠しきれないほどに荒ぶる呼気。
しずしずと橋の欄干に手をつくと、片手でワンピースの裾の後ろをたくし上げ。するりと白いシルクの紐ショーツ、その結び目を解く。
はしたなく掲げた小尻はうっすらと赤らんでいて。その下で蜜を滴らせた太短い割れ目が物欲しげに濡れて彼の視界を覗き込んでいる)

アシュトン > 「安心してくれ、誘拐を決行する満月の夜までは、絶対にバレないようこっそりとなおかつしっかりと観察するから。
誘拐されるのが待ち遠しいってのも、なんだか愉快なセリフだよな。
まぁ、そんな、想像してるような煌びやかなモノじゃないけど。楽しみにしておいてくれ」

(まったく安心する要素はない。むしろ、一人エッチをこっそり見られる恥ずかしさしかない。
彼女の想像の様には、恐らくならないだろうが。ここまで愉しみにされると本気を出さざるを得ない、という事で。
本当にその内、攫われるのではないだろうか。サムズアップがとても力強かった)

「まだ触ってないのに、もうドロドロになってるじゃないか。
誰が来るか分からない外で、エッチなおまんこさらけ出して……普通の人が見かけたら、ビックリしちまうぜ?
ほら、ご主人様のおちんぽが、種付け用のハメ穴にあたってるぜ。
奥までいっきに捻じ込んでやるからな……有り難く、受け取れ、よっ!」

(女性的な魅力という点では、乏しい身体と言ってもいい。
しかしながら、発情した雌の姿をさらけ出し、雄を誘うその姿に、劣情はさらに掻き立てられる。
ズボンの金具を外せば、取り出されるのは大きくそそり立つ怒張。
丸みを帯びたお尻を片手に掴み取れば、狙いを定め。
涎垂らす花弁へと、剛直の先端を擦りつけて。滲みだした先走りと蜜が、混ざり合う。
ゆっくりと掛ける体重に、割れ目は左右に押し広げられ。膣穴に、ぴたりと触れ――直後に、勢いをつけて押し込めば、幼膣を一息に貫いて。
めい一杯に雌孔を広げると、己の形に作り替え。全てが収まりきる前に、切っ先は子宮の入り口を突き上げ。
そこから更に無理やりと、幹の残りさえも捻じ込むように。まるでのしかかるような動きをすれば、子宮ごと胎内が押し上げられてゆく。
細い少女の身体は力を籠め過ぎれて折れてしまいそうにも思えるけども、動きに遠慮する様子は無い。
深くえぐるように動き始めれば、薄いお腹にはグロテスクな肉竿の形が浮かび上がり。
快楽と苦痛の逃げ場を奪うよう、リードを引く手に力が籠る)

シチュー > (妙に力強いサムズアップにつられて、特に意味もなくにっこりサムズアップを返してしまうのだった)

「もう待てないです、もう待てないんです、ご主人さまあ……っ!
はっ……、はーっ、はっ、はっ、ぁぁぁ……!
してして、いっぱいしてくださいっ……!
リードつけられて、お尻ぶたれてっ……、お外でお尻突き出して……っ
興奮おまんこから、よだれが垂れちゃうんです……!
待てもできないいやらしい、おまんこ奴隷のずぶぬれおまんこに……っ
ご主人さまあ……っ……!
おちんぽハメハメしてくださいぃぃっ……!
おちんぽ調教してくださぃいっ……!
はっ、はっ、はっ……!
――ッふにぃあああああああああああっ!

(めくったお尻が、なよなよ、なよなよ。彼の眼の前でいやしく左右に踊る。
踊るとほろほろと太腿へ蜜の雫が滴って、その眺めは果物の甘汁が落ちる様子にも似ていた。押し当てられた怒張の大きさ太さを感じると一瞬電流が走ったかのように背筋が張って手が震え。いっそうほとばしる淫らな嘆願。
――幼膣が一度に姦通され、悩ましい悲鳴が響き渡る)

「は、はっ、……、ァ、……、あああぁぁぁ……ッ!
はひっ、ひいいい、ぃいいいっ……ぅ、……、ぁ……あ”ーーっ!ぁ”……、は、……、は、……っ……!
っぐ、……、うううう、……、っはあ!っはあ!っはあ!
ご主人さ、まあっ、……、ふ、あ、……、ぃい、ふかぃ、のっっ……!
ぁぁぁぁぁ、奥ぐり、って、し、た、ら、っっっ……!
僕、も、……もう、ぎもち、良すぎ、て……っ、
……ぅぅう、ぅううっ……!」

