2019/05/05 のログ
ご案内:「平民地区・露店市場」にイリーナさんが現れました。
イリーナ > 平民地区の大広場。
休日に開かれるのは、自前の店を持たない若き製造者たちの露店市。

冒険者向けの武具や、流行を作り出そうと熱を込めて作られたアクセサリー。
ちょっと役立つ小物やなんかが、あちらこちら列をなす。

呼び込みの活気と、それに応える客の賑わい。

そんな様子を首を振りながら確認するのは赤いコートの女である。
冒険者ギルドから出される定期的な依頼の一つ。
この賑わう市場の警邏係として本日もそれを受けたのだが……。

ところどころから、女に届く囁き声。

『あ、淫乱のお姉さんだ』
『仕事にかこつけて相手を探してるって話だぜ?』

……人のうわさも何とやらとは言うけれども。
耳に届くそんな囁き声や、馬鹿正直に『『『今日は俺たちと遊ぼうぜー』』』
なんてナンパしてくる男達を思いっきり叩きながら、ため息まじりに巡回を続けていこうか。

イリーナ > 「相手をみて声をかけなさい」

軽く叩いた男達には、そんな言葉。

『あんだけ喘いでたくせによー』
『そうだそうだー』
『俺らでも楽しませてやれるってー』

なんて捨てセリフを吐かれるけれども。

「あんたらじゃ無理よ」

と、相手にもせずに鼻で笑いながら見送ろう。

「今の馬鹿で何回目よ、ほんと」

数えるのもばからしい。市場が閉まる時間――夕日が沈みこむにはまだ時間がありそうだ。

今回の依頼を了承した際の、ギルドの受付嬢の
『ほんとに、いいんですか?』
と、心配してくれた言葉を今更思い出しながら早く沈まないかと夕日と人の流れを交互に視線を送っていて。

ご案内:「平民地区・露店市場」にエレミアさんが現れました。
エレミア > 何気なく、露天市によった赤髪の女性
知っている人は知っているその姿は市場を少しざわめかせる。
が、当の彼女はそんなことは関係ない、とばかりに若き製造者の…商品だけではなく、身体や目も見ている

賑わう市は、彼女にとっては少し毒だ。
常時発情しているため人の匂いというものに弱く。
今すぐ誰かと交わりたいという欲望がむくむくと立ち上がってきて

「ん?なんか騒がしいわね」

そんな放蕩の最中…ふと、呼び込みの声に混じってナンパの声が聞こえる
どうせなら私にしてくれればいいのに、とか思いながらも自分がどう知られているかは知っているため気にせず

暴力的だとか、死ぬほど絞られるだとか。
根も葉も少しはある噂だが避けられるのはつまらない

現に若き製造者たちも彼女の噂を知っている者は露天に近づいた瞬間びく、と警戒されてしまう
そんなつまらない中で、なんだかおもしろそうな相手がいるな、と見れば

「…どいてどいて。あっちに行きたいの。……ねえ、貴女、随分人気ねー」

ぐいぐい、と人波を押しのけ、あるいは避けられ紅いコートの人物に気さくに声をかけてみよう
避けられればそれまでだが…

イリーナ > 「はいはい、そういうのはいいから」

既に何度目か、かけられたナンパの声をあっさりと流しながら――。
思っていたよりも時間が経っていないことに小さなため息を一つ。

「まったく、もう……」

『ド淫乱のくせによー お高くまとまってんじゃねーぞー』

袖にされた若い男がそんなことを言うけれども。

「相手は選ぶわよ、相手は」

と、その言葉に否定もせずに言い放つ。
いい加減面倒になってきたと、その紅い眼が不機嫌そうに細まり……。

「……私のこと?」

そんな中かけられた声。
直接言ってくる奴まででてきたかー……と、振り返りながら。
鎧姿に、とんがり帽子。
なんともアンバランスなその見た目にまず紅い眼が泳ぎ。

「……ぜんぜん、うれしくないけど。 どーも、そうみたいで」

『おい見ろよ……』
『うわ、あの二人……どっちも、ヤベーやつじゃん』

外野の声が、少し、騒がしいか。

エレミア > 「そう、貴女の事。ド淫乱だなんて、酷いことを言う男もいたものね
そんなに溜まってるなら…ワタシが相手してあげましょうか?」

ぴ、と指を向けると、噂をしていた外野がさ、と顔を青くして

『ば、ばか!ぶっぱなす気か!わ、わるかったわるかった!』

もし傭兵業や冒険者業で魔法を見慣れているなら
彼女の指先に魔力が集まっていることがわかるだろう
そして彼女の態度から『ぶっぱなし』かねないことも。

「ヤりたいなら順序を踏まないとね?女は、ココで、感じるのよ?」

淫売と揶揄されるからこそ、快感の感じ方はわかっており胸に手を当てて
不躾な外野に、同じくむ、としたようだ。

『やめろって!お、おい…すまなかった、な?だから止めてくれ…!』

外野の視線が赤コートの女に向き
凝縮している魔法は炎の形を成し。
もし指先からはなれれば…市場は騒然となることは容易にわかるだろう

イリーナ > 「あー……申し訳ないけど、充分間に合ってるから」

変なのに捕まった…今日は厄日とかいう日なのだろうか。
そんな風に呆れながら、右手が前髪をかきあげる。
さて、どういう風にお引き取り願おうかと考え始めたところ……。

ぴんと、伸びるきれいな指先。
そこに集中している魔力の集まり――冗談じゃないと眉を寄せれば。

「あー、あー、あー……お怒りはごもっともだけど」

なんで私が、外野のフォローをしなければいけないんだ。
と、内心困惑しながらも徐々にその指先に凝縮されていく炎。
ちら、と左右に視線を這わせれば見物客の山である。

これは……また変な噂になるだろうな、と諦めるように息を吐けば。

「……いきましょ。 もう仕事も終わる時間だし」

ぶっぱなされて、市場が火の海……そんなことになれば、お仕事はパーである。
これは、上手いこと脅されたかな……と、赤い髪の女。
その金の瞳にお手上げよ、とばかりに視線を送ろうか。

「どこか、いいところ知ってる?
 こっちは、聞き耳たてられそうな宿しか近場ではしらないけど」

エレミア > 「ふふ、あの男たちに言ったのだけど。…恋人とか、いるのかしら?」

こて、と首をかしげて。
脅しているつもりはなかったらしい。
単純にひそひそ話が腹が立ったから、という単純すぎる理由。

いきましょ、と言われれば
指先で荒れ狂っていた炎は握りつぶされ
外野がひやひやと二人を見守り
どうやら収まったようだ、と見れば明らかに安堵の気配。

「…あら…それは嬉しい。実はちょっと困っててね。」

悪びれもなく、先導し始めよう。

「んー…聞かれてもいいなら私はどこでもいいけれど。
あなたは、そういうタイプ?」

暗に、聞かれている方がいいか、と聞いて。
もしノーというのなら、彼女の行きつけの隠れ家的な宿屋へと案内されるのだろう。

イリーナ > 「いないわよ、いない」

こちらとしては――……ぶっぱなされたくなかったら、ついてきて?

と、思ってしまっていたらしい。
どうやら、そういう誘いが多かったらしく思考がそう言う風にはやとちりしてしまったのだろうか。


「困ってること、ねー………さすがに、外でする趣味はないけど」
さすがに野外でするのには多少の抵抗もあると、答えながらも。

「もう、散々聞かれて。 噂されちゃってるしね……」
イエスとも、ノートも答えない。
相手の選択にゆだねることになるだろうか。
ついていく足取りは、素直に運ばれていくだろう。

エレミア > 「そう。それなら、噂されついでに、お酒でも飲みながら…お相手、してもらおうかしら。」

くす、と意味深な笑みを浮かべてからすたすたと。
路地に入り、角を曲がり…方向感覚がしっかりしていないと迷いそうな道順。
外では嫌だ、と希望されるなら…疼く身体を抑え、先導を続け。
世間話も振りながらたどり着くのは…

現れたのは、意外にしっかりした宿屋。
主要な通りからは外れており厄介者があつまる場所だ。

慣れた様子で受付を済ませ、部屋へと案内しよう。
受付と共に購入していたのか酒瓶とグラスを持って。

「はーい。仕事が終わったのなら、もうオフでしょ。
あーんな人達に絡まれた鬱憤、晴らしましょ?、慣れてるんでしょうけどそれでもね。」

自分も相手の憂鬱の要因ではあるのだが。それは棚に上げて。
グラスを差し出し、とくとく、と果実酒を注ごう。

イリーナ > 「あー、いいわね……たしかに一杯やりたい気分だもの」

後をついていきながら、視線は道を覚えるように宙を泳ぐ。
時折、今回も聞き耳を立てようとついてきている輩はいないかどうか背後を気にしながら宿へと到着すれば――。

両手がふさがっている彼女にかわり、しっかりとドアノブに鍵をかけ。

「えぇ、今回は騒ぎも起こさなかったし――。
 それはー、お互い様みたいけど。 絡まれるの」

若干暑い、と。 紅いコートを脱ぎ、備え付けのハンガーにたてかける。
すると、汗ばんだパツパツの黒インナーからむわりと女の臭いが立ち込める。

憂さ晴らしには賛成だと差し出されたグラスを受け取ろうか。

エレミア > 「あら、ありがとう。」

鍵をかける直前くす、と笑いながらお礼を言って
グラスと酒を一度テーブルに置けば、とんがり帽子を適当にフックにかけて
鎧も、邪魔になる部分…腕の部分などだけ中途半端に脱いで。

