2017/06/03 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にベルフェゴールさんが現れました。
ベルフェゴール > (カウンターに置かれた飴の傍。空間が歪めばにょきっと小さな手が伸びて飴を一つ盗む。)

『ん……昨日の水あめを固めた奴か……ちょっとスパイスみたいなのが……』

(モゴモゴと口の中二放り込んだハート形の飴。いつのまにやら、昨日と同じ席に座っている。今世紀中にまた来ると言ったけど。明日来ないとは言ってないよと言いたげに。)

『今日のおすすめは、新作?』

(余りにネーミングが違い過ぎるので、違うメニューかと思って聞いてみた)

カルニーツォ > 「おや、ベルちゃんですか?...単なるスパイスとしか感じませんか?」

いきなり出てくる手にぎょっとするも、聞こえてくる声を聞いて、咳払いをして落ち着きを取り戻す。昨日の「カーちゃん」を根に持っているのか、相手に応じた呼びかけをして。しかし、新作の媚薬入りの飴をなめても何の変化もない様子に残念そうに問いかけるが、相手の正体を思い出し、何とか平静を装った声に戻す.

「新作?...ああ、基本的には機能のものと一緒ですよ.ネーミングが大事跳べるちゃんがおっしゃったので少し凝ってみたんですよ。ついでにすこしアブサンの量を増やして、大人向けの味にしてみましたが。味見してみますか?」

相手の問いかけに自慢げな笑みを浮かべながら説明する。そして相手の返事を待たずに手早くロールケーキを取り出すと、昨日同様ホイップクリームをたっぷりと乗せ、ペパーミントティーといっしょにカウンターに置く.

ベルフェゴール > 『ん~、なんというか……変なスパイス……』

(カウンターに顎を乗っけて突っ伏す。なんだか顔が赤い。毒などの状態以上には無敵のように強いのだけれど。コッチ方面は、あまり耐性が強くないようだ。怠惰の魔王は、愛と知性と同時に色欲も内包している。)

『ん~……昨日と同じならいいかな……食欲……あんまり……』

(呼吸が少し荒い、風邪をひいて熱が出たような感じになっている。)

『けど、そのネーミングは。逆に……凝りすぎっていうか、頑張りすぎッていうか……イタイ』

(感想はしっかり忘れずに)

カルニーツォ > 「変なスパイス、ですか...」

 相手の様子に首を捻る。まったく効いていないと言うわけではないようだが、期待していたほどのものではない。目の前の少女の反応は薬の効き目によるものらしいが、人間相手に想定した量では足りないらしい。

「食欲がない?...本当に調子が悪いんではないでしょうね?」

 昨日の食べっぷりを思い出すと、思わず手を伸ばし額に乗せる。しかし、続くセリフにムッとした様子で手を引っ込める。そしてイタズラを思いついたようにニヤリと笑いながら言葉を継ぐ。

「では、少しスッキリする飲み物はいかがですか?」

 そういうと、薬箱から媚薬や神経を過敏にする薬を取り出して、煎じると煮出した液体を蜂蜜と一緒に混ぜて、氷をいれたカップに注ぎ、さらに炭酸水を注いで薄める。そこに林檎と苺をカットしたものを添えて、少女の目の前に差し出す.

「炭酸の刺激でスッキリとした後味で楽しんでいただけると思いますよ?」

 ニコニコと笑いながら、その薄い緑色の液体を勧める

ベルフェゴール > 『んぅ……』

(モジ、と体をよじって身を抱く。今食べた飴の成分を分析しようとするのだけれど。イマイチ集中できないでいれば。額に伸びた手に、くすぐったさを覚えて。だいたいの事情を察するのだけれど)


『ん、ジュー……ス?……』

(ローブの下では太ももを擦り合わせて。モジモジと体を動かす。突っ伏したまま、カップを見つめるけれど、ただでさえ動かない少女は、この状態ではほとんど動く気力がない。上目遣いに、カルニーツォを見上げて)

『飲ま……せて?』

(潤んだ瞳で、ねだる。謎の飴の成分が媚薬のようなものだとは分かっても。これもまたそうだとは思っていない。基本的に、人をあまり疑わないのだった)

カルニーツォ > 飲ませてって...ハァ、分かりました。どうぞお召し上がりください?」

 何を怠惰なことをと思いつつも、昨日のゴーレムを思い出す。それでも、ゴーレムを呼ぶことさせ面倒くさいのかと心の中で毒づきながらも、笑顔を浮かべたままストローをコップに差し、少女の口元にまで持っていく.

