2017/05/28 のログ
■シャルレ > どうしょうと迷ってた取り敢えず座ってたのから立ち上がるものの、降りるに降りれない。
近くに足場になるような瓦礫もなく…と思ってたときに
屋根になにかの物音と衝撃が猫の姿ではすごく大きく感じて、
驚き尻尾を膨らませ体を丸めて飛び退く。
「フー…」(びっくりした、なになに?)
音と衝撃だけ、屋根にみえたのは人の足、それから見上げるようにしていく間に丸い背中は元にもどり、尻尾も徐々に元の毛並みにともどっていく。
見上げたら人が…居て。
「にゃーん」(落ちてきた?)
聞くことはできるけど、返すのは猫の鳴き声しか話せない。
猫語や獣の言葉がわかるのなら会話にもなるのかもしれないけど…。
■タマモ > まさか屋根の上に、しかも着地地点に何か居るのは予想外。
とりあえず、その何かが何なのだろうと視線を下げれば…なるほど納得、猫が一匹。
屋根の上、猫ならば仕方ない。しかし…
「ふむ…妙な気配の正体は、お主か?
むしろ、びっくりしたのは妾なんじゃがのぅ…?」
猫だというのに、普通に話しかける。
そもそも自分とて元は獣、言葉の100%の理解は到らずとも、伝えたい事はそれなりに分かるのだ。
それに…気配が、どちらかといえば妖である己に近いものを感じているのもあった。
「いやいや、ほれ、そこから飛び移ってきたのじゃ」
言葉を紡ぎながら、ちょいちょいと飛び移ってきた屋根を指差す。
落ち着いてきたのか、忙しい動きを見せていた耳や尻尾も今や大人しい。
似たような存在を前に、どちらかと言えば気分が良いのか、ゆらゆらと尻尾が揺れている。
■シャルレ > 言葉が通じてるような感じが嬉しくなる。
「にゃーぅ」(なんで飛んでるの?歩かないの?)
飛び移る、目の前の相手は足がついてるのに道を歩かず登場したことを不思議に思い、首をかしげる。
と、後ろで揺れてる尻尾がみえた。
ゆらゆらしてる…、触ってみたいどんな感じ?金色の目を丸くして、ウズウズする衝動。
数歩近づき、その尻尾が気になり、ちょっとだけ後ろ足をつけて前足を伸ばす、立ち上がるようにチョイチョイと揺れる尻尾に触れようと。
■タマモ > 動物の感情は感じ取り易い、どうやら喜んでいるようだ?
まぁ、こんな場所では同じ存在なんて数少ないのは分かっている、そんなものだろう。
「うん?…下を歩くと面倒じゃろう?上の方が早く戻れるではないか。
さっさと戻ろうと、そう思っておったからのぅ?」
後は戻って夕食を摂って休むだけ、力の消費はあんまり考えなくて良いのだ。
それゆえの、この移動方法であった。
…転移しろ?そこまでの余裕は無い。
「あー………分かる、その気持ちはよく分かるぞ?
ほれ、こうしたいんじゃろう?」
明らかに、揺れる尻尾に反応している動き。
自分もそうだった…やはり、もふもふした尻尾は誰にでも愛されるものなのだろう、うん。
別に触れられて嫌なものでもない、触れようとした尻尾には触れさせてやる。
ついでに、他の尻尾も軽く伸ばし、緩く包んでみた。
触れようとする前足から、包まれる体から、心ゆくまでもふもふ感を味わうが良い、みたいな。
■シャルレ > 「にゃー」(捕まえた、やった)
前足を伸ばして触れるとフカフカの毛並みのしっぽ、自分にもついてるけど。
人のはよくみえる、ちょいちょいと伺うように触れて遊んでいれば、ほかの尻尾にも包まれる。
「にゃーにゃー」(なにこれ楽しい、あったかい)
白い毛並みの猫が、ほかの尻尾に包まれ、触れて満足そうに目を細めて鳴く。
飛び降りてきた驚きも、歩かない理由も、話の中では飛んでいった。
尻尾のモフモフしたかんじ、爪を立てないように抑えてみたり、前足で挟んでみたり、肉球でその感触を楽しむように遊んでしまう。
■タマモ > 「触れたいものに触れられる、そんな達成感も嬉しいものじゃ」
うんうんと頷きながら、触れる尻尾を弄ぶ様子を眺める。
油断をすると、たまに自分もやってしまうのだが…それは言わない。
「ふふんっ、こうして遊ぶ分にも、別で遊ぶ分にも色々と出来る便利な尻尾じゃ。
とはいえ、やはり自分の尻尾よりも他の者の尻尾の方が満足出来るというのが…少々残念じゃのぅ」
何とも楽しそうにじゃれている様子に、自慢げに胸を張る。
…言葉の一部におかしな点があるが、まぁ、気にしないだろう。
