2017/05/10 のログ
セイン=ディバン > 「あぁ、ホラホラ。変に意識してしまっていますよ?
 深呼吸をして。気を楽にしてください」

女性の声の強さに、また力が入ったかな、と思い男は優しくアドバイスをする。
……しかし、すぐにでも全身に力は入ってしまうだろうがな、と思うも、それは決して表には出さず。

「ん……っ。あぁ、動いてはダメです。
 抵抗せずに……」

甲高い声。そして、頭に感じる、女性の手の感覚。
しかし男は決して焦らず、丁寧な言葉だけを返す。
そのまま舌の動きを早くし、さらに変化も加える。舐めるだけだった動きは、布越しに女性の中へと入ろうとするかのように、
ぐりぐりとほじくるような動きに。
淫芽が硬くなったのを察せば、そこに軽く吸い付き、音を立てて刺激を。

「いえいえ、奥様。これは大事なことなのです。
 実はこれはまだマッサージの下準備。この程度で恥じらい、拒絶していては本当のマッサージなどはとてもとても……。
 それとも、奥様の覚悟はその程度ですか? 旦那様の為にも耐えねばいけませんよ?」

ぐぐっ、と頭を押されつつも愛撫を止めず、思わせぶりに語るのみ。
そうして、抵抗が強まったのを感じれば、女性の精神的に弱い部分を攻めるかのように、夫の為、と指摘する。

ミオ > 「はぁ、はぁ、で、でも……。」

スカートの中に頭を突っ込まれ大事な場所を舐められると言う非常事態に頭の中が混乱する。
何故そこを舐めるの?コレがマッサージ?
頭の中をぐるぐると当たり前の疑問が巡る。
動いてはダメと言われるとぴたりと動きを止めて羞恥に耐える。
真っ赤に染まった顔、挙動不審に彷徨う琥珀色の瞳、小刻みに震える唇……それは本能的な羞恥に対し必死に理性で抗っている証。

「わかり……ました…。が、がんばります。」


旦那の為…そう言われるとその愛の深さを示すよう、男の頭を抑える両手が添えるだけとなり、膝がさらに開かれる。
挿入には苦手意識があるものの、愛撫では素直に快楽を受け取ることの出来る熟れた身体はスカートの中に甘い雌の匂いを篭もらせ、下着が唾液以外のモノでも濡れてしまっていることを教える。

セイン=ディバン > 「えぇ、お気持ちは分かります。ですが我慢です奥様。
 この下準備の手を抜いては、この後のマッサージが辛くなってしまうので……」

疑問を口にしようとした女性へと、一気に言葉を叩きつけ、冷静な思考をできなくさせていく。
前もってそれらしいことを言った効果か、抵抗が止んだのを確認し、男は更に愛撫を続けていく。

「はい、その意気ですよ奥様。すべては旦那様の愛を受け止めるためです。
 なに、この下準備はこの様子ならすぐ終わります。もう少しの辛抱です」

見事に言いくるめられ、抵抗をやめるどころか、膝を更に開く女性。
これを好機と見た男は、一気に愛撫を激しくする。
唇でクリトリスを甘く噛む。舌は布越しに、女性の入り口へと、つぷつぷと音を立てて僅かに侵入を繰り返す。
鼻に付く雌の匂い、そして、下着が自身の唾液だけではなく、分泌された蜜によっても濡れてきているのを察知した男は、ただただ女性の秘部を解す行為を続けていく。
その間に、男のズボンの中では凶悪な肉の槍が準備を終え、いきり立っていた。

ミオ > これはマッサージ、これはマッサージ……。
男の言葉にこくこくと頷く。
マッサージなのだから気持ちよくなってはいけない、羞恥に悶えながら必死に快楽に抗う。
しかし、さんざん旦那に舐められ弄られ開発された身体は簡単に高まっていき、時折腰を痙攣させる。
それでも声ひとつ立てないのは両手で必死に口を抑えているから。
しかし、それも限界……。

「んっ!ぷぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!」

処女を捧げる前から舌と指で開発されてきた孔はあっけないほど簡単に限界を越え、両手で抑えた口からくぐもった嬌声を上げ、ショーツの中へとお漏らしのような勢いで潮を噴き、何度も全身を痙攣させた後にくたりと脱力する。

セイン=ディバン > ガードこそ固かったものの、いざ愛撫さえしてしまえばこっちのもの。
そう考えていた男だったが……どうにも女性の様子がおかしい。
ウブな反応の割には、濡れるのも早く。舌での愛撫に対して、腰が痙攣するのが見て取れた。
ふむ、これなら頃合か。そう考えていた矢先。