「さて、お味の方はいかがですか?よろしければお代わりもありますよ?」

 声を掛けながらも、視線の方は少女の全身を這い回る・少しの変化も見のがすまいとするかのように。さらに空いた手で残った液体を新しい氷を入れたグラスに注ぐと、そこへオレンジやレモンを片手で搾り入れる。
 しばし観察していれば、もじもじと動く様子に内心、ほくそ笑むも、それは表情には一切出さず、穏やかな笑みを浮かべたままで。

ベルフェゴール > 『ぁ…む……ん…・ぅ……』

(ストローまで口を伸ばすのも億劫そうに。震える唇で、ストローを加えれば。少しずつ、それを飲んで)

『ふぁ……おいし……けど……』

(味は良いけれど。飲めば飲むほど、神経が過敏になるようで、衣擦れすらがくすぐったく。炭酸の刺激が、口内で暴れるようだ。中は、とても熱い。基本的に汗も日焼けもないはずの障壁を持つのだが。中からの刺激に、額にじんわりと汗をかき、時折。含んだジュースを零してしまいながら。動きがどれも、ぎこちない)

カルニーツォ > 『フム、それなりに効果がでてきましたかね?』

相手の様子に薬の効果を感じる。しかし、相手は複数のゴーレムを自動給餌器扱いする才能の壮大な無駄づかいをしている者。本気を出されてはこちらの命に関わる。

「フム、お気に召さなかったようですね?では、こちらはいかがでしょうか?」

カウンターの下の氷の魔法のかかった箱から取り出したのは山型のゼリー.透明なゼリーの中には赤や青、紫や黄色といった色とりどりの小さな粒が空の星のように浮かんでいる。その粒の正体は各種薬品を濃縮したもの。筋弛緩剤や利尿剤といったものを粒にしたものを含んだゼリーを人匙掬うと少女の口元に持っていく.

「ほら、あーん...いかがですか?お味の方は?」

にこやかな表情を浮かべているものの、その目は冷たく少女の様子を観察し続ける

ベルフェゴール > 『はぁ……ぁ……ン……ちょっと、待っ……』

(熱さに身体をよじるうちにも更に何かを薦められ、待ってほしいと願うも。その綺麗な色のゼリーが口の前に運ばれると。ゆっくりと、口に含んで)

『はふ……ぁぅ……うぅ……ン』

(ゼリーを何とか一口、それから二口目あたりだろうか、顔を上げていられなくなって、完全にテーブルに突っ伏す。ローブの下は汗で濡れ、子供っぽい下着の奥はもう……という所だろう。)

カルニーツォ > 「フム。これならもう大丈夫そうですね...」

 ペロリと唇を舐め、ニヤリと笑う。カウンターからでると、扉に鍵を掛ける。もちろん少女を逃がさないためというよりは外から邪魔が入らないようにするためではあるが。
 少女を抱き上げると、足でテーブル席のテーブルを寄せて、その上に横たえる。

「こうしてみるとなかなか可愛らしいボーイッシュな女の子じゃありませんか」

 フードを外し、顔をまじまじと見つめると唇を指先でなぞる。そしてローブを脱がす。色気のない下着に苦笑を漏らすがキャミの上から包み込むようにして胸をもみはじめる。
「おや、もっとツルペタかと思っていましたが...意外とありますね...」

 さらにキャミをまくり上げると、顔を胸に近づける。そのまま尖らせた舌で乳輪をゆっくりとなぞるように舐めていく。初めは縁から、少しずつ円を描くように乳首へと舌を滑らせていく。やがて乳首までたどり着くと下から上と弾くように乳首を舐めル。

「可愛らしい胸ですね...虐めがいがありそうです...」

 ニヤリと笑うと、乳首を口に含み、吸い上げては軽く甘噛みし、乳首を弾くように舐める。空いた手は股間をパンツの上から撫でながら、乳首が硬くなるまで、口で乳首を攻め続ける。

ベルフェゴール > 『ふぇ?……』

(簡単に抱きかかえられると、ろくな抵抗らしい素振りもなくテーブルに寝かされて。フードをずらされる。虚ろな目、は割ともともとだが。いつもより、艶っぽく。吐息も粗め)


『……どんな、薬使った……の?
ふぁっ♡……やぁ……ぅ……』

(問いかけるけれど、乳首を責める舌の刺激に、相手の頭に緩くしがみつくようにするだけで、甘ったるい声を漏らし始める)

『ちょ…っと……待って……少し……だけ……
ひぅッ!?――くぅッ……ンンンンッ♡』

(相手の攻めを制止したい懇願するけれど、胸への刺激に簡単に先端を硬くして、そんなに時間はかからずに体が小刻みに震えて、達してしまったことを伝えてしまうだろうか。下着に触れる相手の指先は、すでにたっぷりと蜜で汚れていることが知れるかもしれない。制止したい理由は、おトイレに、行きたいからだ)

カルニーツォ > 「おや?薬に気づいていたんですか?それなのにどうしてそのまま口にしたんですか?まさか甘い物に負けたなんて言いませんよね?」

少女の言葉に不思議そうに問い返す。それでも乳首を攻め続けて、十分硬くなってきたのを確認すると、ポケットから大きめのイヤリングのようなものを取り出す。クリスタルガラスのビーズと小さな鈴で飾られたそれを、留め金を緩めて乳首にあてがい、固定する。

「痛みは感じない用に柔らかな材質で留め金は包んであるから大丈夫だとは思いますが...」

そう言いながら指で乳首を弾けば、チリリと鈴が鳴る。さらに今度はパンツへ手を掛けて、ゆっくりと脱がしていく。

「ここはどうなっていますかね?まだ毛も生えそろわないような幼女マンコだったりするんでしょうかね?」

脱がしたパンツを床に投げ捨てると、腰をかがめて股間に顔を近づけていく

ベルフェゴール > 『最初のは、単につまみ食い……残りは、だって……君が、作ってくれたんだし。食べろって、言うから……。』

(勧められたから素直に食べた。あと、少し。その薬の刺激を求めてしまったというのもあるけれど、それはいわない)


