2018/07/15 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にキュリオさんが現れました。
キュリオ > 昼下がり、人も賑わう大通りを一台の馬車がゆっくりと闊歩していた。
一目で貴族が乗っている物と知れる程に豪奢であるが、その装飾は過剰に過ぎる。
目端の利く者は、それが一部では有名な悪徳税収官の馬車であることが知れるだろう。

そんな馬車の中は今、非常に蒸し暑い。
外が暑いという事もあるが、何よりの理由は、情事の真っ最中であるからだ。
監査に入る施設に至るまでの道中、手慰みにと道を歩く女を一人攫う様に馬車へと連れ込んだのが1時間ほど前。
媚薬成分の入った香を焚き、車内は濃い情事の匂いに満ちていた。

「――――っち、気を失いおったか。
 肉鞘程度には使えるカと思えば、だらしのない女よ。」

既に女の体からは力が抜け、四つん這いのままぐったりと顔を床につけている。
尻を手のひらで打っても、びくりと僅かに跳ねるだけで声は無く。
床に垂れ落ちる涎と、結合部から滴り落ちているどろどろの蜜。
加えて、尻穴からは複数の玩具が飛び出しているともなれば、女性のその状態も納得できようものであるが。

それでも不服そうに、反応の無い穴へと腰を突きこみ、僅かなりとも肉の締め付けを得ようと無慈悲に犯し続けていた。

「おい。
 目に留まる女が居たら声をかけろ。良いな?」

行者へと伝える様、傍で待機するメイドへと声をかけ、改めて腰をズパンッと打ち付ける。
これでは自慰だと吐き捨てる様に呟きながら、さっさと目的の店――ないしは施設――へと着くか、新たな女の発見を待つ。