2021/03/10 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区@酒場」にラッツィオさんが現れました。
ラッツィオ > 今日の仕事は上々だった。
中流貴族の弱みを握って脅していたチンピラに制裁を加えるという、あまり気乗りのしない仕事ではあったが、仕事は仕事。
それに相手をするなら、自分と似たようなチンピラのほうが、手加減せず殴り飛ばせるので気楽だった。
刃傷沙汰になって怪我人は出たが、死者はなし。
もう手出しをしないという言質を取って仕事は完了だ。
たんまり貰った報酬の一部は、怪我の治療費としてチンピラにくれてやった。
こういう仕事をしていると、他人の恨みほど怖いものはない。
それを少しでも緩和できればという生きる知恵だ。

「金儲けの後の上等な酒はたまらねェな――……」

懐が温かいので、貧民区ではなく、平民区の酒場にやってきていた。
さすがに貧民区のそれと比べて綺麗に掃除されており、ネズミが床を這い回っていることもない。
カウンターの端の席で、琥珀色の液体が入ったグラスを、遠慮のない速度で喉へ流し込んでいく。

ご案内:「王都マグメール 平民地区@酒場」からラッツィオさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にティーラさんが現れました。
ティーラ > 平民地区にある冒険者ギルドを後にすれば外は夕暮れの色。
街中での依頼ならばもう一つぐらいは行うことができるかもしれないが、まあいいかとギルドから離れて歩く。
途中に目につく酒場に入ろうかとも考えるがそれは後でいいだろうと考えを変え、足を向けるのは商店や露店が並ぶ路地。
そこならば運が良ければ掘り出し物、掘り出し物が無くても普通に買うよりは安いものが見つかるので。

そうして通りから脇にそれた路地に入っていき…。

「今日は外れでしょうか。こうも当たりがないとは…」

路地に入る何軒かの露店を眺めはするがこれという物は目につかず。
時折に足を止めるも手にも取らずに離れる事もあり、そして今は足を止めた露店の前、並んでいたショートソードを手にして買うかどうかと悩んでいて。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からティーラさんが去りました。