『ふぐ……ぅにゃっ!?……うぅぅ……悪趣味』

(イヤリングを固定されただけでも刺激が強いのにそこを弾かれると甲高い声が漏れて、若干悔しそうな目を向けつつ)


『ぁ……の……おトイレ……行き……たい……ん、だけど。』

(全て脱がされ、大事な部分に顔を近づけられる恥辱に。恥ずかしいのは何とか我慢して、尿意が大変なのことを伝える。カルニーツォには、生えそろわないどころか、生える気配もない、無毛の秘所が見えているだろう。肌なども、肌荒れひとつないのは、紫外線や外部からの余計な刺激を常時遮断しているからで、人並み外れてスベスベだし、とても白い。)

カルニーツォ > 「私が作ったものだから信用したとでもいうのですか?」

相手の言葉にきょとんとした表情で見つめ返す。しばらくしてばつの悪そうな笑みを浮かべるも、そのまま乳首を攻め続ける。

「クスクス...悪趣味、褒め言葉ですよ?でも、この程度ではまだまだ悪趣味とは言えませんよ。例えば、これくらいはしないと」

笑いながら答えると、口の中で小さく呪文を唱える。すると鈴自体が震えだし、チリリと激しく音を出し始める。それと同時に振動は胸に伝わり、乳首を刺激し続ける。

「ホォホォ。おトイレに行きたいのですか...なら、遠慮せずにどうぞ。ここにね...」

そういって、足下から取り出したのは猫用の砂トイレ。

「本当でしたら立ったままさせるところですが、さすがに今はそこまではできないでしょうからね...」

そういうとすでに濡れている秘裂に指先をなすりつけるようにして擦りはじめる。十分に淫蜜で指を濡らすと、今度は陰核をゆっくりとこね回すように弄り始める。

「クスクス...遠慮せずにしてくださって結構ですよ。あなたのような高位魔族でもオシッコをしたりするのですねぇ。それにこんなに嫌らしい蜜も...もしかして、文字通り蜜のように甘かったりするのでしょうかね?あなたの蜜は」

笑いながら、淫蜜に濡れた指を見せつけるようにして、舌で舐める

ベルフェゴール > 『……』

(黙って頷く。そうだと。けれどすぐに)

『ふっ!…ぃぁぁっ♡
やら……これ…やだぁ……』

(乳首に急に襲い掛かる機械的な振動に、両手でお腹を押さえて尿意を堪えながら、背中を逸らせる。快楽の刺激に、目元に涙が浮かんで、呂律も怪しくなっている)

『やぁ……おトイレ……行かせてよぉ……そこ触っちゃ……ひぅっ♡
だめ…ぇ。』

(たっぷりと蜜で濡れたそこは、本当に甘い訳ではないけれど。次々と、溢れてくる。ブルブルと震えて、鈴の音と共に、嬌声を上げながらの懇願。)

カルニーツォ > 「嫌だという割りには乳首がどんどん硬くなってきているようですよ?」

相手の懇願に意地の悪い笑みを返す。もう一度口の中で呪文を唱えれば、さらに鈴の音は大きくなり、乳首への刺激も強くなっていく。それと合わせるように股間をいじる指の動きも早まっていく。陰核を指で摘まむと、包皮ごと上下に扱き始める。初めはゆっくりと、少しずつ、優しく扱くも、徐々に動きは速く、摘まむ指先に力がこもっていく。そして、徐々に包皮も剥いて、中の小さな宝珠を露わにしようとしていく。

「ですから、トイレはここに準備してあるから、大丈夫ですよ、ベル?」

少女の身体を起こすと、太股を持って抱き上げ、大きく足を拡げさせる。まるで幼女にトイレを指せるときのように抱き上げると、腕を太股の下に置いて支えながら、左右の指先で陰核と尿道を同時に弄り始める。

ベルフェゴール > 『……っは…ぁ……カーちゃんの……指かお口が……いい……』

(刺激の合間になんとか絞り出す。責められるのが嫌というより、そっちが嫌だと言う。)

『ぅぁっ♡……だっ、め……そこしちゃ……すぐ、イッ……ちゃ』


(一瞬、達しそうになったところで抱き上げられて。酷く恥ずかしい格好を去れると、首をフルフルと横に振って)

『このおトイレじゃ……にゃッ!?……ふっ…くぅぅっ……ふぁぁぁっ♡』

(達しかけたそこを再びすぐに刺激されると、その体勢に抗えず。絶頂と共に、おしっこを、猫用のトイレに、たっぷりと、吐き出してしまう。どっちがどっちの液体だか、わからないくらい。嫌がりつつも、快感が襲い掛かる。)

カルニーツォ > 再び相手のおねだりの言葉にきょとんとするが、すぐに笑い出す。

「なるほど。でも、私は八面六臂の怪物ではありませんからね。同時に攻めることは出来ませんから、その代わり下の方は私がたっぷり可愛がって差し上げますよ...」

そういうと、陰核と尿道を攻める指の動きがどんどん速くなっていく。そしてついに達すると、少女をまたテーブルに横たえて、股間に顔を近づける。そのまま舌を伸ばすと、陰核をチロチロとくすぐるように舐め始める。