「あ、え? んっ……くっ……」

突如。女性が声をあげ、絶頂へと達した。瞬間それに気付いた男は、下着へと口をつけ、溢れる潮をすすり、痙攣する女性へと更に刺激を与える。
これは、もしや身持ちの堅さの割には、イージーにいけるか? と男は思い立ち……。

「ふむ……いけませんね奥様。まだマッサージの段階ですらないのに、達してしまうとは……。
 とはいえ、よく我慢いたしました。これにて下準備は終了となります。
 では……今度は立ち上がり、そこの壁に手をついてこちらにお尻を向けていただけますか。
 マッサージの本番に入るのに、この姿勢ですと、少し細かいところが見えませんので」

口元を拭いながら男はそう言い、女性を見下ろすように立ち上がる。
脱力してしまっている女性だが、どうせならこのまま襲うのではなく、最後まで騙しながらしたい。
既に騙してイかせてしまっている以上、男としては、最後の最後まで悪党らしくウソを重ねるつもりだ。

ミオ > 「は、はぁ、はぁ…ご、ごめんなさい。せっかくマッサージして頂いているのに私ったらはしたないことを……。」

達したことを責められると片手で口元を抑えながら申し訳なさそうに答える。
やはり達してはいけなかったのだ。
もっとも旦那以外の前で気持ちよくなってしまうこと自体が羞恥と罪悪感を主婦の心の中に植え付ける。
壁に手をつくよう指示されると今度は失敗すまいと心に誓い、促されるままに両手を壁へと突いてお尻を突き出す。

「なんと言うかその……この格好……恥ずかしいですね。」

顔が見えないのは嫌と我儘を言ってしまったが故に旦那とは正常位しか経験していない人妻は、長い巻きスカートに包まれているとは言え、誘うようにお尻を突き出した姿勢に堪らない羞恥を覚え、その恥ずかしさを誤魔化すようあえて明るい口調で感想を口にする。

セイン=ディバン > 「いえいえ、お気になさらず。達してしまいそうなのを我慢してしまえば、下準備の意味もございません。
 達してしまいそうならば、無理せずにイってしまっていいのですよ。
 私、そこの説明を忘れておりましたね」

申し訳ございません、とゆったりと礼をしつつ。未だにこの行為に疑いすらもっていない女性に対し、逆に心配が湧いてくる。
が、そこはそれ、だ。いよいよ、というところまで来ているのだから、このまま続行するしかあるまい。

「えぇ、そうでしょうね。ですがご辛抱を。マッサージが始まれば、すぐに気にならなくなります。
 さて奥様、先ほど奥様は自身の膣の狭さに問題がある、とおっしゃっていましたが。
 実際は、やはり旦那様のモノの大きさが問題なのは事実なのですよ」

恥ずかしい、と訴える女性に、淡々と語りながら。男は女性へと近づいていく。
スカートの中では、女性の下着が濡れたまま、その奥も、蜜で溢れているかと思うと男はいよいよ邪悪な笑みを浮かべ。

「というのも、問題は奥様の膣の狭さに対し、旦那様のペニスが太いこと。
 ならば、まずは少しずつ、無理なく奥様の胎内を広げていけばよいのです。
 段階を踏まないから、辛い。苦しい。ここまでお分かりでしょうか?」

終始徹底し、それっぽいことをふわふわと説明しながら。男は、ズボンから自身のモノを取り出した。
もしも女性が後ろを振り向けば、その様子はバッチリと見られてしまうだろう。

ミオ > 「そ、そうなのですか?でも、私、その……。」

大事な場所を舐められるのも果てる姿を見られるのも恥ずかしいです、と震える声が消えていく。
でも、目的は旦那が満足してくれるセックスライフ。
ならば、はしたない姿を晒してしまうのもやむなしなのだろうかと本気で悩み始める。
本当は旦那以外に舐められたりはしたくない、でも、これも旦那の為…。
堂々巡りする思考の中、近づいてくる男の気配にも気付かず、大きくため息を吐いた。

「そう…なのですか。あの人のも大きかったのですね。でも、慣らして行くと言っても何を挿れて良いやら…。」

大人の玩具など知らぬ主婦はペンやら食器やら掃除道具やらと家事で使う道具の中から棒状のモノを頭の中でピックアップする。
もっとも、その玩具は旦那の店で絶賛発売中なわけだが。

「あの、世の女性は皆段階を踏んで拡げているのでしょうか?」

素朴な疑問を呟きつつも、それが大事な場所に関する話題となればどうしても顔が赤くなってしまう。
そんな恥ずかしい姿を隠すよう俯いているせいで男が下半身を露出したことにも気付かず、実は自分が世間知らずなのではと真剣に悩み始める。