(膣肉は未成熟なまま、最奥まで突き立ったそれをなおも押し戻すほどの強くも甘い抵抗感で亀頭を扱き立てる。一瞬膣全体がびくついた後、ふやけるように蜜汁が大量に湧き出て、とろとろと流れ足元に池を作り出す。小さな細い雌孔。肉棒の根本まで収まらぬ幼膣が無理やりに彼の怒張の形に躾けられて、苦悶と快楽に震え立つ。下腹部に卑猥な亀頭紋を縁取られると、締まりなくなった口元から唾液が喉元までだらだら流れ、反射的に逃げたがる身体をリードにて縛められたら被虐煽られ、顎先震わせては踵を高く上げ。赤らむ四肢が身悶えし)

アシュトン > 「くくっ、本当、こらえ性がないな。お尻左右に振ってさ、躾けのなってない発情期の雌猫そのまんまじゃぁないか。
っ、ふぅ……そら、奥まで、入ってる、ぞ。淫乱ミレーの雌孔が、ギチギチに広がって咥えこんでる。
ご主人様にむかってそんな強請って、ほんとうに、調教が、足りてない、なっ!」

(お尻を撫でる手を離すと、大きくと振り上げ。
微かに風を切る音が聞こえてくれば、瑞々しい肌へと叩きつけ、弾けるような音を夜空に響かせる。
痛みは、臀部に赤く手の痕が残る程であれば、相応のモノだろう。
肉竿を引き抜き、突き入れては叩き。突き入れては叩き。繰り返せば、瞬く間に全体が染め上げられてゆく。
狭い膣穴の中、怒張はピクリと跳ねて大きさを更に増し。張りつめたカリ首は肉襞を擦り上げ。鈴口が子宮口を抉り。
力強い律動は、小さな身体を橋へと押し付ける)

「大好きだよなぁ、こうやって大事な部屋の入り口、ぐりぐりってされるのさ。
ぎゅうぎゅう締め付けてきて、悦んでるの丸わかりだぜ。
なんだ……まだイッっていいって、許した覚えはないんだがな。
待ても出来ない上に、我慢も出来ないってか。
コレは、後でもっと、きっついオシオキが必要みたいだな」

(リードを引き絞る力は、背を軽く逸らせる程。勿論、呼吸の猶予は残しているが。
叩かれる痛みも、息苦しさも、そして深く貫かれる感覚も。全て彼女にとっては快楽の源とでもなるのか、溢れ出した蜜はとどまらず、地面に溜まりが広がってゆき。
尻肉に腰を打ち付けてゆけば、乾いた音と。かき混ぜられる膣穴から、湿った音と。
嬌声に混ざり響き。放つ言葉は彼女をさらにと責めたてて。
肉穴を使って己のモノを扱くよう、遠慮も慈悲もなく、貫くままに怒張が膨れ上がる)

「だらしないおまんこ奴隷に、今から精液恵んでやる、からな。
一滴も残さに、有り難く受け取るんだぞ!!」

(一層と、一際強くお尻を叩き上げれば。怒張を根本まで無理やり押し込み、切っ先を子宮穴へとめり込ませ。
背後で男の喉元が唸ったかと思えば、せり上がってきた白濁液が、一斉に解き放たれる。
濃厚で、熱い、濁流。
子宮を焦がしてしまいそうな存在が流れ込み、満たして。
小さな仔袋を膨れ上がらせると、卵管へと。卵巣さえも、白く白くと染め上げる)

シチュー > 「っはああっ!あっ!あーーー!
ご主人さまあっ!ご主人さまああっ!
ありがとうございますっ!おまんこ奴隷のお尻ぶってくれてありがとうございますっ……!
嬉しくなっちゃうぅううっ……!おまんこぱんぱんしながらあぁぁっ、
お尻たくさんぶたれたら嬉しくなってえっちなお汁いっぱい垂れちゃいますううっ……!」

(あぁ!あぁっ!お尻をぶつ音を背景にして大きく嬌声が上がり、すぐまた次の嬌声で上書きされていく。小さな尻肉はやがて彼の大きな掌の赤い紅葉痕で埋め尽くされて、ついには自ら腰を振ってスパンキングを強請るようになる。
ぷるぅうっ!ぶるぶるっ!真っ赤なお尻が淫らに揺らされるたび、小さな膣がぎゅっ、ぎゅぅうっと嬉しそうに張り詰めた雁首の裏に抱きつく有様で)

「ふにゃぁぁ、ふにゃああぁぁぁぁ……!
すき、しゅきなのっっ……!ご主人さまぁぁぁ……!
僕の大事なところっ……おちんぽでいじめられるのすきなのおおおっ!
おちんぽで乱暴されるのすきなのおおおっ……!
はぁ!はぁ!はあぁぁぁ……ぁぁぁおまんこきもちいいぃっっ!
おちんぽいいっ、おちんぽいいっ!ご主人さまのおちんぽとっても美味しいのっっ……!」

(鼻にかかったよな甘ったるい声音がぐずぐずと蕩けていく。
すっかりあまえんぼな子供に戻って陵辱行為におおはしゃぎ。
メイド奴隷の顔を覗き込めば、とろとろに緩んだだらしのない表情でよだれを垂らしている様子が伺え)

