2018/04/08 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にカーレルさんが現れました。
■カーレル > 夜半に王都の外へ向かう馬車の数は少ない
そんなのは大体がワケありで、夜逃げだったり高跳びだったり…まあ、碌でもない何かがあったりする
そんな馬車が今宵も一台、王都の外へ向けて走り去っていく。その馬車を見送れば仕事はおしまい
今回は駆け落ちする割と名の知れた商会の一人息子と貴族の娘の依頼であった
王都から逃げる手筈を整えるのが自分の仕事。後の護衛は息子の方が雇うということであった
「もう見えなくなった…」
数騎の傭兵に囲まれた馬車が見えなく慣ればくるり、と自分は王都の方へ戻る
今回はたっぷりと報酬を手にすることが出来たので、しばらくは仕事もせずダラダラとできそうである
夜風はまだ冷たくポケットに手を突っ込めば、人通りのおおい方へと向かっていく
■カーレル > 一仕事終えた疲労感と受け取った報酬の重みに機嫌も良い
何時しか、自然と鼻歌交じりに通りを歩いていれば、機嫌良さそうにする様子を
行きつけの酒場の主に見つかり声を掛けられる
その声に足を止めれば、少し食っていくかな、と酒場へと入っていき…
何時もより少し豪華な食事をしてから家に帰るのであった
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からカーレルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 酒場」にセツさんが現れました。
■セツ > 「マスター、それ、貰ってもいいかな。」
先ほどまでステージでアコーディオンのような楽器を弾きならしていた女が、ふらりとステージを降りればカウンターに座って。
涼やかな目元の女の前に、どうせこれだろ、と言わんばかりに琥珀色の液体が注がれたグラスが置かれる。
それを、まるで水のようにくっと煽ると、ふぅー、っと酒臭い吐息。
酒の匂いは強いが、一切酔った様子を見せぬ旅の吟遊詩人。
黒髪の長いポニーテールは踊り子のようではあるが、歌と楽器演奏が彼女の主。
さっきまでは海賊の冒険譚を伸びやかに歌い上げ、その前は踊り子の切ない恋を歌い上げる。
その度に手元の楽器は勇壮な戦いの音色や、物悲しい踊りのリズムなど、顔色をその曲ごとに変え。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 酒場」にブレイドさんが現れました。
■ブレイド > からんと、控えめなベルの音。
響く歌声と楽器の音色。
耳に心地よい音の波が開けたドアの隙間から漏れ出てくる。
「っと……」
邪魔するぜ。といつもなら言うところだが、演奏の邪魔はしないように。
黙ってカウンター席へ向かう。
そして店主に軽食と果実酒をたのむ。
■セツ > 店主の仕事しろオーラを受けて、はいはい、とカウンターの席で楽器を構え、そのまま弾き鳴らし始め。
今度はまるで当たり前のBGMのような、明るく楽しい…ただ、どこか寒さを感じさせる音色。
こちらは軽く引けるのか、両手をせわしなく動かしながらマスターに声をかける余裕もある様子。
「真面目にやるさ、仕事中の飲酒を認めてくれるお店なんて、そんなに無いからね。」
しっとりとした声でからかうような口ぶりを見せつつ、楽器を別の生き物のように操って。
■ブレイド > 「……ふぅん…」
食事を摂りつつ、くぴりと果実酒を一口。
楽器を奏でる女性は素晴らしい技術の持ち主らしいが…
音楽のなかにまじる、寒さ、冷たさ、寂しさのような…
自分にも良くはわからないが、少し複雑な気分になる。
明るい曲調だと言うのに。
「んー、なあ。
もっとメシがうまくなりそうな曲にはできねーのか?」
思わず口に出してしまった。
■セツ > 「ああ、申し訳ないね。
僕の故郷の曲さ。 とても寒い場所だったから、どうしてもこんな歌になってしまう。
どこの出身かな。」
涼やかな目元の女は、しっとりとした声でそう返しながら、楽器を演奏する手を止めて。
その上で、ちゃっかりと自分の分のウィスキーを水のように煽る。
「……ああ、お酒もこのくらい強くないと、水にしか感じないんだ。
そういう地方だったからね。」
言い訳すんな、と店主に言われてもどこ吹く風。
中性的な喋り方ながら、声はどこまでも女性的な艶を含む。
■ブレイド > 「いや、いいさ。アンタの故郷にケチつける気はねーんだ。わりぃな。
出身っつーと、オレはこの辺…山の方だけどな。
つまんねーとこだ。アンタの曲から明るさ抜いたみてーなさ」