セイン=ディバン > 「おっしゃらないでください、奥様。お気持ちは分かります。
 しかしこれもまた、旦那様のため、なのですよ」

女性の言葉、その言外から、女性が感じているであろう恥ずかしさへの言及を察し、先回りして予防線を張っておく。
恐らくは何かを考え込んでいるのだろう。近づく男の気配にも気付いていない女性を見て、男は舌なめずりをする。

「はい。噂にきいただけですが……おおよそ平均的男性の性器サイズより……。
 二倍から、二.五倍ほどのサイズだと推測されます。
 ふふふ、ご心配なさらないでください。道具はすでに準備済みであります」

女性に対し、夫の男性器のサイズ比率を教えてあげる男。噂どおりの30センチ超だとすれば……そのくらいの倍率のはずだが。
次いで男は笑いながら、取り出したモノを扱きながら、さらにゆっくりと女性に近づき。

「そう、ですねぇ……。それも人それぞれかと。
 自慰行為で徐々に拡張していく方もいれば、奥様のように、あまり拡張しない方も居ますし……。
 あぁ、では。今から奥様の胎内に、用意した『モノ』を入れますので。力を抜いてください。
 なに、旦那様のモノよりは小さいので、楽なはずですよ」

女性の疑問に対しては、真摯に応えつつ。実際本当に、これは人それぞれだとしか言い様の無いことだ。
そして、男は女性のスカートをめくり、白の下着をするり、と脱がせると……。
ついに、自身のペニスを、女性の中へと。それも、一気に奥までを貫くように挿入を行った。

ミオ > 「そう…ですよね。これおあの人の為…。」

愛する旦那がもう我慢しないでいいように。その想いの強さ故に自覚しないままの裏切り行為を受け入れる。
本来ならば旦那以外に舐められるのも見られるのも許されざる行為。
旦那以外の男にどろどろにされた股間を無防備に晒したまま、きゅっと瞳を閉じてこれから行われる拡張作業に身構える。

「そ、そんなに大きかったのですか……。」

倍以上……想像以上の巨大さに驚きを隠せない。
つまり、世の男性はもっと……。

「男の人って実は小さかったのですね。」

世の男性すべての心にナイフを突き立てるような言葉を呟き、スカートを捲りあげられ全てを見られてしまう羞恥に身を固くする。
その次の瞬間――。

「「あはんっ!」」

路地裏に二つ同時に甘い声が響いた。
一つは二人の頭上、開かれた窓から。
ちょうど客に貫かれて上がった娼婦の媚声。
そして、もう一つは……。

「――っ!?」

主婦は大きく見開いた琥珀の瞳で壁を見つめながら右手で口元を抑える。
極自然に出た媚声はまさしく人妻の口から上がったものだった。
圧迫感がないだけでこれほど違うのか……人妻は新鮮な驚きに目を丸くする。
恥ずかしい…そう思うほどに蜜穴は肉棒へと絡みつき、毎日のように巨根で優しくゆっくりと掻き混ぜられている孔は生まれて初めて感じる女本来の純粋な快楽に打ち震える。
熱くて硬いものを挿れられるのがこんなに気持ちいいなんて……うっとりと吐息を漏らし、そして、ふと疑念が頭を擡げる。

「熱くて……硬い……?」

それは毎晩感じているモノと同質のもの……。
嫌な予感に全身に脂汗が滲む。
まさか……そう思いながらゆっくりと振り向けば自分のお尻にぴったりと腰を押し付けている男の姿。

「な、何を…‥。」

声にならない。
旦那以外の男のモノを受け入れてしまった……その衝撃の事実に人妻の頭は真っ白に染まってしまう。

セイン=ディバン > 「そう、そうです。この行いは全て、愛する方の為なのですよ」

女性の言葉に、優しく同意するように男が語る。
部外者が聞けば判るが、これは一種の催眠と同じだ。
繰り返すということと、同意するということ。
緩やかに思考を犯す毒のような言葉だ。

「えぇ、噂どおりなら。
 あ~……それも、人それぞれですね。旦那様の様な規格外の方もいれば、本当にそれはもう、惨めなくらい小さい方も居ます」

女性の、鋭くも残酷な言葉。それに男も同意する。というのも、男も性器のサイズは規格外クラスだから言えることなのだが。

そうして、男が腰を前に突き出した瞬間、路地裏に二つの嬌声が響き……。
男はその瞬間、ちら、と上を見た。あぁなるほど。客を取っていた女が居たか、と無感動に思いながら。視線を戻す。
目の前の、人妻を。ついに犯した。それだけで男の脳内に、支配欲征服欲が一気に湧き出てくる。