「おしおきっ!おしおきうれしいよおっ!ご主人さまっ……!
はっ……!はっ……!ああああ……幸せですっっ……!
ぐしょぐしょおまんこ幸せですっっ……!ご主人さまにおちんぽ調教されてぐしょぐしょおまんこ幸せアクメしちゃいますううっ……!
んに、にぃいいっ、ふにーーぃいいいっ!
ひは、ひゃ、はっ、……、はあっ、……、はぁ、ああぁぁぁぁ……!
ぁあああーーー!や、……、や、やぁあ、や、だ、あぁぁぁ……、っ!
漏れちゃう!漏れちゃう!漏れちゃいますっっ!
とっても気持ちいいのが漏れちゃいますうううっ!
お恵みください、お恵みください、お恵みくださいっっ……!
だらしないおまんこ奴隷にザーメンを恵んでくださいませっ……!
ぁ”はああ、も、お……、もおだめ、……、だめだめっ、おまんこいっちゃいます……!
ぁ……、は、……、っ、は……!はぁぁぁ!あぁ……っっ!あーーー!
ご主人さまあああああああ!ご主人さまああああああああああっ!」

(全身真っ赤になって、メイド服が軽く湿るほどの甘い雌の汗をまとう。
発情したミレー族の淫らな香が彼の鼻孔をくすぐって。
徐々にほぐれていく膣肉が彼の形を覚えこんいく。
馴染みながらも相手の亀頭をじゅぶじゅぶとしゃぶりつき、襞肉が甘く肉棒へ絡みつく。声音も吐息も余裕が失せ、近づく絶頂に上がる嬌声はほぼ悲鳴のような。聞くも淫らなはしたない声で調教される喜びを彼へ、周囲へと訴えかける。リードのついた首輪が首を締め付ければ興奮し、強くその首を震わせて快楽に浸り、震える手が体重を支えきれず、肩で欄干にもたれかかるような状態で性感に咽び泣き。お尻を強く折檻してもらい、背中が軋むほど反り返ったその時――絶頂迎えて)

「ぁ、……、あああ、……、は……、ぁ……っっ……、
ふに、……、ぃいい、……、なぁ、……、なぁぁ……ん、……っ」

(ろれつを失って声にもならない声。下がった子宮口が肉棒を抱きしめ、まわりの媚肉が裏筋をこねまわす。びくう!びぐう!足先から弾むよな弛緩と収縮で精液を求めながら、あまりの快楽に息声の奥から「なぁん、なぁん」と甘える子猫の声が上がっていく。仔袋の内が彼に染め上げられ。下腹部がゆるく膨れていって)

アシュトン > 「何度もたたいて真っ赤になってるのに、もっと叩いて欲しい、だなんてな。
これじゃぁオシオキにならないじゃないか。
腫れ上がる位、叩いてやるから。しっかり雌孔締めてご主人様悦ばせるんだぞ」

(怪我をしないように加減はしているが、加減の範疇でギリギリといった所。
何度も何度もたたかれた柔らかな丸みは、朱くと染まり。痺れるような痛みも暫くと続いてしまう程で。
それでもなおと嬉しげな悲鳴に、平手の音が混ざって)

「ご主人様の大切な子種、だからなぁ。お腹パンパンに膨らんでも、絶対に零すなよ。
もし零したら、もっと酷いオシオキ……なんて言ったら、余計悦ばせちまうかな?
ほら、イケ、イケっ! 精液流し込まれて、孕みながらイッちまえ!」

(周囲に漂うのは、淫猥な雌の匂い。それにつられるように、肉竿は張りつめ、少女の身体を責めたて続け。
狭い膣肉に己の形を刻み付けながら、突き上げる動きは奥の入り口を抉り。
深い深い突き上げが、子宮と言わず、少女の体の中全体を揺らす。
今人が通ろうものなら、どう思うか。淫乱なミレーの奴隷が調教されている、それだけだろうか。
ぎゅうっと強く体重をかければ、小さなからだを橋へと押し付け。
リードを引き絞るままに、そして、種が勢いよく放たれる)

「ふぅ……はっ、っ……まだ、ん、出るぞ。
ちゃんと全部呑みこもうとするところは、偉いぞ」

(脈動に合わせて、ドクドクと。長く続く射精。一滴も逃がさぬとばかりに下がり切った子宮の中へと、思うさまに注ぎ込み。肩を小さく震わせれば、収縮する胎へと最後の一滴を絞り出し。大きく息を吐いて。
お尻を叩いていた手がするりと、背すじをなぞって登ってゆけば。褒めるように、頭をくしゃくしゃと撫でた)

「この調子じゃ、まだ暫く動けそうもないなぁ。
とはいえ、なぁ?この程度じゃ躾け、まだ足りないよな」

(頭を撫で、頬、そして喉元。猫をあやすようにくすぐって。
耳元へとゆっくりと掛ける声に合わせれば、コツンと、膨れ上がった子宮を切っ先で響かせて)

