2018/04/07 のログ
イグナス > 飯を食べ損ねた。さて、どうしたものかとぼんやりと空を仰ぐ。
上から食べ物は落ちてこない。ものぐさなりにどこかで食事を摂らねばと、現実逃避をやめて視線を下ろした。
…と、どこか残念そうに屋台に視線を向ける女性を見つけた。
ふむ、と首を傾ける。同じような境遇の人間だろうか。
なあ、と声をかけるのは、興味本位に。

「――お前さんも、飯ィ喰い損ねたタチか?」

少し遠巻きから。ぬっと立ち上がって、そちらに近寄りつつ。

カイサー > 何やら美味しそうな匂いのする屋台の看板を思わず見つめていると、ふと声をかけられる。ハッと声の主を見れば、なんとも背の高い男がふらふらと近寄ってきた。
店仕舞いをしている屋台を名残惜しく見つめていた姿を見られたのが恥ずかしく、軽く咳払いをして。
「ま、まぁ、そんな所だ。君は…随分と腹を空かしているみたいだな」
豪快に鳴る男の腹の音に思わず小さく苦笑してしまい。
「だが、こんなに美味しそうな匂いの中では仕方ないか」

イグナス > 驚く様子と咳払いに、クククと笑う。どうやらなかなかいいシーンを見れたらしい。

「ウン、昼飯食い損ねてなァ。
 ――こんだけ美味しそうなにおいが残ってンのになあ。残念だ。」

残り香だけがあってモノがなければしょうがない。ぐうぐうと腹は減るが、強請ってもないものはないのだ。
やれやれと肩を落として。
視線を周囲の屋台から、目の前の女の方へと向けた。

「屋台ッつうわけにはならンけども。飯ィ喰いに行こうかと。
 お前さんもどうだ?どうせのこと、腹減り仲間だろう。」

カイサー > まさかいきなりランチのお誘いを受けるとは予想外で、思わず目を瞬いてしまう。いつもなら付き合い悪くスッパリと断るのだが、この男のなんとも言えない人懐っこさに絆されてしまい。

「あぁ、君が良いならご一緒させてもらおう。この辺りの店には詳しくなくてな。案内してくれると助かる」

女としては背の高い方だが、目の前の男は正に見上げるほどの高さで。

イグナス > さて返事はどうだろうか。断られたら断られただし、了解されるならば――
なかなか面白い。
わくわくとして返事を待てば、色よいものが。嬉しそうに口元をにかりと笑みにして。

「ん、決まりだ。――そうだな、希望ないってンなら、店は選ばせてもらおうか。
 あー……んー、こっちだ。」

さあ行こうかと笑いかける。向かうのは広場から出ていく方向。

カイサー > にかり笑う顔に、ふふ、と思わず柔らかな笑みが溢れてしまう。
男が促す方へと、疑いもなく一緒に広場を後にして。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からカイサーさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からイグナスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にフラニエータさんが現れました。
フラニエータ > 平民地区の噴水前広場、ベンチにて。
めずらしく女は赤い顔をしていた。飲んだカクテルが思いの外当たりだった様でいつもより少し多めに飲んでしまった様子。
休憩できる場所を探して噴水前広場へ向かい、ベンチに座った所。

「…ふぅ…涼しい…」

少々強い春風が噴水から溢れる水に触れ、冷たさを女に届ける。それに肌を預け、胸元をパタパタとしながら熱を奪って貰う女。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にノアさんが現れました。
ノア > 其処へもう一人、顔を赤く染めた女が現れる。其の足取りは随分と覚束ないもので、明らかに "出来上がって" いた。ふらり ふらり、噴水広場を歩いてゆけば

「 ………ん、 」

とろん と細めた目が、ベンチに座る知人の姿を捉えて。春の夜風に長い髪やレースの羽織を靡かせながら、ゆっくりと歩み寄り

「 なぁ に してん のー ? 」

元より緩い口調は 更に緩さと甘ったるさを増し、にっこりと笑みを浮かべる様は随分と上機嫌。一応は商売敵だと認識している相手に対しても やたら懐っこい態度で、ゆるりと首を傾げてみせた。酒って怖い。

フラニエータ > 酔っている自覚はあった。飲みすぎて醜態を晒していないかと周囲をちらちら見ながら襟を正す。
その視界に入ってくるのは商売敵の彼女だった。思わずアンタ誰、と口にしてしまいそうに酔っている彼女。

