2018/01/20 のログ
エウロペ > 「まぁ…」

いろいろなものを見たり経験してきたエウロペ。
それでも、年端もいかない少年二人がこの寒空の下で全裸で薄い着衣を懸命に洗濯している状況にめぐり合ったことなど無かった。
驚いて言葉を失ってしまうが、恐れているとか、おかしいとか思った様子ではないし、その瞳も疑惑の念など微塵も感じさせないほど真っ直ぐだった。

「いいえ、私のほうこそ驚かせてごめんなさいね」

こちらの姿に気づいてすっかり萎縮し、どこか恐怖とともにこちらに対しても不信感を持っている男の子と、どこか上の空で驚いた様子を見せない男の子の二人の目を見て、エウロペは優しげに微笑んで驚かせたことを謝罪する。
全裸を二人の身体を見れば、栄養不足のような肌やぼさぼさの頭など、浮浪者であるかのような所見があるが、どこか不思議な気配でもあるのを感じ取る。
だからといってそれについて追求する気など全く無く、ただただ二人を安心させようと努める。

「ええ、わかってるわ。
そんな格好じゃ寒いでしょうし、衛兵さんに見つかったら大変よ。
よかったら家にいらっしゃい」

二人を見ればずっと裸だったのだろうが、身体を冷やしたような様子や凍傷などは見られない。
やはりただの人間ではないのだろうかと思うが、それでもやはり寒いだろうと二人を自宅に招こうと提案を述べる。
そっと二人に柔らかな両手を差し伸べて、彼らの反応を待つ。
それはただ単純な善意からであった。

マノとロノ > どこか怯えたような、あるいは後ろめたさのあるような不安げな視線を送る赤目の少年。
感情が欠落しているような、眠たげで虚ろな視線を送る青目の少年。
双子めいて似通った2人の少年は、声をかけてきた見知らぬ女性を4つの視線でまじまじと見つめている。

……大きい。この女性、何もかも大きい。
背丈もあるが、横幅も。ローブと上着で覆っているが、それでも容易に見て取れる豊満な肉体。
胸も、お腹も、腰も、脚も……と、つい視線で上下に輪郭をなぞりそうになるが。
それだけでトクンと心臓が高鳴りし、胸の内によくない火が灯りそうになるのを察すると、赤目の少年は目を伏せて視線を逸らした。
青目の少年は構わずにまっすぐな視線を向け続けているが。

「ん……んーん、おねーさんは謝ることないよ。そ、そんなにびっくりはしてないから。
 衛兵さんだと思っちゃって、最初はびっくりしちゃったけど……だいじょうぶ」

震え声は相変わらず、伏せた視線を地面に下げたまま、赤目の少年は答える。
不健康なほどに白い肌に、とくに頬のあたりに、わずかずつ紅潮が差し始める。

「……んー、もちろん寒いよ。でも、服を洗わないと、いろんな人に嫌な顔されるから仕方ないの。
 …え? おねーさんの家に? その……でも……」

豊満な女性からの誘いに、マノは純粋な遠慮の気持ちから返答を渋る。
しかし、寒空の下で裸になってすでに30分以上、いかな超能力の効果があっても寒気はすでに骨にまで染み始めている。
その事実を思い出してしまったように、ぶる、と2人の細い身体が大きく震えた。

「……う、うん。おねーさんがいいなら。
 …あ、でも。服がまだ濡れたままで、裸のまま歩かなくちゃいけないや。その……おねーさんのめいわくになっちゃう……」

今度は心底悲しそうな様子で虚ろに目を伏せ、しぼんだ声を奏でる。

エウロペ > 数多くの子供を産んできたエウロペは、当然子育ての経験も豊富。
中には自ら産んだ子供でありながら、いけない関係に至ることもあったかもしれない。
そんなエウロペだからこそ、彼らの…特に赤目の少年の視線の動きが何を表すかよくわかった。
そういうことを考えられる、あるいは経験をしてきたのだろうと。

「確かに…裸で歩くのはまずいし、濡れた服を着るのもよくないわね。
じゃあ私のコートを貸してあげるから、二人一緒に羽織ればなんとかなるかしら」

自宅まで数分というところだが、こんな時間であろうと誰かしらとすれ違うことになるかもしれない。
そんなときに裸の男の子を二人連れて歩いていたら、こちらが不審者になってしまうだろう。
エウロペは自分の着ていた上着を脱いで、彼らに渡そうとする。
丈はそれほど無いが、ふくよかなエウロペのサイズではあるので小柄な二人ならばくっついて着込むことができるだろう。
なによりエウロペの体温で温かく、そして優しく甘い匂いがするかもしれない。

