2017/11/23 のログ
■マヌエラ > 「まあ、ではどちらかに御用事が?」
小首を傾げると、前髪がさらりと揺れる。
ぶっきらぼうな応対に気を悪くした様子もなくにこにこしていたが、分かれ道にて立ち止まったを見れば、再び声をかけた。人好きする性格だ。
「何かお困りでしょうか?」
言外に、できることなら力になる、という友好的な響きを孕ませて。
■メータ > 「………」
ごくごく一部の者を除き、他人に無関心な己には到底理解しがたいことである。
ただ通り過ぎる者に対し詮索するというのは、どういった感情なのだろう。
そんな生まじめに考えてしまうからこそ、こういう性分なのかもしれない。
「困ってる…わけじゃ…」
今ここで請える唯一の救いの手に戸惑いながら、己が迷子扱いされそうで口篭もる。
ここは平静を保ち、見た目ほど子供ではないことをアピールしておきたい。
「この辺に美味しい紅茶を出すお店があるって聞いたから、偵察。
バレたら困るでしょ。もっと声を落として」
行き当たりばったりの発言は突然の探偵ごっこめいてしまい、いくつも年上の女性に対し横柄な態度をとった。
ここで立ち止まっていると墓穴を掘ると判断すると、ここがどこだかわからぬうちに左の道を選び歩く。
■マヌエラ > 言いよどむような口調にも、にこにこと笑顔のまま言葉の続きを待った。
その耳に齎される現在の課題。
「まあ、そうなのですね! 美味しい紅茶……ああ、素敵ですね。あのお店のことでしょうか――」
“美味しい紅茶のお店”を思い出してうっとりとなり快哉を叫んだが、釘を刺されてとりあえず声量を落とす。
「しかし、なぜばれてしまっては困るのでしょう? 見たところ高貴な立ち居振る舞い。堂々としていればよろしいのではないですか? そうできない事情でも?」
囁き声。それが届くということは、ついてきているということだった。
「それからもう1つ。あなたがおっしゃっていると思われるそのお店、逆の道ですよ」
■メータ > 本当に存在するのだ。美味しい紅茶のお店が。
その事実にあからさまな安堵の表情を浮かべたが、そこは意地。
すぐに無表情を装って、淡々と歩みを進めていた。
「あなたは大人なのに察しが悪い。これは"おしのび"。おしのびとは、忍ぶもの」
口が悪いうえに、体裁を保つためなら嘘を重ね続けるお子様。
偉そうに述べるのは、どうにも後ろをついて来てくれているという状況が
己の仲間か、悪ければ手下のように思えてしまうからだ。
そんなことも知らないの?とばかりにふんぞり返っていたが、背後からの指摘にピタと立ち止まった。
「……………前来た時は反対側の道から来たから、左右を間違えた。単純なミス」
自らフォローをしておき、くるりと振り返る。
すると向き合う形となるのだろうが、これ幸いとばかりに人差し指でつい、と逆の道を指し。
「先頭は譲ってあげる」
案内せよ、と。
■マヌエラ > 「まあ、まあ。確かにそうですね。“おしのび”でいらっしゃるなら道理です」
目をぱちぱちさせたあとに、再びたおやかに微笑んで頷いた。
「“おしのび”ということは、本当の本当に、高貴なる出自の方なのでしょうか。貴族の方でしたら、ご無礼をお許しくださいませ。異郷より参りまして作法を余り知らぬ身ですので」
にこにこ笑ったまま謝罪の言葉を投げていた。
と、やおら立ち止まり告げられた言葉に、今度こそきょとんとする。そして、楽しそうに笑う。瞳には、飛び立とうともがくひな鳥を見る母鳥のような慈しみすらあり。
「――月の如き銀糸の方。なんて、なんて可愛らしいのでしょう! ええ、ええ、仰せのままに。案内いたしますね!」
くるりと踵を返し、ゆったりと歩き出した。
「でも――」
共に歩きながら言葉は続く。
「勿論、紅茶の美味しいお店にはご案内いたしますけれど、折角おしのびで街に出たのですし、それにこんなに可愛らしい方。他にも色々と案内してさしあげたいですね」
歩く。歩く。歩くうち。どこからか甘いにおいが漂い始めて。
更には、景色も、平民街の石畳を歩いていたはずが、妙にごつごつした足場にいつの間にか変じていた。
変わらないのは月の明かりばかりで、闇の中の町のシルエットは、まるで自然物のように歪み始めているのだった。
魔術師が可憐なる少女をまず案内したのは“紅茶の美味しい店”ではなく。
淫靡な媚毒が空気のように立ち込める、己の支配する異空間だった。
■メータ > 「今後気をつけて」
何様なのか。
丁寧に謝罪する大人の女性に対し、この態度。
とはいっても、かなり限られた人間関係の中で育ってきた特異な魔女である。
この言い草もほとんど素であり、あまり矯正は望めそうにない。
「余計なことを―――」
己とはまったく違う体型の背中を見ながら歩くというのはなんだか複雑だったが、
楽しげに届く言葉に返そうと口を開いた時だった。
歪む足元、絡みつくような空気に少女は目を細め、そして立ち止まる。
膚の表面を滑っていく媚毒を振り払うよう、頬を、手の甲を撫でて、そして。
「なんのつもり?」
機嫌を損ね、やや低くした声が敵意を滲ませる。