「…え、ええ、涼んでるだけよ?と、とりあえず、座れば?」

女が彼女に見せる初めての狼狽は、こんな情けないシチュエーションで迎える事となってしまった。

ノア > ほんの数ヶ月前までは 毎晩の様に呑んでいた女が、 暫く呑まない間に すっかり酒に弱くなってしまった。少しでも調子に乗って呑み過ぎると、こんな風に…

「 はい、 お隣失礼しまー す♡ 」

恥ずかしい位、見事な酔っ払いに。ベンチに座るよう促されると、素直な返事と共に腰を下ろし… 互いの距離はゼロ、ぴったりと 貴女の真隣で

「 ………ココ 涼しい、 きもちぃ ねー 」

なんて言いながら、ぴったりと身を寄せる酔っ払い。何をしだすかと思えば、今度はしなだれる様に貴女の肩へ頬を乗せ

「 で、 何して遊ぶ ? 」

何歳児だよ と突っ込みたくなる問い掛けを。

フラニエータ > 今まで聞いたことのない彼女の甘ったるい口調でぴったりと距離無く座り、そして己の肩に頬を乗せてくる彼女。
心の中でもう一度、先ほどの言葉をリフレイン。
今まで己が他人を誑かす為に行っていた行為を振り返れば、余りにこれは似通っていて少しばかり羞恥に顔を染める。

「…もう…この子ったら…酔い過ぎ…」

ここまで酔った彼女を見た事が無かった女。若干引き気味になりつつも、このまま置いて帰る訳にもいかない。
何か色々あったのだろう…仕方ない、と息を吐くと

「そうね、なんでも良いわ…したい事はあるの?今日だけは付き合ってあげるわ…」

体勢を整え、彼女が凭れやすくするように、ほんの少し体を彼女に向ける。

ノア > どうやら貴女から返ってきた声に、不服そうな酔っ払い。少しばかり此方に身体を向けてくれた事で、視線は自然と上目遣いに

「 "何でもいい" は "どーでもいい" と同じ、 でしょ ? 」

甘ったるさを残しつつも、何処か拗ねた様な声色で自論を展開してゆく。"アンタ誰" と言われても仕方ないレベルで酔ってはいるものの、減らず口だけは平常運転で。

「 じゃ あ……… 選択肢は3つね、 」

と 言いながら指を4本立てる、酔っ払い。

「 1つ目、朝までトコトンはしご酒コース。2つ目、目指せ一攫千金カジノコース。3つ目、今夜は寝かせないガールズトークコース。」

酒場、賭場、宿屋 と… 一本ずつ指を折りながら提案し、一本余った指を きょとんと見詰める事 数秒 ── 摩訶不思議な現象に首を傾げるも、すぐに其の手を下ろし

「 どれにする ? 」

と、再び上目遣い。

フラニエータ > 確かに減らず口なのだが、鋭い。鋭すぎる。いつも己に揶揄われ、返す言葉が無くなる彼女とは別人の様だ。
彼女の息が乗せてくる酒の匂いに顔を顰めながらも。そんな事は無いと彼女の頭を撫でる。
彼女の提案を指折り聞いていくが、4つ目がなかなか来ない。見れば4本目の提案が無く困っている彼女。

「…(何この凶悪な可愛さ)…」

こんな手があるのか、いやはや勉強になる。初めて彼女を尊敬した瞬間だった。
さて、提案についてだが…女は実は酒が弱い。なので1は選ばない。女はこう見えて賭け事が大嫌い。なので2も無い。

「…それじゃ、お話しましょうか。でも…別に宿屋じゃなくてここでも…――ああ、それはまずいわね…どこかの宿屋にしましょうか…」

酔っ払いとこの場所で話し続けてすやすや眠られたらたまったものではない。面倒を見るのは己なのだ。

ノア > 頭を撫でられ心地好さそうに目を細める其の姿は まるで、主人に褒められた飼い犬のよう。素面であれば、伸ばされた其の手に噛み付くような女が……… 本当に、酒って怖い。

「 何言ってんの、 ガールズトークはベッドの上で、クッション抱きながらするものでしょ ? 」

と 女が勝手に抱くイメージを、 あたかも一般常識であるかのような口振りで返す。こうして3つ目の選択肢である "今夜は寝かせない♡ガールズトークコース" が選ばれ、そうと決まれば早速宿屋へ向かおうと

「 一番近いとこがいい、歩きたくないー 」

多少ふらつきながら立ち上がり… 次いで貴女も立ち上がったなら、其の腕に腕を絡めたりもするかもしれない。

フラニエータ > ああ、これは完全に酔っているな、とわかる彼女の仕草。本当に、本当に酒って怖い。
いつもの彼女は以下略。女は絶対に自分を失うまで飲まない、と決心をすると、

「…はいはい、そうね…ほら、行くわよ?」

仕方ない、とため息を一つ落とせば、女は重い腰を上げる。

「近い所って…んもうッ…この子ったらほんとに…」

絡み付いてくる手を解こうとするが、足元の覚束ない彼女を見ればその体を引き寄せ、己に体重を掛けさせて。
女が「ほら、大丈夫?」を10数回口にする頃には宿へ辿り着くだろうか。

ノア > 「 大丈夫、  ほんと、大丈夫…
  もう っ…… 大丈夫だって ばー 」

大丈夫かと声を掛けられる度 大丈夫だと返す、典型的な酔っ払い。鬱陶しがられようと暑苦しいと文句を言われようと、腕を絡め ぴったりと身を寄せる。ふらり ふらり、貴女の導きを頼りに歩いてゆけば やがて… 近くの宿屋へ辿り着き

