2018/07/21 のログ
黒須 > 「ハッハ、ちょっとしたかくし芸…だな?」

(いつもと違い、笑顔が出来てしまう。
照れくさそうに長髪を掻けば、シャルレの手を握り返す。)

「人間を…?それなら…俺もその観察に付き合うか…。」

(屋上から通りが見える所を歩き眺める。
色んな人間が見える。酒で酔い、ナンパする人。
喧嘩をし合う人、客引きと…。
貧民地区でもこういうのは日常茶飯事だったが…)

「…お前の言った通り、面白れぇな?」

(シャルレを見れば横顔を見せるように笑いかける)

シャルレ > 「いいな~私そんなのないや」

軽く手を揺らすようにしながら、誰もいない屋根の上とかを歩く。
元々は猫なので、不安定な足場だろうがバランスはよくて。

「うん、でしょ。お酒に酔うと人間が化けるの、姿は同じなのにね」

自分の趣味にもなってる人間観察を相手も始める。
見慣れた人間は多いけど、昼間とは違い、お酒の酔いの中で、いろんな人種がいるようにも見えてしまう。

いろんな場所でいろんなことが起きてる、上から見てるので、見られてることに気づかれることもなく。

黒須 > 「面白いかもしれねぇが…習得するには地獄だぞ?
けど、お前にはそのバランス力があるじゃねぇか?俺はそれが羨ましいぞ?」

(親から教えてもらった技だが、その練習はかなり過酷であったため、流石にどうようのことをさせるのは申し訳ないと思っていた。
しかし、猫でもあるため、補助付きなら、面倒は見るかっと片隅で考える。
逆に、不安定な足場を普通に歩けるその姿を逆に羨ましく思う。)

「確かに…酒は恐ろしいもんだからな?
どんな普通の人間でも…とたんに化け物に変えちまう…」

(通りを見てもわかることだ。
喧嘩や居眠りなど、変わる姿は別々だが、大人しい人間でもすぐに騒ぐようになってしまう)

「…お前はどうなんだ?酒、飲めるのか?」

シャルレ > 「だって、猫だもん」

得意げに笑う、猫が転んだり、落ちたりとは聞いたことがないから。

「おにーさんは、お酒飲むとどうなるの?」

お酒は、あまり飲めないといってたけど、酔ったらどう変わるのか、
眼下の人間と同じように人がかわったようになるのかと、隣をうかがうように首をかしげる。

「私はね、飲んだことない」

人間の飲んでるお酒の匂いは、少し苦手だった。だから匂いだけの判断で飲んだ経験はない。
マタタビ酒を知らずに一口飲んだだけで、ぐてんぐてんの甘えたになったのは、あるけど…。
お酒と思ってなかったので、カウントには入ってない。

黒須 > 「…それもそうか。なら、俺も犬だから足が強いだけだ…?」

(得意げに笑うシャルレに対して、お返しと言わんばかりに笑い返す。
根拠はない。ただ、返したかっただけのためだから)

「俺か?そうさな…。あんまり酔う事はないが…ま、笑いやすくて、優しくなるとでも言うか?」

(酔いの経験は薄いためあまり覚えがない。
合っても、笑い上手となり、自分の性根が大きく芽生えてしまい、一緒に飲むとお節介になる)

「そうか…。なら、一つ言っておく。
酒は楽しむぐらいに飲めよ?比べるなんて馬鹿すれば…後悔するからな?」

(経験者が語る一言。
飲み過ぎればのちに最悪の結果になるのは、目の前にしたことがあるため、忠告程度で言う)

シャルレ > 「そっか、じゃあ……お揃い2個め」

獣人という姿と、得意分野での能力はそれぞれにあるということに、お揃いとして。

「笑いやすくて?優しいの?…うーん、じゃあ…今も酔ってるの?」

自分と出会ったときから、相手は普通に笑ってるし、優しく撫でてもくれてた。
だから、酔ってる行動と同じと思えたから。

「お酒は、変なにおいするもん…」

飲まないよぉと、包帯を巻かれた側の手が顔の前で左右に振って返す。
最初に嗅いだ匂いが、ウイスキーの匂いの強いものだったから、注意してくれる言葉には素直に頷いた。

黒須 > 「あ?あー…そっか…」

(獣人の姿もあり、またお揃いの部分が増えたかと、ボリボリ頭を掻く)