確かに。女性の中は狭くはあった。だが、とても窮屈というほどでもない。
やはり、問題点は夫たる人物のモノだよなぁ、などと男は思考する。
男のモノも、かなり大きい。人間離れしていると言っても良いだろう。
だが、30センチ超のモンスターサイズペニスと比べれば……悔しいが、1ランク落ちると言ってよかった。

「……あぁ、気付かれましたか。何を、とは?
 見ての通り、貴女様のオマンコを、拡張して差し上げているのですよ?
 私の、そう。旦那様以外のペニスでね?」

女性が振り向いた。声は、乾いていた。緊張。驚愕。旋律。
それらの感情を感じるが、男はニヤニヤと笑い、わざわざ嫌らしい言い方をする。

ミオ > 愛する旦那の為…その言葉と旦那以外を受け入れてしまった罪悪感が交互に主婦の頭の中を巡り廻る。
それは次第に少しずつ混ざり始め、旦那の為ならいいんじゃないか…?旦那を裏切った罪悪感に壊れそうな精神を守るため、そんな自己弁護の思考がほんの少し頭を擡げてしまうのを誰が責められようか。

頭上、本格的に交わりが始まったのか、娼婦が嬉しそうに上げる媚声が響き始める。
見上げれば窓枠に両手を突いて、背後からの突き上げに蕩けた表情を浮かべる娼婦と目が合う。
それはよく見れば先程主婦と親しげにしていた娼婦。
娼婦は眼下に路地裏で盛って交わる男女を見つけるとにんまりと笑みを浮かべ、左手の親指と人差し指で輪を作り、その中へと右手の人差し指を何度も突きこむゼスチャーを行う。
まさか貞淑が服を着て歩いているような友人が別の男を咥え込んでいるなどと思わぬ娼婦は激しくやりなと煽ってしまったのだ。

そんなこともつゆ知らず、人妻は人生二本目の肉棒を深々と咥え込んだまま、快楽を逃がすよう熱い吐息を漏らす。
このまま動かなければ理性は戻ってくるだろう。
人妻は大きく深呼吸しながら精神を落ち着け、意思の光の戻った琥珀の瞳を背後の男へと向ける。

「抜いて…下さい。こんなのダメです…。」

いくら旦那の為でも旦那以外の男を受け入れるわけにはいかない、そう操を立てることを選んだ人妻はゆっくりと腰を引き、肉棒を引き抜こうとする。

セイン=ディバン > 男の言葉の狡猾な点は、催眠のように意思を奪った点の他にもう一点。
この女性に、愛する者のためだった、仕方なかった、騙されたから。
そういう、自己正当化の逃げ道を用意し続けた点である。
一度自分を正当化すれば、人間はどこまでも際限なく堕ちていく可能性がある。

頭上での行為が激しさを増したのを耳が捉えるも、男はそちらには意識を向けない。
娼館に通いなれている男にしてみれば、娼婦の声など新鮮でもなんでもないからだ。
むしろ、男にとっては今は目の前の女性。その肉の味の方が断然重要であり。

「……ふむ。潮時、だねぇ。
 いやいや奥さん。ここまできてハイ無しよ、な~んて通らないっしょ。
 旦那以外のチンポ咥えこんでるんだし、もう諦めなって」

先ほどまでの様子と違い、しっかりとした貞淑なる妻という表情に戻った女性に対し、男はついに本性をさらけ出す。
それまでの紳士的な態度はすっかり消え。逃げようと動く腰を、両手がしっかりと掴んだ。

「まぁ、騙したのは悪いけどさ。その代わりしっかりオマンコ調教して、中でイけるようにしてあげるからさ。
 さて、じゃあまぁ……オレのチンポに絡み付いてきてるオマンコ、喜ばせてあげましょうかね」

一方的な通告。非道な宣告をし……。男は、腰を振り始める。
それは遠慮などない、ただただ欲望を叩きつける動きだ。
バックの姿勢のまま、獣の様に女性の胎内を抉り、貫き。
路地裏へと肉のぶつかる音を響かせていく。

ミオ > 「もしかして最初から…?」

先程までの胡散臭さとは別の顔、獰猛とも言える雄の表情を見せた男の姿に人妻はようやく自身の迂闊さを知る。
騙された…騙されて旦那以外の男を……。
悔しさと自己嫌悪に涙が溢れる。
しかし、頭上から響く娼婦の気持ちよさそうな嬌声が人妻の心の奥底にセックスへの期待を募らせる。
愛撫は気持ちいいがセックスは苦しいもの…そう思っていた主婦に獣のような女の嬌声は刺激が強すぎた。
逃げようと腰を引く中、逃げ場がなくなるよう腰を掴まれると琥珀の瞳に怯えの色が浮かぶ。
しかし、その怯えの色のさらに奥、そこには自由を奪われ征服されてしまう被虐への期待の色が隠れているのに果たして気付かれるか。