「クスクス...高位魔族のオマンコとおしっこの味はこういう味ですか...もっと味あわせていただきますね?」

蜜と小水で濡れた秘裂に舌を差し入れ、まるで犬が水を飲むときのようにピチャピチャと音を立てながら舐め始める。細く長い舌はまるで別の生き物のように、秘裂の奥まで伸び、中をまさぐるように舐め上げていく。
 その間、お尻を抱え込むように仕立ての指先は薄い肉の間の小さなすぼまりへと伸び、ほぐすようにこね回しはじめる。

「ベルはこちらの方も楽しめるのですか?そうでなければ、それなりの準備をしますが?」

そう問いかける間も、指先は突くように菊門を弄り続ける。

ベルフェゴール > 『や……そこ……汚い…よ……ぁぁ♡』

(秘裂を舌で味わわれるようにされながら。抵抗もなく、両足を自らも開いて、甘い声を上げながら。大人しくされるままでいるのだけれど。)

『そっちは……此処のとこは、あんまり……彼が、趣味じゃない……みたいで』

(この魔王は、人間の婚約者がいる。その彼がそっちの方はあまり趣味じゃないようで。ここ数百年は使っていませんと、そういう意味だった。)

カルニーツォ > 「汚い?なぜです?何も汚いことなどないでしょう?それよりも快楽を楽しんだ方が良いのではありませんか?互いにね...ここのところは、ということは経験済みではあるということですか。なら、遠慮なく楽しめそうですね?」

楽しげに笑いかけると少女を抱き上げ、尻を高く上げた四つん這いにさせる。そして大きく尻肉を拡げると、あらわになった菊門を尖らせた舌で、舐め始める。初めは中心を突くように、そして一つ一つの皺を清めるように舐めていく。

「彼とやらと同じ事をされても楽しくはないでしょう?違った楽しみを差し上げますよ、ベル。そうそう、ここも私の舌や指で弄られた方が良いのでしょうかね?それとも他のものを?」

笑いながらさらに深く、舌をすぼまりへと差し入れ、空いた手は陰核と秘裂を交互に弄り続ける。

ベルフェゴール > 『ふぐ…ぁぅ……ぅ……ん……』

(経験済みかとの問いには、恥ずかし気に頷くことになる。四つん這いの格好で、菊門を弄られると熱い吐息と嬌声を零すのだった)

『……いじ……わる……そこ……は…ぁ♡…ん……指より。』

(舌が交互に差し込まれるたびに言葉に詰まる。それでもなんとか)

『おちん……ちん……くだ……さぃ…』

(非常に小さい、蚊の鳴くような声だった。鈴の音に消えてしまいそうな。)

カルニーツォ > 「ククク...よくできました。では、ご褒美を差し上げましょう、ベルちゃん」

 おねだりの言葉に満足げに笑みを浮かべると、手を伸ばし、子どもを褒めるように頭を撫でる。そしてエプロンをはずすと、すでに硬くなっているペニスを取り出す。そして少女の両脇を抱えるようにして背後から股間に肉棒を擦り付け、淫蜜をまぶしていく。十分、淫蜜を肉棒にまぶすと、後孔のすぼまりへ亀頭を押し当てる。

「さて、力を抜いてくださいよ?久しぶりならなおさら、力んだら痛みばかり感じるかもしれませんからね...」

穏やかな優しげな声でそう告げると、腰をしっかり掴んで、ゆっくりと肉棒を押し込んでいく。やがて付け根まで差し入れると、少しずつ腰の動きを早めていく。それにあわせて徐々に男の息も荒くなっていく

「ックゥ...久しぶりだけあってすごい締め付けですね...ウッ」

やがて、限界を迎えると、一際大きく腰を突き入れ、それと同時に白濁を注ぎ込む。

「ふぅ...楽しんでいただけましたかね...ベル?」

腰を引き抜き、頭をそっと撫でると、店の奥から蒸しタオルを持ち出し、アクセサリを外しながら、少女の身体を清めていく。そして、ローブを少女に掛けると、自信はその横の床にしゃがみ込み、そのまま眠りへと落ちていった。

ベルフェゴール > 『力……入らない……もん…・ふぅグぅ…ぅぅン』

(最初は少し苦しそうにしているも、徐々に慣れてくれば声を上げ。鈴の音と共に白濁を注がれて。テーブルの上でぐったりとしている。清められて、ローブをかけられた辺りでは、もう眠っていたけれど。カルニーツォが横になった辺りで、パッと目を覚まして)

『……まだ……全然足りてない……』

(ちょっと薬が抜けて元気になってきたようで。第2ラウンドを要求する。朝方くらいまで何ラウンド要求したことだろうか。タガが外れると、体力が何気に無尽蔵な魔王は怖い)

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からカルニーツォさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からベルフェゴールさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にジンさんが現れました。
ジン > 平民地区の大通り、一人の男が行き交う道を歩む。
フード付きのマント姿だけならば、そうは目立たないのだが…鴉の嘴を模した仮面が少々目に付くようだ。
まぁ、そうはいっても人が避けるほどに怪しまれる程のものではないだろう。

