2017/11/22 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にfurasutoさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からfurasutoさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にフラストさんが現れました。
■フラスト > 昼下がりの午後。木で覆われた冒険者ギルドにやってきたのは荷台を転がしながらやってきた一人の青年
荷台には討伐用の大型魔獣が3体、4体と無造作に積み上げられ、ロープで括りつけられていた。
「ふぅ……やっと着いた」
男は額に浮かぶ汗を手で拭いながら、荷台を下すと、そのまま受付へと向かい、歩いていく。
見るからに冒険者風の、男。革鎧の隙間から見える筋肉質な裸体が男の実力を見せつけるかのようだ。
ただ一つ難点を浮かべるとしたら。
「ん?」
周りからの視線を意に介さず、布面積の少ない衣服を隠すことなくカウンターに座る。
男には露出癖があるようだった。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からフラストさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にフラストさんが現れました。
■フラスト > たれ目の目元をゆっくりとあたりを見渡すように動かしながら、時折響くヤジに手を振って笑って見せる。
腰に差した剣は重く、分厚く。切り裂くよりも痛みを与えるような印象を持たせる装飾が逸品であることを物語るようだった。
「さて、この後どうしようかな?せっかくまとまった金も手に入ったことだし、酒、かなぁ?
……昼間からやってるところあるかな?」
初めて来た町にいまだ戸惑いを見せながら、ギルドに掲げてあった地図を眺める。
腰に手を当て、空いた手であごを触りながら難しい顔をしていた。
■フラスト > 「どうせなら女の子といちゃいちゃしたいけど」
素直な欲求を、あたりを顧みず声に出しながら、指先が地図を舞う。
歓楽街をなぞるようにしながら指でたたいて。
「ん~。やっぱり道がわからない。あーあと、道具屋とかにも行っておかないとな。
いい加減背負い袋がボロボロになってきたし。足りない旅行道具もあるし」
腕を組みながら、ふと換金が終わると、差し出された金貨袋を手にし腰に差す。
■フラスト > そしてギルドに借りた荷台を返すと、そのまま冒険者ギルドを出る。
空の下、思い切り伸びをすると男の割れた腹筋が強調され空の下へそを向けるように。
「とりあえず歩きながら……かんがえますかねぇっと」
ふらふらと、人ごみにつられるように歩き出す。時折目に付くところに止まってはふらふらと寄り道をして。
長身かつ鍛え上げられた裸体。ほぼ全裸に近い恰好をさらす男の姿は注目の的になるも、男は気にしたそぶりはなし。
■フラスト > そのまま男は街の喧騒に消えていく
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からフラストさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にフラストさんが現れました。
■フラスト > 日も落ちてきた時間帯。この頃になると歓楽街はひときわにぎやかになる。
褐色の肌。長身の筋肉質。鎧以外はほぼ全裸といったいで立ちのいかにも脳筋といった格好の青年は、とぼとぼと歓楽街を歩いていた。
「さすがにこの時間になると腹が減るなぁ……
しっぽりと酒をのむか。
がっつりと飯を食うか。
それとも女の子のお店でも行こうか……悩みどころだねぇ」
鞘のそば。左腰に括りつけられた金貨袋を軽くたたき、あたりを見渡す。
■フラスト > 近くにあった屋台に足を止める。
なんの肉かわからないが大きな串を3本購入すると、それを片手に再び歩き始めて。
「うん。うまいなこの肉。
っていうかやっぱり遠出すると、干し肉ばっかりだから、何喰ってもおいしいや」
一本目を食い終わると、だんだんとあたりには怪しいお店がちらほらと見かけるようになって。
「性欲も溜まるんだよね。特に一人旅っていうのは。
人間関係めんどくさいと思ってもこればかりは耐えられない……」
2本目をかじりながら、露出の多い女性の尻肉を舐めるように見つめる。
■フラスト > 「おっぱいもいいが尻もいい。
昔センパイが言ってた言葉が思い出されるねぇ」
ひとしきり眺めながらふらふらと歩くと、気が付けば歓楽街でも治安の悪いところに来てしまい。
串はすでに3本とも食い終わっていた。
「あらら、もう食べ物って気分じゃないかなぁ?
まぁ景気いい時ほどお金を流通しなければね。
経済の話ですよこれは。うん」
改めてあたりの物色をはじめて
■フラスト > 「~♪」
鼻歌交じりに歩きながら、気が付けば夜も更けていく。
近くにあったベンチを見つけると、ゆっくりと座って。
「ちょっと小休止」
近くの屋台で買った酒を軽く煽ると、口元の汚れを腕で拭う。
「この町も少しずつ慣れてきたかな?」
■フラスト > ふと、人ごみが流れるのを見ながらぼーっとしている。
ベンチに座っていると自分だけが時が止まっているような感覚を楽しみながら。
再び酒を口に運ぶ。
「それにしても意外と、やると思っても行動ってできないものだな。
まぁいいや。今日は諦めて宿でも取るかな?
ってこの時間だともう取れないかも?
いっそ夜明けまでぶらぶらしてるかな
それもさすがにみっともないな。
今日ぐらいは金があるんだし」
■フラスト > 「さて、それじゃ行くかな」
全部酒を飲み終えると、再びベンチから立ち上がり、その場を後にする。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からフラストさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にメータさんが現れました。
■メータ > 一軒の建物の壁に黒い靄が現れると間もなく、魔法陣が描かれた。
空間と空間を繋ぐ上位魔法である。
そして魔法陣が音もなく消えると、その代わりとでも言うように銀髪少女の姿があった。
上等な生地で仕立てられた衣服に身を包んだ、小柄で華奢な少女。
自ら出現したくせに、きょとんと周りを見回し、ゆっくり首を傾げる。
「ちょっと間違えた…?場所ずれたみたい」
まぁ良いか、と、ふらり歩き始める。
非常に内向的な性格だったが学生になってからは少し外への興味が生まれてきた。
馴染みのない場所を観察するように辺りを見回しながら、夜道を進んで行く。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にマヌエラさんが現れました。
■マヌエラ > 時間も時間とあって流石に人気も薄い平民地区の一画。
突如現れた銀髪の少女を迎える者もなし、となるはずだったが、彼女の周囲を観察する目と、その場にいた魔術師然とした女の目が偶然合うことになった。
「まあ、こんばんは。こんな時間にお散歩ですか?」
お互い見知らぬ他人だが、金髪の女はにっこり微笑み、朗らかに挨拶を紡いだ。
■メータ > 少女のコミュニケーション能力は壊滅的。
通り過ぎようとしたところに突然話し掛けられて、にこやかに対応できるレベルには至っていない。
「―――――――――いいえ」
かなりの間をおいて。
実際、散歩などというつもりはない。
目的地から離れたが、再び魔法陣を展開するのも興がないと思っただけだ。
それ以上なにか言葉にする様子もなく歩いて過ぎようとしたが
ちょうど道が分かれていたため立ち止まり、ふむ…と軽く悩むそぶりを見せた。