「あんっ!あんっ!あんっ!あんっ!!」

それから一分後、旦那への操を建てようとした主婦は頭上の娼婦よりも大きな声で鳴いていた。
初めてであったなら圧迫感を感じて苦しんだであろう男のサイズ。
しかし、それよりも巨大な旦那の肉棒で拡張されていた孔はあっさりと快楽を生み出してしまう。
それはある意味、間男のために旦那が愛する妻を開発していた…そんな構図。

セイン=ディバン > 「ははははは。今更気付いたかいお嬢ちゃん?
 いや、悪いとは思ったけどさぁ。一応、キミの身体を拡張しよう、ってのは本心からの手助けよ?
 そのついでに、ちょ~っとイイ目を見させてもらおう、ってだけで」

女性の指摘に、心底愉快そうに男が笑いながら言う。
無論、男自身、自分の行為が悪と断じられるものだとしってのことだが、この女性に少しばかりセックスの良さを教えよう、と思っていたのも事実だ。
無論、こんな形でそんなことを教わるなど、相手は望んではいないだろうが。
そうして、男はいよいよ他人の妻の身体を貪り始めた。
絡みつく肉壁、そして、瞳に浮かぶ感情。男は無意識に、女性が被虐への憧れ、期待があることに気付き。

「あぁ、イイ声で鳴くねぇ!!
 どこかで誰かが見たり聞いたりしてるかもしれないのにさぁ!!
 オラ、オラッ!! 良いんだろ!? 旦那の太いだけのチンポより、オレのがさぁ!!」

僅かな時間の後、激しく、大きな声で喜ぶ女性へと、男は容赦のない言葉と腰使いでもって攻めを進めていく。
いつしか、腰を掴んでいた腕は、女性の両腕を掴み、荒々しく引き付けるようにして、女性の身体を揺らしている。
そうしている内に、次第に男の肉棒が膨らみ始め、ぶるぶると震え始めているのに、女性は気付くだろうか。

ミオ > 「あんっ!あんっ!あんっ!あんっ!」

生まれて初めて経験する獣のように激しいセックス。
旦那の優しくゆっくりとした心の底から満たされるセックスとは違う、まさに肉体だけを高めていくセックスに愛液と嬌声を撒き散らす。
旦那とて本気でやれば女を狂わせるのは容易だろう。
だが、平均よりも狭い孔しか持たない妻に本気を出せばすぐに壊れてしまうだろう。
絶望的な相性の悪さ故に夫婦間では行えない激しいセックスに人妻は翻弄され鳴き叫び、そして、旦那以外の男の味を覚えていく。

「そんっなっ!あひっ!ことっ!なひぃぃっ!!」

両手を手綱のように引かれると上半身が反り返り、リブ生地セーターに包まれた形のいい膨らみがより強調され、艶のある紫紺の髪が振り乱される。
その様子に、路地で犯されているのが自分の友人だと気付いた娼婦は慌てて窓の奥へと引っ込む。

「んっ!あっ!ダメ…中…や……!」

イク…頭の中に何度も響き渡る自分の声。
このままでは果ててしまう、旦那以外の男に犯されて…。
それだけは何とか堪えようと必死に奥歯を噛み締め快楽に抗う。
しかし、妻には優しい旦那故に決して投げ掛けられない下品な言葉をぶつけられながら、蜜穴の中で何度も味わった射精の予兆を感じ取ると顔色を青褪めさせ、背後の男へと許しを請う哀願の視線を向ける。

セイン=ディバン > 男が一突きするごとに、女性の美しいソプラノの喘ぎが響く。
もはや隠し事をする必要がなくなったからだろう。荒々しく女性の身体を貪る男の動きには、遠慮も、気遣いも、優しさも無い。
ただ腰を振り、女性の胎内を抉り、自身と女性に快楽を発生させるためだけの運動。
そんな愛の無いセックスが、今女性を犯していた。

「ハハハハハッ!! こんだけキャンキャン喘いでたら信用度無いよねぇ!!
 さっきから、愛液ドロドロ流してるし、本当は旦那以外の男に犯されたかったんじゃないの?」

腕を引き、女性の身体を仰け反らせながら男は毒のある言葉ばかりを投げかける。
……単純に、男が興奮するから、という理由もあるが。悪役として女性に手を出した以上、優しくして己の悪をなぁなぁになどできようハズも無く。
所謂、悪の美学、的なものであった。……女性にしてみれば迷惑この上ないだろうが。

「お、イきそうなんだ? 旦那以外のチンポ咥えて、お外で犯されて……。
 イイぜ、俺も、もう限界だし……お嬢ちゃんがチンポで中イキできるってのを証明できたご褒美に、オレからザー汁プレゼントしてあげるよ!!
 ……くっ、ほら、イけ!! 旦那以外にアクメ顔晒してみろ!!」