「確か、この辺りのはずだが…」

呟き、辺りを見渡す。
普段は王都から離れて行動する男が、この辺りに姿を現わしているのは珍しい事。
もちろん、目的はある物を見つける事だ。

ジン > 王都をほぼ調べつくしただろう、もう一体の式に聞けばすぐに分かるはずだ。
目的の店がどこにあるのか、目的のものが今もまだ残っているのか、それこそどんな事だろうと。
聞けば、無駄に悪戯心を働かせる主と違い、素直に答えてもくれるだろう。
それでもしないのは、それが個人的な事だからだ。
私情を挟み、主や同士に物事を頼むのは苦手だった。

と、色々と考えながら歩いているところで、ふと目に付いた店。
看板になにやら描かれているが、目的の店だと言うのは何となく分かる。
そのまま、歩調を変えずに店内へと入っていった。

中に広がるのは、様々な武器や防具が並ぶ光景。
そう、男が探しているのは、そういった類の物だ。

ジン > 店主には悪いが、防具には興味は無い。
武具も扱い易い物だけを選別するつもりだ。
利便性を考えれば、色々と使える物は確かにある、それは認める。
だからと言って、必ずしも使う必要は無いし、使うつもりも無い。

そうであるからこそ、余計に見付かり難い物なのだ。

視線を、武具の並ぶ方へと向ける。
品揃えはなかなかに、質も良い物が揃っている。
…が、己の探している物は見付からなかった。
まぁ、文化の違いだ、それが違う物を見付けるのは簡単では無いだろう。

ただ、こうして見てみれば、どの武具がどんな構造で、どんな状況に適しているか、等々、それなりに理解出来るもの。
いざ前にした、敵となる者がそれを持っていた時の対処法が少しは見えるだろう。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にジュウザさんが現れました。
ジュウザ >  質の良い商品を見つめているその男の背後で入り口の扉が軋み、新たな来客を告げる。店の奥に引っ込んでいる店主はその来客を一瞥し、ここで扱う物騒な品物に縁のありそうな男が入ってきた、とでもいうような目つきをちらりと向ける。ただし金はなさそうだ……と値踏みをすぐに終えるや、顔を俯けて自分の仕事に戻った。入り口に突っ立っているのはそういう男だ。
 この男の方も店主の眼差しから意図を察したものだろうか、ずかずかと店内に踏み入る。種々に並ぶ商品をじろりと見る目つきは無遠慮なもので、商品についで先客の姿に向ける目も遠慮に乏しい。
 黒ずくめの姿だ。まるで鴉か何かを思わせるような……入り口から店内を眺めてサッと走った視線が、その相手の上で止まって動きを止める。

ジン > 並ぶ品々を見ては、そうして色々と思考を働かせる。
そんな中、新たな客が入って来たのは意識を向けておらずとも、分かるものだろう。
だから何だ、と言う訳でもない。
新たな客が入ったから、自分に何かある訳でもないのだから。

ただ…まぁ、自分の今の姿が決して普通には見えないのは自覚している。
それ故に、こちらに向けられた相手の意識も感じてはいるが、これといった反応は見せない。
いちいちそんな事で反応をしていては、気苦労も絶えないだろう。

さて、この店には己の扱い易い武具はない。
あれば、それが何らかの魔法を宿したものか問うのだが…今は不要。
どうしたものかと、思考を移し始めていた。

ジュウザ >  見つめていたその相手の気配からもの探しを止めた気配が感じられる。ひた、と見つめるばかりで動きに欠けた男の表情がその時束の間、何かに得心いったかのように動いた。わずかに顎を引きながらその相手の背中に低く、

「卒爾ながらお尋ねするが、貴公。ここで何かをお探しか。」

 そう声をかけながら見ているのは、マントに隠された相手の体躯の、背の中央の辺り。入り口から店内に歩を少しだけ進めた場所から、岩か何かをどすんと置いたような男が低く野太い声と、遠慮に欠ける声を短く飛ばす。

ジン > 次を考え始めたところで、後ろからの声。
声の向けた方向から、それはこちらへと掛けられた声かという考えに到る。
振り向くまでもなく、声の質だけで相手の体躯等は予想出来た。
言葉を流すつもりもないので振り返れば、予想通りの相手が見えるだろう。

振り返る男の姿。
見て分かるのは、背の丈と、仮面の隙間から覗く黒い瞳と、フードから覗く黒髪くらいか。

「………このような武具をな、そうそう見付かりはせんだろう」

手短に答え、帯刀した刀を示すように軽く傾け、戻す。

ジュウザ >  振り返ればこの男が、相手の体つきの一点をひたと見つめていたと知れるやも知れぬ。ぶしつけな視線が背の中央から、相手が向き直ったことによって胸の中央へ。そして見つめている視界の少し下でちらりと姿を見せる、相手の武器。……やはり、とばかりに頷く仕草は、今度は大きく。

「まことに卒爾ながら、易くは見つかるまいと存ずる。」

 見せてくれたその武器と同じようなものを我が腰に、ベルトに突っ込む形で差しているのだ。その使い方なら少々心得てもいるし、他の人間――或いは人ならざるものであっても――どう使うか、大まかながらに推測はつく。相手の胸板の中央から目を離さぬまま、