『 2名様ですね、 お部屋は別々になさいますか ? 』
と 尋ねる宿屋の主人に対しても

「 美女2人、 同じ部屋でお願いしまーす♡ 」

等と、酔っ払い全開で。宿屋の主人は同情の視線と共に、部屋の鍵を貴女へ手渡した。こうして二人の女は、宿屋の一室へ共に入ってゆき。楽しいガールズトークが繰り広げられるのか、 はたまた ただの介抱となるのかは… また、次のお話。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からフラニエータさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からノアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にミケ・ファムトさんが現れました。
ミケ・ファムト > 昼下がりのカフェ。
給仕をする少年。

オープンカフェに降り注ぐ太陽は穏やかで心地よい。
そして、今日がいつもより賑わっているのは桜の花のおかげ。

忙しさに負けずに出稼ぎ少年は愛想を振りまきながら注文を取り、テーブルの間をいったりきたり。

ミケ・ファムト > 娼館に近いカフェ。
客が求めれば給仕を傍に置いて飲んだりイチャイチャできたりもできる店のおかげで、
給仕の数が足りなくなるときもある。

「いらっしゃいませ 何名様ですか? こちらへどうぞー。
ご注文が決まりましたら、お呼びください。」

新たな客を案内している内に、今度は注文を取りに行く。

「はい。 かしこまりましたー」

注文を取ると、少年はオーダーを伝えに戻っていく。
あぁ いっそどこかのテーブルに専属してつきたい。
そしたらある意味で休めるのに…等と考えながら働き続ける。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にフォーコさんが現れました。
フォーコ > 奥のソファ席で私はローズヒップを飲んでいた。
目当ては甲斐甲斐しく働く少年の一人だ。

店主に手が空いてらこちらに来るように頼むと、私は新聞を広げて読んでいた。
特段面白い記事は見当たらず。
あっても既に城内で聴かされている内容ばかりであった。

「ふぁぁ…。」

思わず欠伸が漏れていた。

ミケ・ファムト > 店長から声を掛けられれば国利とうなずいた少年。
その言葉に従いソファーに腰を下ろす相手の前に現れる少年。

忙しさからの救いの女神は新聞を読み退屈そうにあくびを漏らしている相手。

「ふふ。 いらっしゃいませ。 フォーコ様。
何か他に注文はありますか?」

そう声を掛けながら相手の手が届く範囲まで近づいていく。

フォーコ > 「そうだな。 私からは特にないな。
ミケが飲み食いしたいものがあれば好きな物を頼んでくれて構わないぞ。
店的に売りたい物があるのならそれを付けてくれてもいい。」

私が座っている場所は3人掛けのソファの真ん中。
店のシステム的に彼は右か左かのどちらかに座ることになるか。

私は新聞をラックに戻すと、伸びをしていた。

「ところでミケ、最近は練習など出来ているのか?」

ミケ・ファムト > 相手の右側に腰を下ろした少年。
飲み物はライムソーダを片手に。

「ふふ、気を使っていただいて ありがとうございます。
今日は大丈夫ですよ。」

そして練習に来ているかと問われれば少年はコクリとうなずき。

「もちろん。 今は型を教えてもらったりお礼に馬の世話をしたり。
これも全部フォーコ様のおかげです。」
いま行っている仕事の合間に訓練を行っており、
少年は楽しそうにニコニコ、嬉しそうにそんなことを話す。
満面の、人懐っこい笑みを相手に向けて感謝の言葉を伝えた。

フォーコ > 隣に座った彼の肩に手を載せた。

「そうか? 困ったことがあれば早めに相談してくれよ?」

今日は売上的には問題ないようだ。
客の入りも良い事だし、繁盛しているのだろう。

「私はたいしたことはしていないぞ。
ミケの頑張りの結果だ。」

純朴そうな笑みを見せられると、悪戯心が騒いだ。
私は身を乗り出すと、彼の頬に口づけ、舌で愛撫する。

「ミケ、この店には個室などはないのか?」

ミケ・ファムト > 肩に置かれる手。
コクリとうなずき。
「その時は。」

そして褒められると嬉しそうに微笑み、乗り出してきた相手の体少年は受け売れる様に抱きしめ、背中を撫でていく。

頬に受ける口づけと舌先の愛撫に小さな体は引くりと揺れて。

「あるよ…?  行く?」
頬のキスのお礼に項にキスを落とし。ちゅ、ちゅと甘く吸い始める。

フォーコ > 「ああ、いい感じだな…。」

背中に触れる手は男にしては少し細い気もするが、肉の硬さは鍛えている手だった。

私の悪戯に彼の身体は反応を示していた。 思わず笑みが浮かぶ。

「そうだな、個室に案内してもらえるか?」

額に口づけを受けると、私の顔は締まりをなくす。
後は彼に導かれるままに個室へと向かうだろう。

ミケ・ファムト > いい感じという言葉に不思議そうに首をかしげながら柔らかく撫でていく。

締まりのなくなった相手の腕から出ると相手の手を取り。
個室へと向かう。
カフェの奥、二階へと続く階段を上がりながら少年は相手に体を寄せていく。
「最初にお風呂にする?」