「もっと大きいコートでも着てくればよかったのだけれど、ごめんなさいね」

上着を渡して微笑んだまま謝る。
迷惑になるなど微塵も感じていない様子。
ゆっくりと二人に歩み寄っていけば、上着を脱いでローブだけになった彼女の体型がより鮮明に映り、そして少し動いただけで豊満な胸がたゆんと揺れ動いてみせた。

マノとロノ > 「あ、ありがとう、おねーさん……」

突然声を掛けられて驚きはしたものの、相手は物腰柔らかな女性で、こちらを変態と罵ったり警戒したりするそぶりはない。
赤目の少年は終始卑屈であるものの、エウロペが羽織を脱ぎながら近づいてきても怯える様子はない。
まだ体温を帯びて暖かい上着を、白く細い指でおずおずと受け取った。
そして言われるがままに肩を寄せ合い、身を包めば、小柄な2人の少年の身体は股下まですっぽりと覆われてしまう。

「……ああ、暖かい……。ほんとうにありがとう、おねーさん……」

ぎゅ、と裾を握って風を防ぎながら、赤目の少年は不器用な笑みを作ってエウロペの顔を見上げ、お礼の言葉を言う。
青目の少年のほうはなおも女性の豊満な輪郭のほうに視線を奪われているが、こちらも暖気にあてられて気持ちよさげ。
そして無事局部を隠すことができた2人は、両手に濡れた洗濯物を握りつつも、エウロペの家へと抵抗なく招かれて行くだろう。
道中、赤目の少年は軽く自己紹介の言葉を述べる。

「……僕はマノ。こっちがロノ。ロノは喋るの得意じゃないけど、気を悪くしないでね」

しかし、街路を歩くにつれ、2人の歩みは徐々に覚束なくなっていく。エウロペに着いていかないわけではないが、足並みが遅い。

「……ちょ、ちょっと、ロノ。変なこと考えないで……失礼だよ……」

マノはロノの耳に口を寄せ、小声でつぶやく。しかしその声はエウロペにも届いたかもしれない。
ロノはともかく、マノとてこの現状に思うところがないわけではなかった。
下着もつけず、女性がさっきまで着てた上着に身を包んで歩く状況。
ふくよかな女性の体温も、ほのかに香る甘い匂いも、若い少年には刺激が強かった。
……ぎゅっと握りしめる上着の裾の内で、もう早々と、少年2人の陰茎は屹立を始めていたのだ。

エウロペ > 彼らが上着を受け取れば、どういたしましてと微笑んで返す。
上着が無くなったので肌寒くなってしまったから、早めに二人を連れて帰ることにしよう。
上着のサイズも二人でくっついて着るのであればちょうどよかったらしい。
自分の体型にはいろいろ思うところもあるが、最近は好意的に受け止められることも多く、太っててよかったなんて思ったりして。
そうして二人を連れて、エウロペは自宅までの道を歩き始める。
二人の足並みであっても、ものの数分で到着できるだろう。

「マノとロノね、私はエウロペよ。
大丈夫、そんなことで悪いと思ったりしないわ」

簡単な自己紹介を済ませ、二人を連れて帰り道を歩く。
時折後ろを振り返っては二人の様子を確かめ、できるだけ早歩きにならないよう努めた。
するともう目の前にというところで、二人の歩みが鈍りなにやら話し込んでいる様子。

「大丈夫?もう少しだから我慢できるかな…
家についたら、一緒にお風呂入りましょうね」

二人が具体的にどんな話をしていたのかわからないが、先ほどの二人の視線を考えれば二人の心の中がなんとなくわかってくる。
だからといってこの場ではよくないだろうから、家に着いてから…暖かいお風呂でなら…と思いを巡らせ言葉にする。
そうしてお風呂を意識させれば、足並みの遅い二人の身体をひょいと抱き上げて豊満なおっぱいに密着させながら、自宅へと招きいれようとするだろう。

マノとロノ > 足元にすら注意を配らず歩きながら、ひたすらエウロペの後ろ姿を視線で舐め続けるロノ。
対照的に、視線を意識的に彼女からずらし、切なげに上着の裾を手繰るマノ。
あきらかに、マノのせいで歩調が乱れていた。

「が、我慢ってなぁに……エウロペおねーさ……んひゃあっ!!?」

細くて軽い少年2人が、大柄でふくよかな女性によって軽々と抱え上げられてしまう。
マノのほうはさすがに一瞬だけ身を捩り抵抗の素振りを見せたが、上着以上の柔らかな温もりと肉感に触れると、途端に脱力してしまう。

