2018/07/14 のログ
■紅月 > 「うふふっ、確かに!
まぁ…薬で商売しようと思うと山に住んだ方が早いから、家を用意するトコから始めなきゃだけどねー?」
冗談に冗談で返してみる。
…いやまぁ半分くらいホントだったりはするのだが。
道具類は使ってこそ、との考えのもとに高級だろうが低級だろうが構わず使う。
強いて言うなら所有者が怪力持ち故に、やたらと頑丈な素材か、もしくは美術品系統かで二極化している印象かもしれない。
「かなぁ~?
そもそもアレだ、昨今の物騒さにあったまきちゃって。
治癒術士をどんどん育てようとしたら、なんかおおごとに…ハハハ。
とりあえず少しでも生還率上がってくれたら嬉しいよ私は」
何だか遠くを見るような眼になりつつに、事のいきさつをポロリと。
少なくともこの班は、無茶無謀をしなけりゃあ大丈夫だろう。
リューゼの指摘に、はた、と気付いて若者のもとへ。
蜜蝋を湯煎し、植物性の油を少しずつくわえてガラス棒で溶かし込み、薬草を加えて均一にしたら容器に入れ、熱が抜ければ…軟膏の出来上がり。
いい仕事した…と、先生は満足げに笑うのです。
そして、班にも参加者の皆さんにも「また希望があれば何かやるから、要望があれば受付か私に声かけて下さいませね~」なんて言ってみたり。
■リューゼ > 「そりゃ家以外に腕前も必要になるねぇ…。」
山奥在住なんて冗談じゃない。
隠遁の魔術か、相当な腕でもない限り魔物か山賊に襲われてお陀仏になりそうだ。
それともそういう連中は皆そうだとでも?
…目の前の講師も案外…と腹の中で考える。その表情は何とも言い難いものであった。
だって爆弾作るとか言ってたし。
「ま、確かに治癒術が使えればね。
お互いがお互いをフォローできる体制が少しでもあれば生還率は上がるんじゃないかな。」
戦場で死ぬ事はある。
しかし、戦闘を終えてからの傷で亡くなる者も少なくない。
それを知っているだけに気持ちもまた理解できる。
その志を青年は尊いと思った。
「……まぁ、また来るかな。」
軟膏の作り方を見つめ、そのやり方を記憶に焼き付けながらぽつりと呟く。
同時に教会の鐘の音が鳴った。日没を知らせる遠い音だ。
その音に参加者たちは窓の外を見る。
もうこんな時間か、という声が上がるくらいに盛況かつ皆夢中であっただろう。
■紅月 > 「…マッチョじゃなくても山には住めるわよ、とだけ言っておいてあげる」
にっこり、意味深な笑顔。
やればできるよ、なんて言ってみようかとも思ったが…さすがに自重しておいた。
…先生、まだ可愛い生徒達に引かれたくないもの。
「うんうん、さっきの初級治癒も…その『初級』があるかないかだけで随分変わるからねぇ。
現場じゃ何が起こるかわかんないし…捻挫ひとつが生死を分ける、なんて事も起こり得るから」
少なくとも、遺跡だったり某砦ではザラである。
支え合う仲間とか、フォローし合う相棒とか…言い古されてはおれど、やはり大事なのだ。
「あちゃ、もうこんな時間。
…あ、ちょっとそこの、これから酒場にシケ込もうとしてる皆さん?
ちゃんと適度に睡眠もとらなきゃダメなんだからね!
治癒魔法で二日酔いを治す~なんて、しちゃダメなんだから!」
鐘の音にギクリとしつつ、リューゼにも別れ際
「またおいで、リューゼなら歓迎するよ!」
なんて、声をかけて。
こうして和やかに講義は終了。
…次は何を学ぶのか、それは気紛れな先生次第。
ご案内:「マグメール 平民地区」からリューゼさんが去りました。
ご案内:「マグメール 平民地区」から紅月さんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にシンシアさんが現れました。
■シンシア > 夕方でも、まだまだ気温は高く感じて喫茶店へ避難
仕事終わりの帰り道で、一人の時間
ついつい涼むように、店内の窓辺の席に座り、外を眺めながら
アイスティーのストローに口をつけてた
通りには日陰側に人が多い、日当たりのいいとこを歩く人は少なくて
外に出たくないと思ってしまう、小さいため息をついて
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にネーヴェさんが現れました。
■シンシア > グラスの中の氷をストローで回す、透明な音が綺麗に聞こえて
なんとなく、窓の外とグラスを交互くらいに見つめながら、組んでる足先を揺らす
もう少し陽が傾いたら、もう少し影が増えたら
帰っても問題ない時間
だから、通りを歩くカップルとかに目がいけば、頬杖をついてぼんやりと眺めて過ごしてた
■シンシア > 誰か、新しいお客でも入ってきたのか
外からの温かい空気が流れ込んできたけど
気に留めることなく、窓の外ではカップルが仲睦まじくすごしてた
暑いのに…余計あつくなりそう、とか羨ましくも思いつつ
アイスティーをゆっくり飲み終えるまで、お店の中で涼んで過ごしてく
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からシンシアさんが去りました。