詳しくは言えない。
ひらひらと手を振りながらも詫びを入れる。
曲を中断させたお詫びに、と硬貨を弾き女性の方へ。
「へぇ、つええんだな、アンタ」
女性は酒に強いようだ。
呑み潰そうとする男は返り討ちに合うだろう。
■セツ > 「ケチは僕の方がつけたいよ。雪が今の僕の身長くらいには当たり前に積もる場所さ。
酒は馬鹿みたいに強い物をがぶ飲みするのが当たり前の場所。」
これは僕の取り分でいいかな、なんてマスターに笑って確認をしながら、次の曲がスタートする。
今度は伸びやかな音色が風が吹くように流れ落ちる、草原の匂いのする曲。
先ほどまでのダンス調は顔をひっこめ、どちらかと言えば劇場でかかる曲を酒場にアレンジしたような。
「そういう場所で過ごしてきたから、これは水みたいな……
ああいや、マスターの酒にケチをつけるわけじゃあないからね。
だから、僕の髪の毛を引っ張るのはやめて欲しいな。」
マスターに髪を引っ張られ、かくん、と上を向きながらも曲をズラさない詩人。
■ブレイド > 「ははっ、そりゃ大変だ。
雪は降るけど、そんなに積もるのはみたことねぇ」
小さく笑いながら、カプレーゼのトマトを口に運ぶ。
続いての曲は、どこか爽やか…牧歌的?とはまた違った、あるき出したくなる季節にあった曲。
どうやらリクエストに応えてくれたようだ。
「そんな状態でも歌えんのかよ。すげーな」
詩人の技術に感心しながら、酒と食事、そして詩を楽しむ。
■セツ > 「まあ、今は曲がメインだから。 歌を歌う時は流石に無理さ。
僕だって修行中の身だからね。」
マスターは何とか許してくれたらしい。
長身の女は曲を弾き鳴らしながら、軽く鼻歌混じり。
この手の演奏は慣れたもののようで。
「これは僕が高原に行った時に教えて貰った曲でね。
そこには断崖絶壁の谷があるんだけれどもね………」
曲に合わせてエピソードまで語り聞かせる詩人。
曲に合わせて歌うもあり。曲に沿ったお話もあり。ただし酒はいる。
あまり他の場所では見ない吟遊詩人は、滔々と絶壁を駆け下りる山羊の話を語る。
■ブレイド > 「ま、そりゃそうか。
歌の時はゆるしてやってくれよ?おっさん」
マスターにお願いしつつ
演奏を聞く。
自然と首やら脚やら指先やらが動いてしまう。
伸びやかであるが、つい聞き入ってしまう。
「へぇ、吟遊詩人ってやつか…これが」
軽快な語りとともに奏でられる音楽。
食事や酒とともに聞く彼女の話、演奏は心地良く、楽しい。
■セツ > 「歌の時に酒を薦めてくるんだからひどいものさ。
飲むけど。」
自由な女は、話を終えれば少しの間を持って曲を終える。
終えればいつの間にか注ぎ足してある琥珀色の液体を干して。
「本当に専門で吟遊詩人をしている人間を見たことはあまりないかな。
まあ、僕も生まれてずっと専門というわけではないけれど。
もう一つ楽器と組み合わせれば、もう少し表現は広がるんだけど。
あれは疲れるんだ。
いつぞや、一度に三つ四つ楽器を使う人もいて、仰天したものさ。」
なんて、酒のお代わりを要求しながら言葉を連ねる。
■ブレイド > 「ふーん、ここのおっさんとは勝手知ったる仲ってやつか。
常連っつーかここでよくやってんのか?」
曲を終えた女に拍手と硬貨を送りつつ
彼女に酒を注いだマスターに自分もおかわりを頼む。
「んー、楽士ってのは直ぐ側で演奏してもらったことあんだけどな。
本物の吟遊詩人っつーのは初めてかも。
つか、一度に何個もできるもんなんだな。
耳は楽しいけど、目は疲れそうだぜ」
詩人と言うだけあって、トークも軽快。
人を楽しませるすべがわかっているという感じ。
■セツ > 「そうだね、僕の隅々まで知ってもらって……ああ、マスター、首が折れるからこれ以上引っ張らないでくれないかな。」
頬に手を当てて冗談を言えば、髪を引っ張られた。
いたいいたい、なんてさほど痛くもなさそうに手を離してもらい。
「そういうものさ。
見聞きした話や伝説、伝承。
伝えたい愛を表現するのに必要であるなら、どんなものでも覚えるものさ。
それが歌でも、楽器でも。必要ならばそれ以外もね。」
酒をまた干しながら、カウンターに肘をついて。
僕だけかもしれないけれどもね、なんて。
話している間、ずっと力みのないリラックスした女の声が響く。
緊張しているでも、警戒しているでも、甘えるでもない、空気のような。
■ブレイド > 「髪を引っ張る程度の仲ならただならぬってことくらいわかるぜ」
からかうようにケッケッと笑えば
顰蹙を買ったような視線をマスターから受ける。
「愛?ってこたぁ、アンタの故郷の曲は郷土愛ってやつか?