「……お、おふろ、お風呂……い、一緒に……う、うう……そんなことぉ……」

抱えられ、頬に感じる巨大な乳房の柔軟さ。いや胸だけじゃない、全身くまなく、信じられないほどに柔らかい。
そして一緒にお風呂に入ろうという言葉には否応なく、その光景を想起させられてしまう。
ローブの下にどんな魅力的な肉体が隠れているのかを……その肉体といっしょに、どんな素敵なバスタイムを過ごせるのかを。
マノもロノも、まるで借りてきた猫のようにおとなしくなってしまい、か細い鳴き声をぶつぶつと呟き続けるのみになってしまった。
当然、股間についた男の子の証は今やギンギンに張り詰め、時折エウロペの太腿へと押し付けられてしまう。
ハァハァと鼻息も吐息も荒く、体温も上昇しているのが感じられるだろう。
家はおろか、バスルームへの拉致も問題なく成功してしまう。

エウロペ > 「んふ…おませさんね、二人とも…」

彼ら二人の身体は、思ったとおり軽いもの。
今までどうやって二人で生き抜いてきたのかと考えてしまい、お風呂で楽しみすぎないように、そして風呂の後に暖かい食事を与えなければという使命感にも似た母性が大きくなる。
ローブ越しからでもわかるむにゅっとした柔らかな肉感に、すっかり大人しくなってしまった二人に優しく微笑み、太腿に当たる硬く張り詰めたものを感じれば、その微笑みに情欲にも似た色が加わる。

「マノとロノの、好きにしていいからね」

エウロペの言葉は、ただ風呂に入るだけのセリフではない。
二人の考えていることが筒抜けな様子で、しかもそれを受け入れてくれるのだと認識させる。
エウロペの家は一人暮らしであるためか、広くはないがそこそこの大きさ。
すぐに帰って来るつもりだったため暖炉の灯は付けっぱなしにしており、家に入ればすぐに暖かい空気に包まれる。
そして散歩から帰ったら入浴をしようとお風呂には既にお湯を張っており、二人を抱っこしたまま風呂場の前の脱衣室へ連れ込んで、ようやく二人を床に下ろした。

「ふふ、ようこそ我が家へ。
それじゃあ風邪引く前にお風呂入りましょうか」

エウロペもすっかり身体が冷えていたのもあり、身体を暖めようと早速お風呂へ入ろうと、二人の前でローブを脱ぐ。
マノとロノが上着を羽織っただけの全裸なので、こちらが先に脱いでみせなければと。
ローブを脱いだエウロペの身体は、全体的にむっちりとした豊満で肉付きの良い体型で、何よりもおっぱいの大きさは驚くべきサイズだった。

マノとロノ > 人の家に招かれるのはどれくらいぶりだろうか。
エウロペに抱えられたまま家に連れ込まれた2人は、独り暮らしの女性の生活感の有様にきょろきょろと視線を巡らせている。
時折、鼻をくんくんとひく付かせてみたり。しかしそんな間もなく、バスルームの脱衣所に降ろされてしまう。
湯気の湿った熱気、染み付いた石鹸の匂い……若い情欲が、際限なく昂ぶっていく。

「「………………!!」」

そんな2人の前で、とうとうローブを脱ぎ去ってしまったエウロペ。
肉付きの良い……と表現するにも余りあるすさまじい肉感。とくに乳房は、ローブの上の輪郭から想像していたよりも遥かに大きい。
片方の乳房だけでも、小柄な少年1人の体重を超えるかもしれない(そんなことはないかもしれないけれど)。
女性的、という言葉を極限まで極めたような圧巻のスタイルに、2人は息をつまらせ、瞬きもせずに見つめ続けた。
はらりと上着が床に落ち、マノとロノの裸体も再び顕になる。
興奮の極みにあった2人は全身をほのかに赤く火照らせ、ペニスもぴんと真上を剥いて起立している。
それでもなお包皮に包まれているが、シュシュめいて先端を保護する皮の隙間からは先走りもキラキラと滲んでいた。

2人はしばし息を呑み、エウロペの豊満すぎる肉体に心を奪われていたが。
やがて、ふらふらとしつつも2人揃った足並みで、エウロペへと近づいていく。

「……僕たちの、好きに……。じゃ、じゃあ……僕たちで、エウロペおねーさんの身体、洗ってあげる。
 …洗って、いい? おうちに呼んでくれて、お風呂までいれてくれる、お礼……」

互いの体温を感じられるほどに近づくと、小さな少年2人は乳房越しにエウロペの顔を見上げ、そう言う。
なんだかんだで寒さには参っている、すぐにでも風呂場に行きたい様子でもある。

