2022/04/11 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にローウェルさんが現れました。
ローウェル > 「やーーー、参った。収穫ゼロときた。今晩の宿はどうしようかなぁ」

下水道のスライム退治という簡単な依頼を請け負って宿賃にしようとしたはいいが、近ごろの暑さでスライムが下水道の奥深く、通常は人の入れない区画に引っ込んでしまったのか、午前中を費やしても全く見つからず。
見つからなければ、当然だが報酬を得ることもできない。

「女のコの部屋に泊めて貰うのが、手っ取り早いんだけどねぇ……」

平民地区の酒場兼宿屋の酒場の一角に荷物を下ろすと、声をかけられそうな女性がいないか見回して。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からローウェルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/冒険者ギルド」にクレールさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/冒険者ギルド」からクレールさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/冒険者ギルド」にクレールさんが現れました。
クレール > それなりに人が混雑を擦る冒険者ギルド。
その混雑を避けるように歩き受付に向かえば採取品を引き渡して報酬を受け取る。
受け取り中身を確認をすればポーチをしまい込み、向かうのは依頼掲示板の前。
そこにたどり着けば単独か少数で受ける事の出来る依頼を眺めて。

「この時間は外れか…面倒なのしかないか」

先ほど終了させた害獣の討伐か採取でもあればと考えたが並ぶのは面倒な採取系ばかり。
討伐もあるにはあるのだが一人では厳しい物が多く、出来ればもう一仕事受けたいと思っていただけに並ぶ仕事には不満しかなく。
文句をつい口にしながら新しい仕事が張り出されるのを待つことにして。

ご案内:「王都マグメール 平民地区/冒険者ギルド」にクレイグさんが現れました。
クレイグ > 「なんだ、クレールは…そこにいるって事は依頼待ちか?」

受付の方から声がかかる。
ガタイの良い冒険者も多く、体格的にはそれほど目立つという程でもないが。
背中に背負う武器は、他に使っている人間がいないであろう独特な物で。
以前依頼で言っていたことを信じるなら、かなりの重量があるらしい。

「久方ぶりだな、そん感じでいるって事は良い依頼ないのか?」

少女に声をかけつつ、簡単に依頼掲示板を確認しつつ、隣へ立って。
男も割のいい依頼は無いという結論になったのか、肩を竦めて見せる。

クレール > 良い依頼がないなら帰るべきだが待てば出てくる時もある。
それに多少は期待をしていれば声を掛けられる。

誰だと思い振り返り受付の方を見れば目立つ武器を背負う男。
こんな武器を使う知り合いは一人しかいないののだが、あまり機嫌が良いという感じでない顔で見返し。

「久しぶり。良いのがないから待ってるんだよ。
でもな、全然出て来ないな。
俺にはないけど、お前にならあるだろ」

隣にやっていた男をみあげては簡潔に返し。
肩をすくめる様子に自分よりも選択できるだろうというように目を細める。

クレイグ > 「ふむ、無くはないけどな。
良い依頼かと言われると、首を捻る感じだ」

ざっと見て、儲けが出るであろう依頼自体はある。
ただ手間と見合うかといわれれば、首を傾げそうで。

「依頼待ちするなら酒入れるのは問題か、諦めて飲みに行くとかはどうだ?
もしくは、クレールがいいなら、二人で出来そうな依頼でもいってみるとかは?」

よ、っと言いながら武器を背負い直して、近くにあった椅子を引っ張るとそこに座る。
それで大体同じ程度の視線の高さになる、会話する気満々らしい。

クレール > 「クレイグがそう言うなら手間と儲けが合わない感じか?」

自分と違う男は受けれそうな依頼が多いように思えるがそうではない様子。
それでいて良い依頼かと、その言葉にわりに合わないのだと直ぐに判り。

「見つけても酔ってたら受けれない。俺は酒は苦手だから付き合うだけになるよ。
二人で出来そうって言ってもな…」

椅子を引っ張り座る男の高さが変われば視線を下げ。
飲みに行っても飲めない事、そして一緒に行けそうな割がいいものがどれなのかが今一判らずに。

クレイグ > 「そんな感じだな、準備したほうがいい物とかがちとめんどいし」

ある程度の効率を考えると、依頼によってあったほうがいい道具という物があるが。
今の手持ちと、依頼で考えるとそこら辺が合わず、準備してくるのも時間と手間を考えると、微妙で。

「そういや、そんな事きいたような、依頼の打ち上げにいかないかって聞いた時かあれ。
そうだな、一人だと数が多い討伐とか…街中なら、コンビでの巡回とかかね」

酒に関しては聞いたな、と苦笑し。
弱くても、一人で相手するのが厳しい数の討伐系依頼や。
街中での巡回は、二人で受ける依頼の場合は、多少面倒な貧民地区など、危険もある場所だったりするのだが。
とはいえ、王都の中で完全に危険がないと言い切れないのが、今の状況でもある。

