2020/11/16 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区 食堂酒場」に飛廉さんが現れました。
飛廉 > まだ夜も始まったばかりの酒場食道
稼ぎと今日も生還したことを感じる為のように、食事と酒精に舌を打つ客らで集っている
その日は飛廉もまた、仕事を終えており肩には弓を収めるための革布の包を背負ったまま訪れていた。

入店すると、店主と女将が切り盛りするのを見つけ手を振った
笑顔で来店する中で、軽く2、3言話せば グゥゥゥとなる腹の音
顔を染め、すぐに用意すると笑われるのは肩が狭くなる……っ。

一人でやや小さめな二人掛け用のテーブルを使わせてもらうと、武具を立てかけ、一息。
飛廉は職や外見ではなく、能力から消費するカロリーが多い

所謂大食いに位置し、腹に溜まりやすい白麦と金色卵に甘葱の炒め物やスープ
土起こしの煮肉や青茎の塩タレなどがトトトンッと並んだ。
弓懸を外し、いそいそと女将のいる前で両手を合わせて笑みの一言

「いただきまーす♡」

始まる食事は、失ったカロリーを補うようにざくっと掘り起こした白麦の焼き盛りや煮肉
もしゃもしゃと糸目笑みで頬を膨らませて食べるそれは、周りの胃袋を刺激し、作り手を笑みにするもの

飛廉 > 穀物や肉 野菜とバランスに富んだ食事
全てが飛廉の中に納まるまでそう時間はかからない。
全てを食べても、未だカロリーが少しずつ使われている気がするほどであり、満腹で動けないなどという事はなかった。

食後に温めた葡萄酒にジャムを混ぜたものを貰い、酒気は飛んでいないものの、飛廉には優しいもの
柑橘ジャムと葡萄酒の温かい酒気と食後には甘い口直しは良い塩梅だった
最後に甘く〆たのが好かったように、飛廉も機嫌が良いまま。

中には顔なじみが挨拶をしながら、今度ダンジョンにでもいこうと社交辞令を交わす。
快く受けながらも、ついでにと女将が出してくれた鉄鍋の蒸しパンを食べる姿。

周囲はまだ入るのか?と疑問視する者がいながら、飛廉は余裕。
もさもさともちもちと、そして柑橘の削った皮が入っているらしい風味がいい
本来なら小腹空かしにいいらしいものの、今の飛廉には食後のデザートのよう。

食事を終えたらどうしようかと、ズーッと葡萄酒のジャム風味を呑み。

飛廉 > 食事が終われば、代金を支払いつつ先ほどの鉄鍋パンを数個買い上げる飛廉。
後で補給する為だろう中、又来店することを約束しながら店を出る。
既に消化が始まっていそうな腹部を撫でると、確保してある宿へと向かい。

ご案内:「王都マグメール 平民地区 食堂酒場」から飛廉さんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にジーゴさんが現れました。
ジーゴ > どこの誰とも知らない人に体を売った夜のあけた朝。
起きた瞬間から体がおかしかった。それから半日以上経ってもまだ、体がおかしい。
たくさん寝てみても、水を飲んでも変化はない。ずっとおかしいままだ。
風邪気味だとか二日酔いだとかそんな症状だったらまだよかったのに。
そうじゃないから事態は深刻だ。

貧民街と平民街の間の裏路地。
日も沈み、もう深夜と言ってもよいような時間帯。
人があまり来ないところでうずくまっている少年が一人。
どこか息は荒く、肩で息をしているようで。