ちら、と。男の視線に映った形のいいバスト。男は女性の様子から、絶頂が近いであろうことを読み取り、とことんまで貶めるような言葉を投げかけた後……。
女性からの哀願の視線を、全て無視し。女性の身体を強く抱きしめる。
そのまま、女性の最奥まで肉の楔を打ち込み、回した腕でその魅力的なバストを揉みし抱きながら。
男の無慈悲な射精が、女性の中で行われた。どくり、ごぼっ、という音を立てながら。とてつもない量の精液が女性の、夫以外の男を知らなかった膣を汚していく。

「……あ~……。やっぱ中出しが一番だよねぇ……。
 そうだ、お嬢ちゃん、まだ名前聞いてなかったね。
 ケヒヒ、まぁ、また俺のがほしくなったら連絡頂戴よ。
 冒険者ギルドに連絡すれば、いつでも抱いてあげるからさ」

精液を全て女性の中に注いだ後、男はそう言い、女性の唇へと、まるで恋人がするようなキスをして……。
その後、路地裏の闇へと姿を消していった。女性が男を怨み、会いに来ればまた罠にかければいい。そうでなければ……こちらから会いに行くのもいいか、と。計算をしながら……。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2 / 宿屋通り」からセイン=ディバンさんが去りました。
ミオ > 「あひっ!いっ!あんっ!ちがっ!わたっ!」

男の煽る言葉に首を左右に激しく振る。
他の男に抱かれるなど想像もしたことがなかったのは事実。
しかし、愛の無いセックスが旦那との愛と労りのあるセックスの数倍気持ちいいのも事実だった。
とめどなく蜜を溢れさせ、お気に入りのスカートの中をべっとりと汚す。
帰ったらすぐ洗濯しないと……そんな思考が浮かぶのは誤魔化さなければ…そう現状を受け入れてしまったが故。
セーターと下着の上から胸を揉みしだかれながら力強く抱きしめられ突き上げられると我慢も限界を超える。

「イクっ!イクイクイクっ!んはあぁぁぁぁぁああっ!!」

大声で叫んでしまう絶頂。
生まれて初めてセックスで迎えたアクメは頭が真っ白になるほどの快楽を生み出し、男の腕の中で何度も細い身体を跳ねさせる。
中…出された……旦那との愛の結晶を育んだ場所へと別の男の臭いを注ぎ込まれる絶望感はより一層快楽を煽り、だらしなく蕩けきった恍惚の表情を浮かべることとなる。

意識が真っピンクに染まる中、投げ掛けられた言葉は記憶には残らないものの意識には残り、ミオ、そう名乗ってしまったような気がする。

主婦が娘が待つ自宅へと戻ったのはこれから一刻の後。
半ば呆然としながらも旦那が帰ってくるまでにスカートの洗濯を終え、残り物で夕食を用意出来たのは日々身に付けた家事力の賜物だろう。

貞淑な主婦は、旦那の知らない場所で新たな扉を開かれてしまったのだ……。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2 / 宿屋通り」からミオさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2 / 宿屋通り」にミオさんが現れました。
ミオ > 旅人で賑わう宿屋通り、先を急ぐ者、今夜の宿を探す者、店の前に立つ扇情的な娼婦、そして、彼女たちをからかう男達、様々な人々が行き交う中、紫紺の髪の主婦はぼんやりとベンチに座っていた。
小脇には野菜が詰まった買い物鞄、ぼんやりと見つめる先は行き交う人々。
頭の中、思い出されるのは騙されてとは言え、旦那以外を経験してしまった先日のあの日。
激しく掻き混ぜられ中にまで出されて果ててしまったあの経験。
膣内の狭い妻を気遣って優しくダイてくれる旦那に対する罪悪感が胸を締め付ける。
ここ数日、いつも通りを振る舞っていたつもりだが、何かおかしい所はなかっただろうか……。
心配させるのも申し訳ないし、知られてしまうのは死んでも嫌だった。
旦那を愛している……その気持ちに嘘偽りはない。
故に……。

「はぁ……。」

今日何度目とも知れない憂鬱なため息を吐いた。
思い返せば思い返すほど否定したい事実が突きつけられてしまう。
そう、夫とのセックスより……気持ちよかった。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2 / 宿屋通り」にメンシスさんが現れました。
メンシス > 今日の依頼も終わり、借りている宿の一室へ帰宅する途中。
ふと、ベンチに座っている一人の女性が目に入る。
買い物鞄に詰まった野菜類、顔立ちや雰囲気からなんとなく主婦だと察しつつ、そちらへと向かう。

