【外見】 188cm / 85kg 服の上からは細身ながら、ギッチリと筋肉の詰まった身体。
種族は鰐の亜人。 外見のベースは人間だが、明らかに異なるパーツがある。 ○鋭い鱗のついた鰐尾が尻から伸びている ○獣の生肉も容易に噛み千切れる鋭い犬歯 ○手足の爪はナイフのように鋭い(が、作業用に左手爪は丸めてある) ○金色に光る爬虫類状の双眸
無造作に伸びたウェーブがかった黒髪。 顎に無精ヒゲ。稀にキレイに剃ってることもある。 鋭い目つきは三白眼に近い。 鼻筋が高く、唇はやや厚め。 肌は日焼けで少し浅黒く、身体にはいくつかの消えない傷跡がある。
【服装/装備】 ○何の変哲もない襟付きシャツ+仕事によりネクタイ等 ○獣革の分厚い生地のレザーパンツ、ブーツ ○鉄板仕込みのトレンチコート ○祈祷師から貰った竜骨のネックレス(*1) ○湾曲した山刀 ○ソードオフ・マギテック・ショットガン(*2) ○しわくちゃのハット(変装用。普段はコートの中)
*1:魔力と集中力を高める効果がある。 元より素質もなく、訓練もしていないため、 これを身に着けていないと魔法が使えない。
*2:爆破魔法を圧縮充填した弾丸を、散弾のように発射する銃。 魔力の充填は技巧に理解のある高位魔術師に依頼しなければならず、 高価かつ面倒なため、切り札としてしか使わない。
【性格/性癖】 ぶっきらぼうで粗野、デリカシーに欠けて皮肉屋。 仕事になると少々話は違ってくるが、基本的に細かい配慮が大の苦手。 しかし危険な臭いのする仕事は原則引き受けないか、 決める前に入念な下調べをする慎重さも併せ持っている。 若い頃に無茶をした反動でもある。
女性に対して紳士的とは間違っても言えないが、相当に女好き。 アプローチの仕方も「ヤらせろ」など非常に直接的。 その性格のせいで、貞淑な女性にはほとんど縁がない。 直接的な誘いに嬉々として応じる淫蕩な相手と、 後腐れのない獣じみた一夜を過ごすことを好む。
異様な外見に反して、性癖はあまり拗れていない。 常人を遥かに上回る逞しさと絶倫さで、肉弾的に攻めることを選ぶ。 相手に受け入れる気があれば、尾も道具として活用する。
体型や実年齢がどうあれ、10代の少女めいた風貌には食指が動かないようだ。 好みでいえば身持ちの固い貞淑なレディよりも、 話の分かる股の緩いビッチのほうが後腐れなくサカれるのでよいらしい。 乳と尻はデカければデカいほどいい、とは本人の弁。
【生まれ/職業/背景】 本名:ラッツィオ・ヴォーマーフ
生まれは定かではなく、物心ついた頃には孤児院で養われていた。 好き者がたたってリザードマンと交尾した母から産まれた、 などと揶揄されることもあるが、笑って流している。
孤児院を脱走してスラム街に落ち着き、 そこで汚くもしぶとく生きる術を学ぶ。 外見は異様だが、恵まれた体格と身体能力は暴力も辞さない生き方に役立ち、 年月を経ることで、独りで仕事を探し食い繋げるまでになった。
「便利屋」を自称しており、請け負う分野は暴力沙汰がほとんどだが、 ときに運び屋や探偵じみた仕事もおこなう。 さらには性癖の歪んだ富豪から、妻を一晩かけて滅茶苦茶に犯して欲しいといった、 艶事の依頼が舞い込むこともある。
仕事柄、恨みを買いやすいため、荷物の少ない身軽なことを活かして、 あちこちの街を転々としながら暮らしている。
通常の人間より老化の進行が遅く、寿命が長い。 生きている年月に対して、半分ほどの衰えしか見られない。
【能力/戦闘】 正統な武術を修めたことはなく、身体能力にモノをいわせた我流の喧嘩殺法。 殴る蹴るの打撃、手足の鋭い爪、山刀が主な武器。 普段はコートで隠している尻尾は、全力で振るえば骨ごと肉を削ぐほどの凶器。 異様の血のせいなのか、精神支配系の魔法に対して強い抵抗力を持つ。
習得している魔法は、聴覚を敏感にする、相手を軽い酩酊状態にする、 足音を極端に小さくするといった呪い程度だけで、戦闘には不向き。
【住処】 港湾都市ダイラスの倉庫街の一角に、住居兼便利屋の事務所を構えている。 黒板つきの立て看板に、『便利屋コチラ』と書き殴られているのが目印。 内部は埃っぽいものの空間自体は広く、寝具や家具が転々と配置されている。 金目のものや、武器などの危険物は、鍵のついた金属製の棚にしまってある。 トイレ、シャワー、簡易キッチンあり。 |
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