エウロペ > 目の前で脱ぐのは、さすがに刺激が強すぎただろうかと心配だったが、いい意味で刺激の強いものになったらしい。
二人の羽織っていた上着が落ちれば見える彼らの股間。
年相応の大きさで皮被りではあるが、何に使うのかを十分に理解しているであろう反り立ち具合と先走りの様子に、厚みのある唇を舌で舐めてうっとり見つめる。

「ふふ、洗ってくれるならお願いしようかしら」

可愛らしいお礼の仕方にくすっと笑みを浮かべてみせながら、情欲を孕んだ二人の髪をすりすりと撫でて、一緒にお風呂場へ入っていく。
一人暮らしとはいえ、水周りはしっかりしたものを選んだのかお風呂場は広めで、この3人ならばゆったりとくつろげる大きさであった。
まずは桶でお湯を掬い、マノとロノの身体へ温かいお湯を掛け濡らしていき、その後に自らのふくよかな身体をお湯で濡らしていき、湿った柔肌はより扇情的に二人に映るかもしれない。
はたから見れば、微笑ましい親子の入浴風景にしか見えない。

マノとロノ > エウロペに承諾を貰えても、マノは興奮と緊張が入り混じった面持ちで、ニコリともしない。
ロノは終始感情を読み取れない仏頂面のまま。
それでも、荒い鼻息と全身に滲ませた汗から、興奮しきっている様子、エウロペの肉体に魅了されきってる様子は伺えるだろう。
促されるままに浴場に入り、暖かなお湯を掛けられれば、2人ともうっとりと目を細め、皮膚の温まる感覚に恍惚となる。
……たしかに、傍目にはその様子は親子3人の入浴風景に見えるかもしれない。少年2人の股間にそそり立つモノを無視すれば、だが。

「じゃ、じゃあ……エウロペおねーさん。身体、洗うね。キレイに……」

荒ぶる呼吸の合間を縫うように言葉を紡ぐマノ。そして、洗い場に置かれた石鹸を手に取り、しっかりと泡を作る。
ロノも同様に両の掌に石鹸分を満たすと、2人は勃起したペニスもそのままにエウロペの前に立つ。
そして、正面からおもむろに身を寄せ、エウロペの素肌へと4つの掌を撫で付けた。
やや遠慮するようにそっと、初めはエウロペの両の二の腕へ。ヌルヌルと潤った掌で、豊満女性の素肌をこすっていく。

「ん……ふ。エウロペおねーさ……すっごく、やーらかい……。腕も……」

愛撫の手を繰り出してるのはこちらなのに、マノはまるで自分が愛撫されてるかのように甘く甲高い声を上げる。
そのまま抵抗なくば、掌を用いて腕全体を、やがて肩口から腋へと洗う手が伸びていくだろう。
2人の動作はたどたどしいながらも、完全にシンクロし、左右対称。

「うう……エウロペおねーさん、身体、すっごいキレイ……ふわふわで、すべすべで……。
 今まで見たこと無いくらい……。僕もロノも、見てるだけでなんか、いいきもちになる……」

ムチムチの女体を間近で眺め、触れ、少年の興奮は際限なく高まっていく。
火照った肌からは脂汗がとめどなく滲み、包皮の先から先走り汁も糸を引いて垂れていく。
それでも彼らは自分自身を慰める様子は見せず、ひたすらエウロペの身体を石鹸で清めていくことに集中する。

エウロペ > 二人の表情は緊張したものと読み取れないもの。
ただ二人の様子と股間のモノの具合を見れば、どんな感情が渦巻いているかよく理解できる。
全員の身体を濡らせば、二人が洗いやすいように備え付けの椅子に腰掛けて二人に身体を向ける。
揃って石鹸を持ち泡を作れば、小さな手の平でヌルヌルと泡を擦り付けてマッサージするように愛撫されていく。
その感覚に小さく身震いしながら、他人に洗われていくのを楽しむように二人を見つめ、洗いやすいよう首や腕を動かしたりする。

「ありがとう、二人の洗い方も気持ちいいわ、私もいい気分になってきちゃう」

微笑ましい光景ではあるが、二人の愛撫にエウロペもまた興奮が昂ぶり始めている。
その証拠に雌穴はじっとりと濡れ始めてひくひくと蠢くが、お湯で濡れているためにわかりづらい。
ただ女のフェロモンだけがむわっと漂い始めるかもしれない。
ふと二人の股間を見れば、先走りを溢れさせながら痛いほどに勃起している肉棒が。
それを見ればいますぐにでも慰めてあげたくなり、そっと泡まみれの両手で二人の腰を優しく触る。