(そのまま数度と、橋上の交合が続いた後に。
恐らくは、ぐったりとなった彼女を抱きかかえて何処か宿へ。
温かな部屋で、『ご主人様』と『おまんこ奴隷』の行為は夜が明けるまで、続く事だろう)

シチュー > 「あーっ!あぁぁぁ!
っありがとうございます、ご主人さまぁぁぁ、っ……!
ぃっぱい叩いてっ!お尻叩いて叩いてっ!
ご主人さまのおちんぽぎゅってしますからああっ……!
いっぱい抱きしめてぎゅっっってしますからああっ……!
いくのいくのっ!おまんこいくのっ!
ご主人さまにお射精されながらいっぱいいくのっっ……!
こぼさないようにしますから、しますからっっ……!
僕のおまんこ孕ませてっ、僕のおまんこ妊娠させてくださいいいっ……!

――っ、あッっは、……あぁぁぁ……、あぁぁ……、ふにぃぁぁぁ、ふにいぃぃああぁぁぁ……ッ!
はあ、……、っ、……、はぁはぁ……、ぁぁぁ……、あー、……っ……、あぁぁ……。
……すご、い……。気持ちいい、よお……。
おなか、……、熱くて……。……頭、……ぼーっ、……って。
んくうううっ……!
……っはぁ……、はぁ……」

(すっかり取り乱したおまんこ奴隷が、橋の両端に届くほどの声を喘がせる。
夜半に人の往来でミレー族と、それを躾ける相手の姿を等間隔で並ぶランタンの街灯がじっと見下ろし、石畳の橋に淫らな影を落としていた。
リードを絞られて首が締まると、絶頂のさなかの膣が喜びに縮み上がり、いっそう射精を強請るように亀頭を締めつけた。身体の力はもう入らなかったけれど、お臍に力をこめて尻たぶにえくぼを描き、射精をこぼさない。
それはおまんこ奴隷の、ご主人さまへの忠義だった。
頭を撫でられたら、とっても嬉しそうに微笑み。全身で息をつく)

「なぁん、……なぁぁぁ……。
う、ん……。ご主人さま……。
僕……もっともっと躾けてほしいの……。
あんっ……!
はぁ、……、ぁ……。
僕は……ご主人さまの……おまんこ奴隷、なの……っ……!」

(ケモミミをぱたたたたっ、と羽ばたかせて。
猫のようにあやされてすっかりいい気持ちになる。
繋がり合うままの雄棒が子宮をつついて、不意打ちにえっちな声が出て。
こくんと頷けば、橋の上でも宿ででも。リードに首輪を引かれ、膨れたお腹を揺らしてよがり微笑むミレー族のメイドの姿があったことと――)

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からシチューさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からアシュトンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 大通り」にエリーゼさんが現れました。
エリーゼ > 夜の大通り――職場や学び舎から帰宅する人波にもまれる、小動物の様な少女が一人。
大き目の白衣を身に纏い、わぷっ、わぷっ、と人込みの中をどうにかこうにか潜り抜け、目指す先は近くのカフェだ。
王立学院での授業を終えた後、研究室でたっぷりと好きな研究に没頭し、我に返ったのがつい先程。
日が暮れて真っ暗になった室内でくちくなった腹がくぅと鳴る――だから夕食を求めてさまよい出た次第なのだが。

「ぷふぁっ、うぅ、私はあっちに用があるのです!道を開けやがれー、ですよー!むぎゅっ……」

帰路についた馬車が道を駆け抜けていくこの時間帯は、両端の歩道にどうしても人が溜まってしまう。
丁度自分とは反対方向に向かう集団に遭遇し、ぴょんこぴょんこと存在を誇示しながらもどいてもらう隙間もなく、結局勇猛果敢に突撃。
そして、その甲斐虚しくもがもがと押し流されて、よれよれの白衣と共に這う這うの体で集団の向こうへ抜け出したのが丁度今。
小さいのは大変だ――と嘆息一つ。やがて気を取り直すと、再びカフェに向かって歩き始めた。

ご案内:「王都マグメール 平民地区 大通り」にブレイドさんが現れました。
ブレイド > この時間、このあたりは人通りが多い。
依頼を終えて空きっ腹の少年は、人の流れを起用にくぐりつつ通りをゆく。
夜ということもあってか足取りも軽く、鼻歌交じりで人波をすり抜けるが…

