2017/05/06 のログ
■レナーテ > (「……どうしましょうか、もう帰ったほうがいい気がします」)
彼に促されるまま裏にまで付いてきたは良いが、どうにもアタリの気配がしない。
オマケに微妙に古傷に触れられつつ羞恥まで煽られ、居た堪れない気分になっているところ。
やはり帰ろう、そう思って口を開いた瞬間、彼が何かを掴んだまま振り返り。
「はぁ……って…!?」
渡されたのは、妙に生々しい形をしたディルドと、オナホールの二つ。
よく確かめもしないまま手に取った瞬間、妙な感触にそちらへと視線を落とせば、帽子の中で隠れた耳の内側まで赤く染まる。
こんなもので自慰に耽る女性などいるものなのだろうかと思いながら、ちらりとディルドを見やり、手にした感触の大きさに痛そうと思うほど。
何を考えているのやらと、変な考えを振り払うように緩やかに頭をふると、再び甘い香りが広がっていく。
「特殊な魔法といいますか……国ごとに特色ある魔法がうまれることがありますので、そういうのを……」
他国の技術を取り込むためと名目を答えながら、彼の差し出した本を確かめる。
手にしていた道具類をバッと突き返すと、すぐに本を取り、ページをめくっていく。
帝国特有の文字故に、中身ははっきりせず、その結果に眉をひそめながらも、読み取れる文字や絵図などを頼りに、内容を解読し始める。
(「見たところ……基礎の学術書というところでしょうか? でも、それだけでは何の役にも……いや、向こうでは基礎でも、こちらでは知り得ぬ方法もあるかもしれませんし…」)
視線が文字を素早く追いかけ、ペラペラとページを捲りながら中身を確かめる。
その合間、彼へと向ける意識はだいぶ薄れていき、普段よりは無防備になっているのに気付いていない。
■ピング > 美少女が大人の玩具を持っている様と言うのは実に良い。
棚によっては防犯カメラの様な位置取りで映像記録再生機能を持った水晶が設置されており。
しかも店のどの位置からでも見える様にと半透明な映像が高い位置に浮かび上がっていた。
相手の様子も当然映し出されており、それをちらりと一瞥すると満足げに頷き。
そして目的の品を差し出すと、突っ返される様にして戻された道具をもとの位置へと。
ついでに、棚の整理を行う振りをして、相手から2人分ほど離れた位置で腰を屈め。
視線はちらりと、相手に向ける。
―――内容に集中しているな。
と見れば、視線に力を籠め。
唯一使える魔法――既に亜種に近いが、不可視の手となった魔力を相手に向けて伸ばした。
さわり、と。
先ずは可愛らしいお尻の形を確かめる様にその表層をなぞり。
■レナーテ > まさか自分の行動の一部始終が録画されているとは露知らず、早くここから抜け出したい心地だった。
やっとこさ差し出された本に意識を集中することで、羞恥から逃れつつ、内容を解読するのに集中していく。
その様は、学術書のある本屋で中身を読みふける優等生といったところか。
目を細めながら、意識を向けていくと……不意に臀部に何かの刺激を感じる。
布地越しにも、柔らかで程よい丸みを帯びた発展途上な感触を、魔力の手に返していく。
さぁっと血の気が引く感触とともに、頭の中が気持ち悪いほどに冷えていく。
「っ……!」
視線だけでなく、実際にセクハラを働くなら容赦しないと言わんばかりに、腹部に掛けていたピストルを抜くと、くるりと反転させた。
小さなハンマーのように、グリップ部分で後ろにいるだろう店主を打ち付けようと反転しながら腕を引き、構えを取る。
短めのスカートが揺れ、ガーターストッキングと素足の境目が見えるかもしれないが、卒倒させればいいと思っていた。
「ぇ……?」
しかし、店主は離れたところでかがんでいるだけ。
恐らく此方を見ていたのかもしれないが、実際には触っていない。
困惑した表情で彼を見やれば、手にした銃をおろしつつキョロキョロとあたりを見渡し、感触の正体を探そうとする。
■ピング > 反応は劇的だった。
流石に一般人とは違うと感じさせる風体から、反応は素早く、攻撃態勢に入るまでもタイムラグがまるでない。
それ即ち、かなり警戒されていたという事実なのだが、そんなことはまるっと無視だ。
銃を構えながらも困惑した表情を見せる相手を見て、大げさな程に体を仰け反らせ。
「お、おいおい…!急になんだい?」
被害者めいた態度でもって、まさか強盗でもする気じゃないだろうねぇ?と眉を持ち上げて疑いの視線。
警戒している相手に対してはそれ以上能力を行使することはなく、視線を周囲へと向けている相手へと近づくと、ちょいと、と肩を掴み。
「聞いてるのかいお嬢ちゃん。客だからってその態度はねぇんじゃないかい?えぇ?いきなり殴りかかろうとしてなぁ」
等と実行犯はのたまうのだ。
■レナーテ > 仰け反らせた店主との距離、それは強引に手を伸ばしても届かないほど離れている。
明らかに触られた感触はあるのに何故……そう思いつつも、下ろした銃を反転させて、革のホルスターに戻すものの、実感と現実の乖離に困惑は収まらない。
何故を繰り返す中、肩を掴まれると、そちらへと振り返り。
「……失礼しました、今後ろから……変なところを触られた感じがしたので……つい」
彼の言葉に、眉をひそめれば本を閉じ、丁寧に頭を下げて謝罪を紡ぐ。
流石に何処を触られたかを言うのは憚られるらしく、伏せた言葉で答えれば、顔を上げた。
困惑は一旦なりを潜め、神妙にした面付きで彼を見やる。
彼の視線に少し気が滅入ったのだろうかと思いながら。
■ピング > 距離を詰めれば鼻孔を擽るのは甘い香り。
堪らんなぁ、と心持ち大きめに鼻から息を吸い、その匂いを楽しみ。
そんな内心とは裏腹に、被害者ぶった態度は続いた。
「ほう?変な所を、ねぇ。まぁおいらはこんな見てくれで確かにスケベだからなぁ」
まぁ仕方ねぇか、と器量の良さっぷりをアピール。
マッチポンプも甚だしいが、これが汚い大人という物だ。
さわりと振れていた肩を撫でてから手を離し。
神妙そうな顔を見せる相手に、茶化す様に「で、どこを触られた感じが?」と問いを向けた。
■レナーテ > 何となく……目だけでなく違うところでも、自分を値踏みするように確かめられている気がしてしまう。
再びゾワッとした寒気がするものの、実際の害がない以上、何も言えず、小さく身震いするだけだ。
「えぇ……。っ、あ、ぃえ、そういう事を言いたいわけでは…ないですから、本当に失礼しました……」
まるで内心を見透かしたような言葉に、慌てふためきながら言葉を取り繕い、改めて頭を下げる。
肩に触れられていた手が離れれば、茶化すような言葉に、ぶぁっと、頬に朱がかかり、口元が何も言えずに蠢いた。
「っ……! 気にしないでくださいっ」
これはからかっているとわかれば、少しだけきつくなった音で返事をしつつ、背中を向けた。
彼のこの雰囲気に自分の察知力が狂ったのだろうと思えば、再び本に集中することにする。
(「……もうない、筈ですけど」)
少しだけ張り詰めていた警戒を緩め、深呼吸をした後に改めてページを開いた。
彼は実際に触れていないし、肩に触れられたときと、先程の錯覚は少し異なる。
先程の様に、確りとした感覚があるまでは……と、己に言い聞かせていくも、それは彼にとっては好都合とは知らずに。
