2019/09/22 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区/冒険者ギルド」に白尾さんが現れました。
白尾 > 今日は冒険者ギルドでお金稼ぎである。

掲示板で、割の良い仕事を探す。
どうしても子供たちが多いため、それを養うお金を稼ぐ必要があるのだ。

薬草探し、ネコ探し、いろいろな依頼があるのを見ている。

白尾 > 「んー、いいのがありませんね」

といってもあまり稼ぎがいいわけではない。
戦闘は補助がメイン。体術が使えるが魔物退治には使いにくい技ばかりである。
だれか一緒に魔物討伐でも行ってくれないか、とかも思いながら、依頼を探していく。

白尾 > 少し周囲を見回す。一緒に行ってくれそうな人はいないだろうか。
あまり人数が多くなると拘束時間が長い依頼がメインになってしまう。
でも一人ぐらいいたらなぁ、と思いながら周りを見渡していた。

白尾 > しかし、それらしき人はいない。
仕方ない、一人で行くか。そんなことを思いながら依頼を見ていく。

ご案内:「」に白尾さんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 風渡る精(シルフ)のお宿」にシルフィエッタさんが現れました。
シルフィエッタ > 夜更けの酒場は、まだまだ喧騒の盛りにあった。
故に、一度眠りに部屋に戻った娘が、腹の夜泣きを慰める為に訪れても、一向に変わる気配はない。
カウンターの席を一つ陣取り、あふ、と欠伸をしながら、壁面の黒板をちらり。
今日のおすすめは野菜の煮込みと肉の焼物らしい――煮込みはいつも通りとも言えるが、気にしないでおくとしよう。

「っと、それじゃ、野菜の煮込み。ほんの少しだけパスタを入れてほしいかなーって」

これを食べたらまた戻るのだから、寝入る前に食べすぎるのもよろしくない。
かといって、それなりにしっかり食べないと、腹の虫の夜泣きは収まりそうにない。
妥協案としてのパスタを少々。店の親父は『あいよ』と一言返すのみ。
とりあえず机上に煮込みの分と、追加で数枚の銅貨を乗せながら、とりあえず皿が来るのを待つ。
酔っ払い達の騒ぎを背に、くわり、ともう一つ欠伸が漏れた。

ご案内:「王都マグメール 平民地区 風渡る精(シルフ)のお宿」にアイラさんが現れました。
アイラ > (本日の商いも無事終了となる時刻、さて夕飯は……と思い至った末にふらりと散策に出たのが少し前の事。軒先から漂う美味しそうな香りに頬を緩ませながらと言った風、店を決めた理由もまた、煮込み野菜特有の甘い香りが気に入った、なんて理由だった。店の扉を潜った先は時間帯の妙もあってか活気付いているようで……空席を探して彷徨う視線が、不意に先客たる少女の姿を捉えていた。折しも隣の空いた場所、好都合とばかりに唇の端を緩めつつ)
―――こんばんわ、私も一緒に良いかしら
(浅い角度のお辞儀のように腰を屈めながら首を傾げ、さらりと髪を揺らしながら可愛らしい欠伸を零す姿を覗き込んでのもの。視線の大半は顔立ちに向いているのだが、いくらかは纏う服を観察するものが混ざっていた)

シルフィエッタ > くつくつと鍋が奏でる音を聞きながら、レモン入りの冷水に口を湿らせる。
さっぱりとした仄かな酸味は、味を楽しむ程度には目を覚ましてくれる。
後はパスタが茹で上がるのを待つばかり。数分ほどは暇だろう。
はてさてと頭を動かし始めた矢先、掛かる声には――。

「ここはボクのものじゃないから、席はご自由に。楽しませられるかは、わからないよ?」

一緒に良いか。そんな言葉にはサラッと返す。
体は純潔だが、ナンパの手合に離れている。そんな所作だ。

アイラ > ……あら、それじゃあ遠慮なく
(幼げにすらみえる風貌からの印象とは違った手慣れた風に、ぱち、と、瞬きする事にはなったものの、振り返ってみれば大いに酒の入った男達……ここで食事をするぐらいならば、なるほど、と納得するまでの間は目線が店内を彷徨って、そこで目のあった店員には“オススメの何か一つとパンで”と注文してから、素直に席に着くかと思いきや、隣り合った椅子を少女の方に近づく側にずらしてから座ってみせた。結果的にちょっと動けば腕が触れあうような距離感で)
……楽しむ、の方に興味が湧いちゃうわねぇその言葉。ね、お名前聞いてもいいかしら。私はアイラ、っていうの。向こうの通り沿いで雑貨屋をやってるの
(その位置で顔を寄せると耳打ちにも近い距離、喧噪に声が負けないように、を言い訳に、言葉の通りに疼いた下心が悪戯心となってしまっていた)