「んぇ?なんだよ…ありゃ…」

なんか白い大きめの服…白衣を着た少女が人に押し流されては立ち向かっているようで。
小さい体にはこの流れはつらかろう。
ちょっとばかり声でもかけてみようか。

「おい、そこのちっこいの。どうしたよ、こんな時間に…」

自分も言うほど大きくはないが目の前の少女よりはマシだろう。

エリーゼ > もがもが、もぞもぞ、人の波に逆らうのはいつもながら大仕事だ。
こんなことならば夕飯を買っておけばよかったとも思うが、暖かい物の方が美味しいのは知っている。
にも拘らず、自分の研究室の片隅で、珈琲と一緒に冷たいパンをもそもそ齧るというのは中々耐え難いのだ。
だからこうして、少女は一生懸命に人の波に逆らいながら、もみくちゃのよれよれにされていく。

「だぁ、さりげなくお尻触るなー、です!わぷっ、っとと……うぇー、まだつかないのー……」

カフェまでの道のりはあと少し、だがそろそろ心がめげそうである。
へろへろへにゃ、と萎れた少女は、しかし声をかけられるときょろりとそちらに向き直り。

「んぅ、こんな時間だからこそ、お夕飯を食べに行くのです。
 ところで何のご用事です?ナンパは生憎お断りですよー?」

じぃ、と彼をみつめながら、首を傾げつつの質問返し。
頭上でぽやんと出ているアホ毛が、動きに合わせてゆらっと揺れた。

ブレイド > なんか、とても大変そうだ。
格好からして、冒険者や職人といったものでもなさそうなのだが…
なんというのか、要領が悪いと言うか…その体躯で正面から流れに逆らっても敵うわけはないのだ。
流石に見ていられないと萎れてヘロヘロの少女に声をかけたのだが…

「なんだよ、元気そうじゃねーか。
つか、ナンパじゃねーよ。ちっこいガキが人に揉まれてぐったりしてりゃ心配にもなるってもんだ。
この先のどこに行きてーんだ?」

アホ毛を揺らす少女に少し呆れたような表情で言葉を返す。
なるほど、強気な少女のようで、人波にあえて逆らっていたのもなんとなく気質の性なのではと思えた。

エリーゼ > 「元気じゃねーです!今もお腹がぺこぺこで、くぅくぅ鳴ってるですよ。
 ふむ、ふむ……困ってる人に声をかける、殊勝な心掛けですね。善行を積むのはよい事です!」

ふんす、と胸を張って偉そうに言いながら、小さな手で白衣を直す。
ぺふぺふと何度か叩けば、どこかほこりっぽかった服も元の白さを取り戻した。
そうして身嗜みを整えれば、なんだかんだそれなりに整った容姿の少女が彼の前に立つことになる。

「っと、あっちのカフェに行きたいのですよ。美味しいサンドイッチがあるのです。
 案内してくれるなら、お礼にサンドイッチ一つくらいは御馳走してやるですが、どうです?」

ひょんひょん、とアホ毛を揺らしながら、少女はあくまで上目線な提案を試みる。
何せ長いこと生きているエルフで、学院の先生である。えらいんだぞー!という意思表示が前面に出ていた。
とは言えこの見た目である。どこからどう見ても背伸びをしている少女にしか見えないのが難点であり、愛嬌だった。

ブレイド > なんか、偉い人かなんかなのだろうか。この少女は。
人のことは言えないが言葉遣いは乱暴だし、なんとなく偉そうだ。
訝しげなジト目を少女に向けつつ、なるほどとうなずいて。
まぁ、可愛らしいくも美しい少女ではあるが…。

「はー、そうかよ。んじゃま、しゅうしょーな心がけってやつの延長で助けてやるよ。
案内くらいならたやすいもんだ」

なんか主張しているようだが、学校というものに全く縁のない少年。
そんなことは知る由もなく、少女に手を差し出す。

「まー、あっちいくならここ通らにゃなんねーわな。
手、つなげよ。はぐれたらまたここに戻されるぞ?
それともおんぶか肩車のほうがいいか?流石にそこまでガキじゃねーとは思うけどよ」

ガキじゃないとは思うといいつつも、扱いは子供のそれであった。

エリーゼ > 偉そう、と言う意味ではそれなりの地位にはある。主に研究と特許と開発物で。
しかしそれを知らない相手からすれば、ぽんこつなちみっ子以外のなにものでもない。
いぶかしげなジト目にも堂々と向き合うと、ふんす、とない胸を張りながら。

「ふふ、良いことすると巡り巡っていい事が返ってきますからね。
 それじゃお願いするですよ。レディのエスコートですから丁寧にお願いしますね!」

彼はきっと自分を知らない。だが、粗野に扱われないならそれでいい。
それに目の前の彼は、外見の年嵩からすれば近しい様子。親近感も沸くもので。

「むぅ、子供扱いしたら、後で痛い目を見ますよ?
 さぁ、この私の手を引くがいいです――っと、名乗らなかったら呼びにくそうですね。
 私はエリーゼ。身分としては王立コクマー・ラジエル学院の魔法学・魔法薬学教師なのです。
 と言う訳で、案内しつつ名乗るがいいのです!」