■ピング > 「えぇ、気になるな!そんな意地悪言わずに、教えておくれよ」
恥ずかしがる相手に笑いながら絡む様は、酔っ払いのオヤジの如く。
けれども背中を向けられてしまえばそれ以上声をかけることは無く、またも離れて作業に戻る振りをする。
今度は相手の斜め後ろへと位置し、よっこいしょ、と判りやすく作業中であると告げる様に声を出しながら本の束を抱え。
向ける視線の先は、相手の胸元と、腰元を交互に。
ぬらりとした不定形の力がまとわりつき、尻の谷間に沿って移動したり、胸の表層を擽る様に蠢き、擦っていく。
■レナーテ > 「嫌ですっ」
きっぱりと改めて否定を紡ぎ、背を向ければ本へと視線を落とす。
ここまで嫌な気分を味わったのだから、少しぐらい報酬がないと惨めだと思いながら眺めていくと……あの違和感が再び訪れた。
(「っ!? どうして……そんなに、気を張り詰めてないはずなのに」)
物を運ぶような掛け声とともに、店主の気配が斜め後ろへと移ったが、距離は詰まっていない。
白いブラウスは見た目よりも少しだけ硬い感触があり、戦闘衣としての防御力を感じさせるもの。
しかし、その下にあるなだらかな房は、子供からは脱出した程度の起伏と、僅かなタッチでも指に柔らかさを思わせる浅い沈みを感じさせる。
臀部の谷間を撫でる感触に、びくっと体が跳ねるものの、声は出ず、こそばゆい感触に唇を噛みしめる。
困惑した面立ちで本に集中ができなくなり、頬の赤さが全く引かない。
(「どうして……?一体なにが……?」)
この感触の答えが脳裏に浮かばず、その刺激に耐えるしかなかった。
まだ擽ったい程度の刺激に耐えながら、後ろから見る姿は、ひく、ひく、と時折体を跳ね上がらせ、紅潮した表情で、必至に刺激に耐えようとしているのが見えるはず。
■ピング > 否定の言葉に、かはっと笑うと作業の続行。
今度は大仰な反応を見せず、けれどもどこか堪える様な態度が見ていて実にいじましい。
作業中であることをアピールするように声を出しながら体を動かし、けれども視線はしっかりと相手に向けたまま。
「ふんふんふーんっとくらぁ。あぁ、大丈夫だと思うが傷はつけないでくれよぉ?」
やり取りは買い物中であればどこにでもありそうなありふれたもの。
けれどもその実態は、触れられている事に耐えているというのだからこちらとしては楽しくて仕方がない。
更に増える手がうなじを撫で、透過した様に衣服の下を這い、淡い乳房を僅かに形が変わる程度に揉み込み。
尻を撫でていたモノはそのまま下へと移動し、内腿から足の付け根に至る場所を丁寧に丁寧に撫ぜ、擽っていた。
■レナーテ > 「分かって……います…っ」
何処か苦しげに言葉を紡ぐのは、刺激が強まり始めたから。
掌が項を撫でれば、擽ったさにぶるりと体を震わせ、どうしてと言葉を脳裏に繰り返しながらギュッと目を閉ざす。
それと同時に、服の中を透過して届く掌が、房に触れる。
ビーズクッションの様に心地よい柔らかさで指を簡単に沈める房は、彼の手の動きに容易に形を変え、弄ばれる。
同時に駆け抜ける、淡い快楽に喉が引きつり、困惑の気持ちは一層強まった。
「っ…は……!?」
臀部を撫でる掌が更に内部へと下り、敏感な内股を撫でられると、息の詰まった声を溢しつつ、内股気味にそこを閉ざそうとする。
内股から付け根へ這い上がった感触に、淡い快楽を覚えると、心音が高鳴り、薄っすらと瞳に涙が浮かぶ。
既に本を見ていられるような状況ではなくなり、ぱたりと本が閉ざされると、少しだけ荒くなった行きのまま、近くの棚へ本を戻そうとする。
■ピング > 中々に良い反応を見せる相手に興がどんどん乗っていく。
その肌のキメ細かさや、柔らかさを堪能できないのは残念ではあるが。
反応を見るだけでも上々だ。
乳房に沈み込んだ崩れた指――触手と形容しても良い形の力は、そのまま表層を撫で。
コリ、と先端の乳首を撫で擦る。
ほぼ同時、腿を閉じられるとふしゅりとその力は霧散し、淡く残滓が這うばかりとなり。
尚も未練がましく閉じた内腿の入り口をうにうにと捏ね。
「おおーい?どうかしたかい?」
等と、知る者が居れば噴飯ものの態度で声をかけ。
本を戻そうとする動作に合わせ、ありったけの力を込めて乳首をきゅうっと捏ねた。
指の間で挟む程度の、小さな力しか出ないけれども。
■レナーテ > 何が起きているのか分からぬまま本を閉じると、同時に房の尖りが撫でられる。
小粒状の可愛らしい大きさの先端は、小さい分、神経の密度が濃いのかもしれない。
びくっと背筋を仰け反らしそうなのを堪えるつつ、涙目になりながら口元に手のひらを当て、声を噛み殺す。
勝手に一人で喘ぐ女なんて、ただの痴女じゃないかと思えば、こんな変化を彼に悟られるのは嫌でたまらない。
荒ぶった息を整えるようにしつつも、内股で何かがうごめく感触が気持ち悪く、入り口をこじあけるようにうねれられても、開けないと抵抗するようにぎゅっと閉ざした。
「いえ、何でも……っ!? は……ぁ、ない、です……っ」
苦笑いを浮かべて本を戻そうとした瞬間、強めの快楽が先端から流し込まれ、声が途絶える。
不意打ちの刺激に、僅かに腰砕けになり、前のめりに倒れそうになるのをどうにか堪らえんと片足を前へ一歩出して踏みとどまる。
本棚を崩すことはなかったが、代わりに股座の防御は壊れてしまう。
なんでもないですと改めて苦笑いを浮かべると、本棚へ本を戻すだろう。
■ピング > 目測でする行為の為、服越しではどうしたって精度が悪くなるのが玉に瑕。
ここだと思い力を込めても、僅かにポイントがずれるのは相手にすればもどかしい類の刺激になるのかもしれない。
それでもたっぷりの魔力を惜しみなく使用し、弄り回せば薄まるウィークポイントだ。
乳房に限らず脇腹や、口を押さえた事で空いた腋の皮膚にも力を這わせ、相手の反応を存分に楽しんだ。
「おいおい、何でもないってこたぁないだろう。今日はこの辺で切り上げた方が良いんじゃあないか?」
ちょいと気合を入れ過ぎて、此方の魔力もそろそろ残量が心許ない。
最後にぬらぁりと空いた股座全体を撫でる様に力を這わせてから、能力を解き。
相手の体勢が崩れそうならば支える様に身を寄せた。
■レナーテ > 一番弱いところを刺激された挙句に、更に神経の過敏な部分にまで掌が這いずり回ると、こそばゆいだけの刺激が、一瞬だけ性感帯のように快楽を感じさせる。
「っ――!?は、ぁ……」
返答の後、ぐっと声を噛み殺しながら耐えたのは、浅い絶頂へと至らされてしまったから。
背筋を痺れるように駆け上る甘美な刺激と、柔肌を粟立たせる快楽に、うっすらと白いショーツのクロッチをくすませた。
「っ……は、ぃ…。そうしま――んんぁっ!?」
体を倒さないようにしていたが、追い打ちのタッチに素っ頓狂な声があふれる。
指先へ濡れたショーツ越しに、サラサラとした蜜が絡みつく感触を与えながら、柔らかにスリットが撫でる手に僅かながら開かれた。
崩れ落ちそうになれば、彼に支えられつつ、涙を悟られぬようになるべく顔を背け、ふらふらと店を去ろうとするだろうが……快楽に力の抜けた体は、普段よりも言うことを聞かなず、どうなるかは分からぬまま今宵の幕を下ろすだろう。
■ピング > 良い具合に性感を煽れたことに、満足そうに口の端を緩め。