「よっ、奥さん。悩み事かい?」

彼女の肩を少し気安くぽんっと叩きながらそう声をかける。
できるだけ警戒されないように和かな表情をしつつ、空いている彼女の隣へと腰掛ける。

「俺で良けりゃ、相談相手ぐらいになれると思うぜ?」

横目で彼女を見据えれば、そう続ける。
困っている様子の美人は放っておけない主義の彼。
しかし、その正義感の裏には少なからず下心があった。

ミオ > 「え?」

ベンチでぼんやりと人通りを眺めていると不意に声を掛けられ顔を上げる。
見上げるとそこに立っているのは同じくらいの年頃の黒髪の男。
きょろきょろと周囲を見回し、他に誰もいない以上どうやら自分が声を掛けられたのだと気付くのに数秒。

「あ、私ですか?あ、えっと…す、すみません。悩み事とはまた違うんですが……。」

旦那以外の男に抱かれてしまったこと、しかも、思い切り気持ちよくなってしまったこと、それが故の旦那への罪悪感…。
そんなことを初対面の男へと相談出来るわけもなく、主婦は曖昧な笑みを浮かべ、ありがとうございますと頭を下げた。

メンシス > 「そうそう、奥さん、君だよ」

困惑げに周囲を見渡す彼女にそう告げる。
念を押すようにビシッと彼女を指差せばニコリと笑顔を浮かべる。
その後、彼女が浮かべた曖昧な笑みに、眉間にしわを寄せる。

「…なぜ礼を?」

彼女の感謝の言葉に違和感を覚え、そう告げる。
彼女の助けになるようなことは今の所してない…はず。
深刻な悩みだろうか?と思案しつつ、彼女の事を少し探り出す。

ミオ > 「え?だって、心配して下さったのでしょう?」

気にして貰ったのだからお礼を言うのは当たり前、そう考える主婦は男の質問に不思議そうに小首を傾げる。

「声を掛けて下さいましたし、気も使って頂きましたし。お礼を言うのは当たり前かと……。あ、申し遅れました、私雑貨屋ピングの妻のミオと申します。」

ベンチから立ち上がると深々と頭を下げる。
女好きで30cm超の巨根持ちで助平親父……で有名な旦那を果たしてしっているかどうか。

メンシス > 「いや、そりゃそうだが……」

礼を言われるほどか?
普段から人助けなどをしている身からすれば、困っている人に声を掛けることは普通の事だ。
それで礼を言われるのは慣れてないと肩をすくめつつ、次の発言に耳を傾ける。

「ピング?……聞いたことあるような無いような…」

顎に手を添えて考え込む。
確か、冒険者ギルドで少し話題になってたような…
うーん、うーんと眉を顰めながら、必死に思い出そうとする。

ミオ > 「何かご入り用の際は是非ご利用下さいね。ミオの紹介だと言えばきっとサービスしてくれますので。」

先程までの暗い顔を忘れたように、にっこりと満面の笑みを浮かべる。
笑うとどこか幼い印象を与える主婦はスカートを抑えながら再度ベンチへと腰掛ける。
きっちりと膝を合わせ足を傾けて座る様は育ちの良さを思わせる。

メンシス > 「…そうする」

笑みを浮かべる彼女に、少し間を空けてそう返す。
笑顔に幼い印象を受け、再度ベンチに腰掛ける所作に育ちの良さを感じる。

そういえば、思い出した。
ピングと言えば冒険者の間で無駄にアソコのでかい助平親父として有名であった。
その妻がこの女性とはにわかに信じがたい、と共にその助平親父が羨ましく感じる。

こんな女性と一夜を過ごせるなんてなんて幸せ者だろう。
そう思うと共にその助平親父に怒りを通り越して呆れ始めた。

「こんないい女が居るのに…」

他の女に手を出すのか。
頭を抱えつつ、ついぽろっとそう溢れてしまう。
見た所、ダンナに不満はなさそうな彼女。
どれだけ優しいんだこの奥さんは。

ミオ > 「はい?何かおっしゃいましたか?」

男が何か呟いた様子にきょとんとした表情を向ける。
頭を抱える男を心配そうに見上げるその表情には何一つ嘘はなく、再度立ち上がると自分よりも30cm近く背の高い男の額に片手を当てる。

「熱はないようですけど、どこか具合が悪いのですか?」

おろおろと落ち着きのない様子で男の具合を伺う。
リブ生地のセーターに強調された形のいい膨らみが一切揺れる様子がないのはしっかりと下着を身に付けているからだろう。
時折匂わせる育ちの良さ、そして、身持ちの固さ。
しかし、そんな主婦も夜には旦那の前で股を開くのだ。