扉を開ければ、左手にトイレとその隣の部屋に個室の脱衣所の奥に大きめのお風呂場。
廊下の奥にはキングサイズのベッドとサイドテーブル。
ベッドの奥には窓があるシンプルな部屋。

扉を開けると、部屋に明かりを入れようとベッドサイドのカーテンを開けるために、ベッドの上に乗りカーテンを開けていく少年。
警戒をしていないのか無防備な背中を晒している。

フォーコ > 彼に先導され、階段を一段一段上がっていく。
その間彼の身体が密着する。

「ああ、それも構わないが。」

私はまるで初めてそういうことをするかのように、鼓動が高まっていた。

部屋に入るとトイレに風呂、カフェの一室と言うよりはホテルの部屋であった。
ベッドも大きく、泊まり込むことを想定した内容だろうか。

私は彼がカーテンを開けている姿をベッドの端に座って眺めていた。

「やはり、風呂は後にしようか。
今日は君の身体を抱きたい。
構わないか?」

私はベッドの上に上がると、膝立ちで彼の背後に近づき、抱きしめる。
彼が首を縦に振れば彼から離れ、服を脱ぐだろう。

ミケ・ファムト > 体をぴったりと寄せながら相手の体に抱き付く少年。
「ふふ。 じゃぁ 窓を開けたらお風呂をためてこないと。」

そんな言葉を漏らしながら隣に腰を下ろした相手。
向けられる言葉にカーテンを開けていた少年の手が一度ピクリと揺れてからカーテンを開け室内に光を満たす。

「うん… 大丈夫だよ?」

少年はそう囁くと抱きしめてくる腕を撫で顔を上げキスを落す。
自分も一緒に服を脱ぐ方がいいのだろうか。
それよりも…相手が服を脱ぐところを見ていたいという思い。
少年の大きな目が相手に向けられる。

フォーコ > 「ん…。」

彼に唇を奪われた私は珍しく女じみた…私らしからぬ表情をしていただろう。
私よりも年若い彼だが、醸し出す色気はかなりのものであった。

「ふふ、そんなに見たいのか? 仕方がないな。」

私は彼の視線に笑みを向けると、彼の目の前でストリップを始めた。
彼はオネダリをするのが上手なのか。

私はジャケットやシャツ、パンツを脱いでから下着を外す。
褐色の肌に硬めの胸が載っており、胸の先は少し尖っていた。
以前あった古傷はすっかりなくなっている。
そして、股座には以前彼の口内を蹂躙した巨根がぶら下がっており、
鈴口を開閉させ、先走りを漏らしていた。

「こんな身体を見て面白いか?」

私は自らの肉棒を摩りながら彼の顔を眺める。

「君も脱いでくれるか。」

ミケ・ファムト > ん。
ちゅと落としたキス。

「うん 凄く見たい…。」

徐々に露わになる鍛え抜かれた体。
褐色の肌に硬めの胸。
然し特筆すべきは古傷がなくなったことか…。

なんだか少し勿体ない気持ちも。

「ふふ。おちんちんあるけど綺麗だよ。」

先走りを零したペニスを摩る相手を楽し気に見詰め。

共に脱ごうという言葉にうなずくと、相手の手を引きベッドに座らせると今度は少年がストリップを始める。
首元のチョーカーを解いてから首元から抜き。
床に落とす。
ボタンをゆっくりと見せていけば、白い肌。
袖から延びる焼けた肌とは対照的に染み一つない体。

ズボンに手を掛けると、相手が求める様にベルトを抜き、膝を曲げ体をくねらせながらズボンと下着を下ろす。
現れる男根相手程ではないが巨根のそれ。

成長すればかなりのサイズになるだろう。

一糸まとわぬ姿のままゆっくりと相手の横に回り、肩を抱き頬にキスの雨を降らせていく。

「フォーコこそ 僕の体を見て面白かった?」
耳元、少年は甘く囁きかけた。

フォーコ > 「色々あって、体中にあった傷はなくなってしまってな。」

まさか魔族の肉を食ったとは言えないので、詳しい所はぼかしておこう。

「綺麗か。 ミケに喜んで貰えて良かったよ。」

今度は彼が服を脱ぐ様子をベットの上に座って見上げていた。
服の下の肌は白く、線が細い。

しかし、足の間から生えているソレは歳の割には立派と言えるだろう。

私は自分よりも小柄な彼に抱かれ、数多の口づけを受けていた。
彼の唇が触れる度に肉棒がヒクっと揺れ動く。

「ああ、今もこうしていて溜まらない気持ちだ。
今日はどうする? この間みたいに私が抱けばいいのか?
それとも、今日は私が抱かれればいいのか?
君が決めてくれるか。」