「どうもああいううじうじしたのは…」

絡まれる、というところに反応しようとしたが
むわ、と立ち込めた女の匂いに、少し口をつぐみ


「ああいううじうじしたのは嫌いでね。本当に欲しいなら、力ずくで持っていけばいいのよ。
今夜の私みたいに。」


それができないからあんなことしかしないのね、とか言いつつまた笑い。
自分のグラスにも酒を注いで

「えーと…?、ああ、そう。私エレミア。あなたは?」

どこかで顔は見たような、と思いながら自己紹介を。
どうやら会ったことを祝して名前と共に乾杯するつもりらしい。

イリーナ > 「いーえ。お気になさらず」

軽く手を振りながらコートを脱ぐ。
肌が空気に触れると、心地よさに小さく「はぁ」と息を吐こう。

「ん? ……えぇ、とはいっても、今日は何人返り討ちにしたか分からないけど」

男たちを流すように手ぶりを示しながら、向かい合い――。

「えぇえぇ、上手く誘われたことで……イリーナ、ただのイリーナよ」

グラスを軽く揺らしながら名前を返していく。
若干、前のめりに身体を預けながらグラスを小さく掲げよう。

「いい夜になりますように」

エレミア > 「イリーナ。じゃあ、イリーナと私の出会いに。
そしていい夜になるように。乾杯」

きん、と軽くグラスをぶつけ、こく、と勢いよく飲んでいく

「ぷ、はあ…、おいし。美人と飲む酒は最高ね。」

けふー、と息を吐いて

「あれは見事な断りっぷりだったわねー、取り付く島もないっていうか。
そういえば…私も大概淫売、とか言われてるし、自分でもそうだと思うけど。
貴女はどんな理由で?まさか私みたいに戦場で交わってるわけでもないでしょう?」


自分で言うのもなんだが、奇特な人間であることは自覚があり
遠慮がないのか普通は聞きにくいこともずば、と聞いてみる。

ただよう雌の匂いと酒でむずむずと腰が揺れるが
まだ、まだ…、と自分を焦らしている

イリーナ > 「乾杯」

軽くグラスを合わせれば、こちらも相手と同じようにグイと一気に景気よく。
さすがに酒場のように、勢いよくグラスを置くようなことはせずにゆっくりと降ろし。

空いている左手の甲で口元を拭おうか。

「……んー」

紅い眼が細まり、ほんのりと頬が赤く染まる。
そんな状況で、どうしようか。と空いたグラスをくるくると回しながら。

「…もっと、直接的なナンパで注目集めちゃって。
 断ろうとしたら、手首ひねりあげられて……キス。
 それで「姉やんほんとは淫乱でしょー」なんて宣伝されてから……

 いった宿で、昼から朝までイくところを大勢に聞かれてた……ぐらいよ」

 まいったわ、なんて首を振りながらも――。

「まぁ、事実だから変に否定もできないしー」
今度はこちらが注ぐ番とばかりに、自分と相手のグラスに果実酒を注ごうとするけれども。

「でもさすがの私も、戦場ではないわー」
おどけながら、笑いながら言葉を返そうか。

……あるけれども。

エレミア > 「良い飲みっぷり、お酒好きなのね」

得てして傭兵や冒険者は好きな傾向にあるが
ぐい、と景気よく飲む相手に微笑み

ただ一杯で赤くなるあたり強くはないのかな、なんて想い

「強引ねー…、でもまあこの街じゃよくあるわよね。
……気持ちよかった?、もしかして、気持ちは身体に負けちゃうタイプ?」

注がれそうになれば少し慌ててこく、と酒を煽り
段々と酒精が効いて、思考がいつもより更にハイになり。
首を振る相手をからかうようにくすくす笑い。

「えー、案外いいわよ?命が危ないと昂っちゃうし…女も男も、具合が良くなるの
後ろにいる医療部隊のかわいこちゃんとか、前線に居るごりごりの戦士とか…最後には諦めていっぱい乱れてくれるもの♡」

相手に経験があることは知らないが。
自慢げにそんなことを。
戦場でいきなり彼女が現れ、女も男も食い始める光景は容易に想像できるだろう。
また、男も女も、守備範囲だと告げて

イリーナ > 「こんな仕事、やっていればねー」

そちらもでしょ?なんて問い返しながら。

「……えぇ、えぇ。よくあること。
 それ、きくー? ……気持ちよくなかったら、昼から朝までなんて、付き合わないわよ。」

お酒のせいか、やけに口が軽い。
二つ目の質問には

「それは、これからのお楽しみ……じゃないの?」

なんて、言ってて自分でもおかしかったのか笑ってごまかしながら二杯目はちびちび、と。
間の前の相手を、観察するように視線を向けながら果実酒を口に含んで。

みせつけるように、ごくり。とわざとらしくゆっくり喉を通そうか。

「……あー。」

なんとなく、わかる。
というよりも、そういう経験があった……と視線を泳がせながら頷こう。

「なんとなく、わかるかも」

飲みかけのグラスを、くるくる。くるくる。と。
その先の相手を眺めるのを楽しみながら合図のようにグラスを置けば。
軽く、身を乗り出して顔を近づけようとするだろうか。

「それじゃぁ、そろそろ――?」
ふ、と。 軽く息を吹きかけるだろうが。

エレミア > 「飲まないとやってられないわよねー。ま、私ほとんどの酒場出入り禁止なんだけど」

あれだけ喧嘩早ければ当然ともいえる。
だからこそ宿屋にわざわざ酒を持ち込んでいるのだ。

「あら…じゃあ、噂は本当ってことね、お互い、に♡」

気持ちよかった、と言われればにこり、と笑みを深めて
二杯目を半分ほど飲んだところで
喉を、酒に濡れる唇を見てしまい…ぞく、と背筋が震える
もう呪いの影響を抑え込んでおくのも…限界に近い

「…本当は、したことある?…なんて、意地悪な質問ね…、…ん……」

視線を泳がせた貴女を見て頬杖をついてみていたが
相手の顔が近づき、息を吹きかけられれば…
自分から近づき、軽く唇を合わせ。

「…ええ、楽しみましょ…♡、…少し、びっくりするかもしれないけど…イイわよね。
もう、止められないから…」

がた、と立ち上がったかと思えば
残りの鎧を脱ぎ去り
シンプルな肌着姿に。双丘が服を押し上げる姿は煽情的だが…
それよりも気になるのは、下腹部がぼこ、と…棒状に布が押し上げられていることか。
まだ半勃ちの状態で、既に肌着から先端が飛び出しそうな大きさ。

「こういう、体質、なの。…だから…その宿の時以上に、鳴かせてあげられるわよ?」

クス、と笑い。手を引いてベッドへと押し倒そうと
息は荒く、すう、と相手の汗のにおいを吸い込んで、良い匂い、と呟き。

イリーナ > 「どうりで、みないと思ったわー」

それなりに顔は広いと自負しているが……と、世間話はこれまでだろうか。
お互いに、と返されれば笑うのみ。

「ノーコメント」

鮮烈な記憶があるものの、それを口にするのも野暮なもの。
肯定も、否定もしない言葉は……合わせられた唇に吸い込まれよう。


「……どうも、そういう子。 惹きつけるフェロモンでもあるのかしらね。私。」

吸い込まれるように視線は下腹部へ。
そこで存在を主張するソレ、を認めれば。
驚きも、悲鳴もあげることなく――なれたもの、と。

「あらやだ、それは楽しみ……ね――」

引かれる手は無抵抗。
柔らかなベッドにぼふと押し倒されれば。

「やだ、意外とガッツリ………?」

もう、止められない。
そんな言葉と、存在を主張した下半身の熱。
もじ、と折られた両膝とモモが焦れるように擦り合わされながら、期待に胸を躍らせてか吐息が、熱い。

エレミア > 「こんなに魅力的なんだもの…、私じゃなくても、無茶苦茶にしたい、って思う人は多いんじゃないかしら」

押し倒しながら、はぁ、と荒い息を
相手の吐息も熱いことを感じれば更に目を輝かせて

「ええ、がっつり…♡、今夜は、寝かさないわよ?」

ただ、まずは相手を隅々まで味わいたいと。
汗ばんだ黒インナーに包まれた胸に手を伸ばす
すう、とまた匂いを嗅ぎながら、やんわりと揉み始め
手つきは優しく、労わるように

