2022/11/01 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にクレス・ローベルクさんが現れました。
■クレス・ローベルク > 平民地区の公園で。
男が一人、椅子に座って本を読んでいる。
その椅子には、板が立てかけられており、その板を倒さない様に左手で抑えつつ、右手で器用にページを捲っていた。
そして、その左手で抑えているのは、『賭け金50ゴルドで立ち合います。賞金は賭け金返却の上100ゴルド』とある。
「(昔は、良くこういう賭け試合をやったもんだけど)」
今は、あまりやらない。これで稼ぐぐらいなら、もっと他に稼げる仕事はあるからだ。
とはいえ、こういう活動を定期的にしておくことで、王都の冒険者や兵士にコネを作っておくのは、それなりに大事だ。
「(さて、誰か来るかなあ)」
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からクレス・ローベルクさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にローウェルさんが現れました。
■ローウェル > 「ふぁ~ぁ、腹減った……。
おっちゃん、パンか何かある?
えっ、昨夜はお楽しみでしたね、って?
いや女の子にフラれて、すごすご独りで部屋に戻っていくの見てただろ、意地悪だなぁ」
起床して降りてきた青年は、冒険者向けの宿屋の1階で主人と軽口を交わし、パンを受け取って口へ運びながら手頃な椅子に腰掛けた。
夜になれば酒場として賑わう1階も、日が沈むまでは静かなもの。
昨夜の女性に肘で小突かれた腹部が、まだ少し痛むような気がしていた。
あまりに魅力的な尻だったので、手を出すタイミングを少し早まってしまったのだ。
不意打ちエルボーを食らって吹っ飛ぶ姿を、酒場にいた多くの客に目撃されていた。
「ベッドの上まで持ち込んだら、こっちのモノだったんだけどなぁ。
あー惜しいことした」
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からローウェルさんが去りました。