「もっと気持ちいいことしていいわ…貴方達のおちんちん、辛そうだもの…」

触れてしまえは暴発してしまいそうな肉棒に視線を落としながら、二人にセックスを意識させていく。
まだ洗っている途中だが、このままでは彼らがかわいそうだと。
そしてこれだけ張り詰めた肉棒を、ちゃんと肉体で受け止めて上げなければと思ってしまう。
エウロペは自らの雌穴を見せ付けるようにむっちりとした股を広げてみせる。
二人いるため順番になってしまうだろうか。

マノとロノ > 「気持ちいい……? よかった……」

どういう意味で気持ちいいのかはともかくも、褒める言葉を頂ければ、マノの顔に束の間笑顔が浮かぶ。
満足げな声色で応えるも、すぐにまた真面目な仏頂面に戻り、掌で女体を撫で回し続ける。

初対面のときから否応なく目に入り、心を奪われていたのはその巨大な乳房。
腋の次はその乳房を、サイズから比すればあまりに小さい掌で、揉みしだくように丹念に洗い上げようとする。
乳房に意識を取られていたのもあって、それより下……下腹部や股間といった部位には視線は向かわない。
それでも、にわかに漂い始めた雌のフェロモンには無意識ながらも敏感に反応し、2人の鼻がせわしなくひくつくのが見える。
時折、その濃厚な匂いに理性を乱され、「んっ…♥」と軽く喘ぎながら2人同時に身体を震わせる。
ぴゅっ、と先走りが潮のように吹き、濃い雌臭に満ちた浴室に青臭い雄臭を混ぜ始める。

そして、せっせと乳房を洗う2人の眼下で太い両脚が開くと、さすがに2人の意識もそっちに奪われてしまう。

「き、気持ちいいことって……そ、その……ま、まだ身体洗ってる、途中だ……し……」

マノは一人前に遠慮するような言葉を紡ごうとする。しかし2人とも、視線はエウロペの下腹部に釘付けだ。
少年の胴回りほどもありそうな太さの太腿、その付け根にはたっぷりと脂肪の付いた大陰唇が。
二の腕よりも、お腹よりも、もしかすると乳房よりも柔らかそうな、熟女の恥丘。
その稜線を割って開いた裂け目からは、蜜のきらめきと、雄を蕩かすこってりとした匂いが漂う。
まだ若いマノとロノに、その誘惑を我慢する力などあるはずもない。

「………うう……エウロペおねーさ……っ……あ、ああ……ごめんな、さ……」

マノは泣きそうに顔を歪ませながらも、彼女に誘われるがまま、太ましい脚の間に身体を差し込んだ。
対称のポジションで身体を清めていたロノは些かも不満を露わにせず、身体をずらし、エウロペの背後に回る。
マノは石鹸で濡れたままの両手を下乳から腋に回し、豊満な肉体へと抱きつく。
乳房の谷間に顔を埋め、その狭間からエウロペを見上げながら、己の胸、腹、腰と徐々に密着させていく。
つぷり、とエウロペの秘裂に小さな突起が突き刺さる。陰唇の粘膜全体をなで上げるように先端が振れるが、膣口にはなかなか入らない。

「は、あ、ああああああ……! あっ、あ、暖か、い……おねーさ……エウロペおねーさ……っ!」

そんな状況でも、マノは感極まったように甲高い嬌声を上げ、全身を震わせて快感を訴えた。
ロノはというと、背後からお腹や腋乳へと掌を撫で付け続けている。
やはりこちらも身体が寄せられ、背中やお尻の谷間にときおり熱い肉棒の突端が当たる。

エウロペ > 乳房を揉むように撫で洗えば、その柔らかな肉は彼らの指が埋もれてしまいそうになるほどの弾力を持ち、それでいて重量によって垂れ下がってしまうようなこともなく形を保っている。
その乳輪はぷっくりとふくらみを帯び、さらにその先端には乳首の埋まった割れ目。
彼らが夢中でおっぱいをむにゅむにゅと愛撫していけば、その割れ目から乳首の頭がぷくっと顔を覗かせたりする。
そしてエウロペの表情も、蕩け気味のうっとりした視線を二人に向けて、時折甘い吐息を漏らした。

さらに股を広げて二人を誘えば、雌穴に釘付けになり情欲に駆られていく様子に微笑む。
風呂場に広がっていく雄の香りにうっとりしつつ、とろりと雌穴から愛液を溢れさせてどちらが先かと交互に見やっていれば、誘惑に我慢できず抱きついてくるマノ。