しかしそうやって触っているだけで…視界に移る下半身のソレは、びき、びき、と硬さを増していき
肌着からついに、その先端が飛び出てしまって

「んー……んっ♡、おい、し♡」

インナーを捲りあげ、露になった肌に舌を這わせる
汗をなめとるようにわざと見せつけ、煽り
包まれた果実がでてくるまでじっくりとまくり上げていき…ついには、脱がせてしまおうと。

イリーナ > 「ふふ……ありがと。」

魅力的、なんて言われて悪い気などするはずもない。
互いの熱い吐息が触れ合いながら気持ちを高められていく。

「……あら、随分と悪い人に捕まえられちゃったかも?」

これからの期待感に、インナーの記事を押し上げる胸の頂が触られてもいないのにその存在を主張する。
愛撫の邪魔にならないように、両手は相手の髪へ、頬へ、背中へ――。

指先の動きに反応するように相手の肌を泳いでいく。
視界の隅に映ったビクつく肉棒。
その先走る臭いにぴく、と小さく身体をびくつかせ。

「ぁ……や、だ。 そん、な。 じっくり――」

じっくり、じっくりと丁寧に肌をなぞる舌の動き。
脚が、焦れてか愛撫のたびに小さく相手の身体の下で泳ぐ。
時折、それがびくつく肉棒にも当たろうか。
脱がせやすいように名残惜し気に両手を離し、万歳ポーズで脱がされれば……。
開放された胸は、ぷるりと気持ちよさげに揺れようか。

エレミア > 「わかってたでしょう?悪い人だって…♡」

言いながら、インナーを手首のところで留め、動きを封じてしまおう。
露になり、存在を主張する頂
相手も感じているとわかれば更に嬉しそうに
じっくりじっくり、昂らせていこう

「ゆっくりしたほうが、……コレ、入った時、気持ちいいわよ…?」

脚に肉棒が当たれば、それは鉄が入っているかのように硬く、歪。
膣内に入ればごりごりと拡張され、あらぬところを刺激されそうな不安定さ
どろどろと先端から先走りを垂らし…タイミングによっては脚を彩ってしまうか。

「ああ…綺麗な胸…、おいしそう…、いただきまぁす…♡」

揺れる胸は、極上のごちそうのようで。
殊更にゆっくり、口を開けその果実を口に含む

じゅるじゅると吸い上げ、こり、と多少痛いほど噛んだかと思えば
謝罪するように優しく舌先で舐め回し

左に吸い付けば次は右。
唾液で綺麗な胸を汚していき。我慢できない、という風に腰がゆらゆらと揺れて…

「は、ぁ…♡、んっ…♡♡」

そうした後、口を離し…ゆったりと胸を手で揉み始め
相手の様子を見ながら、口づけを再び。今度は深く。舌を絡ませ、唾液を送り込んでいこう

イリーナ > 「………ん」

短い、肯定の言葉は甘い声に溶け込みながら。
両手を腕に上げた状態で固定されれば、こちらの両手の自由は利かなくなる。
まさにされるがまま――どうぞご自由にお召し上げれ、というところだろうか。

「もう、こんなに硬く……して、ぇ」

膝が、太ももが。
愛撫のたびに揺れ、その熱を、硬さをわずかでも味わおうと動いてしまう。
不自由な中で、ふとももにべとりと先走り汁を塗りたくろう。

胸に注がれる甘い痛みと快楽。
緩急をつけた愛撫に、吐かれる吐息は色を帯びる。
潤んだ紅い眼が、顎が強請るように上がってしまい。

はっ、はっ。と差し出すように舌を口から出せば……
待っていましたとばかりに口づけ、から舌を絡めよう。

両足を折りたたみ、外へ。
相手の腰を絡めるように背中へ回しかるく引き寄せようと。
互いの身体を密着させ、その熱を感じ取りたいと。
相手が身を任せてくれれば、びくつく肉棒を反りかえらせて互いの身体で挟み込むことになりそうだけれども。

エレミア > しようと思えばその拘束は解くこともできるだろう…
ただ、抜け出さないことはわかっているような、お互いの雰囲気
いただくつもりは満々で、更に頬が上気する

「…♡、…イリーナが可愛いから…♡」

可愛らしく舌を差し出してくれる相手。
きゅん、と胸が締まり…舌を絡め、ぴちゃ、と唾液の音を響かせて
ぬるぬると照る先走りは更に溢れ、粘度の高いそれは糸を引きながら纏わりつく

「ぁ、あ♡、積極的…♡、肌が、吸い付くみたい…♡」

ぎゅ、と腰を絡められれば…抵抗する理由もなく、互いの身体で挟み込み
密着すれば、そのやけどしそうな熱が、腹にびた、と当たるだろう。

「じゃあ…一回、その肌…もらっちゃおうかな…♡」

密着した状態で、緩く腰を揺らし始める
ずり、ずり、と腹に逸物を擦りつけ
脚だけでなく腹にも、雄の匂いが漂う先走りをたっぷり塗りたくり

今からこれで犯す、という強い欲望を見せつける
硬さは既に臍まで反り返るほど。血管を浮き上がらせ、高いカリを湛えるソレ
たっぷり鳴かせる、と言ったのは決して嘘ではない、と示す。

イリーナ > もちろん、ほどく気などなし。
肌から伝わる快楽に、溺れるように両手はベッドに皺を作っていこう。


「だ、って……ぁ、」

愛らしく絡める舌。
互いの口の中をいったりきたり、唇の周りを混じった唾液が汚していく。

「っ、ん……ぁ、つ……ぃ」

焼けるような、熱。
おへその下で、挟み込まれた肉棒が腰の動きに合わせて肌をなぞっていく。
可笑しそうに笑いながら、舌の動きが激しくなろうか。

「……ぁ、は、っ。……おな、か。 犯されちゃって、る」

それだけで、軽く背中が反ってしまい、より肉棒を挟み込んでしまおうか。
自然と動いてしまう腰が、裏筋をこすり上げる。

唇が、胸が、そして腹部が。
二人の身体を文字通り重ね、擦り合わせながら。
相手の熱を感じ取ろうとその行為に熱中し――。

だんだんと蕩ける紅い眼と、緩む頬を相手に晒そうか。

エレミア > こんな宿だが整えられたシーツ。
それが乱れていくのは、二人の心象を表しているようで。

「ん…♡、ふ…♡、…ぁ……やば…♡」

背中が煽情的に反り、肉棒が挟み込まれ。
敢えて口をずらし、お互いの唾液で口の周りをどろどろにしていってしまう

びくん、と肉棒が二人の間で跳ね、脈動し始める
あまりの興奮のためか…疑似的な精液がどんどん上っていき…

「おか、す…♡、まずは、外から汚す…♡…っ、あ…!♡」

びゅくびゅくびゅく!♡、と先端から弾ける
二人の間に、液、と呼べない…指で摘まめるほど、どろどろの精液が満ちて

宣言通り、まずは外から汚していく。濃い雄の匂いが、つん、と鼻をついてしまうか。
とろん、と蕩けた紅い目に魅了されたように、エレミアも蕩け…

「は、は……イリーナが可愛すぎて、でちゃった…♡、大丈夫…次は…中、抉ってあげるからね♡」

身体を少し起こし。その拍子にまたびゅ、と精液が飛ぶ
大量に射精したにも関わらず、硬さはむしろ増しているような肉竿

身体をずらし相手の下着をはぎ取り…秘所を露にしてしまい

「ほーら……、これ、が入っちゃうんだよ…♡」

足首を掴み…高く上げさせて、晒したそこをじい、と視姦してから…
ベッドにギシ、と昇り。上から付き下ろすような形でぐちゅ、と先端を当てる
そのままくに、くに、と焦らすように膣口を擦りあげ、相手の可愛い顔を見よう

イリーナ > 「ふ……ぁ。 ぁ……、は……ぁ、は」
唇周りを唾液でどろどろに汚しながら、時折舌でふきとり、相手の唇を啄む。

互いの腰の動きで扱かれた肉棒のびくつきには、期待で潤んだ紅い眼が注がれよう。

「おかし、て……どぴゅ、って。 汚し、って……っ!」

射精の脈動を感じ取れば、種付けを強請るように、絡めていた足を引き寄せる力が軽く入ってしまおうか。
下腹部から、おへそを飛び越え胸の下あたりまで。
濃厚なゼリー状の精液の粘りと、鼻をつんざく臭いに喉をならす。
興奮からか、肩で息を整えながら――。