支える様に伸ばした腕の先、手はしっかりと尻を触れる位置にあったのはご愛敬。
直に触れるその感触を味わうように、こっそりと指に力を込めて尻肉を捏ねながら、移動を促す様にぐいっと腕に力を籠め。
「気ぃつけてなぁ。本はまた別なの探してみっから、気が向いたら店に来てくれよー」
最後に触れた手の感触に、にこにこと最初に相手を見た時よりも機嫌が良さそうな笑顔を浮かべ。
その手を振りながら、見送る背へと声をかけた。
客が去った後に映像を記録していた水晶を回収し、またコレクションが増えたぜ、と一人ほくそ笑んでいたんだとか――――。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からピングさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からレナーテさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/大通り」にスコルさんが現れました。
■スコル > (人通りの多い大通りをきょろきょろと冒険者ギルドを探して、腰には昨日に貰ったスリングを付けて危なっかしく歩く。結局、昨日は遅くまで訓練をして、そのまま広場の隅に野宿をしてしまったから、冒険者ギルドを尋ねることが出来なくって。改めて冒険者ギルドを探して歩いている真っ最中)
「んーっ、どこにあるのかなぁ…エナお姉さんにきちんと聞いておくんだった…やっぱり誰かに聞かないと分からないかな…あ!あの人、優しそうだし教えてくれる、かな?あ、あの、すいません、僕、冒険者ギルドに行きたいんですけど、どういったらいいですか?」
(道行く人を見回して、優しそうな感じのするおばさんに声を掛けようと近づいて、恐る恐ると話しかけて。最初は驚いた様子のおばさんも冒険者ギルドの場所を聞くとやっぱり始まった辞めた方がいい、という説得。冒険者になりにいく、じゃなくて依頼をしに行くと言えばこういう事態になったりしないのだけど、そこまでは知恵が回らなくて。昨日の御爺さんを相手にしたときのように、困り顔でなんとか説得をして場所を聞こうと)
■スコル > 「えっと、あのその、だから冒険者ギルドに行って登録をして…あっ、危ないことはしませんから!最初はちゃんと雑用とかそういうことでお金を貯めて…ご飯ですか?い、一応食べて…いや、嘘じゃないです、細くてちっさいかも知れないですけど、食べて…あ、あの、冒険者ギルドの場所…ひゃうっ!?」
(ギルドに行ってどうするの、登録してどうするの、雑用って何が出来るの危ないことするんじゃないの?ご飯食べてるの、食べてるってこんなにちっこい上にほっそいじゃないの、おばさんの方がよっぽど太いわよ、だからギルドに行ってどうするの、とおばさんのマシンガントークについていけず、たじたじしながら、聞く人を間違えたーと心の中で叫んでいて。ある意味、自分を心配して言ってくれているのだから、間違えてはいない、ただ目的に応じた答を教えてくれてないだけで、見ず知らずの子供に親身になって話してくれてる分だけ、対人運は高いのかも知れない。悪い人なら物陰に連れ込んで…ということだってあるんだから)
■スコル > 「あぅぅぅぅ…結局、冒険者ギルドの場所、教えて貰えなかったよぅ…どうしようかな、誰かに聞いてもまた教えて貰えないかも知れないし…自分で探した方が早いのかな…でも、迷子になりそうだし、うぅ…お腹も空いてきちゃった…」
(おばさんとの口論、というより一方的に言われていい負けていたので口論ですらなかったのだけど、そうしているうちにお昼は過ぎていて。お腹が空いてきたのはいいけれど、手持ちのお金もほとんどなくって、買い食い出来る余裕も全然ない。どうしよう、と空を見上げて…なんだか目から水が零れそうになるけど負けない)
「うん、外に出て食べるもの、調達しよう。果物とかながらエナお姉さんに貰ったこれもあるし、実に当てないようにすれば食べれるものとか取れるだろうし…」
(街の外に出て、野生の木の実や果物、そういうのを取って食べよう。森の中なら色々食べられるものもきっとあるに違いない。そうと決まれば善は急げと街の外に出るために街門へ向かう。森には食べられるものもある…でも、こちらを食べにくるものもいるんだけど…腹ペコでそんなことも思いつかず、森へと向かってしまう……)
ご案内:「王都マグメール 平民地区/大通り」からスコルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 路地裏」にリーシャさんが現れました。
■リーシャ > 王都マグメール。その路地裏は、思ったよりも入り組んでいる。
酒場で受諾した配達の依頼に従って、やってきたのは路地裏の奥まった箇所だった。
路地の奥は地下の下水道に繋がっているからか、僅かに漂ってくるのは饐えた様な不快な臭いだ。
こんな場所をわざわざ指定してきた依頼人は、物好きか、或いは何やら怪しい存在な気もするが。
「でも、羽振りはいいからねぇ……」
ただの配達で500ゴルド―― 一日の生活費は軽く賄えて、お釣りすらくる。
そして届けるのは、何やらずっしりした握り拳大の袋を二つだけだ。
何が入っているかはわからないし、興味もない。
ただ今は、受け取り主がやってくることを今か今かと待っていた。
■リーシャ > 待っては見ても、受け取り主がやってくる気配はない。
むしろ、そもそも人がやってくるかどうかさえ怪しい。
しん、と静まった路地裏は、静かすぎて居心地が悪かった。
「んー、もう予定の刻限は過ぎてるんだけどなぁ……」
遅れているのだろうか、と内心で独り言ちながら待つ。
誰も来ないで待ちぼうけ、というのが最悪の想定となるのだろうか。
しかし、こちらからアクションをとれない以上、ただぶらぶらと待つよりほかはなかった
■リーシャ > 待ちぼうけのまま、さらに時間が過ぎていく。
流石にそろそろ、少女としてもどうにか動きたい頃合い。
ここで待っていても、夕飯がやってきてくれるわけではないのだ。
「……むぅ、来ないなら来ないで、一声かけてくれればいいのにね」
思わず溜息が漏れる。依頼主が聞いていたら――などと言う事は考えない。
そう言えば包みの中身は何なのだろう、と懐から取り出し、眺め、首を傾げる。
拳大の包みが二つ。重さから何となく分かるのは、結構ぎっしり詰まっている感覚。
退屈すぎて、次第に中身に興味が沸いてきた少女は、開けるかどうかを悩むことになる。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 路地裏」にメリアさんが現れました。
■メリア > 路地裏にメイド服姿の少女がやってくる
「お待たせいたしました…リーシャさんですね」
ぺこりとお辞儀をして顔を見つめる。
約束の品物を持っていることを確認して懐から金の入った袋を出して。
「お約束の物を…遅れたお詫びとして少々色を付けさせていただきました」
中に入っている金額は約束よりもちょっとだけ多く入っていて。
交換するように2つの袋を受け取ろうと。
■リーシャ > 封を開けてしまうか、という寸での所で人のやってくる気配を感じ取る。