「貴公の如く居合の技をよく使うお人に向くもの、そうそう見つかるものでもござるまい。」

 そう断じてしまう言葉は、相手の肩と胸の張りを見て述べた言葉だ。居合をよく修行する者には、肩が張り胸骨が気持ちばかり前に出る者が多い、という我が知識のみを頼りとした。

ジン > なるほど、相手も武人か。
雰囲気、気配、体付き、そうである事は一目で理解が出来るものだ。
そして、大まかではあるが、その相手の強ささえも。
素質ある者達の願い出を、自分も何度か受けてきているからこそ分かる、ある種の能力。

こちらも、それを確かめる上で、相手へと視線を向けている。
相手からの視線も、まぁ、お互い様だろう。

「予想はしていた、仕方あるまい」

ふぅ、と小さく息を付く。
相手の言葉に対し、特に指摘する場所は無い。
自分がそうであるように、相手とて少なからず自分を知る事は出来ると踏んでいるからだ。
だからこそ、肯定の言葉も、否定の言葉も不要。

ジュウザ >  さりとて知れるのはそこまでだ。恐らく――否、まず間違いなく疾風の如きその太刀筋がどこまで早いか、流儀は何を使うのかまでは、マントの下に包まれていることもある。その仔細まで手の取るがごとく把握できるわけではない。まして「流儀を使う」どころか、「流儀を作る」側の存在だとまではこの推量が及ぶものかよ!
 ともあれ、一定の推量は遠からずの点に着地したようでもある。肯定する相手に向ける反応の中にはやや、同病相哀れむというような気配が生じる。

「難儀致しますな。うまく研いでくれる者を探さんとしても見つかりがたい。」

 生い立ちに近しいものあらば、今の境遇もまた近し……という言葉に、こちらの来店の事情を込める。次いで相手の武器――それは再びマントの中に隠れただろうか。であれば、マントの上から推し量るように目を向けよう。

「お弟子を取っておられるか。」

 こうして差し向かいにしてみれば改めてこの相手、その修行の水準は高かろう。脳裏に一瞬だけ過る、おかしな念――もし。もしもこの場でいきなり切りつけたとしたらどうなるか?そのおかしな気持ちは、即座に真っ赤な想念となって霧散するのだ。すなわち、こちらが抜くより早く、稲妻の如き居合の一太刀に小手を斬り飛ばされるという、真っ赤な未来の姿となって。
 ともあれ、これだけの相手が新たな刀を求めるとなると、弟子に授けでもするつもりだろうか。時間にして刹那、されど我が鮮血の色に彩られた思念の後の問いかけには、そのような意図がこもる。

ジン > さて、相手はどこまで己の実力を推し量る事が出来たのだろうか?
それを知れば、見定める事も相手の力量を測る為のものとなる。
別に、それを不必要に問いはしないのだが。

「だからと、悲観的に考えていても何も変わらん。
誰の言葉とは言わぬが…なるようになる、と今はそう思う事にしている」

その言葉を自分に向けた本人は、逆に余りにも楽観的過ぎるのだが…それは、あえて言わない。
ただ、その言葉に対しては、頷けるものはあるので使っていた、その程度だ。

「取っていた頃もあるが、そのような者は今は居らん」

後の言葉に、手短に答える。
正確には、色々とやるべき事に手一杯だったのと、隠密行動が基本となっていた為に、誰かと会うような機会がなかったのだが。
その間に、相手が何を思い、考えていたかは知る由もない。
主と違い、思考を読む事はさすがに出来ないからだ。
そうであっても、向けられる気配に、その一部は理解出来る。
しかし、何も動きを見せないのは、常に対処すべき動きが出来る気構えを持っているから。
男は、油断や気の緩み等とは一切無縁なのだ。

ジュウザ >  先に思い浮かべた真っ赤な未来の予想図は、武に身を置く者でであれば思い浮かべることもあるだろう。その程度のものに過ぎない。されどその刹那のおかしな妄念はあまりに鮮明に脳髄の奥に焼き付くのだ。あまつさえ右手首の骨の髄にじんじんと走る、幻の痛覚となってまで。頑なだった顔つきの、口元を僅かに上げて、

「それがし只今、この腕を失い申した。」

 この短い答えと、顔の高さに右手を掲げてサッと一振りする仕草が相手の疑念への答えとなろうか。
 さりとて尤もなことだ、この人の言うことは。ともあれこちらは武具の手入れをよくしてくれる者は探さねばなるまいし、この人も新しい刀を探さねばなるまい。それもこの練達の腕に足る業物を、だ。改めて店内の武具に目を走らせるも……

「左様か。貴公程の腕のお人が刀をおいそれと刀を損ないは致すまいと思うて問うたが……何に使われる。思うに、シェンヤンに近い場所であれば、或いは彼の地を経て流れてきたものがあるかとも存ずる。」

 というのは、この男の故郷の辺りではシェンヤンとの交易と略奪を同時に行っていたはずだという古い記憶に依る。こうして話している間にも微塵の揺るぎも見せぬこの人の気構えに見合う程の物が流通するかは、さて……僅かに首を捻りながらではあったが。

ジン > ふむ…相手の言葉に、軽く頷いてみせる。
実際に、その想像の産物は、動けば現実となるものの一つであったからだ。
命までは絶たれていない、それは、相手がそれなりの実力を有しているからだろう。
もっとも…真の現実となれば、少々違う。
男は、先のある者の未来を無碍に断とうとはしない。