メンシス > 「いや、別…」

何も言ってないと言おうとした矢先、彼女の柔らかい手が自身の額に触れる。
そのことに驚きつつ、少し心配そうな彼女の表情や、スタイルに魅了される。
美しい整った顔立ちに綺麗な紫紺色の髪。
服装や雰囲気もおっとりとしていて育ちの良さを感じる。
こんな美人が至近距離にいる事を再度認識すれば、下半身のものがむくり、と少し膨らむ。

「あぁ、すまない……初めて会った女性にこんなこと言うのは非常識だとわかっているが…」

突如、顔を手で覆い隠し、弱気になってそう切り出す。
彼女にわざと見えるように指の間を広げ、中の苦い表情を見せつける。
そして、自身の下半身に視線が向くように、下の方を指差し、口を開く。

「定期的に、"出さない"と…俺の体が…」

下半身の膨らみを指差せば、震えた声でそう告げる。
敢えて体がどうなるかは告げず、表情と声の演技で深刻さを伝える。
そう、実際のところ。何もしなくても彼の体には何の害もないのだ。

ミオ > 「いえ、お気になさらずに何でもおっしゃってください。」

先程心配して貰ったお返しとばかりにふんすと鼻息荒く肩をいからせる。
両手は胸の前で小さな握り拳を作り、細い眉を精一杯釣り上げた姿はどこか子供じみて見えるだろう。

「出さないと?何をですか?」

男の指、それを追うよう視線を下げていくと男の股間が視界に入る。
出さないと……苦しい?何を…?――あっ!
合点が言ったとばかりに男の手を掴み、顔見知りの宿へと引っ張っていく。

「トイレでしたらこちらの宿のが借りられますよ。私もたまにお借りするんですよ。」

知り合いの店員に事情を話し、個室トイレの前にまで案内すると男へとにっこりと笑顔を浮かべて見せる。

メンシス > 「くっ……」

彼女の問いかけに少し苦しそうな表情を返す。
内心はまだ押しが必要か?などと作戦を練っていたが彼女が合点の行った表情と行動に、驚きつつも勝利を実感する。
やって来たのは彼女の顔見知りの宿…のトイレだった。

「ほ、本当に良いのか…?」

未だに演技を続けながら、今度は少し明るい表情でそう問いかける。
移動中にこれからの展開への期待と欲望で大きく膨れ上がった下半身。
ズボンの上からでもビクビクと震えているのがわかるそれを見せつけるようにしながら彼女の返答を待つ。

ミオ > 「はい、どうぞ。このあたりはトイレに困りますものね。ここの女将さんはとても親切なのですよ。」

にこにこと笑顔を浮かべ、そっと個室のドアを開いて上げる。
そこは簡素ながらもきれいに掃除されたトイレ。
もちろん、用途など一つしか無い。
親切にも心配してくれた男だ、疑う要素など何ひとつない。

「どうぞ、どちらでもお好きに使って下さい。」

大でも小でも。

メンシス > 「ってちがーう!」

彼女のニコニコ笑顔が気になるが、ともかくこれからの展開を楽しもうとした矢先。
丁寧にトイレを案内し、どちらでも自由に使って良いと無駄に気の利く発言をする彼女へついついそう発言する。
いや、彼女の考えも分からないことはない、分からないことはないが…天然すぎないか!?

「奥さん、違うんだ!俺は"そっち"じゃないんだ!黄色い方じゃなくて白い方を出したいんだよ!」

もはや演技のことなんか忘れて、彼女に対しそう熱弁する。
股間を昂らせながら彼女は接近して、その手をギュッと握る。
ここまで色々期待した自分が馬鹿だったと顔を赤くして内心恥じらいながら、自身の欲望を曝け出す。

トドメに握った彼女の手を自身の下半身の膨らみへと持って行く。
ここまですれば自分の要望がさすがに伝わるだろうと、もはやなりふり構わずだ。

ミオ > 「え?何か間違いましたか?」

違うと叫ばれるときょとんとした表情で男を見上げる。
てっきりおしっこを我慢しているのだと思っていたがどうやら違うらしい。
黄色いほう?白いほう?何やら叫ぶ男の言葉を何とか理解しようと首を傾げる。
そして、握られ導かれた手が触れたのは男の熱い股間。
普段、旦那の物しか見ていない主婦はそこが固くなっているのにようやく気付き、みるみる顔を赤く染める。

「あ、あの…私……結婚してるんです……。」

先程自己紹介しておきながら、定番の言葉を呟きながら真っ赤に染まった顔を隠すよう背ける。
旦那に比べると随分小さい。
そういえば、旦那のモノは常人の2倍から2.5倍とか言ってたっけ?
無意識にその大きさを確かめようと右手の指が軽く動いてしまう。