慌てて懐に物を仕舞い直すと、やってきた人影――少女に向き直った。
「うん、リーシャだよ。依頼の物を届けに来た感じ」
お辞儀にはついお辞儀を返してしまいながら、先ほど仕舞い直した物品を懐から改めて取り出す。
包み込まれたそれの中身は結局わからずじまいだが、彼女に渡せば依頼完了だ。
二つの包みを差し出すと、代わりに金貨の袋を確かに受け取る。
想定した重さよりも若干ずっしりとしており、それだけでも気分が陽気になる。
「あ、そうなんだ。ありがとう――とりあえず、依頼はこれで完了かな?」
依頼主に言われた仕事だけをやるならば満足度は上がらないから、と首を傾げ、問いかける。
これで終わりならば夕飯は何を食べようか、などと考えながら。
■メリア > 「いえ…実は追加でお願いがありまして」
2つの袋を開けると拳大の黒い皮の果物を見せて。
「この果物を主に食べていただくためにお願いしたのですが…少々特殊な果物でして…ん、はぁ♥」
スカートをたくし上げると立派なペニスを晒しながら果物を自分の秘所に入れる。
「こうやって…オマンコに入れて性的に興奮するほど…美味しくなるんです」
勃起したペニスを自分お手で扱きながらもう一つの果物をリーシャに差し出して。
「よろしければ…これを使って、一緒に…気持ち良くなっていただけないでしょうか…んん、ああん!お、お金なら、追加でお支払い…しますから」
■リーシャ > 追加でお願いを、という言葉に拝聴の姿勢をとっていた少女だが、やがて続きを聞き進めていくと、内容に顔が赤く染まった。
何せ、彼女が説明をしながら目の前でスカートをたくし上げ、包みの中の果実を秘所に宛がい、飲み込み始めたのだ。
「わ、わわ……そんな果物、あるんだ。知らなかったなぁ……」
当然のように下着など穿いておらず、秘所の上、本来ならば陰核のある場所には、立派な肉棒が屹立している。
やがて差し出される果実。先ほどの包みはどちらも、同じものなのだろう。
「う、わぁ……その、うーん、どのくらいもらえるかに、よるけれど?」
少女は少しだけ逡巡すると、腰元のベルトを外し、丈の長いズボンを下す。
そして無毛の秘所をさらすと、先程の媚態を見た興奮に、とろりと蜜をこぼしながら。
「ん、それじゃ追加報酬と、あとは君の名前を教えてもらおうかな。
その代わり、君の指示にすべて従うから、さ……いいかな?」
あとは彼女の答えを待つ。淫靡な予感を感じながら。
■メリア > どうやら受けてくれるようだ。
しかもこの時点ですでに濡らしている様子を見るに淫乱らしい。
淫乱な子は好きだ、いい子に出合えたと思いにこりと微笑んで。
「メリアと申します…追加で1000ゴルド…お受けしていただけるのでしたら…これを、リーシャさんのオマンコに」
袋からもう一つの果物を出してリーシャの秘所に押し付けようとする。
「これじゃ…お尻の穴しか使えませんね…ん、んあ、ああん!」
我慢できずにペニスから精液を射精してリーシャを足にかけてしまう。
■リーシャ > 「1000ゴルドか――それなら、うん。いいよ。
だって今回の報酬の倍だし……それで気持ちいいなら、ね」
秘所に宛がわれる果物。彼女が支えてくれるそれに、ゆっくり腰を下ろしていく。
にちゅり、と蜜の絡む音がして、徐々に秘所が広がり、ごつごつした黒い球体を飲み込んでいく。
「ん、くっ――ふ、ぁぅっ……結構、おっき、ぃ、ねっ。
く、は……あ、ぅぁ――は、ぁうんっ♪ん、んんぅ♪」
ぐりゅん、と子宮口に冷たい表皮が触れる感覚。
中に入り込むと、腹部がごろごろとするような錯覚を感じる。
彼女の肉棒が精液を吐き出すなら、少女の足はべっとりと精液に濡れ、雄の臭いに腹部が疼きをあげた。
「ん、ふぅ……そ、だね。でも、こんなところでしてて、大丈夫かな?
ごろつき達に見つかったら、ボク達二人とも、ひどい事されちゃうよ?」
流石に、体内に果物を抱えた状態で剣を振るう事は少女にも不可能だ。
そして路地裏は、平民地区でも危険が多い。だから問いかけ、視線を向ける。
体内では、肉の粘膜が果実をきゅぅきゅぅと締め付けて、蜜をしみこませていた。
■メリア > 「ああ…申し訳ございません、すぐに綺麗にいたしますね」
汚してしまったリーシャの足を膝まついて舌で丁寧に舐めとる。
「ご不安でしたら…場所を変えましょうか?ん…ちゅぱっ」
綺麗に舐めとったら最後に太腿にキスをして立ち上がって
自分も腕には多少自信があるが確かにこの体では少々不安がある。
それにこの下水の匂いはいささか気分がそがれる。
「ではどこかいい場所があるのでしたら…リーシャさんにお任せしてもよろしいでしょうか?」
秘所から蜜を垂らしたままスカートを元に戻しリーシャの手を握る。
■リーシャ > 「ん、ふふ……それじゃ、綺麗にしてね?一滴でも残ってたら、お仕置き♪」
目の前、跪いて足を舐める彼女の姿は、嗜虐欲をそそるもの。
やがて足に感じる生温かな感触がなくなると、確かに彼女は仕事を果たした様子。
それならば、と一度ズボンを元に戻すと、腰元のベルトを締めなおした。
責め具を咥え込んだまま街を歩く、というひそかな周知を感じながら、そっと彼女の手を取る。
「それじゃ、大通りを超えて宿まで行こうか。
それにしても、これ……お腹の中、ごろごろするね……♪」
彼女の手を引き、二人で宿に向けて歩き出す。
平民地区の路地裏とはいえ、その奥から大通りへはそれなりな時間を要する。
歩き続ければ、その間中、ずっと腹の奥を果物が捏ね上げ、擦り上げ、ごつごつした外皮をこれでもかと押し付けてくる。
それは、当然少女に甘い声を上げさせるには十分で、表情は次第に蕩けて、発情を帯びて。
「ん、ふっ、くぅっ……んっ、はぁっ♪も、もうちょっと、かな?
メリアは、大丈夫?休憩とか、必要、そう?ふ、くぅうっ♪」
一旦立ち止まると、彼女に向かい、振り返って問いかける。
しかし、少女の表情はすでに淫猥な、恍惚と法悦に満ちている。
腹の中身はすっかり蕩けており、子宮は果物に吸い付いているような状態だ。
快楽に体が震え、一歩一歩が遅くなってしまうのも無理はない。
その後、特にアクシデントがなければ、二人は時間をかけて大通りの入り口にたどり着くこととなる。
■メリア > 「はい…妊娠してるみたいで…気もちいい」
お腹が重く、歩くたびに膣内が果物の皮とこすりあって発情を促す。
手を握ったままふらふらと歩き。
「はい…お宿なら、いっぱいしても…」
既に顔は淫靡な笑みを浮かべ、リーシャの肌に触れるたびに秘所の蜜は溢れてとどまることは無く
「くぅ、はぁ…だ、大丈夫、早く、しないと、リーシャさんをこの場でレイプしちゃいそうです、ふあ、ん、ああぅ…」
リーシャの頬にキスをしたり首筋を舐めたりしながら大通りの入り口までたどり着いて。
■リーシャ > 「こ、この場で!?それは、その、さすがに困っちゃう、かな。
というか、ボクされる側なんだね……ま、良いけど、さっ♪」
彼女が大丈夫そうならば、そのまま手を引き、街中を歩く。
周囲の人々は案外無関心なもので、少女達を見ても特に何を思うでもなく、己の目的を果たすべく歩き去っていく。
少女と彼女の二人だけが、すべての男性の視線を受けているかのような錯覚を覚えているのだろう。
「ん、くっ……は、ひぅっ♪も、すぐ、だから、ね?
