2018/08/11 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2/喫茶『風鈴』」に琴音さんが現れました。
琴音 > 「ふふ、ここがよろしおすんやろ?」

昼過ぎの時間、準備中の札が提げられた喫茶店、その奥から少年のだらしない声がわずかに聞こえる。
肉が肉を打つ音が響く中、その声は次第に高まり、そして、一際大きな声が上がった後に途絶える。
しかし、それでもしばらく肉が肉を打つ音が響き続ける。
そして、少年の声が聞こえなくなって20分ほどの後、浴衣に身を包んだ店主が乱れた髪を整えながら店内へと戻り、扉に提げた準備中の札を営業中の札と入れ替える。

「なかなかきつぅてよろしおしたなぁ♥」

つやつやの頬を撫でながら満面の笑顔でカウンターの椅子に腰掛け、湯呑へと冷たい麦茶を注ぎ軽く喉を潤す。
奥の部屋ではまだ少年があられもない姿で寝ており、客が来なければまた後で可愛がってあげようかなどと大和撫子然とした清楚な顔の奥で考えていた。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2/喫茶『風鈴』」にガルルさんが現れました。
ガルル > 平民地区に変わった店があると聞いた少年。
もしかしたら何か買ってもらえるかもと、うきうきしながら平民地区を歩く。

看板を見れば、飛び込み営業に伴う緊張感を胸に抱えながらドアに手を掛け、足を踏み入れる。

「こんにちはー。」

幼い声と共に扉に現れるのは大きなリュックをしょった帽子姿の少年であった。

琴音 > ドアに吊り下げた風鈴がいつもより大きな音を立てたのはドアを開けた少年が元気一杯だからだろう。
視線を向ければそこには帽子を被った可愛らしい少年の姿。

「おやまあ、随分と元気な子やねぇ。
 ささっとそこに座りや、何飲みはる?」

にっこりと優しげな笑みを浮かべ立ち上がると後れ毛を掻き上げながらお盆を用意し、赤い布を敷いた長椅子へ座るよう促す。

「初めて見る子やねぇ、この辺の子やないやろ?」

とりあえず冷たい麦茶を湯呑へと注ぎ、お盆に載せて少年の前へと差し出す。

ガルル > 元気が良いと言われればニコニコと嬉しそうに微笑み。

「えっと… 喉が渇いたのでさっぱりした飲み物でも。」

何か買ってもらえるほど何度も取引をしていないので、せめてもの注文。
相手がこの辺の子でないと気づけば、少年は明るい笑みを相手に向け、おくれ毛を掻き上げながら案内する女性になんだかソワソワしてしまう。

そして、案内されるままに赤い布を引いた長椅子の前に立つと、リュックを横に下ろし、腰掛ける。

「はい。 行商で王都にきたんです。宿屋で珍しくて綺麗なお姉さんがやっているっていうお店を教えてもらって。」

盆にのせられた冷たい麦茶を受け取れば、湯のみを両手で包み口元に。
喉を流れ落ちていく冷たいそれにふあぁっと穏やかな吐息を漏らした。
王都ではあまり見ない店に大きな目でついきょろきょろとしてしまう。

琴音 > 落ち着きがないのは子供らしい証。
麦茶を差し出した後お盆を胸に抱いて愉しげに笑顔を浮かべ少年の様子を眺める。

「そらまあおぼこいのにえろうおますなぁ。」

まだ小さいのにひとりで行商に来たとの話に驚いたように瞳を見開き、そっと少年の横、長椅子へと膝を揃えて腰を下ろす。

「それにしても綺麗やなんて、お宿でそうゆーたらさぁびすしてくれはるとでも教えてもろたん?」

そっと自然な所作で少年の膝へと片手を置き、肩を預けるように身を寄せる。

ガルル > 笑顔で見られればなんだか恥ずかしくなってしまい、白い肌は主を帯びる。

おぼこい?あまり聞いたことのない言葉ではあるが、幼いという事だろうか等と考えながらも偉いと言われれば、照れくさそうに微笑んだ。

「あはは。話半分だったんですけど。本当の事でびっくりしてそのまま言っちゃいました。」

自分の横に座る相手、膝の上に置かれた片手に、身を寄せられれば心臓がドクンと強く脈打つ。
すっとした顎に、ややたれた茶色の瞳を持つ相手。
少年の入色の大きな瞳がじっと見つめる。

