2020/07/11 のログ
フォティア > 並べ立てられる狼の魅力に、少女もうんうんと頷き返した。
超インドアタイプのこの店主も、犬はともかく街の外で狼を直に見たことはない。

「大きくて、毛並みもふっかりとしていて、頼もしく見えますね」

欄外の生態を簡単に横目に見ながら、見たことのない狼へと彼と同調するように想像を巡らせていたものの。
取り出された小銭をしばし見つめて、数え。

「何日、お借りされるかにもよります。けれど……ええと」

カウンターの下から、本の大きさ厚さ、貴重さによって規定された貸本代を口にしようとして──画集は、聊か高いのだ。何しろ、貴重で、写本にも手間がかかる。
かかるが──それをぐっと呑み込んで。

「とりあえず、一日。……これだけお預かりしますね」

狼の姿に目を輝かせる様子を、掻き消してしまいかねないのがやはりココロに引っ掛かり、告げたのは小冊子の貸し出し料と同じ値段。わざと賃料を間違えて、残りの小銭を彼の手の中へと返した。。

「また、延長も承りますから。よろしくお願いします。返却の際に半分お返しします」

お馴染み様を作る努力の一環だと己へと言い訳し、彼へと一時的にその本の貸与の権利を譲渡する。

「また、来てくださいね」

精一杯の笑顔で、今日最後のお客様へと一礼を。

ジーゴ(番号215642) > 「そうそう、かっこいいの」
まるで自分が褒められたかのように喜んで。
狼の本を見つけられた嬉しさで、抱きかかえるようにして本を持つ手にも力がこもった。

本を借りるお金の相場だとか、精緻な写本の手間だとかを知らない少年は、小冊子の貸出料にしてもらったことさえ気がつけずに、残りの小銭を受けとってズボンのポケットに滑り込ませた。

「明日返しに来る」
小冊子の値段にしてもらっても尚、数日借りられるほどの金銭は持っていなかった。
借りた本を大切そうに抱えて、店の外へと。
どうやら雨は降っていない。
「ありがとう」
小さく手を振ると平民街の石畳を水たまりを踏まないように注意をしながら駆けだして。

一晩しか借りられないから、同居人である主人に夜中、こ「れはなんて読む?なんて読む?なにオオカミ?」と質問攻めにして、前ページをくまなく楽しむと、翌日閉店ギリギリに返しに来たとか。

フォティア > 本を大切そうに抱える様子に、自然と唇に笑みが浮かぶ。
店の外へと、お客を見送るために道へ出て──姿が消えるまで見守り、そして今度こそ看板を仕舞った。
湿気取りのシートをかけるのにやや手間取りつつも、それでも、本を喜んでもらえるというのは、店主として格別の喜びで、一連の作業の間、我知らず鼻歌を奏でていたとか。

──次の日の返却も丁寧に受け取り、一枚だけ、別冊子の森林狼の挿絵の精緻画を一枚、自身で写本し、彼へと手渡したという。
一枚だけなら、本をただで譲渡したわけではなく、サービスだから、などと店主は己に言い訳したとか、しないとか──

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からフォティアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からジーゴ(番号215642)さんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にアレエルさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にチェルシーさんが現れました。
アレエル > 宿で一夜を共にした翌日。
窓から差し込む光が当たってまだ眠たそうにしながら目を開くと、
隣にいるチェルシーの顔がすぐ目に映るだろう。
片腕で彼女を抱き寄せて頬に軽くキスすると、
優しく髪を撫でながら彼女の目覚めを待っている。

その手が少女の頭についた長いウサ耳に触れると
今さら興味深そうにそれを眺めて触り始めた。

「そういえば結局これずっとそのままだったけど……
そういう種族ってわけじゃなくんてつけ耳だよね? 気に入ってるんのかな?」

そんな独り言を言いながら、ウサ耳の先っちょをつんつんとつついてみたりしていた。

チェルシー > 鮮烈な初夜を経験した少女、
幸せそうな寝顔を浮かべながら安らかに寝入っている。

「……ん……ふぃ……」
アレエルに抱き寄せられれば、
眠ったまま反射的に抱き返して、甘い吐息を漏らした。

兎の耳は明らかに作り物。
露出の多いバニースーツを着込んでいるので
痴女か何かと思われるかもしれないが、
昨夜の反応はあまりにも初心な処女のものであった。

……罰ゲームかなにかでこんな服装でもしているのだろうか。

アレエル > 「ん……まだぐっすり寝てる。
まあ、昨日は初めての子にちょっといきなり激しかったかな」

甘い寝息に吸い寄せられるように顔を近づけて覗き込みながら昨夜のことを思い出した。
ほんの数時間前に彼女が自分とつながって気持ち良さげな顔になっていたのを思い出し、
それと今の無邪気な寝顔を見比べるようにしながら
頬を撫でてまじまじと見つめて笑う。