あ、はは……ズボンの中、お漏らししたみたいに、ぐちょぐちょかも」
全身に汗をかきながら、ようやくやってきた噴水のある広場。
ここを抜けて右手が、もうすぐそこという距離に、少女の使っている宿がある。
あとはたどり着くだけ、と足を踏み出した刹那の事、とすん、と少女が向こうからやってきた人にぶつかって。
「わ、わわっ――」
バランスを崩すと、そのままどたりと尻餅をつく。
その刺激は、ダイレクトに子宮の中の果実を揺らし、そして。
「んひっ、ぃ、ぁ、ぁぁああぁあっ♪」
人前で甘い声をあげながら、絶頂と潮噴きを見せつけてしまうのだった。
流石に周囲に視線が集まるのを感じながら、顔を真っ赤にしながら少女は言う。
「め、メリア……腰、抜けちゃった、かも……」
あと少しの距離、運んでくれと言わんばかりに、上目遣いでおねだりを。
すっかり力が入らない体は、部屋に入ってしまえばそれこそ、彼女の自由となるだろう。
■メリア > 「ふふ、私も…もっと雰囲気いい所でしたいですから、よほど我慢できない時以外はこんな所でしませんよ、ご安心を」
秘所に異物を挿入して街を歩く。
この背徳感が更に欲情を促し更に隣には可愛いリーシャと腕を組んで歩く。
これだけでも十分に欲情を促し。
「あらあら、リーシャさんのお漏らし…かわいい♪」
目の前で絶頂して潮を拭くリーシャをおんぶして、そのまま宿について部屋に入る。
部屋にはいればリーシャをベッドの上に寝かせて。
「さあ、一緒にお洋服を脱ぎ脱ぎしましょうね」
リーシャの服を脱がせて全裸にしようとしてリーシャにも自分のメイド服を脱がせようと服に手をかけさせて。
■リーシャ > ようやくやってきた宿の中。
自室の番号を告げると、鍵を開けて中に入る。
部屋の中は整理されているものの、わずかに甘い匂いが漂っている。
それが、日課の自慰でベッドの染みついた少女の性臭だということを、鼻の慣れてしまった少女は知らない。
「ふぅ、ごめんね……うぅ、あんな所でイっちゃったよ、もう」
腹を撫でると、ゴリゴリした感触が返ってくる。
果物は、いい具合に熟成されつつあるのだろうか。
ともあれ、彼女が己を脱がそうとしてくるなら、それに合わせて彼女の服に手をかけて。
一糸まとわぬ姿になってしまうと、果実でポッコリと膨れた下腹部と、ぐっしょり濡れた股座、そして、蜜でべとべとの太ももを見せる。
「ん、ふぅ……もう、すっかりぐしょぐしょだねぇ。
そういえば、この果物、どのくらい入れていればいいの?」
問いかけながら、ベッドの上に身をゆだね、羽を伸ばす。
身動きすれば腹の中身が蠢くから、こうして転がるのが一番体に楽だった。
■メリア > 「イった時のリーシャさん、とっても可愛らしかったですよ」
自分の仕える屋敷と同じような少女特有の性の匂い。
やはり自分と同じ淫乱の変態少女だと確信してリーシャの隣に寝転がって。
「ん…確か…そろそろ…ん、あ♥あ♥きたああああ、フぐうううううう!」
2人の秘所に入った果物が激しく振動する。
膣内で激しく振動して子宮にも響くほどの衝撃を感じつつ。
「こ、これで、イったら…食べごろだそうです、あ、んぐい、ふぐああああ、ああぐぎぃ!」
振動を繰り返し、更に果物が2人の膣内で膨張して本当に妊娠したかのように膨らみ始める。
■リーシャ > 「そ、それは褒められてるのかな?ま、悪い気はしないけども」
苦笑しながら、彼女を抱きとめる。
隣に来るならば、柔らかな感触を確かめたほうがより良いのだ。
そうして体を重ねた刹那、体内で起きた強烈な振動が、一気に子宮を駆け抜ける。
それは、果物の性質なのだろうか。天然のバイブレータとも言える刺激に、思わず腰が浮いて。
「へひゅっ、ひ、ぁ、ぁ、ぁああっ♪ふぁ、ぅ、ぁ、ぁあっ♪
急に、ぶるぶるってっ、ふく、れてっ♪ひ、ぎぅっ、んぃ、ぁ、ぁああっ♪」
もう既に絶頂は何度もしているが、さらにダメ押しの数回が追加されて。
天井から釣り上げられたかのようなブリッジを見せ、木の床に潮を零しながら何度も跳ねて、腹を抑えて悶絶して。
やがて、少女たち二人の腹には、胎児ほどにまで膨れた果物が二粒鎮座する。
これから始まる出産の、強烈な快楽を待ちながら、少女は無様に足を広げて、秘所をパクパクとひくつかせていた。
■メリア > 「ふああ、妊娠しちゃったぁ…プルプルして…気持ちいいいいい!」
リーシャを抱きしめながら何度も絶頂しつつすっかり果物を孕んだお腹はリーシャと触れあう様に。
「あ、あ、もうだめ、うまれる、うまれるぅ!うみながらいきゅううううう!いきゅのおおおおお!」
股を開いて最初の数倍、スイカ大の大きさになって真っ白に輝く果物が秘所から出産されて、その快楽に絶頂を迎えて同時に天井に染みを作るほどに勢い良くペニスから射精した。
■リーシャ > 「ぼ、くもっ、うまれそっ、あ、ひぁ、ぁ、ぁああっ♪
んぃ、ひっ、んぃいいいっ――ひ、ふぅ……ん、んぅうううっ♪」
陣痛に似た感覚が始まり、足を限界まで開き、秘所を突き出し、必死に息む。
やがて、彼女のとは若干色の違う、桜っぽい白の果物が顔を出し始め、徐々にその姿を大きくしていく。
いきんで、いきんで、懸命にいきんで、そしてついに。
「んひっ、ぃ、ん、んぃいいいっ、で、りゅっ♪くだもにょ、出産、してっ、いくっ♪
いっちゃ、ぁ、ぁ、ぁあぁあっ、はひっ、ぃ、ぁ、ぁぁああああっ♪」
ぶびゅぅ、と溜まりきっていた蜜が零れると同時に、ずっしりした果物がごろりと転がり落ちた。
甘ったるい濃密なにおいが部屋の中に満ちて、彼女の射精に混ざって強烈な性臭に代わる。
少女はぐったりと、体力を使い切った様子で肩で息をしながら、ぽっかりと開いた秘所をうごめかせていた。
■メリア > 2つの果物は床に転がってそのまま部屋の隅へ。
「ありがとうございます…リーシャさんが私と同じぐらい変態さんで助かりました」
決して蔑みではなく純粋にほめてはいる。
ぎゅっと抱きしめてリーシャの顔をじっと見つめて。
「あ、あの、リーシャさん、私と、お友達になってくれませんか?私、変態ですけど、いいお友達になれると思うんです」
メイドと言う立場上プライベートでの友人には恵まれなかった。
だけどこの子なら気が合いそうだと思い思い切って言ってみる。
顔を真っ赤にして胸の鼓動が伝わるぐらいドキドキしながら返事を待つ。
■リーシャ > 二つの果実は確かに生まれ、転がっている。
これを持って帰るのは大変そうだなぁ、などと、どこかずれた感想が浮かんだ。
「あ、はは。それはよかったよ、うん。これで依頼は完遂だね。
ん、ちょっとだけ色味が違うのはあれかな、果物の種類?」
温めた人とかだとちょっと恥ずかしいねぇ、などとつぶやいた矢先、抱きしめられる。
抱きとめ、抱きしめ返し、彼女の温かさを感じながら。
「ボクでよければ喜んで――とはいえ、この果実を毎回生むのは勘弁だけどね。
これ、結構体力使うから――プライベートでよければいつでも会いに来てくれていいよ?」
お仕事の時は無理だけど、と素直に告げると、優しき頭を撫でてみる。
これですでに母であるから、案外母性は強いのである。
■メリア > 「…私より気持ち良くなったからかもしれませんね」
お互いに抱きしめて頭を撫でられて友達になると嬉しそうに微笑んで。
「よかった…気持ち良くするのもされるのも大好きで、痛いのも好きで、恥ずかしいことも大好きな変態ふたなりメイドだけどよろしくね…ねえねえ、リーシャはどんなプレイが好きなの?アナルセックスも好き?おしっことかうんことかは大丈夫?」
まず友達になったら許容できるプレイを聞け。
と主に教えられたからか何の疑いもなくリーシャの性癖を聞こうと。
■リーシャ > 「えぅ、それは、その、あぅ、面目ないねぇ」
苦笑しながら、彼女の答えにうなずいて。
矢継ぎ早に飛んでくる問いかけには、首をかしげつつ。
「んー、ボクも大体同じくらいかなぁ。
しいて言えば、お尻のほうが好きかも、だけど。
今日はもうへとへとだけど、次はいろいろできるかも?」
優しくなでながら、同じように答えよう。
性癖はたいてい一緒で、排泄すらも出来る、と。
■メリア > 「うん、私もへとへと」
友達になったからか最初とは違って明るく子供っぽい口調。
抱きしめたまま眠気が来てしまったようで。
「…今日はここで寝るね、ご主人さまには明日戻るって言ってるし、お休みリーシャ、大好き」
最後にリーシャの頬にキスをして眠りについた。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 路地裏」からメリアさんが去りました。