「……ん、もう。 でも、まだまだ、元気そう……だし?」

脚の力を緩めて、相手を開放すれば。
射精の熱にあてられて、がくつく膝を広げよう。
置き土産の追加の精液をかけられれば、小さく身震いし……。

下着をはぎ取られる時には、こぼれた愛液が糸を引き。
はやく、はやくと期待してか秘所は、懇願するようにひくついていた。

「や、ぁ……。 こん、なの……耐えられ、ない」

両手首、両足首を拘束された状態で、むけられる熱のこもった視線に応えながら……。
自分の視線はびくつくソレから目を離せない。

はやく、はやく、はやく―――。
蕩けた眼が、唇からは唾液が。
秘所からは愛液が待ちきれずに、シーツへと糸を引いて垂れていく。

ぐちゅり。

待ちわびるように、亀頭が触れると。
吸い付くように愛液と触れ合って。


「っ、う……! 焦らし、ちゃ……や、ぁ」

唇を結びながら、懇願するように潤んだ瞳から涙がこぼれる。
腰が、強請るさまを隠さずに揺れ、ぐちゅ、くちゅ。
と、愛液と先走り汁を混ぜ、潰しあおう。


「はや、く……いれ、て。 エレミア、ぁ……」
堪えきれずに、相手の名を呼びながらいやらしく、強請る。

エレミア > 身体をくっつけた状態からぬちゃ、と音を立てて離れれば
すっかり発情した雌の顔。
いっぱい鳴いてくれそうなそんな視線を逸物に向けられれば、ソレは応えるようにびくん、と跳ねて
濃すぎる精液に、嫌がらず、喉を鳴らす相手。
怖がらない様子に更に彼女も昂って。

足首を拘束し、相手が動けない状態で犯す喜悦
それに加えて…

「あ、アッ、その顔、いい…♡、欲しくて泣いちゃうイリーナ、可愛くて、いやらしくて…っ♡」

少し焦らしただけで蕩け、涙さえ流す相手。
あの露店で言っていたことは本当だったのか、と
ただそれは嘲りではなくとても嬉しいこと。


実際にその機能はないが
それだけで孕まされそうなほど、先走りもまた濃く。
未だ精液で濡れるそれを愛液と混ざりあわせ
更に数度、膣の浅い部分を亀頭でかき回してから、ようやく―――


「仕方ないわね…、イリーナ…♡、あげる、わっ!」

ぺろ、と唇を舐め。眼を細めて
亀頭がまず、ずぷっ、と入り込む。
そこでも、慣らすように…更に覚悟を決めさせるように焦らした後…
ずんっ、と音が鳴りそうなほど力強く、上からその剛直を押し込む
普通の男根と比べていびつな形のそれは、所々妙に盛り上がっており
それが血管と合わせてごり♡、ごり♡、と膣内を削り取っていってしまうか

「は、あ――――…♡♡、さいっこぉ…♡、もう、むり……、いりーな、こわしちゃうね…♡」

知っていれば、だが。
彼女は娼館や男娼などを壊してしまうことが多い。
それは、一度始めてしまうと止まらないから。
泣き叫んでも、嫌だと言っても、たとえ相手が限界でも、止まらない

その噂通り、挿入してしまえばあとは息を突く暇もなくピストンが始まる
何の遠慮もなく、根元まで剛直を沈め、ずる、と中ほどまで引き抜き、また押し込む
途中、角度を変え、相手の膣内を自分専用にするように、何度も何度も叩きつけ
ぱた、ぱた、とエレミアの口から興奮のあまり唾液が落ち…もし顔を見れるなら、サディスティックな笑みを浮かべた彼女が目に入るだろう。

イリーナ > 「こん、なに……して、おいて……ぇ」

ずるい。
と、鳴くような一言がこぼれた。

浮き、泳ぐ腰の動き。
もどかしくも、愛液と先走り汁が交わる水音がやらしく響く。
その音が、期待感となって女の鼓動を早くしていこう。

「っ、ぁ――き、た……ぁ。 な、か……っ」

慣らすように、浅い部分でこねくり回される肉棒。
はっ、はっ。と発情を隠さない浅い早い吐息で結合部に視線を注ぎこむ。

次に、押し込まれれば――。

「は、ぅ――ぐ、ぅ!?」

紅い眼が、衝撃で大きく見開かれた。

「ぁ――が、ぁ……や、ぁ。 こん、な、の……ぉ」

知らない、と。
いびつなこぶつきが、今まで経験したことのない抉り方をして中を押し進んでくる。

男根に幾度も絡んできた内壁もそれに押されるように抉り、削られれば。
それに屈服するように女の銀の髪が小さく振られる。

それでも、待ちわびた熱に圧迫感にきゅうきゅう、と秘所は歓迎を。
肉襞が、啼くように吐かれる呼吸と合わせるように締め、緩めながら肉棒に絡みつこう。

「ぁ――は、ぁ……ぐ、ぅ………っ、ん……ヤ、ぁ」

開かれた口が糸を引き、奥へ、奥へ沈めこまれれば反射的に腰が浮き、背が軽く反る。
涙がぽろぽろとこぼれる目が、ぐちゅぐちゅと交わる結合部と相手の顔を交互に見ながら。

その自分を責め立てるその表情に、きゅ、と肉棒を締め上げて。

「ぃ、や――ぁ。 こわ、れ……こわ、さなぃ……で、ぇ――」

その言葉とは裏腹に、手も足も、抵抗する意思などまるでなく。
快楽に溺れる蕩けた、悦んだ顔を晒しながら……組み伏せられた女は啼き続けよう。

エレミア > 「さい…こぉ…♡、イリーナ、のなか、慣れてて、ずっぽり、入った…♡」

一度、ピストンを止め…絡みついてくる肉壁を、ぐりぐりと円を描くように腰を動かしながら、堪能する。
イリーナが息をする度、緩み、締め付けてくる健気な膣内
体の外に意識を向ければ、浅い呼吸を繰り返す発情した相手と、圧迫感からか、少女のように泣く姿。

内外の2つの可愛らしさにエレミアの背中をぞくぞく、と悦びが這い

「どーお、イリーナ…すごいでしょ…♡、だめよ…♡
今夜は…貴女は、私専用、なんだから…♡、こわされても、文句言っちゃ、だぁめ♡」

勝手な決めつけ。
今夜だけとはいえ、相手の身体を好きに使わせてもらう、という宣言。
力が抜けた脚から手を離し。次はくびれを見せる艶めかしい腰をしっかりと掴んで

「でも、嬉しいでしょう?、こういうの、すきでしょ?」

腰を掴んだまま、馴染ませるように最奥に亀頭でキスを。
相手が苦しむのは、エレミアも望むところではない。
最大限、気持ちよくなってこそ、女は最高の表情を見せるのだと、自分が知っている。

だからこそねちっこく、性感を煽るように自分の形を教え込んでいき
脚は自由に動くようになったが、できることといえばエレミアの腰に絡みつかせるくらいだろうか。

膝立ちの姿勢で、よく表情が見えるように。

「今度は…細かく、いくわよ…♡、これが、私の好きなリズム…イきたかったら、イっていいからね♡
…私は、止まらないけど…っ!」

たん、たん、たん、たん、と一定のリズムで相手のナカを細かく揺さぶる
深くストロークするほど1度の快感は大きくないものの。
まるで魔導器のような正確なリズムは止まることなく、責め立てていって。

例え、イリーナの膣が快感で強く収縮したとしても、それをこじ開けるように、ずっと責め続け
快楽に蕩けた表情をもっと見たい、とつながった部分で伝え。

「ね、イリーナ…今夜だけでも…壊してほしいでしょ。今まで感じたことのないこと、で、塗り替えて、ほしいでしょ…?」

そこに滑り込む、悪魔のような囁き

「塗り替えてほしい、って言ってくれたら……貴女が知らないような快感、いっぱい教えてあげられるわよ…?」

変わらず、同じリズムでひたすら責め立てながら。
顔を寄せ、囁く。今夜だけ、という免罪符と共に、自分に堕ちてしまえと
それに合わせて、リズムを刻み続ける肉棒が、ぶく、と一回り…脈動し、膨れ…先ほどよりも大きな、射精の予感を与える…

イリーナ > 「っ、ぅ、ん……く、ぅ……っ――」

中を馴染ませるように、拡げるようなグラインド。
いつもよりも、一回り大きく、いびつなこぶのせいでぐり、と押し広げられる感覚に。
息が詰まり、しゃくりあげるように喉がなる。