「んっ…いいのよ…我慢しないで…っ」

その豊満に抱きついてきたマノをしっかりと抱きしめ返してやれば、豊かな谷間に顔を挟ませて密着。
ぬるっと雌穴に肉棒が擦れてなかなか入らないでいれば、マノのお尻を優しく掴んで自ら誘うように、彼の肉棒を雌穴へにゅぷりと挿入を果たさせる。
膣口はこぶりな肉棒であってもきゅっと絡み付いて扱くように蠢き、いきなり極上の快楽を与えてしまえば、いきなり射精してしまっても仕方ないだろうか。
背中に密着するロノを流し目でうっとり見てあげれば、やはり巨大なハリのある尻肉を巧みに動かしてロノの肉棒も射精しない程度に刺激してみる。

マノとロノ > 「うんっ、うん……エウロペおねーさん……ごめん……僕も、ロノも、ガマンできない……っ!
 おねーさん、とってもやさしくて……身体もすっごいキレイで、やわらかくてぇ……。僕、もう、もう……っ!」

胸に回した腕にぐっと力が篭もるが、マノの細い腕は筋力も弱く、苦しさは感じられないだろう。
とめどなく溢れる羞恥と快楽に歪む童顔を隠すように、マノはエウロペの谷間に深く顔を埋める。
彼女の手がマノの薄い尻に触れると、感度よくピクンと臀部が跳ねるが、すぐに落ち着き、その手管に身を委ねようとする。
そして導かれるままに亀頭が膣口を見つけ、ぬぷぅ…と粘膜の筒に差し込まれると、エウロペの手の中でマノのお尻がきゅっと締まった。
背後では同時に、ロノのペニスもふくよかな尻肉の隘間に飲み込まれ、むっちりと扱き上げられてしまう。

「「っあ! ああああぁぁぁああぁぁ……あああーーーーーーーーっ!!!」」

エウロペの前後から、上ずった嬌声のハーモニーが響く。同時に、陰唇と尻肉の内部に熱い粘液が噴かれ、満ちていく。
マノとロノは同時に射精していた。同じ量・同じ熱さの白濁が女体にまぶされ、噴出が止まると今度は二人の全身から汗が溢れる。
青臭い性臭と甘い汗の匂いがエウロペの前後から立ち上る。

「「……っく! ふっ、ふうう、ふううううんっ……♥ ん、う、ううんっ!!」」

そしてほとんど間を置くことなく、マノとロノは激しく身体を動かし、下腹部へ、尻へと腰を打ち付け始めた。
射精直後にも関わらず、力を振り絞った腰使い。雄の本能のままに、的確に膣口と尾骨をペニスで擦り続ける。
背後のロノはべったりとその身を押し付け、肩甲骨のあたりに唇を這わせながら、両腕を乳房の突端まで大きく伸ばした。
そして器用にエウロペの乳輪を探り当てると、おもむろにその陥没乳首へと指を潜り込ませる。
卑猥な乳輪の孔を3本の指でほじりながら、膨れ始めた乳首を摘んで扱く。
決して性行為が未体験なわけではない2人、特に記憶力に優れるロノは、女性を悦ばせる手管にも多少は秀でているのだ。多少は。

「「はふっ! う、んふっ、ううううっ……エウロペおねーさっ……おねーさああんっ……♥」」

とはいえ、声色にはあまりに余裕がない。ひたすら快感を、女体を貪り、許容量外の感覚に弄ばれている雰囲気。
シンクロした嬌声が風呂場に響く。

エウロペ > 「んぁっ…ふぅんっ…はぁっ…んふぅ、可愛いおちんちん…っ
はぁ…ん、熱い…」

夢中で谷間の中に顔を埋めて肉棒を膣口と尻の割れ目に宛がう二人の可愛らしい肉棒。
エウロペの膣の大きさから考えれば物足りないのではあるが、小さな子が興奮し腰を打ち付けてくれているこの状況が、何よりも彼女の興奮をかき立てていく。
もしこの子たちが実の子だったらなどと、いけない妄想をしてしまったりする。
そうして可愛らしい嬌声と共に、あまりにも快楽が強すぎたのか挿入だけでイってしまったマノと、それにつられたのか尻の谷間へ射精してしまうロノ。
膣と肌を染める熱と漂う匂いにうっとりと舌なめずりすれば、マノの髪を撫でてさて次はロノの番かと思っていると、再び始められるマノのピストン。
さらにはロノですら臀部に向けて腰を打ち付けているではないか。

「んぁっ!はぁっ!そ、そんなに溜まってたのね…っ。
ひゃあっ…おっぱいに指が…あぁんっ!」

本能のままに腰を打ち付けてくる二人に対し、ミッチリと膣と尻を締め付けてその本能に応えようとする。
激しいとはいえエウロペにはまだまだ余裕のある行為だったが、ロノが後ろから乳房に手を伸ばし、乳輪の割れ目に指を入れて弄られてしまえば、予想外のテクニックにエウロペも声を漏らして喘ぎ、乳首がぷるんっと弾き出されると同時にびゅーっと濃厚で甘い母乳が一気に迸る。