■リーシャ > 「ほいほい、おやすみ……ふふ、いい子だなぁ」
メイドという役割を抜け出した、明るく子供っぽい口調。
その柔らかさを楽しみながら、少女もまた彼女に添い寝する形で眠りにつく。
二人は暖かくやわらかなぬくもりで、翌日まで包まれていたのだとか――
ご案内:「王都マグメール 平民地区 路地裏」からリーシャさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にピングさんが現れました。
■ピング > 昼も過ぎ、賑わいを見せる大通りから一本外れた場所にある古びた雑貨屋。
アルバイト募集の紙とは別に”本日、本が特価”という貼り紙が入り口にあった。
店内では相変わらず雑多な様子ではあるものの、奥まった部分にある棚に”お勧め”と言うポップが飾られており。
急ぎ本だけを固めたのだろうその棚は、内容は専門書から娯楽物まで順不同で並べられており。
けれども開いてみれば判るが、その本の3冊に1冊は官能本だった。
性質の悪いことに表紙と内容を入れ替えている物もあり、さながら本を探す客を陥れるトラップ。
今日は何度か、恥ずかしそうに本を閉じる客や、逆に周囲を気にしながらも読み耽る客を見て楽しんでいたものだった。
「さぁー、いらはいいらはい。今日は本がお勧めだよー」
客なんて殆ど居ない店内に向け、それでも一応店主らしくカウンターから声出しをするのだった。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にシャロンさんが現れました。
■シャロン > 休日の昼過ぎ、ふと足を運んだ通りでのこと。
本が特価、という雑貨屋の看板に目を留め、少女は立ち止まる。
そういえば、最近はめっきり本を読んでない気がする。娯楽にしろ、専門にしろ。
ここらで一度、何冊か調達しておくのも悪くはないだろう、と少女は店の間口へと向かう。
「ごめんください、空いておりますか?」
入る前に一度声をかけ、静かに入店。
きょろきょろと周囲を見回し、眺め、本のコーナーを探しながら。
「えーと、店主さん、本のコーナーは、どちらに?」
奥にある、ということを知らない少女は、店主を探し、声をかけた。
■ピング > さりとてそれで簡単に客足が付く訳もなく、結局は暇を持て余す店番は毎度の事。
だらだらとしていると、やがて新たな来客があり――しかも本を御所望ときた。
「あぁ、はいはい。いらっさい。本はね、あちらになりますよー」
にっこにっこと浮かぶ笑みは本心から来客を喜ぶ顔。
その意図が何処にあるかはまた別の話になるけれども。
ともあれ、下心は隠しながら、入り口からは見えぬ、けれどもカウンターからは充分に見える位置にある棚の方向を指示し。
立ち読みは構わないからねぇ、と気安い調子で声をかけ、どうぞどうぞと促した。
■シャロン > やってきた店主は、少女を見るなり破顔する。
客が来たのがうれしいのだろう、などと都合よく解釈すると、彼の言葉に従い奥へ。
雑多に並べられた雑貨をよけながら奥に行くと、本のコーナーにやってくる。
目の前、雑に並んでいるものの、多くのレパートリーが並んでいる。
希少度も新旧も様々で、娯楽小説の最新本があったかと思えば、神学の古い専門書もある。
その品ぞろえは、どちらかといえばビブリオマニアな少女に丁度よかった。
「おー……これは、随分と色々な種類が。
とりあえず、まず一冊とってみましょうか……?」
手を伸ばすのは、つい最近発売になった恋愛小説の最新刊。
なんだかんだ、少女もロマンチスト。恋愛小説は大好物だ。
さてさて、手に取ったところ表紙には問題なし。
ならば、店主も言っていたし、と軽くページをめくってみる。
■ピング > 会釈に対してひらひらと軽く手を振ると、頬杖をついて後は見送る。
注視もしない風を装い、典型的な自堕落店主の様相を見せ。
けれども横目で確りと、相手の動向は見守っていた。
続き物の本は巻数が穴だらけ…というか、並ぶ場所も飛び飛びだったりする棚はまさに雑多の一言。
期待するものを見つけたのだろう相手の期待を打ち砕くように―――残念!
中身は甘い恋愛小説に見せかけた大好きな恋人を調教するという斜め方向に恋愛している艶本だった。
■シャロン > ページを捲っていくものの、その内容がどうにもおかしい気がする。
たまたま主人公の名前はあっていたものの、途中まで読み進めると、いきなりの濡れ場が挿絵付きでページを飾る。
それには思わず目を丸くすると、慌てて閉じて、頬を赤くしつつ咳ばらいを一つ。
「店主さん、表紙と中身が違うのですが、いたずらでしょうか?」
平静を装って、店主に声をかける。
ほしいのは官能小説ではないのだから、と本物の中身がどこにあるかも問うてみることとする。
■ピング > それを横目で見て、ほわぁ、と表情を緩め恍惚に浸る、駄目な大人が此処に居た。
阿呆な嗜好に浸り、ご満悦に浸っていると件の客が此方へとやってくるのを見やり、はてな、と素知らぬ風で対応を始め。
「おお、そりゃあまた。はは、すまないね、おいらは本には疎くてな。
ちなみにどう中身が違ったんだい?」
カウンターから回り込んで近寄ると、どれのことかなと説明を求めた。
「悪戯だったら参っちまうなぁ…この通り、管理が割りと適当なもんでな。
何か他に変なもん交じってたら除けといてくれたら助かるねぇ。勿論!ただとは言わんよ」
そしてどうせならと助力を請う振りをしてもっと色々読ませようという魂胆。
■シャロン > 中身が変わっているであろう本を右手に、店主の前。
差し出したところ、どう違っていたかを問われてしまう。
それには先ほど読んだ内容を思い出してしまい、頬を朱に染めながら。
「えぇと、これは、表紙こそ普通の恋愛小説なのですが……
その、中身がいかがわしい小説に、変わっておりまして。
子供が誤って買ってしまったら、不適切なのではないかと思いますよ?」
言葉を濁し、説明を果たす。
そうして会話をしていた所、やはり悪戯の様子。
頼まれてしまえば断れず、少し考えてから仕方なさそうに。
「うぅ、仕方ありませんね……では、あちらの本は全て一度見分します。
なにか、選別済みの本を入れられるものを二つ、ご用意願えますか?」
そう告げると、奥に戻ってさらにもう一冊を手に取った。
外見は神学の参考書だが、果たして中身は――。
■ピング > 羞恥を覚えながらも応対してくれる相手を見て、此方は表情だけは真面目腐った風を頑張って演じる。
そりゃあ許せんな!と憤慨をして見せるものの、あぁ、しかし、と一言。
「そういう悪戯心、少し判るんだよなぁ。
ガキがエロいもん仕入れるのはそういう方法しかねぇっつうか。
嬢ちゃんもそういう経験、ないかい?」
思春期の想いは果たして慮るべきか、とどうでもいい方向に話がそれかけたが。
しかしてやはり見分はせねばなるまい。
要望された品として、適当な籠を2つ用意すると相手の側へとそれを置き。
「おお、やってくれるか!ありがとうなぁ。
まぁ、そう急がんで良いから。気に入った本があったらちょっとくらい読んでも良いしな。
何ならおまけに本を一冊か二冊なら譲るんで、まぁ適当にお願いすらぁよ」
おいらは店番と帳簿付けがあるんで、とお仕事は早々に辞退しつつ。
元のカウンターに戻り、やっぱりこっそり観察を始める。
はてさて、本の中身であるが、実に3冊に1冊は中身が違うし、エロ方向。
中には表紙がエロい癖に中身は真面目、というものもある。
故に外見からそういう方向の本だと分かっても見分しなければいけないのがつらい所か。
神学の書は露出物
魔法の学術書は寝取り浮気物
料理の本は乱交物
と他にも多種多様。
嗚呼、美少女が今、頑張ってエロ本を検分しているという事実よ。
暇な店番が酷く楽しいものに変わった瞬間だった。
■シャロン > 彼の話を聞いていると、なるほど一理あるような気がしてくる。
確かに、性的な色々を幼い自分で手に入れるにはカモフラージュが必要だ。
そして目の前の男は、それに良き理解を示していることもわかる。
つまり彼は、悪戯を理解してそっと見逃す側なのだろう。
「あぁ、それは、少しばかり理解はできますね。見るなって言われると見たくなるやつです。
って、わ、私はそういうの特にないですっ!大丈夫です、間に合ってます!」
顔を真っ赤にして否定しながら、彼の手から籠を受け取る。
二つをそれぞれ自分の足元、左右に一つずつ置いて、準備は完了。
早速、検分を開始しながら、声だけで。
「そういうことでしたら喜んで。お駄賃というやつですね?