「――ぃ、ぁ」

壊す。 壊される。
サディスティックな笑みと同時に注がれる言葉。
それへの言葉は短いながらも恐怖の、否定の言葉……だけれども。

その目は、身体は、壊して。もっと。と誘うように腰がうごめき。
悦ぶように目が細められている。

「―――ぁ」

腰を掴まれれば、次の行為を期待してか、声がこぼれ。
ぐぃ、と子種を求めて降りてきた子宮を、鈴口が押し上げれば……。

ぶるり、と細かな身震いとともに口が開かれ。

「す、き……す、きぃ。 しきゅ、ぅ……キス、される、の――」

開放された、震える膝が相手の腰へと絡みつき。

「お、ク……お、く。 ス、きぃ――」

二度、三度。 大きく振られる肯定の頷き。
直後始まった、腰の動きには簡単に、あっけなく陥落。

浅い途切れ途切れの呼吸の合間にこぼれる甘い声。
泣いているのか、笑っているのか混ざった表情で相手を見つめながら……。

「こわ、して……こわ、して……ぇ」

囁かれる声には、何も考えられないと反射的に言葉を返し。

「いって、いった、ら、ぁ………もっと、もっと――?」

寄せられる顔に、甘い息を吐きながら。問う。
ごく、と背徳的な囁きに、飲まれるように喉を鳴らし。

「塗り、かえ……てぇ、いっ、ぱい……いっ、ぱい――し、てっ――!」

「ひ、ぐ……ぃ、く……。 お、ク…お、く……ぃ、っちゃ――」

腰が浮き、子種を求めるように絡めた足が相手の腰を引き寄せる。
身体が、膣内が、びくつき細かな痙攣を繰り返しながら脈動を、そこから放たれる熱を、精液を強請り続ける。

「ナ、か――ぁ。 お、く……おく、ぅ――っ!」

うわごとのように、絶頂に浸りながら繰り返そう。

エレミア > 「ん、ぅ…♡、もう…、壊れそうだけど…
…戦い、と同じように、念入りに、かんぺきに、壊してあげないとね…」


言葉もとぎれとぎれ。
肯定の頷きと、視線を受け取れば

ずん、ずん、と…リズムは変わらないものの、より力強く、子宮を押し上げる
節くれた巨根が暴れ回り。今日であったばかりの相手をひたすらに快感に堕とそう。

もっと…という言葉に従い、引き寄せられるまま腰を合わせ
密着すれば大きな動きはできないものの、より密着感があがり全身で相手を感じ合い

「んー…♡、イってるの、わかる…、イリーナが、壊されたがってるの、わかるよ…!」

痙攣する体、膣内。それを密着したまま感じて。
細やかな、甘い痙攣に肉棒を更に責め立てられ…先ほど、腹の間で感じた…それ以上の脈動が感じられる

「ねぇイリーナぁ…♡、孕んでもいいの?私の、すっごく濃いからぁ…、当たっちゃうよ…?
いいんだよね…こんなに、きゅんきゅん、って…イって、子宮も降りてきちゃってる、んだから…!」

相手に知らせていない、自分が種無しだということを隠して
更に被虐を煽るような事を囁き、それでも緩やかな押し込みは止めない。
そして、大きな脈動…精液を送り出すためのそれが始まり

敏感になった膣内にはゆっくり、ゆっくり…その塊が上がってくるのが感じられるだろうか
そして…

「あ、あ、あっ、イ、く、だす、だす…っ、かわいいイリーナのなかに、ぶちまけ、るっっ!!っ―――――!!」

ずん、と肉棒をひときわ強く押し込み。
腰を震わせ…

どぎゅる、びゅぅぅぅぅぅぅっ!!

相手からの返事も待たず、放たれる精。
力んでも出てこなさそうな、粘度の高いそれが、子宮内に直接注がれていく
腹の中から異様な…注ぎ込まれる音が響いてしまうか

「あ、あ…っ、さいっっこぉ…っ、いりーな、かおみせて、かお。注ぎ込まれてる顔、みせてぇ…♡」

ぐ、ぐ、と射精しながらも腰を押し付けつつ。
じい、と…精を注ぎ込まれる相手の顔を堪能しようと。

イリーナ > 「お、く……お、ぐ……ゥ、っ――……っ!」

一定のリズムで、押し上げる亀頭と角度を変えて膣内をえぐってくるコブ。
それに翻弄されるがまま、膣内と全身の動きが絶頂を相手に伝えてしまおうか。

「ナ、か。 なか、ほし、ぃ……のっ……エレ、ミアの。 ほし、ぃ、の――」

舌がでて、発情した動物のように浅い吐息の合間に膣内射精を強請る女。

ぷく、と肉棒を伝ってく脈動。

くる、くる、くる――。
蕩けた女の目が、それを感じ取って輝き。

「ぁ、きて、きて、き、て――ぇ!」

ぷくりと、膨れる亀頭が、ぎゅぅと子宮口へと押し付けられ。
熱い精液が直接注ぎ込まれるのを身体の芯から感じとろう。

ぐぃ、と相手に絡めた膝にも力が入り。
奥へ、奥へと押し込み、ねじ込むのを求めてしまう。

「き、た……ぁ――は、ぁ……」

膣内を駆け回り、愛液と混じりあう白濁液。

「な、か……あば、れ……て、」

潤んだ紅い眼と、その端から伝う涙。
緩み紅潮した頬に、だらしなく開いた唇。

雌の本能として、雄の性を受け入れた悦びを隠しもしない蕩けた顔を言われるがまま晒してしまおうか。

エレミア > どく、どく、どく、と脈動を続け、注ぎながら
悦ぶ雌の顔を堪能する

「んー…さっき日が暮れたからぁ…、今夜は、まだ、これから、ね…っ」

涙をぺろり、となめとり
そのまま、また、ピストンを始める

ぶちゅぶちゅ、と結合部から精液を溢れさせながらもそれを染み込ませるようなピストン。
出しながら続けられるその暴虐を叩きつけて

それから、例えイリーナの意識が遠のいたとしても
上に乗せ、揺さぶったり
後ろから獣のようにベッドに押し付けたり
魔術で強化した身体で抱え上げ、不安定な体勢を愉しんだり。
全身に白濁を塗し、精臭がこびりついて取れないほどに吐き出し

それは、夜が明けてもなお。
食事を挟みながらも犯し。精を洗い流すため、という名目の洗い合いの途中でも交わり。
次の日の夜にようやく、悪いひとに捕まってしまった傭兵は、解放されるだろう…

イリーナ > 「ふーっ……ぁ、はー……ぁ、は、……ぁ」

浅い呼吸を肩でしながら、ぷる、ふると震える身体。

窓の外はようやく陽がくれたばかりである。

「ちょ、っと……やす、ま――ひ、ぁ」

そんな中で、膣内を塗りたくるようにはじめられた腰の動きに悲鳴があがる。

何度も達し、何度も気を失い……そのたびに起こされて。
止まらない――つながりっぱなしのまま時間が過ぎていく。


「も、ぉ――ゆる、ゆるし、て……ぇ!」

そんな悲鳴と悦ぶ身体。
相手の精を数えきれないぐらい受けながら、解放される頃にはすっかり相手の匂いに染め上げらることになったのだろう。

ご案内:「平民地区・露店市場」からエレミアさんが去りました。
ご案内:「平民地区・露店市場」からイリーナさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 闘技場」にシャーロットさんが現れました。
シャーロット > 大剣がぶつかり合い、金属音を打ちな鳴らしながら火花を舞い散らす。
興行主は観衆を煽り、歓声が空気を震わせ、足踏みが地鳴りのように響く。

そこは、平民の娯楽のために作られた円形闘技場だった。
闘技場はメジャーな娯楽の一つで、一つの街に複数の闘技場があることも珍しくない。
それぞれの闘技場には、スターとなる戦士がいたりして、人々はどの闘技場の剣士が一番強いのか、を酒場で議論したりもする。

シャーロット > 女戦士は、控え室で入念な柔軟体操を行っていた。
鎖を引きずって剣闘士奴隷が脇を取りすぎていく。
女戦士は、もちろん奴隷ではない。
ただの「飛び入り」だった。
それと言うのも、ここの興行主に声をかけられたからだ。
『女性闘士がいなくて困っている。勝敗にかかわらずファイトマネーを支払うし、もちろん勝てばさらに賞金も出す。ウチは審判が待ったをかけることも出来るルールだから、大怪我の心配もない』
と、やや早口で説明されながら魅力的なファイトマネーを提示され、「じゃあ助けてあげましょうか」とOKしたのだった。

シャーロット > 柔軟を終え、立ち上がればステップを踏んで、体のキレを確かめる。
その足運びは正規の訓練を受けたもののそれで、舞踏のように滑らかに体を運ぶ。
見るものが見れば、その女戦士がただの「流れの傭兵」でない事がわかるかもしれない。
そんな剣術の基本動作を繰り返しながら、控室に視線を走らせる。
この中の誰かが「対戦相手」かもしれないからだ。
基本的に、鎖で繋がれた奴隷が殆どだった。
中には、事前の訓練で最低限度の講習を受けただけ、そんな「ほとんど素人」の姿もある。
あとは、腕自慢のゴロツキ。主に単に体が大きく、町の喧嘩で負けなしだからと勘違いしてここに出てきたような男性たちだ。
とは言え、地元の喧嘩自慢がそのまま闘技場のスター選手になることもある。
素人のゴロツキだからと、楽勝とは限らなかった。

