2018/10/22 のログ
ノーガルト > (やはり彼女だったか、いや見間違うはずはないのだが。
もはや、親の顔よりも見慣れた彼女だから。

彼女の疑問はもっともだろう、ノーガルトが警備するのは本来は富裕街。
貴族を主体に依頼を受けているから、ここにいる事はあまりない。
軽く苦笑しながら、頭を掻き答えた。)

「嗚呼……飯の調達に行くところだったんだが……時間が余ったうえに、いい場所が見つけられなくてな。」

(つまり、もう少ししたら仕事に戻らないといけない。
彼女の期待を裏切ってしまうことになるが、仕事ゆえ仕方がないとあきらめてもらうしかなかった。
今日は帰れそうにないと説明しつつ。)

「そういうシンシアこそ、どうした?今日はこっちの家に泊まるとは聞いたが…。」

シンシア > 「ぁ…なんだ、そうなんだ」

わかりやすいくらいの肩を落とし、がっかりしてしまう
てっきり仕事終わりと思ったから

「…そっか、家じゃ時間かかるし、食材もないし…この時間でもしてるとこ…
 ぁあ…ちょっと、眠れなくて」

近くのお店もしまってるし、軽く食べれそうなもの…
夜市はどうかと足をむけつつ、一人寝が寝付き悪いことを話して

ノーガルト > 「……すまんな。」

(目に見えてがっかりさせてしまったのは、素直に悪いと思う。
まだ仕事中であるはずなのに、こんなところで油を売っていたら間違いなく、期待させてしまうだろう。

この時間では空いてる店はそう多くない。
かといって、仕事中なので酒を飲むというのは間違いなくNGだ。
だからこそ、軽食でどこかやっていないかと探していたのだが。
あいにく、ノーガルトはそういう店には疎く、空いていても一人で入ることが出来ない店ばかり。
だからこの空腹をどうしたものかと、考えていた。)

「そうか…なら、どこかの店でホットミルクでも飲むか?」

(そのくらいなら、小さな酒場でも置いているはずだ。
そのついでに、どこかで軽食でも探そう。)

シンシア > 「ううん、そうしょう?」

首を振って仕方ない、と思うしかない

そのくらいなら、と夜市の中を歩き
自分のなじみある昼間はカフェ、夜はBarになってる店に入る

「ここなら、ね。昔ノルともきたよね」

まだ一人の頃、ホットワインをよく飲んでた窓際のカウンター席に座り
ホットミルクと彼の空腹を、満たせそうなものを頼んで

ノーガルト > (シンシアと歩いて、行きついた先はバー。
昼間は、ここはカフェになっていたはずと考えるが…思い出した。

以前、まだシンシアと一緒に暮らすようになる前のこと。
時折ここで、シンシアがなじみにしていたあの店だ。
最近は通りかかるだけなので、記憶の隅に追いやっていたが。)

「……ああ、懐かしいな。ここで、キルフリートに行こうとしていたお前を止めたりな。」

(まだ、過去のシンシアだったときの話だ。
軽く笑いながら、ノーガルトはホットコーヒーとホットドッグを注文する。)

シンシア > 「そんなときもあったね」

懐かしむように、お酒でもないので頼んだものはすぐに届けられた
暖かいマグを手にもって、外を眺めながら

「懐かしい…いろいろ調べものを手伝ったりね」

くすっと小さく笑って

ノーガルト > 「ああ、魔剣を探していた時だろう?あの時は本当に助かったよ。」

(まだ、すべての魔剣をそろえる以前の話。
彼女に話をして、残りの魔剣を探す手伝いをしてもらっていた時の話。
結果として、彼女の協力亡くして魔剣をそろえることはできなかった、そう思っている。
だから改めて、ではないが感謝を述べた。)

「結果として、キルフリートには魔剣はなかったわけだしな。」

(あの時、シンシアを止めて正解だったと…今でも思う。
ここに彼女がいなかったら、きっと自分はこの町にはいなかっただろうから。)

シンシア > 「そうね…」

ホットミルクは少し甘くておいしい

人もまばらな店内、時間だけを気にしながら
夜食替わりになるとこがあってよかったと思ったけど

「あ、支払いお願いしてもいい?散歩と思ってもって出てないの」

彼に会えると思ってなかったし、寝る前に少しのつもりだったから

ノーガルト > (ツナサンドを手早く片付ける。あまりこういう食事に時間をかけない。
コーヒーで流しながら、シンシアがゆっくりと飲むのに合わせてコーヒーを飲んでいた。
仕事中でもなければ、もう少し話し込みたいところではあったが。)

「ああ、わかった。ここは俺が払っておく。」

(というか、こういった会計はいつもシンシアに任せきりだった。
自分の冒険者用の消耗品も、日用雑貨もすべてシンシアに任せっきり。
勿論その分家に金は入れている、はずだが…。

すでに片付けているし、会計を済ませて二人で外に出る。
シンシアを自宅まで送り、できるだけ早く帰ると伝えて、ノーガルトは仕事に戻っていった。)

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からシンシアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からノーガルトさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区・公園」にブレイドさんが現れました。
ブレイド > 「ふ、う……」

太陽も沈み、あたりも暗くなる。
人通りが少なくなった公園で、少年はベンチに腰を下ろす。
昼間の公園でダラーッとするのも好きだったのだが、いろいろあって夜にこうすることが増えてきたような。
まぁ、体質的なものは仕方ない。
今日の依頼も無事に終えて、ゆっくりできるという点では、夜であったほうが都合がいいと言うか。

ブレイド > そういえば、ここに来るまでの屋台で串焼きを買ったのだった。
モソモソとこのように薄暗い場所で食べるのも味気ないものであるが
なにもないよりはマシだ。
まだ少し温い串焼きをはみはみと頬張りつつ、公園から大通りに続く道をボーッと眺めている。
タレの雑な味の濃さが自分好みだ。

ブレイド > 「はぁ…」

串を食べ終えれば出たゴミはしまってしまおう。
ベンチに身体を預けて、大きくため息。
このまま目を閉じて…すこしやすもう。

ご案内:「王都マグメール 平民地区・公園」からブレイドさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 大通り」にエリーゼさんが現れました。
エリーゼ > 週の初めともなると、学院も中々慌ただしい。
週明けに仕事を持ち越していたものはげんなりと仕事をこなし、そうじゃない者達は研究か、あるいは生徒の指導か。
そんな様子を尻目に、早々に学院を抜け出して大通りにやってきた少女は、早速財布の中身を取り出して買い食いを謳歌していた。

「はむっ、んむっ……かぼちゃが甘くておいしいですねー?こっちは茸のポタージュパイなのです」

さくさく、むぐむぐ。パンプキンパイに茸のポットパイ、添えた飲み物はホットのミルクティ。
魔術を幾重にも連ねて耐寒耐熱対魔対毒の加護を得た白衣は、秋の肌寒さもしっかりカット。
ご機嫌なエルフの長耳が、ひょこひょこ上下に揺れていた。