ミケ・ファムト > 「ん… あの傷跡もフォーコ様の魅力的だったのに ちょっと残念。 でも傷跡がなくなってよかったね」

微笑みながら見上げてくる相手に囁き。

選ばせてくれる相手に少年は嬉しそうに微笑み。
ぎゅぅと抱きしめ。
「じゃぁ僕がフォーコ様を気持ちよくしたい…」

相手の背後に回ると鍛え抜かれた腹筋の割れ目に指を滑らせペニスに触れると少年の小さな手で扱き始める。
扱きながら少年の唇は相手の肩甲骨にキスを落とし、甘く吸い始める。

「だって僕のお尻にフォーコのを入れられたら壊れちゃうもの」
等とどこか悪戯っぽく笑いかけた。

フォーコ > 「私はどちらでも良かったのだがな。
そうか、君は残念がる方か。」

あの傷を惜しまれるとは思わなかったので苦笑してしまう。

不意に抱きしめられれると、私は彼の肩に頭を載せていた。

「では、今日はミケにお願いするとしよう。
あられのない姿を見せると思うが許してくれよ。」

腹の上を触れた指は私の肉棒を掴む。
小さな手が上下すると、私の身体は喜び、早速汗が滲んでいた。

背中には彼の唇が触れ、私は背を逸らして感じてしまう。

「ならどうする?
今日もまた口で抜いてくれるのか?
私としては壊れる君も見てみたいものだが。」

いつしか呼び捨てにされていることに笑みが浮かぶ。
とはいえ、今日は彼に任せよう。

ミケ・ファムト > 「ん。 僕だけじゃないと思うよ」

肩に頭を乗せられれば、ちゅとキスを落とし。


「フォーコのあられもない姿?
ふふ。なんだかドキドキする。」

そう囁きながらコスコストペニスを扱けば浮かぶ汗。
玉のような汗に唇を落とすと甘く吸い。

弓の様に逸らされる背。右手でペニスを、左手で針の強い胸を揉み始める。

「精神的に壊れるならまだしも…お尻が壊れちゃうのは辛いもん
そっちはゆっくり慣らして?」
キスを落したまま少年は囁き鍛えられながらもまだ薄い胸をこすり合わせていく。

フォーコ > 「そうか? まあ、仕方がない。
色々調べているうちにこうなってな。」

キスを受けると、だらしない笑みを浮かべる。
口は半開きで眼も少し虚ろになっていた。

「やめてくれ。
私はそんなに可愛いものじゃないんだ。」

肌の上に彼が悪戯のように不意に口づけをする。

扱かれたペニスは先端から我慢汁を溢れさせ、胸は揉まれると
口から甘い声が出てしまう。

もっと気持ちよくなりたい私は胸を弄っている手に俺の手を添えると
胸の方へと押し付けていた。

「仕方がないな。
それなら今日も口の中に出させてもらうぞ。
ほら、咥えておくれ。」

私は彼の胸板が体に触れ、一物は更に温度が高くなっていった。
私は力の入らなくなった身体をしな垂れさせると、ベットの上に凭れるようにして
仰向けになる。

ミケ・ファムト > 「傷がなくなっても、フォーコはきれいだし可愛いよ。」

普段の凛とした感じとも違う相手に目を細め嬉しそうにキスマークを落としていく。
我慢汁を見れば手のひらに絡ませながら先端を愛撫して手のひらの中で転がしていく。

そして押し付けられる胸、手の甲に感じる相手の手のひらに目を細めるとぎゅむぎゅむとと指を食い込ませるように揉み抱き。

ベットに体を横たわらせる相手。正面相手の足の間に腰を下ろすと、口を開け一気に喉奥へと飲み込みながら我慢汁でぬるぬるの手で扱き始める。
そして、もう片方の手は鍛え抜かれた熱い太腿を掌でマッサージする様に撫でながら、徐々に付け根へと向かい始める。