ご案内:「王都マグメール 平民地区 闘技場」にエズラさんが現れました。
エズラ > 闘技場の控え室、普段は観客の側でいることが多い男であったが、今日は違う――
『ゴロツキ崩れの素人ばかりじゃ客が盛り上がらない』と興行主から依頼を受け、「サクラ」として送り込まれたのである。
適当な相手と、それなりに見栄えのする闘いを――手当の額もなかなかだ、そういうことならと引き受けた。

「……そういう手はずだったんだがな――」

直前に自分と闘う予定だった選手が、怖じ気づいて逃げ出したという――
どこかで男が名うての傭兵団を渡り歩いてきたことを聞きかじったらしいのだ。ともかく、飛び入りでもなんでも相手を用意するから――そうまくし立てる興行主に言われ、ここで待っていたのだが。
「飛び入り」で現れたのは、まさかの女戦士。
やたらと扇情的な衣装に、おいおい茶番なら勘弁してくれ――そう思っていたのは、ついさっきまでのこと。
ウォームアップする姿からは、彼女が十分な使い手であることが容易に見て取れた。
そのこなれた動きに見惚れていると――呼び出しがかかる。

「……おい、そこの姉ちゃん――出番だぜ」

選手達の合間から軽鎧姿の男が立ち上がって、片手を挙げた――

シャーロット > ゴロツキに紛れていたが、軽鎧姿の男性に「出番だぜ」と声をかけられ始めて彼の姿に気づく。
別に好みのタイプじゃなかったから見えなかった、とは言わない。
これは、明らかに素人ではないと一目で分かる、その男性傭兵が対戦相手だと言うことか。

「……」

なんとなく舞台裏が見えてきた気がする。
彼が対戦相手をぶちのめしてしまったとか、なんかそんな理由で、対戦カードに空きができ、それで飛び入りを探していたのではないか?と推測した。
精悍でたくましく、「黑」って印象の彼から視線を切らさず、その傍らまで歩み出て、体臭を感じれる距離まで接近した。
手強そうだ。
この闘技場のスター選手の一人なのかもしれない。
お手柔らかに、とか、そんな事を言えばよかったんでしょうけど、なんとなく対抗心から、挑発まがいの言葉を口にする。

「頑張ってお客さんを楽しませる程度には立っててね」

ふふっと笑ったりしながら、彼の脇を通り過ぎ、その前に割り込むようにして前に立つ。
なんとなく「先に入場したほうがカッコイイ」みたいな気がするので、あえて彼を後ろに従えさせたのです。

エズラ > 女にしては上背がある――とはいえ、近付けば見下ろす形に。
その肢体は、もの知らぬ者達はぽっちゃりとした肥満体型と感じ取るかも知れないが――男の場合は、そうではない。
全身余すところなく闘いのために鍛えられた、一種の美しさすら感じる身体――

「おお、こええ……それじゃせいぜい気を付けるとすっかよ」

おまけに、胆力もなかなかのもの。
その態度から、言葉の裏側ではこちらを決して侮っていないことが分かる。
こりゃ、聞いてた話と違うぜ――心の中で文句を言いながら、颯爽と闘技場に出て行く彼女の背中に続く。

闘技場内から割れんばかりの歓声と、同じくらい野卑な野次が飛ぶ。
そのほとんどは彼女に向けられたもので、おおむね聞くに堪えない罵詈雑言である。
盛り上がっているらしいのは良かったが、問題はこちら――彼女をこっぴどく打ち負かし、なんなら適度に辱めろ、という声まで届くが――

「そう、楽な仕事じゃねぇんだよ」

小さく呟き、腰の剣を抜き放って開始の合図を待つ。

シャーロット > 闘技場に姿を現し、肌に風と歓声を受ける。
興行主が自分をなんと紹介していたかはわからないが、声援が多めなところを見ると、キャッチーな感じのキャラ付けがなされたに違いない。軽く手を振りながら中央まで歩み、振り返り、改めて対戦相手の男を見る。

殺気みたいなものは感じられない自然体だ。
こちらを舐めている様子はないので、意外と大人しい気性をしているのかもしれない。
そして冷静な戦いをするだろうか。
体格に勝る相手が、冷静にこちらの出方を伺うとなると、結構面倒くさいことになる。
挑発をおりまぜて、頭に血を上らせるべきかもしれない。
柄付きの斧、ハルバードを両手で体の前に縦に構え、すこし腰を捻って半身気味なる。

「さて、どんな負け方がしたい?」

エズラ > 威勢が良かったので飛びかかってくるかとも思ったが、こちらの出方を窺うつもりらしい。
女だてらにハルバードなど――と思いたいが、彼女の構えは堂に入ったものであり、うかつには飛び込めそうにない――
しかし、それでは興行主との契約に違反することになる。

「ムッフッフ……それはこっちの台詞だぜッ!」

――行くしかない。
何度か両手を広げて観客を煽ると、『やっちまえ』だのと物騒な声援が飛ぶ。
それを合図に、剣を両手で構えると、大きく振りかぶりながら真正面から突撃する。

シャーロット > 男性に対して、私を泣かせろとの声援が飛んでいたのは当然聞こえてる。
彼は意外に単細胞なのか、それとも客に乗せられたのか、モーションの大きな、いうなれば雑な動きで向かってきた。真正面だ。

「来なさい!」

女相手にちまちまやってたら笑いものだ…と、そんな感じでねじ伏せに来たか。
「来い!」と口に出して、彼がそこから小技を使って変化しないように誘導して、ハルバードの柄をしっかりと地面に付け、腰を落とした。
男の一撃を受け止める準備。
力負けしないどころか、ここで逆に男の腕がしびれる程度に「完璧に受ける」ことを意識した。
受けが成功すれば、男の手は意外な手応えで少ししびれるに違いない。
そして受けきったあとは、ハルバードで変激するのではなく、彼の下腹部の急所に向かって突き出すような蹴りを繰り出す、そう決めていた。

エズラ > 強かに手が痺れる――観客の声援を背に隙だらけの大上段――相手はそれをかわすのではなく真っ向から受けに徹した。
甲高い金属音が響き渡り、思わずぎょっとする――やはりこの女戦士、出来る――

「……おおっとォ!」

そこからの反撃は――まったくもって、容赦のない一撃。
男の急所に向かって鋭く蹴りが伸びるが、すんでのところでバックステップ、射程外へ待避。
男の観客達が冷や汗混じりの吐息を漏らす――

「おっそろしい姉ちゃんだぜ――」

こちらも冷や汗を流しつつ、今度は半身を切って突きの構え。

「それじゃあ、こいつはどうだ!」

今度の踏み込みは、先ほどのような考えなしのものではなく――しっかりと相手の身体を狙った、殺気を帯びた突き――

シャーロット > 女が男の攻撃を受け、男は女の攻撃を避けて飛び下がる。
そんな場面を見れば、客からは男へ容赦のない罵声が浴びせられるに違いない。
それでいい、焦って攻めっ気をだしてくれれば、秘策の一撃を急所に入れることが出来る。
それは、ハルバードを腕の力で腰から振り回す一撃ではなくて、両手首を揃えて風車のように回し、相手が想像するよりもずっとコンパクトな間合いから、斧の重さの遠心力だけで、相手の手首や膝や側頭部を叩くバトンを操作するような一撃だった。
多分勝つにはこのプランしか無い。
彼に一度この動きを見せてしまえば、二度と通用しなくなるだろう。
なので、まだまだ相手の攻撃を受ける防御姿勢を続ける。身を捩って鋭い突きを躱しながら、合間に妙な足捌きを織り交ぜ、急所ケリを意識させつつ「口撃」する。

「ほらしっかり!お客さんが寝ちゃうでしょ!」

もし相手の攻撃が止まって、彼が一息つこうものなら、こちらも半歩下がって間合いを開けたあと、すこしだけ彼に背を向ける無防備な姿勢になってから、チュニックスカートをまくって、下着の食い込みを直しながらお尻をチラリと晒した。

「皆は私を泣かせって言ってるけど、この分だと泣くのはアンタになりそうじゃない?」

エズラ > 切っ先が彼女の柔肉を裂くことはなく、空を切る――やはり、鍛えられた動き。
その体さばきに舌を巻きつつ、くるくる、と手の中で器用に剣を回転させ、構え直す。
挑発のつもりか、彼女がこちらに向けて尻を向ければ、そこは男の性、むおっ、と目を剥く――
これは、半ば以上演技ではなく素であったが――

「なにを~っ、そう簡単にいくと思ってんのかっ!」

どうやら観客は、こうした口げんかも同時に楽しんでいるらしく、笑い混じりの歓声も聞こえる。
今日のこの試合までとは、打って変わった使い手同士の闘いに、観客は満足げ――貴賓席に控える興行主も笑顔である。

「ようしっ、たたみかけるぜっ!」

そう叫ぶや、左右に動いてフェイントをかけつつ、連続斬りのコンビネーションを仕掛けようと、相手の懐へ――

シャーロット > お尻を見せてまで挑発したことで、彼のペースが乱れてくれたのか。
「きた!」と思った。
左右のフェイントを織り混ぜた連撃。この攻撃を受けきった時こそ、秘策の時。
挑発をやめ、そのうちの幾つかは鎧で受け止め、フラつきながらも、勝機に集中する。「たたみかるぜ!」とまで宣言した彼の攻撃が実は誘いであったなら、負けは確定してしまう。
いえ、大丈夫なはず。今行かずしていつ勝負をかけるのか!