しかし、あまりよく眠っているとそのうち少し悪戯心が湧いてくる。
そして男の生理現象として、一緒にくるまった毛布の下では
股間がギンギンに固くなっていた。
自分にとっても久しぶりに一緒に朝を迎えた女の子に、
それを鎮めて欲しいと思ってしまう。

耳のことも気になったが、今はそのことを置いておくことにして、
毛布の中で彼女の手を取ると、そっと自分の下半身へと導いていく。
昨夜に脱いだまま全裸の状態で、無防備な少女の手に直接自分の硬いモノに触れさせた。

チェルシー > 「……うぃ……」
アレエルの肉棒に触れると、無意識のうちにそれを握りしめ……

「ん、んん………?」
熱く脈動するその感触に、目を覚ますのであった。

「んん……あれ……えっと……。」
まだ寝ぼけた頭で、状況を整理する。
半裸の自分、隣にはアレエル。
思い起こされる、昨夜の数々の出来事。
……それはどうやら夢では無かったようで。

「……ひゃっ!!?」
素っ頓狂な声を上げて、握った肉棒から手を離す。
そして全身真っ赤にしながら、恥ずかしそうにシーツで身体を隠し……

「お、おはよう……アレエル……」
顔だけだして、消え入りそうな声で麻の挨拶。

アレエル > 「ん……、は…ぁ……」

彼女の手に軽く力が入ると、小さな手と細い指の感触が人の手とは全然違っていて
気持ちよさに思わず声が漏れる。

「……あ、おはよう。昨日は楽しかったよ。
チェルシーの初めて貰っちゃったけど、
一緒に気持ち良さそうにしてくれしかったし、可愛かったな……」

チェルシーが目を覚まして飛び上がるように起きると、
そのすぐ横でのんびりした表情で笑いながら朝の挨拶を交わす。

反射的にシーツで体を隠そうとしているが、
全裸状態の自分と違って彼女のバニースーツは脱がせたわけではないので
露出度が変わっているわけではない。

その様子を面白そうに眺めつつ、彼女を抱き寄せようとして手を伸ばした。

「おいでよ……。
それとも昨日、僕と交わした愛の気持ちは間違いだったの……?」

わざと大げさに悲しむような素ぶりをしながら、ちらっとチェルシーの様子を伺う。

チェルシー > 「……き、昨日は……!
 ……そ、その……あの……!」
夜が明け、改めて思い起こすと……
出会ったばかりの男と、なんて破廉恥な事をしてしまったのだろう、
と、羞恥心で一杯の少女。
アレエルの言葉に答えようにもうまく言葉が出てこない。

「……し、シャワー、浴びてくるっ……!!」
ベッドが跳ねる様に出ていくと、
そのままシャワールームへと。
来ていたバニースーツを脱いで、頭から勢いよく湯を浴び始める。

……混乱している彼女はまだ気づいていない。
ここは所謂連れ込み宿……
シャワールームはガラス張りで、外から少女の裸体が丸見えである事に。

アレエル > ほとんどチェルシーの方が犯された被害者のようなものなのに
逆に慌てて困り顔の様子を面白そうに眺めつつ、
ちょっとチョロくて大丈夫かな、と保護者欲も出てくる気がする。

そんな風に思っているうちに、彼女は一人で行ってしまった。
連れ込み宿みたいなものだが、値段も高めだったので設備が良いらしい。
ベッドの上でまだ寝起きの気分のまま
ガラス越しに見る着替え姿やシャワーシーンは楽しく、
冒険者らしく引き締まりつつ女の子らしい細長い手足や
すらりとしたボディラインが綺麗だった。

ついでに言えば、鍵すらかかっていないので
しばらく眺めるだけ眺めて満足すると、ゆっくりと立ち上がって自分も後を追った。
彼女がシャワーを浴びている背後で扉をあけて中に入り、
水場で驚かせても危ないのでなるべくゆっくり声をかける。