とりあえず、表紙と中身が一致しているものは左、違うものは右、です」
それだけ告げて、本を開いた。
最初は偶然の一致か、それとも入荷してすぐに棚に並べたのか、左へ。
二冊目は淫靡な表紙だが、中身はなんと百科事典。右へ。
三冊目、四冊目――中身は両方とも淫猥なもの。両方とも右へ。
機械的に処理をしていき、半分ほどまではさっくりと超えてしまう。
ここまでで、内容と中身が一致していない本全てと、内容と中身の一致した普通の本は終えたことになる。
そして問題となるのは、内容と中身が一致している淫猥な本があること。
その判断がつくのは店主だけであり、少女は中身が変わっている可能性を排除できないのだ。
「……うぅ、これも検分はしなければいけませんよねぇ」
真面目な顔をして開く、エロ本。
それはたまたま、純潔を守るために尻穴を躾けられるシスターの調教を描いた官能小説で。
かつての自分の境遇を思い出し、びくりと体が震えてしまう。
検分をしているはずが普通に感情移入してしまい、内容を追ってしまう。
心臓の鼓動は早鐘のようになっており、下腹部はじゅんと熱を持っていた。
■ピング > 「はっはっは!間に合ってるってか。
まぁでもあれだ。言ってくれればこっそり融通するぞ」
そう、例えば表紙を誤魔化して此方に差し出せば、それをそのままお駄賃にしても良いと。
からかい交じりに告げては後は宜しく、と作業をお願いし。
我ながら考えて入れ替えた訳ではないのだが、相手の作業を遠目に見ているとまぁ、出てくる出てくる。
マッチポンプ極まる作業となるが、それを知るのは、己ばかり。
お駄賃を上げるので一方的な苦痛作業にはなっていないだろうと、勝手な自己弁護は出来ているのだが。
そして幾らか検分が進んだ頃、相手の反応が明らかに変わっていた。
内容の検分にしては時間をかけて読み耽る様に、口の端をにやりと緩め。
ここら辺が良いタイミングか、と視線に力を込めて不可視の魔力の手を伸ばす。
女性らしい丸みを帯びた尻を狙い、淡く振れたその力はそのまま、上下に緩やかに蠢き。
稜線を確かめる様に尻を撫でるに留まらず、尻肉の谷間をにるりと這い。
■シャロン > 「そ、そう言うのはいらない、ですから!」
力強く拒否の返答をして、始まる検分。
やがて手が止まってしまう本の内容は、表紙と一致しているから店主にもすぐに理解されてしまう。
不浄の穴を責め立てられ、法悦の喘ぎをこぼすシスター。
それを良しとして、さらなる加虐を与える司祭長と貴族達。
心臓は痛いほどに鳴っていて、呼吸がわずかに浅くなって。
そして、ぺらり、とまた一枚ページを捲った一瞬のこと。
「んひっ、んぅうううっ!?――な、なななっ!?」
突如、尻の谷間を弄る様な刺激が、割れ目とその奥の穴を撫でたのだ。
しかし店主は奥にいることを知っており、物理的な接触は不可能。
結局少女は、顔を真っ赤にしながら周囲を見回し、再び本に目を落とした。
かつて、自分がされたことと殆ど同じことが描かれているが故の過剰反応。
そうだと信じ込んで、深呼吸を数度繰り返した後に、再び内容に囚われる。
ぺらり、ぺらり。少しの間は意識して早めにめくっていても、すぐにペースは落ちていく。
■ピング > 目を凝らし、本のタイトルを確認すると、ほほぅ、と一人ごち。
そんな中での尻への悪戯へ、過剰とも呼べるほどの反応を返す相手。
周囲を見渡す様子を、不思議そうな顔で見やり、どうかしたか?とでも言わんばかりの態度を見せておいた。
暫しの間を置くと、また意識を集中し――今度は布の内側へと、その手は入り込む。
このあたりか、と感覚のみを頼りに探るのは、本のメインとなっている尻穴への刺激。
じわりと窄まりを広げる様に周囲を撫で、ぐにぃ、ぐにぃ、とマッサージでもするように穴の表層を攻め立てた。
そうして何度か、間を置きながらも悪戯を繰り返し。
徐々に込める力を増やし、今ではもう、尻をたっぷりと揉みし抱くような動きすら見せていた。
■シャロン > 『実録、聖女凌辱』という表題のそれは、克明とでもいうべき描写が自慢の本だという。
その通り、まるで見てきたのだろうかとでも言うかのような筆の力に、少女は入り込んでしまっている。
何せ、過去の自分とそっくりどころか瓜二つなのだ。それこそ、自分を苛烈に責めた者が本を書いたとでもいうかのように。
思わずこくり、と小さくつばを飲み込んでしまった刹那、奥のすぼまりを左右に広げるような刺激が走り。
「んぃっ、ひっ、んんんっ、んふっ♪ん、ふぅっ……んぁ、ん、んぅうっ♪」
左右に広げられる度に、下着の中では柔らかな肉穴が、くぽ、くぽ、と広がって、とろりと腸液が下着を濡らす。
下着の中を透視する事が出来たならば、左右に広がって充血した粘膜を見せる尻穴が、確かに見えたことだろう。
なおも続く刺激を気のせいだと割り切っていた少女は、しかし徐々に体が負けて、ひくひくふるえてしまって。
やがて、少女は目の前の棚に突っ伏してしまうと、椅子の上で男の前に尻を突き出し、ひく、ひく、と淫らな痙攣を始める。
それは、少女の体が痴漢に屈服し、快楽を求めていることを何より如実に示していた。
甘い快楽に緩んだ尻穴を下着の中で引くつかせ、蕩けきった喘ぎを賢明未我慢する少女。
もし男が少女の言質や媚態を証拠に脅しの準備を整えてしまうならば、これ以上のない隙だった。
■ピング > 想定よりも遥かに感じ入る相手を見て、興が乗る。
何時しか体勢すら代わり、性交でもしているかのような姿勢。
ごくりと喉を鳴らし、視姦を続けながらカウンターから立ち上がり、相手の元へと。
「どうしたんだい、嬢ちゃん。そんなはしたない格好をして」
側へと座り込むと同時、今度は本物の手が、突き出した尻を掴み、ぐにぃ、と力強く揉み込む。
既に知れている弱点を責める様、布地越しに尻の谷間を穿り、節くれだった野太い指が尻穴を抉り。
顔を覗き込む姿勢の序に、相手が読んでいた本の内容を今、確認する様な仕草を取る。
「…おお!もしかして、本を読んでこっそりオナニーでもしていたのか?
おいおい、困るなぁ。一応はおいら、お仕事を頼んでいたんだぞ。
何々…?ほぉ、丁度尻の穴を指で穿られてる所だな。」
淫らな行為に耽っていたのだろうと決めつけ、本の一節を口にしながら束ねた指で布ごと、ぐりゅぅ、と尻穴に指を押し込み。
そのまま指を曲げ伸ばしし、伝わる感触を楽しんだ。
「まぁ判るよ。気になって仕方ない時はあるもんなぁ?