シルフィエッタ > 後ろ暗い盗みを生業にする者であるなら、この程度のあしらいは出来なければ務まらない。
見目麗しい女性を視界に収めながら、最低限の警戒はしながらもそっけない振りだ。
彼女がおすすめを頼むなら、少女が頼んだものと同じ野菜煮込みのパスタなしになる筈。
わざわざ席をこちらに寄せる様子に、苦笑を浮かべながら。

「いや、おねーさん、凄く美人だからさ――美人過ぎる相手は、注意しろって教えでね。
 ふぅん、アイラっていうんだ――それじゃ、ボクのことはシルフィでよろしく。……雑貨屋、ねぇ」

耳に感じる擽ったくて甘い吐息。とは言え、それに心乱される程、純情という訳でもない。
雑貨屋、というのは真偽不明だが、今確かめられないなら考えても仕方がない。

「大分近いね。まぁ良いけど。ここのおすすめは野菜の煮込みだよ。滋味深くて美味しいんだ」

ペースを握られない様に気をつけながら、言葉を、話題を、しっかり選ぶ。
これもまた、人々の営みの影を生き抜く為の方策だった。

アイラ > 嬉しい事、言ってくれるじゃない。……でも残念、私は可愛い子を放っておくのは凄く勿体ない事って思ってるの
(最初の言葉は交わし合う囁きの距離でのもので、続く言葉はわざと耳元に顔を寄せ、ほぼ吐息同然の声音で紡いで見せた。赤面するなり、なんて反応を想像していただけに、かえって調子づいてしまう悪癖をあっさり曝け出しながら、近間を良い事にテーブルの下でそろりと手指が這い忍び……手探りだけで布地を手繰りはじめる動きもまた遠慮なしとでも言うかのよう、抵抗なくば互いの体の目隠しを良い事に下着までもを晒させる魂胆だった)
近いぐらいじゃないと出来ない事も、いっぱいあるのよ?……あ、本当?通りを歩いていたら甘い野菜の香りがしたから探したのだけれど……ここであっていたみたいね
(そして、テーブル上では穏やかに笑みを浮かべ、相席となった女同士の雑談に応じてみせる芸当もまた、街に棲む淫魔にとっては、こうした悪戯沙汰に相応しく慣れた代物で)

シルフィエッタ > 「その物言いから察するに、おねーさんの狙いはボクだね?それも、多分体狙いって感じかな?」

可愛い女の子を放っておくのは――等と思わせぶりに言われれば、嫌でも理解してしまう。
密着する程の距離になった彼女の手指が、少女の胸元を探り、下腹部をなぞりあげる。
ひくん。淡い痺れに震える体。ボーイッシュでも、性感を得ない訳ではない。
彼女の指先には、ぴっちりと体にフィットする下着の布地が、つるりと触れる筈で。

「ん、ふっ……初対面の相手に体を委ねられる程、ボクも不用心じゃないのだけれど。
 今夜はお近づきの印って感じで手心加えたりはしてくれない感じ?御手柔らかな方が、ボクは嬉しいかな」

遠慮なく体を弄る彼女に苦笑しながら、その手指を積極的に止めはしない。
彼女のような手合は、拒む程に悪辣になると理解しているから。
こうして二人でいちゃついていると、店主の親父が煮込みの入った小鍋を二つ持ってくる。
パンも一緒に卓上において、後はしれっと素知らぬ振りだ。客同士の問題は、客がどうにかしろということだろう。

「――で、煮込み、来たんだけどどーする?ボクとしては、熱々な内に食べたいんだけど。
 おねーさんがボクの言葉に従ってくれるなら、少なくとも仲良くはなれるんじゃないかな?」

褥を共にするかはともかく、嫌な感情を抱くかどうかの分岐点はそこだ。
ならばしっかりと明示して、相手の動きを見てみよう。それで、友好的に振る舞うかが決まるのだから。

アイラ > 察しの良い子も、好きよ。……ええ、だって凄く“可愛い”んだもの
(容姿も、体つきも、とは言わぬまでも互いの体を目隠しとしながらボディラインを撫で愛でる手付きは、単に触れるのではなくバストラインではその淡さを布地越しに愛でるよう、捲り上げた裾を暴いた事で指が触れた下着の感触に、にんまりと唇を緩ませて……手慣れた様子でそのまま布地を尻下に巻き込ませてしまうと、テーブル下とは言え店内で下着を露わにしたままを維持する始末。そのまま指が胸元をも狙い始めた所で……ある意味では時間切れ、ことん、と、美味しそうな食事が互いの前に届けられてくれた。名残惜しげな指はショーツ淵を軽くひっかいてずらそうと試みるも一度だけ。戯れた指はそこまでで引っ込められた)
お近づきの印に“味見”ぐらいはしたいけれど、食事の邪魔をするのは―――そういうお店で“愉しめ”って事にはなっちゃうもの
(引っ込められた悪戯指を自分の口元に宛がって意地悪気に笑みを零しつつ、逆手ではテーブル上に据えられたスプーンを握っていた)