2022/10/17 のログ
■ネメシス > (へ~、酒場にはちょっと派手だけど可愛らしい格好してるのね。)
ネメシスは持ってこられた肉料理とアップルジュースを楽しみながら、来客をさりげなく確認していた。
新たに増えた客の一人がさきほど記帳していた人だと迄は知らないが、
白のゴシックはなかなかに目を引く。
おまけに瞳は赤だ。
人間ではないのかしら?
そんな感想を抱かせる。
(ま、でも今日はそんな元気ないし…。)
あくまで静かに食事を楽しんでいる。
■ソラム > 「(…へぇ…。鎧…ってことは…騎士か何かかな…?)」
サラダ類とフルーツ系の料理を頼んだ少女は、暇を潰すために酒場内に視線を走らせていたが、目を引いた鎧の女性へと少し視線を合わせてから、手元に広げていた黒いファイルへと視線を落とす。
「(……う〜ん…この辺りの騎士は……)」
ぺらりぺらりとページを捲りながら、騎士のことに関しての記録を探し始める。
料理が来るまでは、そうするしか時間を潰す方法を少女は知らなかった。
■ネメシス > 何やら資料を読み漁っているのか調べているのか。
ネメシスはこちらを見ている視線に気づいた。
着替えもせずに出てきたことを今更ながらに後悔。
だが気を取り直して食事を続ける。
肉は牛だが脂のノリが良く、特性のタレが掛かっていて味、香り共に申し分ない。
アップルジュースもまた甘くて飲みやすい。
肉と一緒に出てきたパンもまた好みの味だった。
(ふ~~ん、前から人気の宿だってのがよく分かるわね。)
■ソラム > 料理がやってくると一度ファイルを閉じて、少女は食事を楽しみ始める。
元々きのみなどを食べていた少女は、宿屋で出ているフルーツ系の料理に興味をしてしていた。
結果としては少女は大満足である。ファイルの記録を増やすことを決意した。
「(さて…他に食べられそうなのもなさそうだし、上に戻ったほうがいいね)」
ファイルの続きを見ようと思っていた少女だったが、食事を終えて席は早めに開けたほうがいいと判断し、黒いファイルを持って席を立つ。
調べ物は、宿の室内でもできることだと、割り切ったからだ。
■ネメシス > 近くの席の子もなんだか機嫌よく食事を堪能している。
やはりこの宿は良い宿だった。
(それじゃ、私も目立たないうちに戻るとしましょうか。)
先に席を立ち、食堂を後にするネメシス。
今日は静かに過ごすのであった。
ご案内:「宿屋 平民地区」からネメシスさんが去りました。
ご案内:「宿屋 平民地区」からソラムさんが去りました。