なぁに、そこまで気にするこたぁない。折角だから全部この場で読んじまおう、な?
嬢ちゃんがすっきりできる様においらも手伝ってやるからよ。なぁに、仕事を頼んだお詫びみたいなもんだ」
良いだろう?と囁きながら、もう一曲げ深く、指を尻穴へとめり込ませた。
■シャロン > 「にゃ、にゃに、かが、私のお尻を、触ってっ――んひぃっ!?」
くぷん、ぐちゅん、と幻想の指でかき回されるが、少女には本物にしか思えない。
締め付ければ質感があるし、節くれだったまるで男のようなそれが、腸壁をかきむしるのだ。
もはや少女の足は蜜でべっとり濡れており、足元には本を湿らせてしまうほどの、蜜の溜まりができていた。
次いで、本物の指が肉穴をえぐり、布の上から指浣腸を施すかのように穴を広げる。
それには思わず、甘ったるい喘ぎがこぼれ、少女の体が勝手に絶頂に押し上げられて。
「んぃっ、ひ、ぁ、ぉっ、ぉおぉおおっ♪はひっ、ぁっ、し、して、にゃいっ、にゃいぃっ♪
オナニー、なんて、してない、のにっ、お、お尻っ、ひゃめ、や、ぁ、ぁああっ♪」
本の一節――後半の始まりに位置する部分は、まず指での責めから始まる。
肉穴を解す様な責めがあり、少女はそれだけで感じてしまう体に驚愕し、悶絶するのだ。
ねっとりとした熱い粘膜は、布一枚越しにもぎちぎちと指を締め付けて離さない。
「そ、そういうの、じゃ、にゃく、てっ……ひひぇっ、そ、それ、全部!?
ぜ、全部なんて、むりっ、むりぃっ……わ、私のお尻、閉じなく、なっちゃ――♪」
この後の責めは、本のクライマックスに至るからか、かなり本格的で徹底的だ。
器具でも、魔法具でも、魔物や獣、人の集団――責めに使えるものはすべて使って、徹底的に少女を堕とすのだ。
絶頂責めも拡張責めも、そしてこうした作品ではニッチな排泄責めすら、それぞれが章立てされて、目次に記載されている。
残り半分――目次に書かれている全てを施される。それは、少女にとって地獄に等しい。
しかし、男の手からは逃げられず、少女はきゅ、と嬉しそうに肉穴を締め付けてしまって。
「へ、ひゅっ……ほ、本当、に、これ、全部するん、ですか……?
て、手伝われて、それで、それでっ……♪んぃ、ひ、ぅうううっ♪」
尻穴にめり込む指。その快楽に負けてしまった少女は、ついに首を縦に振る。
それは同時に、同じ責め苦を望んでしまうという、少女の被虐欲求の発露だった。
■ピング > 「ふむ、ふむふむふむ。おぉ、こりゃあ想像以上に凄いな。
なぁに、でも大丈夫だ。幸い、道具も全部揃いそうだしなぁ」
幸か不幸か、ニッチな道具も揃う環境は整っている。
スカートを捲りあげると尻をむき出しにし、ストッキングを引き破ってからぐっしょりと濡れた下着を指でずらし。
直接尻粘膜を弄ると、にちゅ、と粘着質な音が耳朶を打った。
「嬢ちゃん、凄いなこりゃ。
尻が濡れるなんざ、もうまんこと代わりがねぇ。
ほら、どこまで読んだ?次は何処からだ?あぁ、して欲しい項目でも良いぞ。ほら自分で言ってみろ」
束ねた指がぬめりを帯びる穴を穿り、直接入り込む。
粘膜の具合を確かめる様に折り曲げ、指の腹で腸壁を擦り、ぐぱぁ、と左右に広げ。
立派な性器と化している事を確認しながら、して欲しいプレイを読み上げろと笑い。
■シャロン > 「んぃっ、ひ、んんっ♪あ、ふぁっ、あ、ぅんっ♪す、ストッキング、破かれ、ちゃっ……♪」
ぴぃぃ、と布を割く甲高い音がして、外気に尻が直接触れる。
腸液蜜でべとべとに濡れた肉穴は、左右に開けば奥を晒し、かき回せば粘着音を立てる性器そのもので。
「ん、くっ、ふぁっ、こ、ここっ、せ、聖女陥落の、最初まで、読みまし、たぁっ♪
つ、次、はっ、い、『淫獄の地下調教、魔法具編』って、書いて、あってっ……♪
さ、挿絵、だとっ、目隠し、されてっ、縛りつけ、られてっ、玩具で、お尻、穿られて、ますぅっ♪
し、して欲しいの、なんて、は、恥ずかしくて、いえにゃっ――んぃっ♪
ひひゃ、ぜ、全部っ、全部ぅっ♪全部が、いい、ですぅっ♪」
答えをはぐらかそうとする度に腸壁を擦りあげられ、答えるまで責められて。
結果、本の全てを望む事を吐露してしまうと、続きの最初――淫具による快楽責めを指さした。
肉穴の感度は、徹底的に鋭敏に調教されているからか、指を咥え込むだけで甘い声を漏らすほど。
すでに発情しきった体は、男の言葉を全て受け入れてしまいそうな程に熱く、蕩けきっていた。
■ピング > 「そうだそうだ、良い子だな。
若いモンが恥ずかしがって遠慮するもんじゃあないぞ?よし、ほら来い」
序にロングスカートの留め具も外し、その場にはらりと落とし。
ぐりゅんと尻穴を穿ったまま立ち上がらせると、ぐぽ、ぐぽ、と遠慮なく穿りながら店の更に奥へと移動する。
入り口からは見えないものの、店内に人が居れば何時見られるか判らない場所だ。
そもそも、喘ぎ声で気付かれない可能性なんて無いのだけれど。
移動した場所は淫具が占める一角で、布の目隠しを施し。
何故か展示してあった、木馬(三角木馬ではない)に跨らせ、抱き込むように腕を回して手錠で繋ぎ。
脚はそれぞれ、木馬の足と枷で繋ぐ。
「そぉら、お望みの格好になったぞ。
それにしてもこりゃあ大した尻穴だな!恋人にでも開発されたか。
それともどっかの元奴隷か?」
かちゃかちゃ、と態と道具を選ぶ音を響かせ、聞かせながら。
楽し気に問いを重ね、ひたり、と尻へと手を置き。ぐにぃ、と尻肉を引っ張り、改めて尻穴を露出させ。
■シャロン > 「ひゃっ、ふ、ぁうっ♪ふわふわしてっ♪だっこ、されてっ♪」
抱き上げられて向かうのは、店の奥だ。
途中、ロングスカートの留め金は外されて、元の本売り場に落ちて。
纏うのは膝上丈がどのくらいかもわからないミニスカートと、破かれた白のストッキング。
奥、淫具の一角にやってくると、少女の目元には厚手の布の目隠しが施され、一切が視界に映らなくなる。
その後、乗せられたのは何やら木馬のような物体。
腕は後ろで手錠で占められ、足は木馬に埋め込まれた枷で固定されて。
身動きしても逃げられない状態を強いられると、前に突っ伏すように身が倒れた。
「は、ひっ♪んぅっ、も、元々、はっ、神聖騎士団の、騎士でしたっ♪
今は、もう、やめてっ、恋人と過ごしてっ――んひぅうっ♪」
正直に言わなくても良いのだが、少女は真面目故、素直に自分の身分を吐露してしまう。
元神聖騎士団で少女ぐらいの年となると、大抵の者は幼き聖女と呼ばれた存在がいたことに思い当たる。
無私の精神で剣を振るい、弱きを助けたという聖女。今は聖女が出奔した為、空位になっている。
彼がそれを知っているかどうかはわからないが、勘が良ければ、少女と本の繋がりに気付くかもしれない。
何せ、その小説は、かつて少女を凌辱した司祭が、私腹を肥やすために執筆した実際の調教録なのだから。