なら、なおさら中断させて悪かったな。
しっかし、詩人ってのも熱心なんだな、わりと」
もっと気楽な職業だと思っていたが。
いや、彼女をみているとそれも正しいような気がするが。
「にしても、アンタ…聞きやすい声だな。
邪魔になんねーし主張しねーっつーか…自然に聞いてられるっつーか」
■セツ > 「いや? 歌や曲だけは評判がいいんだ。まあ、室内にこもってばかりの地区だから、歌や曲はレパートリーが多いのさ。
愛は人に対して囁くものさ。
愛している人に対して愛していると告げるためなら、どんなことでもできるだろう?
それが上手く伝わらないなら、手段を変えて何度でも。
愛を囁くのは人の本能。それを大っぴらにやってやろうっていう酔狂な人間さ。」
からりと笑いながら、ナッツを一粒。
「ふふ、声は命……と言うほどでもないけれど。大事にしているからね。
聞きやすいなら良かった。
あまり、強く聞かせようとしないからかもしれないね。」
褒められれば、ぱちりとウィンク一つ。
■ブレイド > 「あー、そういうことか…
愛してるとかくすぐったくてどうもな
ま、わかんねーでもねーけど。
アンタにおおっぴらに愛を囁かれたら、逃げ場なんて無くなっちまいそうだな」
そういうのが気恥ずかしいお年頃。
愛するものはいたとしても、はっきり愛を囁いたことはあまりないような。
好きなものは好きという質ではあるが。
「声を聞かせる商売だってのに、強く聞かせねーでいいのか?
いや、実際いい声だからいいんだけどよ。
なんつーんだろーな。艶っぽいってやつか?」
少し照れてしまう。ウィンクを受けつつ、マスターに同意しろと言わんばかりに。
■セツ > 「僕は言うべき時には必ず言うようにしているよ、迷わない。
旅をする身だから、迷っていたら口にできないしね。
くすぐったい言葉を、真正面から言うべき時もあるものさ。
いつの間にか言わないまま、当たり前になってしまう前にね。」
僕が囁く時には逃げ場なんてつくらないよ、と、同意しながら微笑んで。
「……ああ、いいんだよ。
強い風が吹いたら、涼しいと思うかもしれないけれど、迷惑だと感じるかもしれないだろう?
そういう強い風は、……さっきのではないけれど、吹かせるべき時があるものさ。
…ふふ、僕の声がかい。
そうだね、時々言われるよ。 囁く声なんかは、もっとね。」
く、く、と肩を揺らして笑う女。
■ブレイド > 「ふーん、そりゃすげーな。
『好き』程度ならオレもそう思ったら言うんだけどよ。
言わなきゃいけねーときってのもあるだろうけど、さ。
ま、そういうことならいっとくか。
アンタの詩、『好き』だぜ?情景っつーか伝わってくるんだよな」
微笑む彼女にグラスを掲げて。
甘い酒を味わいながらうなずく。
「なるほどね。今はそよ風がちょうどいいってことか。
たしかに心地良いぜ?メシの邪魔になんねー
そうだな、アンタの声も『好き』ってやつだな。
囁くのは止めてくれよ?よえぇんだ、そういうの」
つられたようにケラケラと笑い
■セツ > 「あはは、ありがとう。
僕の歌と声を好きだと言ってくれるということは、
ま、僕の腕ってことだね。」
ふふ、とウィンクをしながら、軽い口調。
「当然、嫌がることはしやしないよ。
…それじゃあ、僕はそろそろ行くとするよ。
これ以上ここにいたら、稼ぎの分全て飲んでしまう。」
誰よりも酒の匂いをさせる女はしゃなりと立ち上がり。
まるで酔った様子も見せないままに、ん、っと軽く伸びを。
■ブレイド > 「こっちもおひねりで文無しになっちまうからな。
ありがとよ、おかげさんで楽しめたぜ」
女性の軽口にはひらりと手を振り
その後姿を見送る。
酒の香りを漂わせながらもしっかりとした足取り。
なるほど、雪国生まれはホントのことのようだ。
■セツ > ああ、そうそう。
「僕はセツ。この付近の酒場でこの音色が聞こえたら、まあ、おおよそ僕だから。
宿は秘密だけれど、知りたいなら部屋番号までは教えるよ。」
振り向きながらウィンク一つ。
酔っているのかいないのか。むしろいつもこの調子なのか。
身体にぴったりと吸い付くような灰色の衣服の上から、黒いコートを羽織って。
■ブレイド > 「オレはブレイドだ。おぼえとく。
オレも住所の地区くらいまではお返しに教えてもいいぜ?」
ウィンクうけて、少しどきりとしつつも
軽口を返す。
なかなかに楽しい女性…いや、詩人だった。
黒色基調の服もまた似合うと言うか…闇に溶けそうだなとすら思いつつ、自身の注文の消化に向き直る。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 酒場」からセツさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 酒場」からブレイドさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にイグナスさんが現れました。