「えっと…もしご入用の物があれば…」

麦茶を飲んだばかりの潤っていた喉ではあるが、緊張からこくりと少年の細い喉が上下に動き生唾を飲み込む。

琴音 > 「言葉わかりにくぅかったらごめんなし。
 こっちに越してきてまだ日ぃあらへんから訛りが抜けんのどす。」

申し訳なさそうに瞳を伏せながらも、少年の膝に置いた手がゆったりと腿を撫で回す。
二の腕へと柔らかな膨らみを押し付けながら耳元へと顔を寄せる。

「何扱うてはりますん?
 綺麗なお姉さんに教えておくんなまし♪」

耳たぶを食むように唇を寄せ、熱い吐息混じりに耳元で囁く。
上下に動く細い喉を軽く撫でながら、腿を撫でていた手は少年のお尻を揉むように撫で擦る。

ガルル > 「や、大丈夫ですよ…。僕の方こそ…。 っ…」
膝から腿へと滑る掌、二の腕に押し付けられる柔らかい胸、少年の目はついそちらへと誘導されてしまう。

「えっと、櫛やお茶、小物にお香とかです…。 んっ…」
耳たぶを食まれ、耳を擽る吐息、喉を撫でられれば、相手の手の中で気持ちよさそうに笑みを浮かべながらすりと、その手に甘える様に喉を摺り寄せる。

腿を撫でていた手が滑れば、少年のからだを包む質素な木綿の服の下、お尻の谷間の始まりのあたりに違和感を感じるだろうか。
それは少年の尻尾の生え際で。

「あっ…あの…お姉さん…。」

やめて、でもやめてほしくない。
離して、離してほしくない。
恥ずかしい、気持ちいい。
いろいろな感情で混乱する少年。
顔を相手に向け、やや潤んだ表情で相手を見詰める。
そして、喉を撫でる手に自身の手を重ねようとおずおずと上げていく。

「僕、汗かいてるから…お姉さんが…汚れちゃいます…?」

均等に震える声、少年は静かに囁きかけるので精いっぱいであった。

琴音 > 混乱している少年の潤んだ表情が何とも言えず可愛らしい。
その顔に嫌がっていないと判断した女は重ねてきた少年の手を軽く撫でてから手首を優しく掴む。

「汗がどないしはりましたん?」

震える声を上げる少年を上目遣いに見上げながら掴んだ手の指を2本ちゅぷりと音を立てて咥え、見せつけるようにしゃぶる。
尻尾があるとわかればその根元をこりこりと擽るよう指先で弄び、質素なズボンを少し押し下げて引っ張り出そうと。

「ぼんはお名前何て言いはるん?
 此方は琴音どす。」

指をしゃぶりながら尻尾を扱き、片手で器用に浴衣の帯をしゅるしゅると衣擦れの音を立ててほどき始める。

ガルル > 綺麗なお姉さんの甘い匂いが鼻孔を擽る。
自身の手を撫でてから握られ、囚われた手。

汗がどうしたといわれればふるりと首を振り。

少年の小ぎれいに整えられた指がくわえられしゃぶられればついつい、その柔らかそうな唇に魅入られるように見つめながら、口の中で指を動かし、舌に指を絡みつけていく。

そして、尻尾の付け根をコリコリとされ引っ張り出されれば毛並みの豊かなふさふさの尻尾がぱたり、と手の中で揺れる。

「んぁっ…僕の名前は ガルル…です…。 琴音さん…」

大きな目は帯を片手で解き始める相手の体に向けられてしまう。

「琴音さん…他のお客さんが…来ちゃうかも…」

指と尻尾を刺激されれば、相手の手の中でぴくぴくと震える少年の小さな体…ほんとうは今にも相手に抱き付きたいと思いながらも、理性が少年の体を縛り付けている。