クレール > 「けどな、準備をしとかないと余計に割りにあわないだろ?」

そこで手を抜いて大失敗をしては結果的に赤字になってしまうだろうと。
自分はそこまで準備の必要な依頼を受けつ事はないが男が言うならそうなのだろうと。

「飲めないのに行っても詰まらないだろ?それに無理に飲まされても面倒だしな。
その数が判らない討伐なら巡回の方が楽だよな?」

実力が上の男と組めば討伐は楽だろうが問題は数。
それなら巡回の方がマシに思えるのは不思議な物、危険地帯を回る事になるかもしれないが、そこでの荒事は男に頼むというように見て。

クレイグ > 「…あ、言い方が不味かったか、今は準備がないから直ぐにいくには面倒だって話な。
此処暫くの依頼で使い切って、今度他の細かい物と一緒に補充予定ではあるんだ」

普段はあるが、使い切って無い道具が今はいくつかあり、それらをそろえる前に行くには微妙と。
というか、男は魔法が全く使えない上に、自分が魔力を注ぐ系統の魔道具も使えないので。
多様な道具などをしっかりと準備するタイプ。

「そらそうだ、飲まなくてもハイな奴もいるけど、クレールはそんな事もないしな。
飲めない相手に飲ますのは酒がもったいないな。
そうだな、巡回は街中の道覚えてれば楽だな、ちなみにこんな外見だからか、巡回依頼で絡まれることはほぼないな」

額に傷があり、どう見ても戦場帰りの風情を見せる肌、その上上背もありガタイも良いので、絡んでくるのは酔っ払い程度で。
それも、酔っ払いが勝てるほど弱くは無く、といった感じで。

クレール > 「……そう言う事な。今から準備をしてくのは面倒だな。
使い切れるほど依頼を受けれてるなら良い事だな」

道具が必要な依頼をほぼ受けないので使い切るほどに受けている事に関心し。
多様な道具を用意できる予算があるのも儲けているとみて。

「ああいうのはただの迷惑だろ。
俺の分も飲んでくれていいぞ、潰れたら置いてくけどな。
クレイグが居れば先ず絡んでくるのは居なさそうだ」

身体つきが良くいかにも歴戦に見える男に絡む奴はそうそういないだろう。
その言葉に納得すると今日の巡回は楽そうだと考えて、それにするかと告げる。

クレイグ > 「そういう事だ、ある程度纏め買いすると多少安くなるし、俺は月借りの宿だからそこに置いとけばいいしな。
時期にもよるけどな、この間きれたから他の小間物と合わせて、ってな」

ネズミ捕りの様な、簡単な物も小型の魔獣などには使えるし、他にも生活の中で使う道具で依頼に使っている物もあるらしく。
魔道具店などにはいかないが、逆に雑貨屋や小間物屋にはそこそこ顔が効くらしい。

「ある程度まではいいんだけどな、ハイ過ぎるとうざくなるのは確かだ。
いや、自分の飲む量は判ってるし、潰れるまで飲まないぞ。
見せつけるのにちょうどいい、武器もあるしな」

体格などに加え、変わり種の武器は、少女の視聴より少し小さい程度の大きさがあり、基本は盾形とはいえ威圧感も中々。
それじゃ、受付に行くか、と椅子から立ち上がって、斧盾を背中に背負いなおす。

クレール > 「そうやって月借りできるのも儲けてる証拠だろ。
俺はその日だから買い置きも出来ないんだよ」

なので出来るだけ準備のいらない依頼を受けていると、なので荷物に関しても少ないの一言。
時折に雑貨屋に行きはするがそれも最低限。

「それにそいつの巻き添えで出禁も嫌なんだよ。
そっか、それなら安心だな。おいてかなくてもいいし。
そんなのを背負ってる奴に先ず喧嘩は売らないか」
体格といい武器といい、本当に巡回にはうってつけだと男を見。
少しでも楽に稼げるなら断る理由はないと男が立ち上がれば受け付けにと向かう。

クレイグ > 「俺も最初は安宿だったからな、そこは年季の問題もあるだろ。
そのせいで、武器以外にでかいバックパックも持つ羽目になってるけどな」

ちらっと言っていたが、武器などを持ってある程度の動きを確保するために、鎧は硬皮鎧を部分でらしく。
バックパックは、体格の良い男が背負ってもでかいとわかるほどには大きいサイズ。

「打ち上げとかでまとまって行くと、店からは同じパーティだと思われるしな。
そうしてくれ、一緒に言った相手に置いていかれるのは、微妙な気分になる。
そう言う事だ、酔っ払いは除くけどな、あと薬やってる奴」

その為に、こういうのもあるんだけどな、とちらっと見せるのはベルトに隠されているワイヤー。
大きな武器に目が行くが、よく見るとかなり色々な武器を持っているのも判るだろう。

