2018/10/26 のログ
ケートゥ > 「かも知れないね…だけど大きな舞台だと貴女みたいな人と、こんな風にお話は出来なさそうじゃない?」

場所こそ何も区切られていないが、人の認識と言う意味では逸らされた空白地帯と同様。
傍目には、二人にしても、少なくとも今は穏やかな仲良き雰囲気か。

「あんまり歳は変わらないように見えるけど、大人なのかな、貴女は……
 ……ああ、名乗り遅れたね。ボクはケートゥ、しがない放浪楽師だよ」

相手を呼ぼうとして名を知らぬことに思い至れば己から名乗って笑う。外見にそぐわぬほどの包容力と慈愛を思わす微笑を心地よく感じながら、楽しげな調子で。
その後の曖昧な返答を聞きながら、重ねた手にぬくもりを得つつ指を軽く絡ませ、甘えるようにも愛でるようにも擦り合わそうとして、

「修道女さんが、酒場でお仕事……説法じゃないよね、そう言う場所じゃないし」

表情や様子からだけでは当然汲み取れない状況はあるが、また別に己の能力として把握する部分はある。瞳を覗き込んだまま、顔を少しだけ近付けて。
少女が椅子に座った時、仄かに音立てたそれのにおいにすん、と鼻を小さく鳴らし。

「……このにおいに関わるような『おしごと』かな。ボク、とっても興味があるのだけど」

目を逸らされなければ、黄金瞳には少女の顔だけが映り込むのも見て取れるか。悪戯げにねだるような口調と声音には、相手の意思を己の望みへと誘う魔曲の効果を自然に交え………強制力を抑えて自意識を誘導するそれは、相手の気分や警戒、能力次第で十分に弱化、無効化出来る程度。

アムネシア > 「えー?何、ナンパ?
 子供のくせにマセてるのね~。」

少年の口説き文句に可笑しそうにころころと笑う。
孤児院の子供に院長先生と結婚するーなどと抱きつかれることなどもままあること。
そんな子供たちをあやすのと同じように少年の頭を優しく撫でる。

「そうね、これでも結構年いってるのよ。
 私はアムネシア、孤児院の院長をやってるわ。」

手へと指を絡めてくる少年はかなりマセて見える。
子供が背伸びしているような感じが微笑ましく好ましい。
そんな油断……警戒する要素など何ひとつもなく……。

「踊りをね、踊るのよ。とってもエッチな奴。
 それでその後は……男の人の玩具になるのよ。」

傷一つつかない不老不死の身体とは言え、内面への干渉は一時的には受けてしまう。
油断したまま少年の黄金を見つめた黒の瞳は光を失い、子供には聞かせるべきではない背徳的な仕事内容を説明し、上品に閉じ合わせていた膝を肩幅程度に開く。

ケートゥ > 「子供だからこそ、ませてると思うと可愛いでしょう?」

鈴を鳴らすような笑い声で、悪戯を悪びれないような言葉。
撫でられるまま擽ったげに目を細め、少女の手指には滑らかにさらりと流れる感触を返す。

「アムネシア、だね。修道女さんどころか院長さん…本当に結構お姉さんなんだ?」

楽しげに笑うのは、綺麗に整うと言っても幼さを残す子供の風貌、男女の境も曖昧な容姿。
加えて多少の悪戯は愛嬌と映る印象や素振りで意識の緩みを誘い、声音に乗せた魔性がするりと忍び込む。

「ふぅん……どんな風に玩具になるのかな。とってもエッチな踊り………ねぇ、ボクだけにこっそり、見せて欲しいな…アムネシア」

ぼうと揺らぐ黒に双眸は弧を描き、そのまま耳元へ寄り頭の奥へと直接吹き込み誘う艷やかな響きの魔性。
重ねていない方の手は緩く開いた膝の間にそっと置き、修道服の上から、足の付け根より下腹部…子宮に掛けてを撫で上げる。
服の上からでも繊細に、的確ににおいの位置と、女の胎を悪戯げに愛でてやり。
少女に拒否が無ければ、主に目配せと笑みで上の一室を借りて連れ立つことだろう。

アムネシア > 「うん、可愛い。
 子供は……好きよ。」

口から漏れる素直な気持ち。
もちろん、性的な意味ではない。
少年の術の影響下になくとも同じ答えを返しただろう。
だが、はしたなく股を開いた姿で口にしたその言葉が果たしてどう聞こえるか……。

「うん、いいよ……。
 ケートゥに私の厭らしいところ全部見せて上げる。」

先程の陵辱の痕もすべて消え、身体は汚れひとつ知らないまっさらな生娘。
しかし、心と記憶にはしっかりと雄の味が刻み込まれてしまっている。
楽師の子供とは思えない的確な責めを下半身へと受け、濡れた下着をさらに精液と淫蜜で汚し、スカートの上からでも手応えを感じるくらい淫核を腫れ上がらせる。
そして、夢遊病者のようにおぼつかない足取りで少年に手を引かれ上へと上がっていく。
『終わったら部屋に放置しといてくれ。後でヤりに行くからよ。』
その際、マスターが告げた一言は孤児院の院長をただの玩具としか思っていない……そんな内心が透けて見えた。

ケートゥ > 「ふふ、愉しみだね……全部、ぜぇんぶ、ね、アムネシア」

清らかであるべきはずの修道女、その衣の上からでもわかる淫らな湿りと膨れた感触に笑う顔は、子供の造形でありながら蕩けるような艶を覗かせて。

「残念、それはまたの機会にして貰うよ。今日の彼女はボクのもの、だからね……そうでしょう?」

下衆な内心も露わな声を嘲るでも見下すでもなく、ただ言葉に乗せた魔性の音があっさりとマスターの思考を改竄する。
否定してやるような善性を持つでもない、ただ少女の今宵一日を我が物にしようと言う欲求を通してしまえば少女の手を引き一室へと―――――

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からアムネシアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からケートゥさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」に黒須さんが現れました。
黒須 > (誰も居ない静かな公園。
中央には噴水があり、ちょろちょろと水を噴き出しながら静かに水音を響かせている)

「・・・。」

(そんな暗闇に溶け込むかのように噴水の淵に座りながら煙草を蒸かし、寒い空間により冷えた白い息と共に煙草の煙を吐きながら、その場を過ごしている)

黒須 > 「…さてと、どうしたものか…。」

(半分以下まで燃え切った煙草を地面に落として足で踏んで消し、立ち上がる。
この時間帯では師団の訓練も終わり、残るは酒場かその程度。
しかし、今はとりあえず酒を飲む気はないために、酒場による気持ちはない。)

(とりあえず、何かあるかもしれないと思い、ぶらぶらと適当に歩き出す)

ご案内:「王都マグメール 平民地区」から黒須さんが去りました。