フォーコ > 「おいおい、君は口が上手いな。
なんだ。 欲しい物でもあったのか?」

彼は人の心をくすぐるのがウマい気がする。
綺麗だの可愛いだのと言われてしまうと、顔を赤らめて喜んでいる自分が居た。

亀頭に彼の手が触れると、先走りを多量に滲ませ、彼の手を汚してしまう。

「ん…。」

胸の肉は女性にしては固いが、それでも揉まれると心地よい。
胸の先にある突起が尖っていく。

ズボボ…と彼の口の中、そして喉の奥へと私の肉棒が入り込む。
私も彼の黒髪の頭の上に手を載せて。

「どうだ? 私のコレは美味いか?」

下卑た男のようなセリフを口にしてから、私は腰を上下させる。
決して広くはない彼の口腔と喉の奥を貫く、激しいストローク。

彼の手が肉竿を扱くと、太い血管を向きだしにし、熱い位の熱を放っていた。

いつのまにか太腿を優しく撫でられる。
マッサージを受けることも久しぶりだ。
硬い太ももは彼に解される度に電気が走る様な快楽を覚える。

ミケ・ファムト > 「欲しい物? フォーコが欲しい。」

少年はそんな言葉を甘く囁き、胸の先の突起を指ですりつぶしていく。

そして 離れたからだ、喉奥まで男根を飲み込むと頭を撫でられる。
美味いかと問われれば美味しくないが。相手が気持ちいい事が分かり笑みを浮かべる舌でむき出しの太い血管を愛撫し唇をすぼめ、指でわっかを作りながらペニスを包みこみ刺激するうちに腰を上下に揺らす相手。くるしいが抜くことも出来ずに。

「んぶっ…」

解す様に太腿を愛撫し柔らかくなれば揉みこみ撫でさすり、擽る様に指先を滑らせたかと思えば、
今度は秘所に触れ、指で表面を撫で、ぬぷっと音を立てながらかき回していく。

フォーコ > 「私か? どういう意味で言っている?」

彼が私の胸の先へ指を押し付けると、思わず片目を閉じる。

しかし、投げられた言葉が気になり目をぱちくりさせていた。

「あ、あ、あ、いいぞミケ。
もうじき出すぞ。」

舌が肉棒に絡みつき、指でも扱かれる。
私も自ら腰を動かし、彼の喉の奥を使って快楽を貪っていた。

やがて、彼にペニスを深く咥えさせたタイミングで欲望を爆発させる。
喉の奥と、逆流した一部は口の中に苦い味が広がるだろう。

「おい、そっちは…。」

咎めようとするより先に淫裂に指が触れ、入り込んでいく。
私の膣内は彼の指を歓迎するように締め付ける。
蜜を大量に溢れさせ、久方ぶりに現れた侵入者に喜んでいた。

ミケ・ファムト > その問いかけに応えることなく相手のペニスを飲み込んだ少年。
喉の奥をつかれれば苦しそうに体を震わせ喉を搾り上げる。

そして、喉の奥で解き放たれた白濁。

「んぐぅぅ…」
苦い味に息苦しさのせいで目尻に涙が浮かぶ。
何とか零さぬように飲み干すと、ゆっくりと抜き、鈴口の先にキスを落してからお掃除フェラをしながら甘く吸い立てる。

そして、膣内に潜り込んだ指を歓迎されれば広げる様に中指も入れ入口をかき回し。
先程魔アでペニスを握っていた手で大量にあふれてくる蜜を掬うと相手の腹や胸に伸ばしながらぬるぬると相手の体を解す様に揉みながら愛撫を始める。

フォーコ > 「はぁ、はぁ…。」

彼は問いかけには答えてくれず、代わりに一物への奉仕を続ける。

大量に吐きだした精液を一滴も零すことなく嚥下し、
舌で舐め清めていた。 吸い出されると、残った白濁も流れてしまう。

「今度は君が入れてみるか?
他の女も鳴かせたことがあるのだろう?」

彼ほどになると女を抱いたこともたくさんあるのだろう。

私は自分の愛液を体に塗られる感触に奇妙な感想を抱きつつ、両足を広げる。

既に陰唇はぱっくりと口を開き、彼が入ってくるのを待ち焦がれているようであった。

ミケ・ファムト > 「んっ 入れる… フォーコと一つに…」

少年はそう囁くと広げられる両足、その付け根のペニスと涎のように愛液をこぼす秘所に視線を向ける。

腰の物もすでにガチガチになり相手の中に速く入りたいとびくびくと暴れまわっている。
男根の先端を宛がうとゆっくりとねじ込みながら少年は相手の体に抱き寄せ体をぴったりと重ねる。

「激しいエッチよりも こうやってフォーコを感じれるエッチも好き…」
腰のストロークは取れないが相手の体に覆いかぶさった少年の体が上下に揺れる。
互いの腹で挟むようになったペニスは少年のお腹で扱かれ、左右の手でボリューム感のある乳房を揉みこね回し始める。

フォーコ > 彼が侵入する瞬間、私は瞳を閉じる。

濡れそぼった場所とはいえ、普段あまり使うことのない場所はキツク締まっており、
彼のペニスを痛い位に締め付けるだろう。

彼は私を気遣っているのか優しい動き方で私の身体を貫いていく。

「私はいたぶられるのも好きだぞ。
ミケのものになっている感じがするからな。」

射精を一度したにも関わらず、固い肉棒は彼の腹で扱かれる。
そして、胸元を揉む動きに合わせて形を変えていく。

私は両手を伸ばし、彼の身体を包み込むと彼の額や頭頂部に愛しむように何度も唇を寄せる。

ミケ・ファムト > 「んぅぅ…フォーコの中 凄くきつくてすごく気持ちいい…。」

小さな体をフルフルと震わせながら小刻みに体を許し、きつく締め付けてくる場所をかき回していく。
不安定な態勢故、中で暴れる男根も中の様々な場所をえぐっていく。

「どういう風にいたぶられるのが好きなの?
教えて?フォーコ
僕のもの…」
ミケのものになっている感じという言葉が響き、
心の中で何かがザワリと揺れる。

お腹に相手のペニスを感じながら体を揺らし息を乱しながら、形を変えていく乳房。
その先端の乳房をは無理と咥え甘く噛みながら吸い、口内のプリッとした乳首を舌で転がしていく。