受付で、ペア巡回の受付を済ませて、それじゃいくか、と声を掛ける。

クレール > 「年季って言われると俺はまだまだって事だな。
それだけ持って歩ける体力があるって事だろ」

武器と動きやすさ重視の鎧というのは自分と同じ。
しかし男が背負っても更に大きいと言えるバックパックを背負える体力は純粋に羨ましいもの。
似たようなものを持てば自分では仕事にならないと。

「そう言う事だよ。それでいい店の出禁は笑えない。
一応は起こすから安心しろって、そこで起きれば置いてかないよ。
その辺は容赦なくやってくれ、仕事の一環だろ?」

酔っ払いやヤク中は基本的には道理は通じない。
その時はそのガタイの一撃で伸す事をさらりと頼み。
色々と持ってるのだと男の手持ちの多さに目を向けながら、手続きが終われば早速と連れ立ってギルドを出る事に。

クレイグ > 「冒険者もするようになって10年以上だぞ、年齢ってクレールの倍は越えてるだろうしな。
体格が良かったのと、戦場やら冒険で延々ときたえられてるからな」

傭兵と兼業で、傭兵の方が経歴としては長く。
重い変わり武器を使っている事と、他にも重量物を持っている事で自然と鍛えられていて。

「そらいやだな、とはいえ飯と酒が美味くない店で打ち上げしたくないしな、そう言うのは連れてかないが一番か。
そのときは、頼むわ。
ま、そういうの連れてくとすこし報酬増えるしな、任せといてくれ」

問答無用で襲い掛かるような莫迦は、つかまればそのまま奴隷行き、その売り上げ予想から多少の追加報酬が出る。
とはいえ、衛兵側で懐にかなり入れるので、微々たるものだがないよりはましで。

ギルドを手続きをすれば、巡回用の割符とどこかに付けるように言われ、小型のバッジを受け取り。
それを付けて、受け取った王都の地図で、巡回路を記憶して、一緒にいる少女へ手渡す。

クレール > 「俺はまだ1年弱だしな。親みたいな歳のクレイグにかなうかって。
そのどっちも俺はないんだよ」

立派な体格に傭兵だった男はある意味冒険者としては恵まれている。
少し前までは貴族のお嬢様だった自分とは全く違う生活は想像は出来ないが、鍛えられている姿は自分が知らない苦労の産物を見つめて。

「だろ?だからそう言うのは行きつけには絶対に連れてかない。
俺が一緒の時はだぞ?
本当に期待しとくよ、俺じゃ逆な目に合いそうだしな」

その手は少々の報奨金は貰えるのは知っている。
しかし無理をしてまで捕まえるほどのうまみのなく、男が居なければ放置していると笑い。

手続きを終え、男からバッチと地図を受け取れば身に着け地図に目を通し。

「平民地区を抜けて貧民地区の浅い場所を回って戻るだけみたいだな」

これなら楽な仕事だなと男を見上げて告げていく。

クレイグ > 「逆に言えば伸びしろは多いだろう、魔法も剣も使えるんだし。
どちらかといえば、動きの速さを鍛えたほうがいいかもな、強化魔法なんかできると戦闘ではいいんじゃないか」

経験ばかりは短縮できるものではなく、それは基本的な体格も似たような物で。
少女の体格や戦い方を考えれば、自分の様に力に頼るより、速さの方が向いているように見える。

「俺も気を付けないとな、依頼中に大体わかるだろうけど。
その時は、頼むって、な…さっきも言ったけど其処迄飲まないと思うが。
ちゃんと仕事はするって、任せとけ」

地図を見た後の少女の言葉に。

「だな、そこら辺なら其処まで変なのはいないと思うし、すぐ終わるだろ」

貧民地区とはいえ浅い場所だとよほど運がわるくなければ、おかしなのはほぼおらず。
少女の前に立って歩き始める、歩く速度は体格差を考えてか少しゆっくり目で。

クレール > 「そりゃそうだけどな。まだまだ経験を積まないとだろ?
今更クレイグみたいに鍛えれない。だからそうするよ」

男と女では体格などの違いである意味理想と言えるもの近づくのは難しい。
男の言葉には分っていると頷き。

「俺は大体は顔を知ってるのと組まないからその辺は大丈夫だな。
つい飲みすぎるってのもあるだろ?そうならないのが一番だけど。
信頼してるって、そこはよ」

「こういうルートが毎回なら助かるんだよな。
よし、ぱぱっとすませて報酬を貰おうぜ」

危険な場所でも浅い場所なら問題もあまり起きないから楽でいいと。
そして歩きだせば速度を合わせてくれている事に気が付かないままに巡回に出発し。

その巡回で揉め事があったのかなかったのか、その辺りは二人の知る事で…