■イグナス > 夕暮れ時。もう冬とは言えない時期とはいえ、だいぶ冷えた。
平民地区の広場は帰路を急ぐ人たちで賑わっていた。
その賑わいをぼうっと眺める男がひとり。
設置された休憩用のベンチに座りながら、ぶるっと一度身を震わせた。
「おぉ、、寒ぃ――………。」
ぶるっと一度身を震わせる。
ぬくさを欲しがって、さっき近場の喫茶店で買ってきた珈琲を啜る。
ずずーっと音をさせて温かいのが広がった。
これだけ寒ければそれもすぐになくなってしまうのが、ちょっと名残惜しいが。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にカイサーさんが現れました。
■カイサー > 夕暮れ時の広場には家路につく人々が行き交う。その中に夕暮れのオレンジ色を吸い込むかのような純白の騎士服を身に纏った女が1人歩いてくる。
寒くなってきたこの時間帯に大柄な男がベンチで珈琲を飲んでいるのを目にし、小さくため息。次いでカツカツと硬質な靴音を鳴らしながら近づいて。
「…良い子は家に帰る時間だぞ」
この寒空の下何をしているのかと問うて。
■イグナス > 突然の声に少し驚いたように、視線をそちらへ。
すぐににやりと笑う。
「なンだ、俺は良い子に見えるのか、ん?」
なんて、だいぶ意地悪く楽しげに笑った。すくっと立ち上がるならば。
そうさなあと首を傾げて。
「しいて何してるッてワケじゃねンだけどな。退屈してた。
……カイサー、お前は?」
周囲から今度は、彼女の方へと視線を。
今は何をしている時間なのか、と。
■カイサー > にやりと笑う男に一瞬怯みそうになるが、そんなことを感じ取らせまいと、ツンとした表情で取り繕うが、男には見透かされてしまっているのだろう。
「確かに君の言う通り、良い子ではないな。」
男が立ち上がれば、子供のように見上げてしまう身長差。
にやにやと悪い笑みを浮かべる男を見返す瞳は、いつもの真っ直ぐなものではなく、どこかドキドキと泳いでいるようで。
「私は仕事帰りだ。たまたま君をみかけたから、その…もう外は寒いし、君が誰かに悪さを働く前にと…思ってだな…」
言葉をしどろもどろに繋げ、退屈していたのならと
「誰かを、待っていたという訳ではないのだな…?」
■イグナス > わかってるならなによりとばかりに小さく肩を竦めて改めて。
改めて目の前、なるほど、と頷いた。
先日彼女の仕事も聞いている、この時間まで頑張っていたんだろう。
己と違って職務熱心なことだ。
「あぁ、なるほど――、……それで。」
しどろもどろな様子に、くっと笑みが零れる。
楽しげで意地悪くて、相手を揶揄して楽しむ笑みだ。
僅かに腰を下ろして視線を合わせれば、覗き込むように。
「誰かを待ってたわけじゃあないが。
どうした、ハッキリ言ったらどうだ。ン?」
■カイサー > 男が零す酷く雄臭い笑みを見て一気に目元が羞恥に染まり、それと同時にドキドキと動悸が強まってしまう。
顔を覗き込まれて、思わず後ずさりしそうになるのをどうにか堪えるが、いつもの凜とした雰囲気が崩れ今はイグナスに主導権を握られてしまっていた。
へなりと眉尻が下がり、ウロウロと視線を泳がせる姿は、いつものお堅い聖騎士とは似てもに付かなくて。意地の悪い男め…と睨みつける瞳は既に潤んでしまい全く効果はない。
「…な、ならば、もし、腹をすかせているなら…腹一杯、食べさせてやるぞ…?君の、気の済むまで…」
覗き込んでくる男の目をおずおずと見つめ返し。
■イグナス > もうどこか、屈服してしまっている風情すらある。
そんな目の前の女の様子は好ましく楽しくてついまた、くくくと零れる笑み。
彼女の言葉に、どうするかなあ、なんてわざとらしく首を日寝てもみるがすぐに
「いや、そうだな、それじゃァ、言葉に甘えるとするかね。
――ほら、案内してくれ。外は寒くて、かなわん。」
そんな場所にさっきまで好んでいたくせに。
ぐいと残りの珈琲を飲み干せば彼女から視線を外し、案内を強請った。
■カイサー > どうするかなぁ、と態とらしく焦らされながらもOKをもらえればホッとした顔が無意識に溢れてしまうほどで。
案内を促されれば、こっちだ、と男を連れて広場をあとにした。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からカイサーさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からイグナスさんが去りました。