2023/01/19 のログ
サマエル > 「まぁ、苦いものっていう印象が強かったですからね。
その苦いものも、美味しいって感じられてちょっぴり自分で成長を感じます」

なんて、ちょっとだけ自慢のように言ってから。

「ふむ……ふむ……。やっぱり、そう言う訓練もあるんですね。
というか、騎兵隊だったんですか?初めて知りました。
じゃあ今日も訓練してきたんですか?すごいですね。

なるほど、サブの獲物ということですか。
確かに、使えるものは多いほうがいいですしね。
アルグレーネはどんなものを使うんですか?
剣とか……斧とか、そのあたりですかね?」

アルグレーネ > 自分の言葉を彼なりに嚙み砕いて理解した様子を耳にすれば、
少しだけ考えてから

「私は第四師団だから、騎兵師団ね。
あはは、今日は雨ばかりだったから、ほぼ書類仕事よ。
他のほとんどの連中は、室内訓練場で体力錬成。
だから、今日は誰も武器修練はしてなかったんじゃないかしら。」

天気によってはそういう事もある、と伝えてから

「ちょっと違うわね。戦場に出ることを考えれば、
メインの武器一つ目とメインの武器二つ目。
それ以外にサブの武器を修練する。

私のメイン一つ目は槍、二つ目は大剣。
サブの武器が……」

そこまで言葉にすれば、軽く腰に下げた得物を軽く叩いて

「……小剣、ね。
ちなみに、槍、っていい方したけれど、長柄武器はどれもある程度は扱えるわ。
ポールアックスとか、ハルバードとか、グレイブとか。」

サマエル > 何度も彼女の言葉に頷いて。

「確かに、雨の中では普通訓練はしませんよね。
筋トレとか、室内で組手とか、せいぜいはそのぐらいですか」

納得したように呟いて。
次に彼女が言う言葉に、頷いていた顔を上げる。

「ふむ……メイン武器が2つ……と、サブが1つ、ですか。
そういう考え方もあるんですね。勉強になります」

わくわく、と彼女の話を聞いて。
叩かれた彼女の獲物へと、顔を向けて見つめる。

「グラディウスですか。確かに、取り回しはいいですね。
狭いところでも槍だと振り回せませんし、やっぱり騎兵隊だと広い場所がメインになりますけど。
それだけが仕事でもありませんしね。

あぁ!ハルバード僕大好きです!滅茶苦茶カッコイイですよね!
僕の細腕じゃまだ持てませんが、いつか持てるように、振り回してみたいなぁ!」

もし少年の目が開いていたならさぞや輝いていただろう。
それぐらい弾んだ声をして、彼女の獲物や、それを振り回す姿を思い浮かべる。

アルグレーネ > 「ちなみに、この考え方は騎兵だからという前提よ。
歩兵基準なら、さっきサマエルが言った通りのメイン武器、サブ武器と言う考え方であってるから。」

状況で変わる事だと説明を加えてから、サマエルの言葉を聞いて返していく返事。

「取り回しと言うのもあるけれど、どちらかと言うと、近距離つばぜり合いから、
抜いてそのまま胴薙ぎ、みたいな使い方かしらね。
メインを2本とも使えない状況だったら、相当な乱戦状態だろうし、
その辺に転がっている長柄を拾って使った方がマシだったりもするわ。」

状況次第でどうするかは変わってくるから、と付け加えてから続ける。

「あら、ハルバードが好み?
……でも、だとするとだいぶ体を鍛えないとじゃない?
振り回せるだけの筋力が必要だし、なによりその振りが早い必要があるもの。」

サマエルには出来ないとは言わない。
でも、足りてない事はしっかりと指摘する返答だった。

サマエル > 「あぁ、馬に乗せるから出来るって感じですね?
歩兵だと鎧もあるし、重鎧兵だとそれこそ重すぎて持てませんしね」

納得したように頷いて、興味深い事柄に、真摯に話を聞く姿勢。

「鍔迫り合いか。そこまでのクロスレンジなら、そう言う扱い方は必要ですね。
ましてや、槍で鍔迫り合いなんて普通はそうそう起きませんし。
近づかれている以上、乱戦になっているのが普通ですか」