とりあえず、あれだ、尻尾で遊ぶのは楽しい。
しかし、自分の尻尾で遊ぶのは少々虚しい。
遊ぶならば他の尻尾、それは今まさに目の前にある訳だが。
とりあえず、満足するまで遊ばせてやるか、と眺めておこう。
■シャルレ > 「にゃー」(楽しい楽しい)
尻尾に夢中とばかりに、ひとしきり遊ぶ。
ほかの尻尾に包まれてるから、屋根の上で仰向けになり前足も後ろ足もつかいながら、蹴ってみたり、毛のとをこ口にいれてみたり。
そそられる動きに、ただの猫が遊ぶようにじゃれついて…しばらくすると、飽きた。
ぽっと尻尾を離し、起き上がって座る。
「にゃーん」(もふもふ気持ちいい、ありがと)
こちらを眺めてる視線に気づき、少しはずかしいと感じながらも遊んで満喫してスッキリ。
ご機嫌に自分のしっぽを揺らしてお礼のつもりで鳴いてみた。
■タマモ > 熱し易く冷め易い、そんなものである。
…まぁ、また間を置いたら同じ事でも楽しめるのだから、不思議なものだ。
満足した…というよりも、飽きて離れたのを確かめれば、しゅるりと尻尾を元に戻す。
「うむ、大した事ではないし楽しめたのならば良いじゃろう。
そこらの連中だと下手な行動を取りかねんが、お主なら安心出来るのじゃ。
まぁ…近い種らしき気配を感じるのもあるじゃろうな、うむ」
向けていた視線に少々恥ずかし気、そんな気配にくすりと笑う。
お礼っぽい鳴き声に、別にこの程度ならば礼は不要、とひらひらと手を振った。
まぁ、でも出来れば尻尾に触れてみたかった…こういった尻尾も、触れると柔らかで撫で心地が良さそうなのだ。
そんな感じに視線は向いているが…そこは、余り気にしなくて良いだろう。
■シャルレ > 獣の匂いもするし人の匂いもする、言葉が通じてるというはじめてのことが嬉しく。
ついつい調子に乗って、相手の足元を体を擦り付けるようにして最後は尻尾でも触れて、足に沿い円をかくように回って。
「にゃー」(ね、ね、なでーてー?)
自分とは違う毛並みを持つ人だけど、危険を感じるようなことは一切なくて、懐くように撫でることをねだってみる。
まだ猫から人に魔力を与えられたとしても若い。
好奇心と自分の甘えたの欲とを全面に出していて。
■タマモ > 「うん?」
確かに、自分は元々獣の分類、人と永く接している為に人間の匂いもあり、言葉まで通じるのは珍しいだろう。
擦り付き甘えてくる猫に首を傾げれば、よいせ、と屈み込む。
「おやおや、お主も撫でられるのは好k…いや、もとい、妾は違うぞ?
ふふ…まぁ、そうして欲しいならば、してやるのが良いか。
………ふむ、せっかくじゃ、妾も…」
ひょい、と抱き上げて膝の上にまずは座らせようとする…まぁ、ここは抵抗あればしないでも良し。
そうして、前の行動が出来るとも出来なくとも、手を伸ばせば望むようにそっと頭を撫でてみる。
…ついでに、空いた手で揺れ動いているだろう尻尾を触れてみようと。
見た目通りの柔らかな感触だろう、きっと。
■シャルレ > しゃがんでくれる、少し近くなったけど、まだ人のしゃがんでも大きい。
見上げたまま待ってると膝の上に抱っこ。
「にゃーぅ」(抱っこだ、嬉しい)
抱っこも撫でてくれるのも、優しく触れてもらえるのは心地いい。
柔らかく細い白い毛並みが、撫でられるとその指にもふわふわと空気を含み毛づくろい後の自慢の毛並み。
耳をすこし横によけて頭を撫でられる。
目を閉じて気持ちよさそうに鳴いて。
「にゃー」(なでなですきー)
尻尾に触れられるとその手に絡めるように、巻きつくようにしてみたり、すこし毛の長い尻尾で先ほどのお返しではないけど、遊ぶように触れて。
■タマモ > 「うむ、こうした方が触れ易いしのぅ?」
それに、膝の上に乗せた方が撫で易いし地面で汚れずに済む、というのもある。
撫でるのに触れてみれば、なるほど、見た目通りで柔らかで触れ心地が良い。
「うむ、撫でられるのは気持ち良いものじゃろう。
どちらの意味でもな?」
どちらの、ってのは何だ。余計な言葉が混じるのは、いつもの事である。
撫でられているのも気持ち良いだろうが、撫でるのも気持ちが良い。
頭を撫でる手はそのまま、尻尾を撫でる手は逆に猫の方からも絡められきていた。
普通の猫と違い人のような意思を感じられる、となると…これは何と思えば良いのだろう?
