2020/10/29 のログ
イグナス > 結局だれに、ぶつかったのだったか。
相手の無事さえ確かめら、悪い、とひとこと。あとは目的地へと再度急ぎ始めて――

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からイグナスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にナータさんが現れました。
ナータ > 「ふわあぁぁぁ……ぁふ……」

昼下がりの平民地区。
宿から少し離れたそこを、少女は歩いていた。

昨夜は配達の仕事が終わるのは遅く、だいぶお寝坊気味。
幸い仕事は元々お休みの予定だったため、こんな時間に
目が覚めてもあわてることはなかったけれど。

安宿に居ても、することはない。
尤も遊ぶほどの余裕もないのだけれど。

仕方ない、暇を潰そう―――そう言えばこんな時間に
街中に居るのも久しぶりであった。

少女は行く当ても、所持金も殆どないまま、うろつくことにした

ナータ > 「えー……と……何処、行こう……」

街の中心街に行けば賑わいを感じるだろう。
午前中で仕事を終えた者達ならば既に酒盛りを始めているかもしれないし
これから食事をとる者もいるだろう。
けれど少女の脚が其方に向かうことはなかった。
所持金が心もとない、ということもあるし
そもそも人混みは得意ではない―――奴隷市場なら別だけれど。

プラプラと、けれど賑わいは避けるように、少女はまた歩を進めて。

ナータ > 「ま、いっか……」

折角のお休みだ。
あてもなく気の向くままに。
お金はないけれど。

少女は平民地区の雑踏に消えていった

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からナータさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2 冒険者ギルド」にクレス・ローベルクさんが現れました。
クレス・ローベルク > 悪いことをしたら良いことをしたい。
それは、何も善悪だけでなく、身体に対してもそんな感じなわけで。
男は、身体を思う様動かせる仕事を捜していた、のだが。

「……中々ないもんだな」

小規模のゴブリン退治などはあるのだが、そっちは新人に回したいと断られてしまった。
元々、小遣い稼ぎの為に仕事を請けている様なクレスと、本業冒険者の卵のどちらを優先するかなどわかりきった話であって。
だから、この『身体を動かしたい欲』を発散できず、男は取り敢えず酒場で呑んでいた。
しかし、それが酒ではなく、ブドウジュースなのが、未練を表してはいたが。

「んー、訓練所に行くべきかなあ……。でも、何か地味に身体を虐めるって気分でもない……」

クレス・ローベルク > ――男は、結局会計をして出ていった
ご案内:「王都マグメール 平民地区2 冒険者ギルド」からクレス・ローベルクさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にロイスさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からロイスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にロイスさんが現れました。
ロイス > 冒険者たるもの、極力倹約すべし。
後輩に対してそんな事を掲げているロイスは、当然自分自身にもその掟を適用している。
そんな訳で、白身魚の塩振り焼きをお供に、小さいジョッキでエールをちびちびやりながら、今日も今日とて仕事を待っている。

「(此処で、探しているにならないのが、俺の悪いところなんだろうけど)」

ベテランには報酬が安すぎて、若手に頼むには危険がすぎる。
そんな仕事を好んで取る男の元には、大抵の場合、仕事が向こうからやってくる。
一年前ぐらいはそれでも、自分で仕事を探していたのだが、寧ろギルドの役員からすれば、ギルドの都合で仕事を斡旋できた方が融通が効くという訳で。

「……まあ、その御蔭でこうして、酒場の皆の話に聞き耳立てられるし、話しかけたり話しかけられたりも出来るから良いんだけどね」

男は、それなりにこの辺りでは有名だ。
別に飛び抜けた能力がある訳ではないのだが、とにかくギルドに顔が利いて、経験がそれなりに豊富で、コミュニケーション能力も悪くない、という実績故に。
相談役や、人手が足りない時の穴埋め――ギルドの職員にそういう事を相談すると、高確率で男に話が回ってきたりする。

「(便利に使われてるんだろうけど――それが嬉しいんだよなあ)」

ロイス > ――男は、そのまま噂を肴に、杯を傾けていた
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からロイスさんが去りました。