そんな状況を思い描いて。よく考えられているんだなぁ、と思う。
まだ実戦を経験したことがない自分にはわからないが。
こうして語っているということはきっと彼女はもう何度も実戦を経験しているんだろう。

「はい!斧もついてて、槍としても使える。
とっても強いと思いますし、すごくカッコイイです!
それに、馬に乗りながら振り回すのとか、もう最高ですよ!

……そうですね。いちおう走り込みとかもしてるんですが。
なかなか筋肉が付かなくて……。まだまだ僕が子供だからなんですかね……。
それに、あれを振り回すとなると身長も欲しいですし……」

アルグレーネ > 「ええ、そういう事。騎乗時は槍、下馬時に使えるように、馬に大剣を乗せておく。
それでも大剣が抜けるとは限らないので、サブは腰に下げておく、ね。」

ハッキリと言ったわけではないのに返してきた反応には少し感心した様子。

「そういう事。あらゆる状況を想定して、あらゆる対応方法を考える。
それをして初めて生きて帰る準備ができている、という事だから。」

ありとあらゆる状況を想定して準備したからこそ、実戦で生きるのだと。
それをしているから生きて帰ってこれるのだと最も大事な部分として伝えた。

「そうねぇ……子供だからと言う可能性は確かにあるけれど、
トレーニングの仕方に問題があるんじゃないかしらね。
筋肉をつけるトレーニングと体力をつけるトレーニングは別物だし。
身長については成長を待つしかないけれど、ハルバードを振り回す、という事だけなら別に身長はなくても問題ないわよ?
……ドワーフだって振り回せるんだから。」

サマエル > 「持つのは槍で。馬には大剣。腰には小剣と、それに鎧。
なるほど、アルグレーネさんぐらいに鍛えないとまずは騎兵でも持てませんね。
やっぱり、アルグレーネさんの部隊の皆さんはそれぐらい持ってるんですか?」

彼女が以前、自分より強い人間はいるといっていた。
ならば部隊には、それぐらいの人間がいるのだろうと考えて。

「……戦争とかは、準備を怠った者から死ぬといいますしね。
それぐらいはむしろ当たり前で、当たり前を当たり前にできないから死ぬ、ですか」

難しい顔をして、だがそれが当たり前だとわかるのだから。
それに、経験者の彼女が言うのだから、これが真実なのだろう、と。

「ふむ、身長はそこまで問題はない、ですか。
なら、やっぱり筋肉の方が問題ですか……。
ダンベルとか持ったり、腕立て伏せぐらいは出来るようになったんですけどね……。
まぁ、ダンベルはまだ3㎏程度までしか持てないんですが……。
誰かそういうの、手伝ってくれる人とかいないかなぁ……」

アルグレーネ > 「そうね。何を乗せているかはともかくとして、ウチの連中ならその本数は持っているはずよ。」

そう返答を返していれば、難しい顔をして返した事には返答を返さない。
それがそのまま真実だから。

そうしていれば、続いた言葉。
少しだけ考えてから、

「ん~……まぁ、多少なら見てあげてもいいけど。
仕事もあるからそうねぇ……多くて週1回くらい。
もしかしたら、2週に1回くらいになるかもだけど、
それでもいいかしら?」

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からアルグレーネさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からサマエルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にローウェルさんが現れました。
ローウェル > 冒険者らしき青年は走っていた。
お金がないあまりに食い逃げをしたわけでも、強盗に追われているからでもない。
路地の奥から女性の悲鳴らしきものが聞こえたからだ。
正義感が強いとはいえない青年だったが、しかし悲鳴を無視できるほどスれてもいなかった。
おおよそ悲鳴の聞こえたであろう場所にたどり着くも、ぱっと見たところ争いのあった気配はなく。