包みこまれるように抱きしめられ額や頭頂部に落とされるキスに、腕の中の少年は幸せそうな笑みを相手に向ける。

フォーコ > 「あまり入れられることがないからな。
正直、抉じ開けられる感じがして気持ちいいが、少し痛いんだぞ。」

彼のモノが私の膣内を穿り、亀頭や竿を擦り付けられると
普段締まったままの膣がぱっくりと広げられる。
私は征服される喜びを味わいつつ、下腹部がジンジンと痛むのを感じていた。

「私は人にしていることは自分でさせられるのも好きだぞ。
さっきみたいに口で奉仕させれても構わんし、今みたいに中を犯されるのも気持ちいい。
まあ、せっかく私を押さえつけているんだ。
このまま主らしく種付けてくれるか、ご主人様。」

彼に聴かれることに答えた後、私は彼に種付けを強請る。

肉棒は彼の腹に雄臭い液をまき散らしていた。
胸の先は彼の唇に加えられ、舌が転がると私は上半身を震わせ感じている。
その際に彼のモノをギュっと締め付けてしまう。

彼が笑みを見せてくれると、私もニコっと微笑んでいた。

後は彼が私の膣内に種を出してくれることを待つとしよう。

ミケ・ファムト > 「あぁ フォーコの中こんなに気持ちいいのに…」
気持ちいいが痛いという言葉に応える様にこつんと子宮口を突き上げる。

「ふふ。 フォーコにご主人様っていわれるのなんだかくすぐったい…」
そんな言葉を囁きながら種付けをねだる相手。
胸に吸い付き顔を埋めながら、相手の胸のに手をつき乳房を荒々しく揉みながら、体と体をぶつける様に中を力強くかき回し始める。

肌をぶつけるたびに陰核を腰骨で潰し、子宮口を少年のペニスの先端がノックする。
きつい締め付けをかき分け広げながら、何度も何度も腰を叩きつけ突き上げ始める。

「っふぁ… フォーコ… もうすぐイキそう…
中に種づけセックス…」
相手も気持ちよくなってくれているだろうかと胸の先端から口を離し、相手の顔を見つめた。

フォーコ > 「私の中は気持ちいいか。」

やはり自分の身体が具合が良いと言われると、褒められたような気がする。
私は緩い笑みを浮かべていた。

「どうした?
これから種付けをするのだろう?

…ん、私も気持ちいいよ。
だから早く出してくれるか。」

私としては彼に気持ちよくなってもらえたらそれで十分なのだが、
彼は私を二度目の絶頂に導こうとしていた。

クリトリスが擦られ、胸が揉みしだかれる。

更には子宮口を亀頭で小突かれてしまう。
私の子宮は彼の子種を注いでもらうために降りてきていた。

後は熱い精子を注がれれば、絶頂を迎えるだろう。
その際、腹に擦り付けているペニスも二度目の射精を迎えるだろうが。

ミケ・ファムト > 「うん。 気持ちいい…」

ゆるい笑みを見やれば笑みを浮かべ。早くとささやかれれば国利とうなずき、
降りてきた子宮口、先端をねじ込むように突き上げると、若く濃い大量の精液をその中に直接吐きだしていく。

吐きだされた精液が子宮内の壁をビュル、ビュルと打っていく。
背中を掛ける快楽にぶるぶるっと体を震わせながら最後の一滴まで注ぎ込み終えればぽふと相手の体の上に身を預けていく。

フォーコ > 「ん…、出たか。」

子宮口に彼の熱がふれたと思えば、大量のザーメンが注ぎ込まれる。
流石に全てを飲み干すことは出来ず、結合部から白い液体が流れ落ちていた。

同時に彼の腹へと私の肉棒からも多量の白濁が注がれてしまう。

私は体液や汗でドロドロになった相手の体を抱きしめて。

「気持ちよかったぞ、ミケ。
ミケが良ければまた私を抱いてくれるか。」

私は胸の中に彼を包み込むと、そのままベットの上で休むことにした。
起きたら二人で風呂を楽しむとしよう。

今は暫し、夢の中へ…。

ミケ・ファムト > 「ん。 いっぱい出た…」
射精の余韻に浸りながら御中に感じる相手の白濁。

向けられる言葉に頷き。
「うん またフォーコを抱いてエッチして種づけしたりしたい。」

頷きベッドの上でしばらく相手と穏やかなひと時を過ごしていった。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からフォーコさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からミケ・ファムトさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/雑貨屋」にピングさんが現れました。
ピング > 穏やかな陽気に満ちる日中、人通りの少ない通りの一角にある雑貨屋。
散歩日和と呼んで差し支えの無いそんな日の中、店の入り口から入った正面にあるカウンターにて作業をする男の姿あり。