軽く考える仕草をするも、その手はするりと頭とは違う動きで撫で始める。
まぁ、頭とは違うのだから当然だが…こう、先から根元まで優しく丁寧に、ちょっとやわやわと指で感じるような動きで。
■シャルレ > 「にゃーん」(うん、気持ちいい、撫でられるの好き)
どちらの意味でも…の意味がわからないけど、人にはなにかの意味がるのかもしれない。
膝の上でおとなしく撫でられている。
心地よくて、じっと動かない、今夜はなんだか撫でられたい気分だった。それが叶ったのだから。
思い出したように頭をあげて。
「にゃー、にゃー」(わたし、シャルレていうの、今度おやつ持ってくるから一緒に食べよ?)
撫でてくれる手に頭を擦り付けるようにして、膝から降りる。
気づけば酒場の賑わいも人が減って静かになってた、夜が遅い時間ということを知らせるように
隊舎へ帰ろうと、今度は小魚のおやつを一緒に食べれたらいいなと思いながら
「にゃーん」(もう帰らないと、おやすみなさい)
しゃがんでくれてる足元に一度すりついて、屋根の上を歩き離れていく。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からシャルレさんが去りました。
■タマモ > 「ふふ…いつか、人の姿になれる事があれば、撫でてみる経験をしてみても良かろう。
撫でられるのも良いが、撫でるのも良いものじゃぞ?」
撫でながら掛ける言葉、気配の違いは分かるが、姿を変えられる事までは分かっていないからのもの。
撫でている中、こちらを見上げ、掛けられる鳴き声。
「おっと…妾はタマモじゃ、それは…期待するしかないじゃろう。
楽しみにしておるぞ?」
さて、そんな事をしていれば、それなりに時間が過ぎていた。
膝から降りる猫に、うんうんと頷いてみせて。
「うむ、妾も帰らねば…それではな?」
もう一度だけ擦り付き、離れていく猫を見詰め…その姿が消えてから、ゆっくりと立ち上がる。
改めて、富裕地区の式の住む邸宅の方へと向き直って。
「ふむ…妾も何か持ち歩いておくべきじゃのぅ?」
ぽつりと呟けば、再び移動を開始するのであった。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からタマモさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にメンシスさんが現れました。
■メンシス > 昼下がりの平民地区の広場。
周囲から慌ただしく聞こえる喧騒や話し声、足音を聞きながら
広場に設けられた長椅子に座り込み、背中の剣の手入れをする。
「…っと」
先ほど鍛冶屋で研磨してもらった剣を膝の上に置き、オリーブオイルを垂らして塗り広げていく。
自分の足に掛からないように注意を払いながら、満遍なく刃に塗り込む。
太陽の光が愛剣に反射してこちらに眩しい光を当てれば、満足気に小さく微笑む。
刃の片面を塗り終えれば太陽の光に当て、塗り残しが無いかチェックする。
戦闘が避けられない依頼をこなす上で重要ともいえる武器。
その手入れを念入りに、完璧にしようとチェックを重ねる。
■メンシス > 「ふむ…」
十分にオイルを塗られていることを確認すれば、羊毛を取り出す。
羊毛を小さく丸め、指で摘まめばオイルを拭き上げていく。
流れるように一方向にシュッ、シュッとリズムよく羊毛でオイルを吸収する。
「ってて…」
オイルを拭き上げる手に力が入れば、ピリッとその腕に痛みが走る。
金欠のために高難易度の依頼を請け続けたせいか、疲労が原因で動きが鈍った時に獣に付けられた傷。
今はしっかりと止血し、命には別条は無いが痛まないかどうかで言えばやはり痛む。
前腕に巻かれた包帯を軽く腕まくりして見据えれば、ため息を一つ。
こんな事ならば博打や遊びに金使うんじゃなかったと後悔をする。
■メンシス > 「…っし」
片面のオイルを拭き上げれば、剣を掲げて出来前を見る。
太陽光が反射して艶やかに光り、切れ味の良さそうな刃に仕上がる。
相変わらず良い出来と自画自賛しつつ、もう片面に取り掛かる。
「はぁ~…しかし、熱くなってきやがったなァ…」
大きく息を吐けば、額に浮かんだ汗を拭くの袖で拭う。
少し薄着をすればよかったと思えば、背中が汗ばんで服と密着する。
張り付く布の不快感に耐えつつ、剣の手入れを続行していく。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からメンシスさんが去りました。