むぎゅ、と彼の手を、小さな手で握り返す。
ふにふにふっくらしたそれは、子供と遜色ないものだった。

ブレイド > まさにその通りであり、印象としてはポンコツなちみっ子。
それでいて無駄に偉そう。まぁ、子供の言うことであれば微笑ましいと思えるのかもしれないが。
というか、まさかそんな偉い人物がこんなところでぴょんぴょん跳ねているなど、夢にも思わない。

「へいへい、サンドイッチ分くらいの働きはさせてもらいますよっと」

少女の手をとってあるき出せば、器用に人波をかき分けていく。
彼女を連れているので無駄に躱そうとはせず、むしろ向こう側に避けてもらう。
彼女ほど小さいわけではないので、流れと逆の方に歩いていけば、それだけで交わしてくれる人もいるのだ。

「えーっと、なんか難しいこと知ってんだな。
教師が、えーっとなんだって?」

彼女の自己紹介…言っていることはわかるのだが、ホントか嘘かははかれない。
人波さえどうにかしてしまえば、距離的には目と鼻の先だ。
彼女の目指すカフェには程なく到着し

「っと、オレはブレイド。冒険者だ。
……手ぇぷにぷにだな…やっぱ教師って嘘なんじゃねーだろうな…」

カフェの入口で一息つけば、彼女のアホ毛を見つつ。

エリーゼ > 何やら信じて貰えていない様子。それはそれでよい――が、ちょっとだけ癪だ。
とは言え案内してもらう以上はお世話になるのがこちら側。文句は言わないことにする。

「ん、よろしくですよー、っとと、んしょ、んしょ――」

彼も男、歩みは彼の方が大分力強く、大きい。
それに一生懸命足を動かして付いて行き、人込みの中を抜けていく。
彼が先導すると皆も気づくらしく、人込みがさっと分かれてくれる。
それは同時に自分が気づかれていないという証明なのが少しだけ悔しかった。

「んぅ、分かりましたよぅ。簡単に言うです。
 エリーゼさんは学校の先生で、偉いんです、以上!」

本当ですよー?と言いながら一生懸命ぽてぽてり。
やがて人込みを抜ければ、漸く目的地であるカフェの前へ。
ふへー、と思わず息が漏れてしまうのは、人込みによる気疲れだろう。

「ん、ブレイド、ですか。覚えておくです。
 なんで手がぷにぷにだと先生じゃなくなるんですか!非合理的です!
 台に乗っかって白墨で黒板に文字を書くのと、朗読と研究ですから、手が硬くなる要素がないのです!
 ――まぁ、魔法学で杖を振りますから、こう、よっぽど出来が悪くて呪文が上手くいかなかったら手の皮も分厚くなりそうですが」

合理性を追求する少女からすれば、彼の憶測による断定は見過ごせないものだったらしい。
ともあれ、カフェの前で問答をするのも迷惑だ。こほん、と咳払いを一つすると、にっこりと笑みを浮かべつつ。

「それじゃ、早速入るです。無事についたから飲み物の一杯もサービスしてやるですよ」

等と言いつつ、とことこと入り口前の階段を上り、ささっと店に入っていこう。

ブレイド > 難なくカフェに着いてしまえば、なんか怒ってる。
どうやら失言をしてしまったようだ。
まぁ、言ってることはわからないでもないが…

「手がぷにぷにだから教師じゃねーとかじゃなくて…。
まぁ、いや、なんつーか…そうだな…優秀なんだなエリーゼは。
すげーすげー」

むしろ、大人か子供かで言えば、どう考えても子供サイドの手。
流石に教師という職とのギャップが大きくて、つい口に出してしまったのだ。

「ま、ガキだからって頭いいやつもいるしな…」

可愛らしい笑顔を向けられれば、思わず頬も緩んでしまうが
とりあえずそのように納得することにした。
前を歩く少女についていくように店内へ。
なるほど、良さげな店だ。

「えーと、二人席でいいだよな?すみっこ…になんのかな?」

エリーゼ > やってきたカフェは、女性受けするおしゃれな内装。シックな黒のテーブルにモノトーン調の壁紙が調和した空間は、ほんのりと薄暗い。
ろうそくの明かりをイメージしたような間接照明が壁面から室内を照らし、耳触りの良いピアノ曲がしっとりと響く、そんな空間だった。

「まぁ、いいです。優秀なことさえ分かってもらえれば。
 そうなのです、エリーゼは凄いのですよ、ふふー!」

少しばかりご満悦、上機嫌になるとにまにまと笑顔が沸いて出る。
こんな無邪気な状態で先生をやっているものだから、生徒達からすれば小動物とじゃれる様なもの。
からかわれつつ子供扱い、或いは妹扱いと言うのが日常茶飯事なのである。