もともと笑顔満面というタイプではないので表情はさほど変化がないのだけれど。
■マヌエラ > 立ち止まる。振り向く。女の表情は、先と何ら変わらない、幼子を見る慈愛と、高貴な者に対する敬意を含んだもの。
「紅茶の前に、私の……お家、が近いでしょうか? こちらに案内させていたいたのです」
その表情で微笑んだまま。
「折角お会いできたのですから、心地よくなってもらいたくて――」
突如、メータの足元から、ごつごつした石畳を割るでもなくすり抜けるように、頭足類のものを思わせる、しかし巨大な触手が生え、彼女の四肢へ絡み付こうとうねった。
■メータ > 「魔族か」
母もそれに近しい存在だったようだが、ここまで禍々しい存在ではなかっただろう。
己を傷つけようとの意志は見られない穏やかな様子は、
感情を隠そうとしても隠しきれない自身にはいささか理解しきれないものがある。
「…っ!?」
突如足元から現れた触手に驚きに満ちた息を呑み、体勢を崩す。
―――が、瞬時に紅い魔法陣が少女の指先に展開された。
咄嗟に描いたものではない。我が身に危機が訪れた時、自動で召喚される魔法である。
「く…っ、忌々しい」
魔法陣は少女の身体を呑み込むように広がり、彼女を退避させようとする、が。
それだけでは気が晴れず、空間を断ち切るように人差し指を下ろした。
赤黒いナイフが一本現れ、それは触手に突き刺さらんと振り下ろされるも、
その結果を見るより先に少女の身体は魔法陣へと完全に消えていく。
あらかじめ施された魔力の護りにより逃走が叶ったとしても、
少女の機嫌が今後しばらくよろしくないことは目に見えていた―――。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からメータさんが去りました。
■マヌエラ > 「はい。流石ですね。ご明察です」
皮肉でもなんでもなく、それは単純な褒め言葉だった。
道理を弁えた大人が、そこに近づこうとしている子どもに送るような類の。
普通の人間なら……鍛えた冒険者であっても、その不意打ちをかわすことは難しかっただろう。
だが、自動的に顕現した魔法が、少女を飲み込む。
「まあ」
頬に手を当てて驚くもつかの間、抜け目ない少女の放った刃が、反対側の頬を裂いた。血が流れる。
「うふふ……」
消え去った場所を見詰めて、目を細める。
「本当に、素敵なお嬢さん。次にお会いするのが、楽しみです」
傷つけられた怒りもなく、女は異界で、微笑み続けた。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からマヌエラさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にフラストさんが現れました。
■フラスト > 「あぁ……海見たい」
夜遅くの酒場、カウンターでジョッキビールを片手にふと言葉に出たのはそんな独り言。
整った黒髪のショートカットにたれ目気味の大きな瞳は、男の長身とは裏腹に幼くも映る。
褐色の肌と、鍛え上げられた腕がジョッキをつかみ、中に入っているエールを揺らしながら天井を見上げていた。
「つっても、海は海で仕事が難しいか。
海系の魔獣退治って剣じゃ難しいし。
今更武器変えるのもなぁ……
慣れちゃったもんなぁバスタードソード」
腰に差した剣をぽんぽんと叩きながら、カウンターにうつぶせになる。
「でも、海見たいなぁ……」
■フラスト > 「魚もいいけど、貝をこう、網で焼いて」
目の前にある肉のステーキを切りながら、まるで見えてないかのようにつぶやく。
「それで熱いうちに汁と一緒に食うのもいいんだよなぁ……
っていうか、なんで海ってうまいもんが多いんだろう?」
そしてナイフで切った肉をそのままフォークに突き刺し、口に運ぶ。
ゆっくりと租借しながら、喉を通すと、ジョッキに注がれたエールで口直しをする。
「あーでも、川魚もいいんだよなぁ。こう塩つけて串刺して火であぶって……」
■フラスト > 「んお?」
気が付けば、すでにすべて平らげていたことに気づく。
そしてテーブルの上に代金を置くと。
「ごちそうさま」
そのままその場を後にする。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からフラストさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にシャルレさんが現れました。
■シャルレ > 平民地区の公園の中でだれかが焚き火をしてる。
でも火のそばに人はいなくて、白い猫がキョロキョロしながら近づいてみるけど…
やっぱり人がいないけど火はある。
どこかのホームレスなのか、子供のいたずらなのかわからない。
それでも、この寒空の下に暖かさは欲しくなる、近づきすぎないくらいの距離で火の暖かさを感じて座る白い猫。
■シャルレ > 寒さしのぎで焚き火にあたってたけど、無人の焚き火は時間がたつと徐々に火も消えていく。
燃やすものがなくなってしまえば、黒く残る燃えかすと、わずかな火だけ。