「やっ!」

懐に飛び込んできた男の連撃に割り込むように、ハルバードをバトン回しする。使うのは斧の刃ではなく背の方。狙いは、側頭部。成功すればコーン!と音がして、相手は白目をむくに違いない。
ムカツク相手だったなら、渾身の力を込めることも出来たけど、意外と嫌いなタイプじゃなかったので、多少手加減した一撃となっていて、ベストの鋭さではなかった。

エズラ > 「うおっ!?」

こちらの攻撃を繰り返し受け、流石に相手の脚にもふらつきが見えた――
そんな折、踏み込みすぎたと気付いた瞬間、実に器用にハルバードを操作し、遠心力を武器にその柄が側頭部に迫る。
とっさに己の剣をかかげ、同じく柄で防御しようとするが――両脚を踏ん張る前にハルバードの柄を受けてしまい、結果自身の剣の柄で側頭部を打たれる格好となる――

「ぐおおっ……――!」

再び、甲高い金属音――
彼女の攻撃の鋭さが何故か今ひとつ鋭くなかったせいもあり、昏倒することは避けられたものの――
手の中から剣が飛び、そのまま二度、三度と闘技場の地面を転がってダウン。

「むぐっ……く、ふ~……やるじゃねぇか、姉ちゃん――」

痛む頭をさすりながら半身を起こすが――そこで、勝負ありの合図――

シャーロット > はぁはぁと息が弾む。
作戦は成功し、プラン通りの会心の勝利を手に入れる。これでファイトマネーも上乗せ間違いなし。
男性はすぐに起き上がってきたので、勝負アリの合図が早かったことに安堵して胸をなでおろす。
フラフラしてる相手に手を貸すべきか、少し悩んだあとに近寄って、彼の手を掴むように引き起こした。
そして、その側頭部を見る。痣っぽくコブができているか。骨に異常はなさそうだった。

「まあ、アナタもまーまーいい線いってたんじゃない?」

などと高飛車に言い放ち、男から手をはなして背を向け、この結果に満足しているかどうかはわからない客に手を振る。
気分は良い。
何しろ結構強そうな男に勝ったのだから、今日から「スゴ腕の女戦士がいる」なんて噂になって、仕事がばんばん来たりするに違いないのだ。
思わず口元も緩む。
そして、調子に乗る。

「ええと、アナタが負けたのは、そりゃ実力の差でしょうけど、もしかしたら……コレ?」

むふふーと勝利のしてやったり笑顔を向けつつ、もう一度スカートを地味にまくりあげて、お尻をチラリする。
もしそうだったのなら、なんだかすごく満足だった。

エズラ > ちらりと興行主を見れば、周囲の取り巻き達とすっかり上機嫌に笑いあっている。
どうやら、今日一番の盛り上がりであったらしい――やれやれ、思っていたより遙かに緊張感のある仕事になってしまったが――これで一応、男にも手当がつくことになった。
頭をさすっていると、勝者が楽しげにこちらへ向かってくる――

「言ってくれるな――しかしまぁ、確かに強かったぜ」

助け起こされ、素直に相手の腕前を賞賛。
一朝一夕で身に付く技術ではなかったのは事実なのだ。
そうこうしていると、何やら再びこちらを挑発してくるではないか――それに対し、ムッフッフ、と助平心を隠そうともしない笑みを浮かべ。

「いやぁ、参ったぜ「その」攻撃にゃよ――同じ間違いを繰り返さねぇためにも、ひとつじっくりと敗因について指南して欲しいんだがよ――どうだ?」

割れんばかりの歓声は彼女に向けられたもの――そっと彼女の耳元へ唇を寄せ、問う。
この後時間があるなら――付き合わねぇか、と。

シャーロット > 敗者の、ややお調子者っぽい軽さを漂わせた男性から、囁かれる。

「えっ」

相手の申し出に真顔になった。
根性のない男なら、この表情をみて「なーんてな」みたいなコトいって引き下がるくらいの真顔だった。
いや、多分だけど、なんかこー大人な付き合いのお誘いなのはわかっている。
返事を保留にしたまま、入場と同じように彼より先を歩いて控室まで戻り、ファイトマネーを受け取って、数え、満足し──。

そこまで間を開けてから、彼を振り返った。

「今なんて?」

エズラ > ギョッとしたような真顔を向けられても、男の表情は変わらない――
それどころか、むしろ彼女のその向こうっ気にさらに興味をそそられたような笑み。
彼女に続いて退場し、相手が勝者としての手続きを済ませた後でこちらへ改めて問うたなら、ずずい、と間近に身を寄せていき――

「一緒に汗でも流しながら、闘技者同士、語り合わねぇか、って言ったのさ――シャーロット、でよかったか」

試合開始の歳に互いの名前はアナウンスされていた。
控え室の奥には、簡易浴室も備えてある――

「オレは本気だぜ――ん?」

男の、野獣めいた眼光は――ある意味で、先ほどまでよりも遙かに獣じみていた。

シャーロット > 「いやいや。いやいやいや」

闘技場の戦いとは違った趣のバトル。
怯まず押してくる相手に、顔まで熱が上がってくる。
手団扇で頬を仰ぎつつ、確か、エズラとかって名前だった男を見る。
一般的にはイケメンだろう。精悍な目鼻立ち、短く借り揃えられた黒髪と黒瞳がセクシーなのは間違いない。が。
身を寄せられてそれを避けている間にいつのまにか控室のコーナーに追い詰められていた。
剣術のときよりよっぽどイイ足使いだ。

絶対嫌なわけではない。
こちらがお尻をみせただけでペースを乱してくれるくらい、好いてくれてる相手なのだから、悪い気はしないし、脱がせるまでは熱烈に愛を説き、いざ裸を見せたら、雌豚だのなんだのと言葉責めしてくるような奴とは違うのだろう。
いえ、別に裸に自信がないからしぶってるわけじゃないけど。

「残念でした。私に勝ってたら背中もながしてあげたでしょうに」

と、勝利者であることを盾にしたお返事をする。

エズラ > 「ムフ、確かにそりゃその通り――でもまだ一勝一敗だろ?」

どぎまぎし始めた相手の様子が可笑しくなったのか、さらに詰め寄っていく。
闘技場で見せていた勇ましさも、今こうして目の当たりにしている女性らしさも――雄の本能を刺激して。
脚を伸ばしつつ壁際へ寄せ、相手の股の合間に己の腿を押し当てて。
両手は壁に付き、丁度己の身体全体で檻を作るような格好。
折しも闘技場は休憩時間に入ったのか、控え室にも二人きりである――

「――なら、二回戦で勝ちゃいいわけだよな――?」

彼女の腿に布越しに、男の熱く固くなり始めたものの感触を味わわせる。

シャーロット > 「ちょ……!」

積極的、なんて言葉の範疇を超えている相手の行動。
思わず視線を走らせ、誰にも見られていないことを確認してしまう。めっちゃ恥ずかしい。
何度もオロオロと視線をめぐらしながら、定期的に視線を落とす。
そこには、さっきまで戦っていた(そして私が勝った)相手の……何度か蹴飛ばそうとしたソレが見えている。

「あ、ダメってば!」

口ではちゃんと拒否できるけど、足の間に足をねじ込まれ、ソレばかりか、布越しに刺激するように擦り合わされる。
下着越しに陰核を微かにこすられるような姿勢になり、はぁ!と吐息がこぼれそうになる。流石にこれでやられる訳にはいかない。
このまま刺激されて、更に欲情してる証を見せびらかされたら、下腹の熱を冷ますために苦労することになる。
間違いなく、宿に戻って彼にエッチな事をされる妄想をおかずに自慰する羽目になる。
両手で彼の足を抑えて、コレ異常変な動きをさせないようにしつつ、別に触りたかったわけじゃないけど、そのズボン越しに自己視聴してるソレをべしっと叩いた。