「この地では、魔力なる物を宿す武具もあると聞く。
ある者を相手する上で、必要となると考えての事だが…
やはり、シェンヤンか………一度向かう必要があるようだな」

それもまた、予想はしていた。
この世界において、己の扱う武具に近い物があるのはシェンヤンであると、調べは付いていたからだ。
ただ、近いだけであり、同等の物があるとは言い難い。
そうであっても、そう話を聞いたならば…向かうしかないだろう。
あれば幸運と割り切って、だが。

「さて、ここには無いと分かった…我は戻るとしよう。
主も、見付かると良いな?」

入り口へと足を向け、歩み出す。
気が付けば、日はそれなりに傾いているのが見えたからだ。
そして、扉を開き、一度足を止める。

「………我が名はジン、機会あれば、また会う事もあろう」

久し振りに言葉を交わした相手だ、名も知らぬでは…そう考え、名乗っておく。
それに相手が答えるも、答えずも、間を置きその姿を次の瞬間には消す事だろう。

ジュウザ >  ああ……それでか。更なる業物を、それも尋常なる世の理をも超えるものを求めていたということならば得心が行く。しかしそれなら要らざる斟酌をしてしまったに違いない。場所を違えたところで果たして、それほどのものが手に入るものだろうか?

「で、あれば。お持ちの物に魔術を施せる者を探される方が早かろう。要らざる世話を焼いたと見える、御免。」

 御免、と足れる頭を以って立ち去さんとする相手を送る。そうして顔を上げた途端、開いた戸口より差し込む陽光に射られる目を細めた。

「それがしジュウザと申す。また、いずれ。」

 その「いずれ」が訪れた時、果たしてこの人の腰には超常なる刀があるか、否か……相手の姿が消えると自らも店内を向き、あれやこれやの物色を始めた。そうしてこの男の姿も街並みの景色と化す。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からジュウザさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からジンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にシャルレさんが現れました。
シャルレ > 平民地区に夜のお散歩、屋根の上、塀を伝って歩いてくる白い猫。
週末の賑わいか、夜の繁華街は今日も人が多い。

屋根の上から見下ろすようにして、酒場の人間観察は、そこそこ飽きることもなくてみるだけの楽しみ。

今日は平民地区だし、たぶん危なくないはず…。と、屋根の上でチョコンとすわってる猫。
金色の瞳で屋根の下で楽しそうな人間たちを眺めてみてる。

シャルレ > 小さく欠伸をこぼして、酒場から近くの広場には夜市のようなことをしてた。

いつもみてる酒場より、夜市なら…と、屋根から物陰に降りて、路上にでてきたのは、フードを目深に被った小柄なヒトの姿。
酒場の通りから明るくライトアップされてる広場へと出てきた。

いくつもの屋台が出ていて、眺めて歩くだけでも楽しい。
その中で足がとまったのは…。
フードを少しだけずらして、果物を飴でコーティングした屋台。

大好きなりんごが飴にかかってキラキラしてたのを、キラキラした目で店頭で眺めてた。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にオーベさんが現れました。
オーベ > 逗留している屋敷では家人があれやこれやと屋敷の主と変わらぬ世話を焼いてくれるがかえってそれに気が休まらず
ふらり、と屋敷を抜け出して歩いてくれば、夜市のように露店が並んでおり、何とも懐かしい気分になりふらふら、と
見物がてら散歩なんぞをしてみる
不意に目を留めた人影に、おや?と首を傾げて近づいてけば、その気配には覚えがあって、その後を何となく付けてみたり
その人物が林檎飴の前で立ち止まれば、なんだろうと思い少し離れた所で見ていたが、中々歩きだす様子がなく…
結局、眺めているのも悪い気がし、背後から近づいていき…

「店主、これを一本……やあ、今夜はちゃんと話を聞けそうだ…あの日は名前も聞けなんだ…」

そう言ってフードを被った彼女へ話しかければ、店主の差し出した林檎飴を代金と渡して受け取れば、
そのまま、彼女へと差し出して

シャルレ > 果物の飴コーティングは他にもあったけど、目について離れないのは1つだけ。
小さめのリンゴのヤツ、赤くてキラキラしてて…。
食べたことがないけ(おいしそう)と見えてしまってる。

猫で夜お散歩と思って、カバンは置いてきてしまってたから、どうしょう、取りに帰る?とか迷ってたときに、
背後から聞こえた声にフードのしたの耳がくるっと動く。

「あ……」

そこにいたのは、屋根の上で出会った不思議な感覚のヒト。

「ぁ…あの、コレ…」

後ろから代金を支払われるのをみて、リンゴのキラキラが手元に来ると、貰ってしまった。と、
オロオロする。面識は(猫で)あるけど、ちゃんと挨拶もできる姿なのに、驚きと動揺で困ってしまった。

オーベ > 困っている姿に笑みを浮かべれば、ん?と不思議そうな表情が浮かぶ
遠慮しているのだろうか、それとも警戒されたか…全くどちらとも付かないから、
差し出した林檎飴を引っ込めて、自分でぺろり、と一度、舐めて見せふむ、と頷き