「チェルシーってば……。
昨日のこと、まだ質問に答えてもらってないよ?
間違いだったか、それとも僕のことちゃんと……」

そう言いながら近づく男の股間は、朝起きた時からずっと勃起したまま、
それを恥ずかしげもなく彼女に向けている。

チェルシー > 「あぁぁぁ……
 ……僕ったら……まさか、あんなことしちゃうなんて……」
ぶつぶつ呟きながら、長く美しい黒髪を湯で洗い、
身体に付着して乾いた体液を、顔を赤らめながら流していく。
そんな彼女は、アレエルに見られていることなど露知らず……。


「ふぇっ!?ふぇえええ!!」
背後からアレエルの声がしたと思うと、
いつの間にか彼はシャワールームの中に。
しかも全裸のまま。

「ま、間違い、じゃ、無いけどっっ」
いや、何かの間違いには違いない。
が、そう言うのも無粋な気がして、とっさに答える。
……それに、とても幸せで気持ちが良かったのは、確かだった。

「って、いうか……ふ、ふくっ、着てっっっ!!?」
アレエルの股間に聳えるものが目に入り、
顔を両手で覆い隠して、アレエルに服を着る様にと……

アレエル > 高レベル冒険者の彼女は戦闘シーンの窮地から逃げ出すのは簡単かも知れないが、
こういう場面ではそう簡単に逃がしはしない。

実際、普通の平民の家のお風呂に比べたらかなり広いとは言え、
シャワールームの限られた空間で逃げ場なんてないだろう。

「そっか、それなら良かった。だったらさ……」

彼女の愛を確かめるように近づいていくが、
下腹部で猛り狂ったままの剛直が欲望と直結していた。

しかし、目の前で初めて見るチェルシーの裸の姿が綺麗なのも事実で、
色々な意味で見惚れてしまう。

「うさぎの格好も可愛いけど、これがチェルシーの本当の姿なんだね。
すごく可愛いよ、僕の手の中でもっとよく見せて……」

そんな風に言って、服を着に戻るどころか彼女の眼の前に立つと、
腕を広げて抱き寄せようとする。

「ねえチェルシー……もう一度昨日みたいに抱きたい。
チェルシーのことが欲しくてさっきから堪らないんだよ……。
本当に嫌がることならしないから、僕を信じてこの腕の中で目を閉じて」

チェルシー > 「う……あぅぅぅ……」
困惑する彼女を捉まえるのは容易い事であった。
広めのシャワールームの壁際で、少女はアレエルに抱き寄せられる。

濡れた肌が密着し、柔らかな彼女の肢体越しに
心臓がそれこそ小さな兎の様に高鳴っているのを感じる。

「……また……えっちな事、するの……?」
アレエルを少し不安げな、潤んだ瞳で見つめる少女。
しかし抵抗する事は無く、身体をアレエルに預け、静かに瞳を閉じる。

アレエル > 甘い言葉でさらに彼女へ近づいていくと、
やがてその耳元で囁く声は背後で流れる水音よりはっきり聞こえるだろう。

その距離にまでなると、もう完全に彼女の肩に手をかけて自分の胸に抱き寄せていた。
昨夜の抱き心地も良かったが、全身で素肌を触れ合わせる感触は心地よく、
その柔らかな身体を手離したくなくなってしまう。

「うん、すごくシたい……優しくするからさ……」

彼女が赤い瞳を閉じれば嬉しそうに腕を回して抱きすくめ、
そっと頬を撫でてわずかに上向かせてから、その小さな唇にキスしていく。

痛くさせないよう気をつけてはいるものの、
早く抱きたくて肩を掴む手に力が篭ってしまうし、
身体を密着させるとすぐその大きな手で背中をなでおろし、お尻まで触り始める。
おっぱいは昨夜も触ったが、お尻をこれだけ直接触るのは裸になったおかげで初めてだ。

彼女は全くそんなつもりではないかも知れないが
一つずつ新しいことを許してくれてるみたいで男は喜んでしまう。

そして彼女の下腹部には、いちど胎内まで許した硬くて熱いペニスを
ぎゅうぎゅうと押し付けることで、
自分がどれだけチェルシーのことを欲しているか直接伝えていく。

チェルシー > 「……も、もう……。
 ……仕方ない、なぁ……。」
アレエルから求められている、というのは、
恥ずかしいがなんだか悪い気はしない。

「……ん……んく……」
身体が密着すると、唇が合わせられる。
背中から尻まで撫でおろされ、
そのまま尻への愛撫が始まる。
くすぐったい様な、気持ちいい様な感覚に身を委ねて……。