マノとロノ > 「うあっ♥ う、あっ、う……おねーさ……おねーさんっ……止まらない、止まらないのっ……!
 腰ぱんぱんもっ、びゅーってするのも……っはああ!! あ、あああーーーー!!」

背後から揉みしだかれ、乱雑に揺れる爆乳。その谷間に挟まれたマノの顔がエウロペを見上げる。
うっとりと恍惚に染まりながらも、凄まじい性感の波に息を荒げ、瞳孔を震わせる。半開きの唇からは唾液が溢れる。
無垢な童顔と、色を知った猿の痴情とが入り交じる表情。

「おねーさぁん……エウロペおねーさっ……! すき、すきっ……!
 おねーさんのふわふわの身体もっ、ねとねとのおまんこもっ、あまい匂いもっ、声もっ、ぜんぶすきぃ……っ!!」

感極まって、恥ずかしい台詞を惜しげもなく連発するマノ。
エウロペの溢れるような愛と肉体に包まれながら、マノもロノもぐりぐりと腰を押し付け、幾度となく精を放出する。
前穴のマノは次第に深く深く膣口を捉えるようになり、子宮にさえ届かんほどの勢いで射精。
後穴のロノもまた張り詰めたペニスを積極的に尻肉に撃ち込み、時折はアヌスの襞をカリ首でひっかくほどに。

「あっ、は♥ おっぱいっ♥ おっぱいでたぁっ♥ すごっ、すごい、いい匂いぃぃ……っ! 甘くてぇ……っ!
 エウロペおねーさんっ、おっぱいっ、すきっ、すきいぃぃ……」

ロノが引きずり出した陥没乳首から母乳が噴かれるのを見ると、いよいよマノの瞳から理性の色が失われる。
母乳に特別な思い入れでもあるのか、弾かれたように胸の谷間から頭を離すと、片方の乳首に勢い良く喰らいついた。
そしてコリコリと奥歯で甘く乳首を噛み、口中に溢れ出す甘くとろりとした蜜を音を立てて飲み干していく。
その間も腰使いは止まらず、いやむしろより激しくパンッパンッと打ち付けられ、若いペニスはなおも大きさを増していく。

2人とも、何度射精しても腰使いの勢いを衰えさせる様子がない。
このままでは朝が来るまで延々とピストンの挟み撃ちを続けそうだ……。

エウロペ > 「はぁっ、あぁんっ……すごいわ、マノもロノも…いっぱい出してくれて…っ」

すっかり快楽に堕ち、染まった表情で見つめながら力強く腰を叩き付けられ、何度も繰り返されていく射精。
膣が精液で満たされていき、さらに子宮にまで届いてしまえばエウロペの表情からも余裕が薄れ始める。
さらにロノの尻攻めも、尻穴を引っ掻くようになれば「あはぁっ」と甘い喘ぎ声を漏らす。
射精するたびに力を増していってるような二人に挟まれ、肉棒すら大きくなっていく様にエウロペも膣を締め付ける力を強めて、精液を搾り上げるように腰をくねらせ、セックスはより激しく淫らになっていく。

「んふっ…私もマノとロノのこと、好きよっ…だから満足するまでいっぱい出してね…っ」

勃起乳首からはとろとろと止め処なく母乳が溢れ、それを飲めば精力がより強化されていくかのような気分になるかもしれない。
乳首をコリコリと甘噛みすれば、びゅうっと勢いよく母乳が放たれて口いっぱいに甘い味が広がっていく。
そうして朝まで、たまにマノとロノがポジションを替えて、中出しだけでなく口内射精やパイズリ、ぶっかけなど様々な行為を獣のように行っていくことになった。
翌朝には二人には食事が振舞われ、エウロペはずっとこの家にいていいよと優しく二人を受け入れてくれるだろう。
それを受けるかどうかはわからないが、数日同居するだけであっても、毎日のようにベッド、風呂場、リビングで濃密なセックスをし続けることになるのは確かだった。

マノとロノ > ……いろいろあって「女」は知っていたが「母」を知らなかったマノとロノ。
2人にとって、豊満な肉体と深い母性愛に満ちたエウロペはまさに魅力の塊だった。
取り憑かれたようにその巨体を貪り、雄の本能を満たし続けたマノとロノは、結局3日に渡って彼女の家に居着いてしまったようだ。
…しかし、4日目の朝、2人はエウロペの傍らから忽然と消えていた。戸や窓を開けて去った様子はない。ほんとうに忽然と。