「勝っちゃいい訳、ないでしょーが!」

エズラ > 彼女の手が払いのけようとしたそれは、彼女に予想外の感触を返す――
少々張られたくらいでは、わずかばかり震えるだけの、剛直ぶり――
もしそれが、彼女の中へと侵入したとしたら――そして、繰り返し繰り返し奥を貫かれ、熱くただれた白濁を容赦なく何度も何度も注ぎ込まれたとしたら――
そんなことを想像させるには、十分な程に。

「おおっとォ、おいたはいけねーぜ、シャーロット――」

こちらの腿を押さえつつのため、丁度いま、彼女の両手は完全にフリーである。
それをいいことに、男は無遠慮にも彼女の唇を狙う。
吸い付くことが叶えば、そのまま一気に濃厚な口付けに移行するつもりである。
言葉で事に及ぶことがなくとも、決して自分のことを忘れることができないように――
その舌を吸い、己が舌を滑り込ませ、ねっとりと唾液を味わわせるような――

シャーロット > 唇を奪われ、その呼吸すらも自由にならなくなってしまったかのように感じられる中で、目を見開く。
キスで感じるのは、自分がそうしたいと思っている時だけだと思っていたけど、口の中を侵されるように這いずる彼の舌にやられて膝が震え、腰が腿の上に落ちる。ねっとりと濃厚な彼のキスの呼吸に合わせて、腰を──クリトリスをなにかに押し当てて擦るオナニーをするように動かしてしまう。じわっと下着が濡れて、陰唇に張り付いた感覚があった。気持ちよくて頭がぼうっとしてくる。

「はぁ……あっ…ぅ」

最初は彼にバレないように、最小限の動きで、腰をスライドさせ、こっそりと彼の腿を使った恥ずかしい自慰をする。
気持ちいい…まだ大丈夫。まだバレてない。
キスされながらも息が弾む。手がしびれる。
また視線を泳がせ、誰にも見られていない事を確認した。

エズラ > 一瞬も彼女の瞳から視線を外すことなく熱烈に見つめ続け――ぬろ……ねろ……と分厚い男の舌が口腔へ忍び入り、口内を隅々まで舐めしゃぶって侵す。
抵抗する意志はあるのかないのか――ふと、彼女が目立たぬどうさせその腰をくねらせていることにめざとく気付いた男は、壁に付いていた片方の腕を彼女の腿へ這わせ、そのままスカートの奥へと突っ込むと、むっちりとした尻肉を無造作に揉みしだく。
そのまま、彼女の股に挟まった腿をぐいぐいと動かし、快感を高めていく。

「むちゅっ……ちゅむっ……はむっ……――」

互いの唾液を交わす濃厚な口付け続けたまま、彼女の自慰に協力し、己のそそり立つ肉の槍を、布越しに張りのある腿肉へと擦り付け続けて――やがて、彼女が果てるか果てぬか、ギリギリのところで、ぬちゅ、と唇同士から銀糸を伝わせつつ、身を引いてしまう――

「……ふぅー……二回戦は、オレの勝ち――ってことで、いいか?」

荒い息を吐きながら、相変わらず鋭い眼光で彼女を見つめ――

シャーロット > もう夢中だった。
彼に全身を支配されるようなキスをされ、脳までしびれて、正常な判断を見失い、お尻を揉んでもらって思考がピンク一色になる。
口唇の端から涎をこぼしながら、腰をうんっとグラインドさせて、彼の腿でするクリトリスオナニーに耽ってしまう。
腰を暴れさせれば自然と体も上下して、エズラの肩に手をかけて膝から崩れないように姿勢を維持。
行為に愛液が溢れて、彼のズボンまで濡らしてるのをそのまま、恥ずかしく思うんだけど、気持ちよすぎてやめられない。

膣からビクビク!とした震えが、お尻と内腿まで何度も伝わる。まだまだもっと!と思っていた所で、彼の口唇が離れていった。

「ひぇ!?」

彼が動きを止めたのに、こっちは淫らでみっともないオナニーを止めれなくて、一人で腰を動かし続けてしまう。
そんな状態を晒したまま、彼に視線で射抜かれる。
言い訳することも出来ない。

「……ひ、ひきわけ、で……」

一勝一分だと主張して、そこで人の気配があったから慌てて彼を突き飛ばすように離して、視線を外し、ぶるぶるに震えながらなんとかオナニーを我慢する。
もうエズラの顔をみようだなんて思わない。無理。

エズラ > 「引き分け――ね、ま、仕方ねー……――」

身を火照らせ、こちらと同様に荒い呼吸のまま主張する相手――
先ほどまで彼女の尻肉をたっぷりと弄んでいた掌を、わきわき、と開いたり閉じたりして見せ付けた後――
己の腿のあたりにまだねっとりとこびりついている蜜を指先で拭い。
それを、彼女に見えるように己の口元へ運び、じゅる、ちゅ、と蜜を啜り――

「……ぷはぁ、ウメェ……これで、引き分けってことにしてやるよ」

ずずい、と顔だけ相手に寄せて――

「……だから、この次こそ、勝たねーとなぁ、オレはよ――?」

その「勝負」が何を指すのか――言葉にするまでもない。
休憩時間は終わり、再び続々と戦士達が控え室へ入ってくる。
その流れの中に紛れ、「じゃあな」と手を振り――男の姿は消えるのであった――

シャーロット > なんとか壁に背中をあずけ、日本の足で立っている状態で去りゆくエズラを見送る。
その姿が見えなくなったあと、その場にずるぺたんと尻餅をつく。
背筋まで震えて、今すぐにでも自慰を始めそうになる程の余韻にあらがった。
じゃあな!と去っていった相手、これは勝負に負けた腹いせに意地悪されたと見るのが妥当だろう。
床をばしっ!と叩く。

「いいえ、次とかないし。次があっても私が勝つに決まってる!」

なんて返事したのは、なんとか立ち上がれるようになった5分後くらいのこと。
体の疼きは依然として消えず、小走りに逃げるように闘技場を後にして、一目散に宿へ。
すごい勢いで部屋に駆け込むと、半泣きで鎧と服を脱ぎ捨て、自分を慰めることになりました。

「あいつ絶対ゆるさないー!!!」

ご案内:「王都マグメール 平民地区 闘技場」からシャーロットさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 闘技場」からエズラさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にソウレンさんが現れました。
ソウレン > ここは平民地区にある鍛錬場。
のんびりとした夜。店を開けても良かったが、ふらりとここにやってきた。
楽しめるものがあればと思い長剣も携えてきた。準備は万端!

…が。

「…くぁ。」

あくびを一つ噛み殺す。
目の前に広がっているのは練習を兼ねて試合をする空間。
真剣の使用も互いが認めればOK。
とは言えざっと広い空間をとっているだけである。
そこで何人かのやりとりと見てきたが…いまいちだった。
鍛錬場なのだから勿論未熟な者もいる。それはいいのだ。
いっぱしの傭兵や騎士といった格好のものでも、ソウレンの目に留まる程のものはまだいなかったわけで。

うーん…帰ろうか。巻き藁断ちはしばし前にやったことだし、と考えながらぼんやり修練場を眺めていた。

ソウレン > 今日は日が悪かった。
そういう事だろう。

帰って晩酌でもするとしよう…。長剣を片手にぶらさげ、鍛錬場を去って行く。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からソウレンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にダストさんが現れました。
ダスト > 「まったく……呑気だねぇ」

広場の隅に置かれたベンチに腰掛け、膝を組んで頬杖をつきながら。
目の前で行われている教会のシスターによる慈善活動を見ながら小さくつぶやく。
教会の背後を知る一人としては正直失笑物であるが、末端のシスターたちは真剣な様子。

さらに富裕地区では狙ったかのように帝国との融和政策の一環とか言う名目で催事が開かれているという。
こんな状況で教会がただただ慈善活動のためにシスターを大量に派遣してきたと考える方が平和ボケしてるだろう。

「どちらにせよ俺には関係ないか……」

自由に生きるをモットーにしている自分にとってはそんな組織間のやり取りなどどうでもいいのだが。
しかし場合によっては動きにくいこともあるだろう。
その時のために状況はしっかり見ておかなければならないかもしれない。

ダスト > いつまでもここにいて慈善活動を眺めていても暇ではある。
かといって知り合いの貴族の家に顔出しに行くにしても富裕地区や王城はお祭り騒ぎで鬱陶しいことこの上ない。
結局ここで夕暮れの光を浴びながら讃美歌やら募金活動の声を聴くくらいしかないのだ。

「今日は仕事もないしな……」

こんなことなら数日くらいで払うような用事でも作っておけばいいのだが、今のところそういった用事も見当たらない。
深く深くため息を吐き出し、手持ち無沙汰に掌の中で水球を作ったり凍らせたり砕いたりしながら遊び