先ほどまでの温もりも減ってしまった。
白い毛玉、座ったまま体を丸めてた猫もさすがに寒くなってくる、
わずかな残り火をじーっと見つめても、炎が再び燃え上がることもなく、暖かさもなくなってきた。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にスヴェンさんが現れました。
■スヴェン > 公園の傍を通り過ぎようとすれば視覚の隅っこの方に燃える焚き火に照らされて影になる丸い毛玉を見た気がした
ん…?と気になり、そのまま、数歩下がって目を凝らせば見覚えのある毛玉。何やってんだか、と思いながら
歩み寄っていけば、ジーッ、と残り火を眺めている毛玉を背後からむんず、と抱き上げる
「火遊びしてると危ないぞ、シャル…」
どうして、焚き火が燃えていてそこに彼女がいたかは知らない
彼女が焚き火をしてわざわざ猫に変じた、というのも何か結びつかない
ともかく、わしゃわしゃ、と背中のあたりを撫でながら、何してるんだ?と問いかけてみる
彼女は猫の姿で居るから、返事なんか期待はしていないけれども
■シャルレ > ブルっと身震いで火の赤いのが小さくなっていく、さすがに全身白い毛だらけでも寒い。
火を見てたので背後から抱き上げられると驚いて手足をバタバタさせて。
「にゃぁぁぁ」(なに、誰??)
聞こえた声にピタッともがいてた動きも止まり、
「にゃーん」(スヴェンだー!)
背中を撫でてくれる手と腕の中は暖かい。火がなくなって寒さに震えてたのに、
嬉しい暖かい…と喜んで、喉を鳴らしながら顔を彼の首のとこに摺り寄せるようにして。
■スヴェン > 抱き上げようとすると暴れる
猫のくせに警戒心が皆無でちょっと呆れたりする。背後からひっそり近寄った、というのはあるかもしれないけど
それでも、話しかければ暴れていたのも収まって、甘えるように首の辺りにすりすりとしてくるから
彼女も自分の事を認識できたのだと思う…多分
「燃える火に夢中になってたのは判るけど…
こんなんじゃ、すぐ誰かに攫われちまいそうだ…」
はいはい、よしよし、と。擦り寄ってくる白い毛玉を撫でれば、判ったから落ち着け、と首の下辺りを軽く擽り
彼女が落ち着いてくれば、ゆったりと白い毛並みを撫で付けるように手を動かして
「…寒いならうちの中にいりゃいいのに…
散歩しなきゃ落ち着かないのかね、猫ってのは…」
腕の中の毛玉を軽く揺するようにしながら、どうなんだ?と問いかけてみる
■シャルレ > 「にゃーにゃーうヴ…ヴ…」(あったかいースヴェンだぁ)
地面の冷たさからの開放、腕の中でも感じる体温。
前足を胸について体を伸ばしながら、すりついてたけど…。
いつも猫の鳴き声でしかでないのを、少し発声してみた、でも猫の声帯ではやっぱり無理で、
妙な濁音の声だけ。
「にゃーん、にゃーぁにゃー」(変なのが来たらいけないでしょ、見回りしないと)
首のすりすりが終わると、おとなしく腕のとこで座るようにして体を彼の胸に傾けながら
説明してるつもり、通じてないのはわかってるけど。
■スヴェン > 「…喉に何か挟まったみたいな鳴き方するな…変なもんでも拾い食いしたか?」
いつもと違う妙な鳴き声には気がついた
何を伝えたいのかさっぱり判らないけれども、普段と違う鳴き声にそんな疑惑が思い浮かぶ
食事はちゃんと食べているはずだし、おやつも食べている…それなのに拾い食いとは…
そんなことを考えてしまった
火の傍から抱き上げてしまい寒かろう、と思っていたから緩く背中を撫でつつ焚き火が消えるのを見届け、
足で砂を掛けて焚き火をしっかり消してから歩きだす
「……夜遊びが好きな娘で困る
まあ、金使うってんじゃあないから良いけどな」
猫語はさっぱり判らないが、たぶん何かを言いたいのだとは思う
それは、彼女が人の姿をしている時にそんなような事を言っていたから判ること
はいはい、と鳴き声を上げる彼女にとりあえず、適当な返事を返して
■シャルレ > 「にゃう」(ちがうう)
やっぱり猫で人の言葉は話せないようだった。
誰かの焚き火を最後の始末までしてくれたのを腕の中から見下ろして、
歩き始めると顔をあげ、彼の顎がちょうど目の前くらいの位置、そこをじーっと見つめ。
「にゃーん、にゃー」(違うったら、私も見回りなのー)
彼の隊のお兄さんたちの真似のつもりか、夜散歩は夜の巡回のようなもの。
どうも伝わってない、歩く歩調に揺れるまま、片手を伸ばして、顎にプニッと前足の柔らかい肉球のとこで押してみる。
■スヴェン > 「…にゃーとか、なーとか、そればっかりだな、シャルは…」
猫だから当然であった。しかし、自分にはそんな鳴き声にしか聞こえない
部下に猫と同じような耳の生えたミレー族の戦士がいるけれどもそう言えば彼女も時々、何を言っているか判らない
ミレーの中でも部族によって訛りだとか幾つかの言語があるようだが、それとはまた別の話
猫と人、言語を介してのやり取りを成立させるには魔術か何かが必要だと思う
「ん…なんだ、髭ならちゃあんと昨日の夜剃ったぞ?