その手元には色とりどりの布――と言うか、女性物の下着があり。
一枚一枚をカウンターに広げては、さすさすと指の腹で生地の感触を確認したり、そのデザインを確かめる様に天井に透かしていたりした。
非常に真剣な面持ちなれども、日中から下着を検分する様は控えめに言っても真面目に見えない。

ご案内:「王都マグメール 平民地区/雑貨屋」にユリハさんが現れました。
ユリハ > そんな雑貨屋をひょいと覗き込む一人の少女。
この街ではそう珍しくは無いが、東洋風の顔立ちと服装である。
どうやらその色とりどりの布に興味があるようである。

「店主様店主様、もしかしてそれはこの国の女性が身につける物でございますか?」

その様な下着を着ける習慣がないのか、そんな事を言い始めた。

ピング > 生地の手触りを確認し、伸びの具合や透け具合、はたまたデザイン等を確認すること暫し。
丁度、下着に指を引っ掻けて左右へと引っ張り伸ばすという頓狂な状況でいる所でかけられた声に、のわ、と声が零れた。

「おぉ、吃驚したぁ。
 やぁやぁ、いらっしゃいお嬢さん。んん?あぁ、そうだよぉ、下着だ下着。」

手に持っていたのは、黒地の布でレースがふんだんにあしらわれ、一部が透けて且つ、股の部分に裂け目の仕込みのあるアレな代物。
その他のカウンターに散らばる下着については、普通半分、キワモノ半分、といった具合。
これを国のスタンダードだと言うには過分に過ぎるのだろうけれども、そんなことは気にしない。

「異国の人にゃあ珍しいもんだったか?気になるならちょいと見ていきなぁ。」

おいでおいで、と手招き一つ。
女性客には滅法気前が良いのはご愛敬。

ユリハ > 「はい、そうさせていただきます。」

そんな状況を物ともせず、にこりと笑って手招きに応じる。
あまつさえ自身も指を引っ掛けて左右へ伸ばしてみたりしながら。

「なるほど、色々華やかなのですねぇ……目移りして選ぶのも一苦労しそうです。」

きわどい物から普通のもの、何かのプレイに使うであろう物まで一通り目を通して溜息をつく。

「こちらはこういう女性の為の物を売っているお店でございますか?
 他にも色々と商品がございますねぇ……
 そんなお店でしたら、店主様が私にあいそうな物を見繕って下さったりとか……ございますか?」

ピング > こういう物にばかり金をかけ、品揃えと品質は無駄に高い。
伸縮性に富んだ下着の生地は手触りも良く、適度に伸ばしても元の形に確りと戻る代物だ。
相手も同じように弄るその仕草に、ぬあはは、と笑いつつ、頬杖をついてだらだらとお喋りの姿勢を取り。

「そうさなぁ、女の子に使って貰うんが一番えぇかの。
 お、選ばせてくれるんかぇ?えぇよえぇよぉ、どんとこいだ。
 んじゃあ、ちょいとお嬢ちゃんの貸し切りにしたろうかいね。」

店の品に忌避感を覚えぬ様子を見れば、此方もテンションが上がろうという物で。
るん、と機嫌良さげに鼻を鳴らすと立ち上がり、カウンターから出てくると店の入り口へと歩みを進め。
扉の外の札を、OPENからCLOSEへとひっくり返す。
とは言え、鍵をかけるでも布を降ろすでも無く、外からは見える状況なのだけれども。

「おっと、そうだお嬢ちゃん、お名前は何てぇんだい。
 オイラはピングってんだけども。まぁ呼び方は好きにすると良い。
 おっちゃんでもおじさまでも、ピングちゃんでもなんでもこいだ!」

ユリハ > 「ええ、やはりこういう物は専門家にお任せするのが一番かと。サイズも良く分かりませんから。」

貸切にすると言われれば、嬉しそうに胸の前でぽんと手を叩く。
その仕草で揺れる胸は、今現在下着の類は着用していないであろう事が伺えた。
店主が札をひっくり返す間には商品を眺めていたが、使い方を知ってか知らずか色々な物に興味を持っているようである。

「私、ユリハと申します。私の事もどうぞご自由にお呼び下さいませ。
 店主様の事は……その中ですとおじさま、が一番呼びやすいですわ。
 さて、それでは……選んでいただくのに、何か必要な情報などございますか?」

くすくすと笑いながら呼び名を選び、商品選びもはじめようと口火を切る。

ご案内:「王都マグメール 平民地区/雑貨屋」からピングさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/雑貨屋」からユリハさんが去りました。