いかに愛おしく慈しみある者の元でも、2人はひとつ所に留まり暮らせない、という意識があった。
なぜそう考えてしまうのか理由を明文化できてないが、ともかく、彼女の元で暮らすのは不幸になるという認識があった。

また会えれば、そのときはきっとまた楽しく、もしかするとえっちに触れ合えるかもしれないけれど。
いや、エウロペのような女性の魅力に溢れた人のことなど、忘れられるはずもないのだけれど。
不器用で幼い2人は、そういった事情も告げず、さよならの言葉も残さず、去った。
それが不義理に受け取られてしまうのかもしれないけれど、仕方のないこと。

ご案内:「王都マグメール 平民地区 水路」からマノとロノさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 水路」からエウロペさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にエディスさんが現れました。
エディス > 少人数の酒場であるにも関わらず、店内は満席だった。
その店の奥に設置された小さなステージで、女が静かに歌っていた。
ノリの良い曲はあまり得意じゃない。目立たないように、けれど己が歌を聞き入ってくれるように。
人の姿をした人魚が、歌っている。

想いを乗せれば聴く人々の耳に心に、女の想いごと届く。
今の女の歌には、ただ静かに聞き入ってくれるよう願いを篭めているだけ。
その気になれば客を酔わす事が出来るだろう。眠りに誘う事も出来るだろう。
女の歌には力があり、魔力があり。
けれど女自身、己が歌を聞き入る人々をどうこうしようとするつもりは微塵もない。
只歌えれば良い。己が歌が僅かでも一時でも、彼らに聞き届けてくれれば良い。
そんなささやかな願いを篭めて、女は歌い。

そうして静かに演奏が終われば、客たちの握手に包まれ。
それは喝采とは言わないけれど、気持ちばかりの賛辞だけで女は十分だった。
女は小さく頭を下げ、ステージから降りると、目立たないようカウンターの端に向かい。
バーテンダーから水の入ったグラスを受け取ると、一口飲んで喉を潤した。

「――――………、…… ふ …… 」

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にルシアンさんが現れました。
ルシアン > その日、その酒場に居たのは偶然の事。近所付き合いのあるオヤジさんやオバさんやらとの親交を深める、寄り合いでの酒盛りに引っ張って来られて。縁もたけなわ、一通りバカ騒ぎをした後にお開きとなり、酒豪やザルな人たちは次の酒場へ。一方でこの青年は、賑やかなのは少し苦手なのもあって、別の酒場で飲み直そうと。 たまたま入った小さな酒場だったけれど、気が付けばあれよあれよと席が埋まり。やがて始まったステージに、ほうっと小さく息を漏らした。

「…へー……これは…」

場末の歌唄い、なんてそれっぽく歌ってるだけだったり、声だけ大きかったり。酒を飲むBGMになる程度の物は何度も聞いていたけれど。この人の歌は何か違う。手にした果実酒を飲むのも忘れてその姿に見入り、歌声に聞き入って。
やがて歌が終われば青年も観客と一緒に拍手を送って。カウンターの隅へ落ち着いた様子の彼女を見て、ふっと足が向いたのは、其処までにそれなりに入っていた酒精のせい、かもしれない。

「もし…いい歌をありがとうございました、歌姫さん。あの、良ければ隣、宜しいですか…?」

エディス > 客用の椅子に座る訳にも行かないので、予備のスツールに腰を落ち着け、間奏の間の休憩に喉を潤す。
一日に歌うのは一度きりじゃない。時にはその場で客からの要望の曲を歌う時もある。
場所は酒場ではあるが、流石に仕事中に酒は飲めないので、氷の入ったグラスをゆっくりと傾け。
透き通った水を飲むと生きた心地がするのは矢張り、種として水が欠かせないものであるからだろう。
濡れた口許を指の背で軽く拭いながらひと心地、ついたところに声を掛けられた女は、ゆるりと貌を上げて、
黒檀のような黒い眸と露草色とをかち合わせた。

「――――……、… は 、い …。
 … 休憩中、ですので …… またステージに戻らなければいけません 、けれど ……」

女の声は酷く小さく、けれど声を掛けてくれた相手にのみ、その声が聞こえる仕様だ。
人魚には歌だけに留まらず、声を発するだけで何らかの力が作用するから、どうしても声は潜めがちになる。
その間でも宜しければ、と薄く微笑むと、座った儘隣の椅子を引き、座るように促した。
こうして客に話しかけられる事も儘在るので、慣れた仕草であったかもしれない。