「まぁ、見た目がこれなので子供に思われるのはしょうがないです。
 ただ、これでも恐らく、ブレイドよりは十倍以上長生きしてるですよ?」

首を傾げつつ、向かう席は窓際。外がよく見える二人席だ。
街路が見えるその場所は、様々な人の様子が見られるからお気に入りの場所なのだ。
ひょいと手をあげればやってくるのは馴染みの店員。彼にペコっと頭を下げると。

「ベーコンと玉子のサンドイッチをお願いするです。それと、林檎のパイと紅茶も。
 あとは――ほら、ブレイドも好きな物頼むがいいです。どのサンドイッチも美味しいのです」

或いはサンドイッチ以外も美味しいのだが、少女としての一押しからは外れる。
とは言え欲望に従って好きな物を食べた方が美味しいのは知っているから、注文は彼にお任せしておくことにした。

ブレイド > カフェの内装、そして客層を見れば、うっ…と少し顔をしかめる。
明らかに自分に合わない空気の…それこそ女性ウケしそうなおしゃれなカフェといった風情。
店に入った時点で自分が浮いた存在なのは明らかだった。

「お、おう…偉いなー、エリーゼは。
持ってたら飴玉でもくれてやってたとこだよ。
生徒にも可愛がら…慕われてんだろーなー」

すごいのかもしれない。
頭がいいのかもしれない。
だが、その言動は子供そのもの。可愛らしいものだ。
思わず、頭をなでてしまうほどには。

「………あー、そういう……あー……
なるほどなー。
長命種ってやつか?」

得心がいった。納得はできた…が、子供っぽさが抜けないのはなぜだろうか。
彼女と店員とのやり取りを見れば、なんだか馴染みの店のようだ。
店の雰囲気はなんとなく大人っぽいのだが…

「っと、おう…サンドイッチ、おごってくれるんだっけ?ありがとよ。
んじゃ、オレは…レタスとベーコンのやつ。のみモンは…ココア…」

かっこつけてコーヒーということもできたが、どうせ目の前でカフェオレ製造の現場を繰り広げるだけだ。
ならば、はじめから甘いものを頼んでおいたほうがいい。

エリーゼ > おしゃれな場だが、少女の友連れとなれば店員も余計な詮索はしない。
何せこのみためだがこのカフェでは常連。いくら金を落としたかわからない程だ。
周囲の視線もこちらに向くが、少女が変わりものであることを理解している者達は、いつもの事かと直ぐに興味を失っていた。

「飴玉はぜひ貰うですが、ないのですか……。
 そうなのです、もう皆せんせーせんせーって!」

大体がこの少女で遊ぶためのものだが、この間違いは正さない方が良い奴である。
撫でられると嬉しそうにしながらも、上目遣いで。

「むー、子供扱いはめー、ですよ!でもこれは心地よいのですー……」

ぽわぽわ、アホ毛は元気がなくなったり元気になったり忙しい。
大人っぽい店の雰囲気にこの明らかに子供な闖入者。それでも店は十全に回る。

「ん、どれも美味しい自慢のお店ですよー?
 ほぅ、ココアとはいいものを頼みますね。甘々でこれからの時期に美味しいのです」

趣味が合うかも、と少しばかり共感しつつ、後は鼻歌交じりに料理を待つだけ。
或いは彼が望むなら世間話にも付き合うつもりで、じぃーと見つめているのだった

ブレイド > この少女の連れであったことが幸いしたと言うべきだろう。
一人であればそれはもういたたまれないことになったであろうが
どうせデートだか兄弟連れだかと思われているのだろう。これならば安心できる。
いや、デートだと思われてた場合は、自動的に性的な意味で子供好きと思われてしまうだろうが…。

「人気者でうらやましいこった。
飴はねーけど、これが気に入ったなら続けてやるよ。
子供扱い…はしてねーぜ?結構撫でられるのって誰でも好きなもんだと思うしよ」

アホ毛にはなんとなく触れないようになでなでと。
サラサラの髪が心地よく、長い金髪はとても美しい。
席に付けば手を離してしまうが、それも少し惜しいと思えるほどには。

「まーな。甘いもんとか味の濃いもんが好きでさ…
…んぇ?なんだよ。じっと見てさ。変なもんでもついてたか?」

待つ間も少し落ち着かない風情であったが
少女にじっと見られているのに気がつけば、金の瞳で見つめ返す。じー。

エリーゼ > 「はふ、こうやって撫でられていると、褒められている気分がするです。
 ブレイドの手は私より大きくて硬いから、何となく安心するみたいです」

自分の状況を素直に分析しつつ、思ったままに言葉を紡ぐ。
さらりとした金髪は細い糸を束ねたような肌触り。梳けばほのかな香の甘さがふわりと飛んで。
席に座れば流石に対面、手の届かない距離になる。それが少し名残惜しいのは秘密だ。

「ふむふむ、甘い物は良い物です。味が濃いものは食べ過ぎるとだめなのです。
 でも、ブレイドは身なりを見た限り、良く運動をするみたいですから杞憂かもしれないですね?
 ――ん、変なものはついてないです。ただ、初めて会った相手をよく観察してるだけなのです」