「……アレエルのこれ……またおっきくなってる……。」
押し当てられるアレエルの男根。
男性が性的に興奮するとそうなる事も、まだ良く分かっていない少女。
ただ、大きく硬いそれで胎内を突き上げられると、
信じられないほどに興奮し、気持ちよかった事が思い起こされて、
さらに胸が高鳴ってくる。

アレエル > 抵抗はしないとは言え緊張気味だった彼女の体が
諦めたような言葉と共に少し柔らかくなるのを感じると、頬を撫でて見つめて笑う。

「やった。じゃあ、優しくするけど……また思い切りしちゃうよ……」

柔らかな胸とお尻を大きな掌でぎゅっと掴むようにして押し付けながら
ゆっくりと揉んでこね回し、熱を伝えていく。

「ん……チェルシーを好きだからこんな大きくなってるんだ……」

チェルシーが恥ずかしそうにして身をよじらせれば
その隙をつくようにして首筋に顔を埋め、
昨日つけたキスマークがまだ薄っすらと残る首筋に
新しい痕をいくつも付け足していった。
シャワーの水音に混じり、ちゅ、ちゅっというキス音がはっきり響いていく。

チェルシー > 「思い切り……
 ……う、うーん、それって、昨日よりも凄いの……?」
尻を揉みしだかれ、ぞわぞわする様な感触を快感と感じ始め、身体を震わせる少女。
思い切り、というのがどの程度なのか想像もつかず、
昨日よりももっと凄い事をされてしまうのだろうか、と不安を感じつつも、ほんの少し興味もある。

「……そ、そうなの……?
 ……ふーん……あ、ありがと……。」
好きと言われるのも悪い気はせず、むしろ嬉しく思える。
自分に好意を抱いている相手なら、色々されても良いかも、などと思い始める少女。

「んっ……ふぁっ……」
首筋に新しいキスマークを刻みつけられ、甘い声を漏らす。
その刺激もまた、気持ちが良い事に気づいていく。

アレエル > 「そうだよ……。
チェルシーはまだ初めてで不慣れだからね。
最初は優しくゆっくりだけど、だんだん僕も気持ち良いようにしていきたいな……」

脅かすような、期待させるような甘い声音で囁いて耳たぶを甘噛みする。

「キスされるの、気持ちいい……?
もし良かったら、我慢しないで声だしてね……。
チェルシーの声も可愛いから聞きたいし」

チェルシーが自分のキスや愛撫で
だんだん気持ち良さそうな表情になっていくのを見ていると
それだけでも気分が良くなり、行為がエスカレートしていく。

チェルシー > 「そ、そっか……
 アレエルも気持ちよくなりたいんだもんね……?」
昨夜のアレは、アレエルにとっても気持ちの良い行為の様だ。
自分だけ気持ちよくなるのもなんだか申し訳ないし、
アレエルに好きにしてもらってもいいかな、なんて思ったり。

「ひゃ……んっ……」
そんなところに、耳たぶへの甘噛み。
意外な所への刺激と、思わぬ快感に身を悶えさせる。

「き、きもち、いい……。
 ……なんだか、変だよ、こんなに気持ちいいの……。」
アレエルの愛撫が激しさを増していくと、
強い快感で興奮が高まっていくのを自分でも感じる。
それと同時に、焦れったい様な、もどかしい様な感じもする。
……昨日みたいに、硬いあれを膣内にいれられて、
激しく交わり合いたいと望んでいる事に気づいてしまって……。

アレエル > 「そうそう、チェルシーと一緒にね……」

あとで朝食は市場にでも一緒に行って何か食べ歩きするつもりだけど、
こんなにキスマークだらけにして外を歩けるだろうか?
まあ回復魔法でなんとかなるかも、なんて適当に考えつつ……。

「変じゃないよ、これが男と女が愛し合う自然なことなんだから……」

少しずつ女としての性感に目覚めていく彼女を笑って見守りながら
そのまま啄ばむような口付けは胸元へと続き、
やがて程よく張り詰めた乳房へもキスし始めた。
次々とシャワーの水が雫となるのを吸うようにしながら
最後は乳首までしゃぶっていく。
そこから細い喉元を一気に舐め上げて口付けあい、
濃密に舌を絡めあってから、彼女の顔をじっと見つめて笑った。

彼女も求めているのが見つめ合う視線で分かってしまい、
それを代弁するように再びチェルシーの大事なものを求める。

「もう……我慢できないよ、早く挿れたい。……入れていい? 
後ろ向いて、壁に手をついて……」

興奮が高まり、抑えきれなくなくなる気持ちに身を任せ
耳にキスしながら囁いて自分好みの指示を与えていく。