それともお腹すいたか?焼いた芋でも買っていくか…?」
ぷにぷに、と顎のあたりを押されれば少し擽ったい
鳴き声でなく実力行使?に出た辺り、なにか重大なことを伝えようとしているのかもしれない
よく判らなかったが、とりあえず焼き芋か焼き栗が食いたくなったので屋台が並ぶ通りに出て店を探す
■シャルレ > 「にゃうー…」(だって)
言いたいことは今は街の中だし、人に戻ることもできず、肉球も引っ込めて大人しくなる。
あとでたくさん、話すつもりでいたけど。
頭の上から焼き芋の言葉に、耳がピンとたって、
「にゃぁ」(食べるっ)
焼き芋も栗も食べたことがある、美味しかったことを思い出して、
買ってと強請るように、屋台の通りに入ってくると、匂いがして鼻先がクンクンと動き、髭がピンと広がる。
「にゃーにゃーにゃあー」(スヴェンあそこ、あそこいい匂いする)
■スヴェン > 屋台の立ち並ぶ通りは冷える夜でも熱気があった
屋台で売られるものは秋から冬に移り変わっていくにつれ次第に売られるものも変わっていく
この季節は大概、何でも美味いが寒くなるにつれ魚より獣の肉、鹿やうさぎと言ったものが美味くなる
まあ、年がら年中、安くて旨いものが大概は揃う、そういう場所であった
「…ん、匂ってるのか、シャル…便利だな、その特技…」
鼻先をスンスンとさせて頻りに鳴き声を上げる様子に、屋台の前で足を止めれば店主から焼いた芋を買い求める
冷えるねえとか、今年は芋はどうだい?とか、そんな世間話を織り交ぜながら、店主に芋を選ばせてもらい、
ほっこりと焼けてうまそうなものを1つ、買い求めればポケットから硬貨を取り出し手渡して
「…さて、食いながら行くか…」
あまり酒に強くない所為もあってか甘いものは嫌いではない
大酒飲みのおおい傭兵としては珍しい嗜好なのかもしれないが、他人に男と言われようとも気にする質ではなかった
ぱっくり、と芋を割れば甘い匂いが漂い、腕の中の毛玉を器用に片腕で抱きながらフーフーと息を
吹きかけながら齧り付く
「ん…甘いし旨いな…流石、鼻が利くやつが一人いると違う…」
芋を一欠、手に取ればしっかりと冷ましてやり毛玉の口元へ持っていってやり
「…熱くないと思う、多分…というか、その辺の暗がりで人になれシャル
流石にこの格好だとしんどいっていうか、食べさせにくい」
人混みを避けるようにして行きつけの酒場の角を曲がり、裏手に入れば彼女を下ろして
自分は割って半分にした芋を齧りながら彼女が人に変じるのを待った
■シャルレ > 少し空気が変わった、屋台の匂いと暖かさ。
彼が屋台の主と焼き芋を買ってる様子が気になる、暖かそう、おいしそうとか想いながら見つめてる。
彼が芋をわると甘い匂いがする、鼻先を近づけて触れないとこで待ってたら、小さい欠片を口元に…
はぐっ、と食べるとカフカフと食べてる。と彼が動く、
人通りのないとこに入ると、周囲をキョロキョロしたあと腕から地面に飛び降りると同時に、人の姿に戻り。
「お芋おいしー」
裏通りに白い小柄な娘が姿を現す、フードをすぐにかぶってくるっと振り返ると
そのままの勢いとニコニコの笑顔で、腰のとこに抱きつこうとして。