少女からすれば、出会いもまた知的欲求の対象だ。知らないを知ってるに変える事が今生の悲願なのだから。
そんな時間を過ごしていれば、給仕が皿を運んでくる。焼いた肉の良い香りが皿を中心に広がった。
まず運ばれてきたのは卵とベーコンのサンドイッチだ。こんがり焼いた分厚いベーコンと半熟気味の目玉焼きを挟んだ一品。
パンに塗られたバターと粗挽きの黒胡椒が食欲をそそり、重厚なベーコンとプリッとした目玉焼きが歯と舌を楽しませてくれる。
セットとして添えられているサラダとひとかけのチーズも口の中をリセットするのにとても良い。

ついで彼の目の前にも、新鮮なレタスと分厚いベーコンで彩られたサンドイッチが運ばれてくる。
こうして二人の前にサンドイッチがそろったならば、後は語る言葉を作るほうが無粋とでも言うべきか。

「それじゃ早速、いただきまーすっ……あむ――んぐ……んふふー……」

齧り付けばたどり着く、味の重なる幸せな時間。すっかり満面の笑顔で気分はうなぎのぼりだった。
或いは恐らく、彼のサンドイッチもきっとこれと同じくらい美味しい――はずだが、男の人には少々物足りない量となるかもしれない。

ブレイド > 「ま、男だし…体もでかいし、何より肉体労働してるからな。
そうやって言われるのもなんか悪くねーな。
でも、きれいな髪なんだから、あんま触ってもわりぃな。汚しちまったら大変だ」

安心すると言われれば、少し照れくさい。
きれいな髪と甘いような香り。
なんだか少し照れくさくもある。

「へー、そういうもんなのか。
まぁ、濃いもんばっかりくってたら、舌もダメになるっていうしな。
運動はよくするぜ?なんせ冒険者だからよ。体が資本ってやつなんでね。
頭で稼いでるエリーゼとは真逆だな。で、観察してなんかわかったか?」

皿を運んできた給仕に礼を言いつつ、サンドイッチに手を伸ばす。
なるほど、常連っぽさを醸し出すだけあって、彼女の前に運ばれてきたものの美味しそうなこと。
鼻と目で感じるだけで美味しいとわかってしまう。

無論、自分の前に置かれたサンドイッチも美味しそうで、彼女が通う理由がわかるというものだ。

「ん、おう。そんじゃ、ごちそうになるか………」

だが、たしかに量が控えめだ。
女性向けのカフェと言うだけあって、食べ盛りの少年には足りるはずもない。
彼女が食べてる間にもあっという間に平らげて、少しばかり手持ち無沙汰。
おもわず、少女のアホ毛に手を伸ばしてしまうほどには。

エリーゼ > 「ん、生物学的な適材適所、と言うべきですが、そうでなくても逞しいのはいい事です。
 無論、逞しい上で根が善良でないと、私が酷い目を見るのでそこはちゃんと見極めなきゃですが。
 ……髪を褒められるのは中々ありませんでしたが、結構気恥ずかしい物なのですね……」

頬を少しばかり赤くしながら、しかしまんざらでもなさげ。
なんだかんだ少女も女性。嗅げば甘い匂いがするし、抱きしめれば柔らかくて暖かい。
逆に彼も抱きしめれば硬く熱く安心できるだろうし、太陽と土が混ざった様な匂いがしそうなイメージだ。
――無論、これは少女の勝手な想像でしかないが、そうだといいなとも思ってしまう。

「ん、塩っ気の高い物を食べ過ぎると、頭や胸をやられるらしいのです。
 とは言え生物学は専門外なので、すこーしばかりしか知りませんけどね!
 うーにゅ、観察して分かったのは、ブレイドがお人好しの冒険者って事位なのです」

もにゅもにゅ、サンドイッチを齧りながら、監察結果を語る。
それもそのはず、外見以上の情報が何もないのだから、観察しても得るものがない。
もう少し親密になれば、仕草や表情から内心も読み取れそうなものだけれども。

閑話休題、今はサンドイッチを味わう事が最優先。はむはむと頬張る姿は小動物の食事だった。

「んぐ、んむ……はむっ……ん、どーした、れふ?
 はむ、ん、くっ……あむ、ん――んひゅぅっ!?」

サンドイッチを夢中で頬張っていた少女だが、彼がアホ毛に手を触れると、びくっと驚いたように跳ね上がった。
そして彼をじとー、と睨む様な目つきで見た後で、こく、と口の中身を嚥下して。

「……そこは触っちゃだめなのです。他の髪よりもちょっとばかし繊細なのです」

それは猫の髭の様な触覚なのだろうか、と言う程度には鋭敏な、センサーのような何かである。
ついでに少女の心理状態も表す便利で器用なアホ毛は、尻尾の様なものなのかもしれない。