「大丈夫、毒は入っていないと思うよ?
 なに、遠慮することはないさ…変わりに散歩にでも付き合っとくれ」

店主の目の前でそんな事をするものだから、『旦那あ困りますぜ』なんて店主が苦笑顔をしている
慌ててすまない、と店主に頭を下げれば再び彼女に林檎飴を差し出した

「俺はオーベという…旅の者…最近はそうでもないか…
 森の奥に住んでる隠遁者さ。君はなんていうのだろう?この前、教えてくれたのかもしれないけれど、
 俺には理解できなかったから、良ければ教えて欲しい」

お近づきの印だから遠慮することはないさ、と手にした林檎飴をずいずい、と差し出し
それでも受け取ってもらえなければ、すっ、と彼女の手を取り持たせてしまおうとするやもしれず

シャルレ > 「あ……ありがとう」

さっきまでキラキラしてたものが、差し出されて受け取ると、目の前にある。
遠慮と動揺に困ってたはずが、手に握り顔の前でじーっと見る。

「りんごがキラキラだ…」

リンゴは食べたことあるけど、リンゴ飴は初めて、目の前で舐めてみた仕草を真似するように舐めてみる。
ぺろっと舌に甘い飴の味に、ずらしてた金色の目元が感動に大きく何度か瞬いて。

「オーべ?…私、シャルレ言うよ。今日は道でのお散歩でいいの?」

今日は言葉が通じる、前に屋根で話したと…姿が違うのに白い猫が自分だと気づいてくれてるらしい。
やっぱり不思議なヒトだと…散歩の申し出は嬉しそうに笑いながら、頷いて。

オーベ > 言葉が通じて少しホッとした
この姿でにゃーにゃーと言うのもそれはそれで面白いのであろうが
林檎飴を彼女が受け取れば、ポツポツと歩き始める。あてがあるわけではないから酷くゆっくり

「シャルレ、か…それじゃあ、こんばんはシャルレ
 食べながらで良い少し歩こう」

聞きたいことは幾つかある
あるが、とりあえずは自分の事について幾つか話をした
遠い国から来たことだの、王都から離れた森の奥で暮らしていることなど…まあ、世間話のようなもので

「…君は普段は猫の姿でいるのか?
 王都に飼い主というか…主人がいるのかな?」

彼女の被ったフードの中、頭のあたりが動けば、耳はそこななのか…と、マジマジと見てしまったかもしれない
というより、耳に限らず、自分の事を話している最中も、物珍しげな視線を無自覚に向けていたから、
それに気がつくとハッとして、少し視線を外して屋台のほうへと視線を彷徨わせたりしたかもしれない

シャルレ > 「うん…」

歩き出すヒト。少し躊躇いついていく、ここは平民地区だしたぶん、危険は少ないのかなと。ある人の言葉を思い出して。

相手の話をききながら、ときどきペロッと飴のとこを舐める。
その度に、ニコーッと笑みが浮かぶのだけど…。

相手に聞かれたこと、別に隠すものでもないし今の生活について話していく。

「ううん、お仕事と住むとこと、ご飯はあって…お手伝いしてる。
 飼い主…主人…」

後の言葉に、返事に迷う。
拾ってくれたヒトのおかげで、今の寝床もご飯もあるけど…。
飼い主とか主とか…では…ないはず、大好きなのだけど…猫である自分は、飼われてるのか?と迷うようになって。

後の質問には答えきれず…黙って、俯く。
もりあがってたフードが少し沈むのは耳が垂れてしまったから。

オーベ > 彼女に悩むような気配があれば答えにくい事を聞いたろうか、と思い

「すまない、聞き方が悪かったかな…ついつい、猫だと思ってしまってそんな聞き方をしてしまった俺が悪かった
 仕事は楽しいか…いじめられたりはしていない?」

露店から視線を彼女へ向ければ俯いているのに気が付き
更には恐らく耳があるであろうフードも沈み、しゅん、とした雰囲気であったから慌ててしまった
齢30を超えて40が見えてきた魔術師である…彼女くらいの年の頃の娘と話をする機会など、
滅多にないし、彼女は特殊な娘であるからどうしたら良いか判らなくなってしまう
いくら知識や知恵を身につけても、それらが役に立たないことがあるのだな…と口元に微苦笑が浮かぶ

「……あ、えーっと、答えたくないならそれでも良いよ?
 どうしても聞き出したいわけではないし…ただ、君とちゃんと話をしてみたかっただけだから」

表面上、冷静を保っていたが、内心はもう困り果てていた
こんなに困り果てたのは、いつぶりだろうか

シャルレ > 「うん、お仕事楽しい、でもお手伝いだから皆喜んでくれるの、
喜んでくれたら笑ってくれると、私も嬉しくなる」

隊舎の中には、いろんな種族が差別も偏見もなく入交り、居心地はいい。
周囲の人にもよくしれくれてることに不満なんてなくて。

俯いてた顔を少しもちあげて、りんご飴をまた舐めて…笑う。

「大丈夫、ちょっとだけ気になっただけだから
オーべは、なんだかちょっと不思議なの、なんで?」

屋根の上で感じた、相手とは違うなにかの気配。
言葉は通じてなかったけど、なんとなくのニュアンスは拾ってくれてたから。