「……おっかしいな、さっきの声はなんだったんだ?」

首を傾げながら、路地の物陰などを調べていって。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からローウェルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にニァさんが現れました。
ニァ >  
くっそ寒い、なんなら道端に溶け残った雪なんかも視界に入る厳冬の
夜、真夏となんら変わる事のない極小水着+ニーソというフェチズム
全開、さぶいぼ必至な恰好の猫が酒場通りをうろついていた。

その目的は

――――ぐきゅるるるるるるるぅぅう……☆

なんとも愛らしい腹の音を聞けば察しもつこう。
お腹がすいたから適当な相手に飯をたかって、ついでにぽかぽかふか
ふかの寝床にも潜り込ませてもらおうという魂胆だ。

ニァ >  
「ハラへったニャ~(ちらっ)、ひもじいニャ~(ちらっ)、誰か
ニァにご飯おごってくれんかニャ~(ちらっ)」

うまそうな匂いのする酒場の出入り口、体操座りでしゃがみ込み、
道行く酔っ払い共にあざとさたっぷりの上目遣いを向けながら、
食欲にまみれた願望を垂れ流す。
仕事帰りの酔いどれと、そいつらから金を巻き上げる娼婦ばかりが
行きかう夜の酒場通りである。
見るからにちみっちゃく、肌色面積過剰なチビ猫の姿は大いに
目立つ。
ニァはとっても可愛いので、こうして庇護欲を誘う独り言なんぞ
呟いていれば、結構な確率で飯くらいおごってやらぁ!という
お大臣が登場するのだ。はよこい。

ニァ >  
「な、なんて財布の紐のかたいれんちゅうニャ。がっちがちの
かた結びニャ……」

4半刻ほど粘ってみたが、物珍しそうな目で見られはしても
『ぐへへへへ、おじょうちゃぁん、いくらだぁい?♡』
とか言ってくるスケベは一向に現れなかった。
いい加減腹の虫もしんぼうたまらんといった感じになっているらしく、
さっきからもうぎゅるぎゅるぎゅるぎゅる超うるさい。

「しょーがないニャ。店の中でおこぼれにあずかるニャ」

よっこいせと棒切れみたいな細足で立ち上がり、半裸のチビは物怖じも
せずに酔っ払いだらけの店内に入り込んでいく。
果たして、ニァは狙い通り美味しい食事と暖かな寝床を手に入れる事が
出来るのか……!

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からニァさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/大通り」にマリナさんが現れました。
マリナ > すっかりと日も暮れて酒場から零れる灯りに暗く照らされる大通り。
人の姿もほとんどなくなった通りを一人で明かりを手に歩く。

「ここで眠られると風邪をひきますよ。できれば帰った方が…。
その方がいいですね。お気をつけて」

明かりで照らす様にして歩き、路地で酔っ払いが眠っているのを見つければ声を掛けて帰宅を促し。
酔っ払いが起きてふらりと去っていくのを見送れば再び歩き出し。

「この季節は流石に酔って眠り人が少ないので助かりますね。
そろそろ合流の場所ですが来ているといいのですが」

寒くなった今の季節の見回りは本当に寒くて大変。
しかし街から出ずにそれなりの報酬があるので受けるにはもってこい。
そんな依頼ももうすぐ終わる、この先でともに受けた冒険者をしてギルドに報告をすれば依頼も終わり。
出来ればいて欲しいなと願い合流地変へと向かい、そこには相棒の冒険者か、それ以外の人が居るのか、それとも誰もいないのかは判らないが、そこへと足を向けて。

マリナ > 「よかった、いましたね。これで依頼も終わりです。
ギルドに戻りましょうか」

待ち合わせの場所にとつけば、そこには共に依頼を受けた冒険者の姿。
小走りに合流をすれば終わりを告げて共にギルドへと声を掛け。

そして二人でその場を去っていく事に。

ご案内:「王都マグメール 平民地区/大通り」からマリナさんが去りました。