「ん?優しいは良いとして…いや?そんなに笑ってねぇだろ?」

(自分では自覚が無いため、笑っているっと言われてもわかっていない)

「それなら、心配いらねぇな?」

(カッカッカッと喉で笑うようにクツクツ笑う。
飲まないならその分良い方向でもあるとわかっているからだ)

シャルレ > 「笑ってるよ?だって、ほらぁ」

自分の前では、よく笑ってるように思ってた。
それを否定されたものの、その後に笑ったので…相手に指さすように、今の、というように。

「ね?」

今笑ってる、と示せば自分の前での印象は、間違ってないと、笑う。

黒須 > 「ん?今のがか?」

(自分の顔をぐしぐしと触る。
いつも通りの下がっている口角だ)

「んー…あれだな。いっつもこういう顔だけだったからよ?
笑うってのもよくわかってねぇんだ…。」

(あまり笑顔をしたことがないため、わかっていなかった。
しかし、初めて人の前でしたんだと、驚きが隠せない)

「…こうやって笑うのは、初めてなだよな?」

シャルレ > 「うん、今の、今のも笑ってたよ?」

顔を触ってたので、つないでた手を離して、自分の両手を相手の頬に伸ばし、

「そうなの?でも、こーやって、こーなってたから…笑えるってことだよ?」

頬のとこを上に、くいっと持ち上げるようにしてみる。
口角をあげるようになるけど、無意識でのことは…作り笑いでなく自然にできてたんだと、伝えるために。

「でも、楽しいからだよね、嬉しい」

相手の顔を笑顔の形に作れば、にこーっと嬉しそうに笑う。

黒須 > 「んぅ…」

(大人しく頬に手を当てられ笑う顔になる。
顔の筋肉が柔らかくなっているのもあり、笑顔の形が染み込んだため、綺麗に笑顔を作れる)

「…そうだな?楽しい…からだ。」

(嬉しそうに笑うシャルレの顔を見れば、自然と笑顔のまま、頬に当てた手に自分の手を当てて握り返す。)

シャルレ > 「ねー」

指で押し上げた笑顔だけど、それも受け入れてくれたようで、ご機嫌。
大きな手が重なり握られると、自然と頬から手を離すようになって、

「うん、私も楽しい」

さっきまでは、喧嘩のあとの怯えや怖さを感じて隠れてたけど、
屋根の上の散歩で時間を過ごしてきたからか、次第に元通りの笑顔になってて。

黒須 > 「ん…どうやら、すっかり晴れたようだな?」

(外見だけだが、痛みと怖さが抜けきり、ストレスが無くなったと思う。)

「やっぱりな?何も抱えてない方が…スッキリするだろ?」

(一度手を離し、今度はこちらからシャルレの両頬に手を当てて、顔を少し近づける。)

シャルレ > 「ぁ…うん、もう大丈夫」

思い出した、とばかりに、最初何のことを言ってるのかと忘れかけてたくらい。
大きな手が頬に触れると、
見上げたまま、柔らかい頬がフニッと挟まれたまま、また笑う。

「んふー」

黒須 > 「ん、それぐらいなら…もう平気だな?」

(安心したかのような笑いをすれば、しばらくフニフニと頬を揉む。
そして、手を離し少し後ろに下がる)

「さてと…気分も晴れたみてぇだし、そろそろ、解散にするか?
それとも、もう少し歩くか?」

(ポケットに手を入れて聞き返す。
どちらにせよ、彼女がどうしたいかに合わせて行動しようとする)

シャルレ > 柔らかい頬をフニフニされると、面白く挟まれて形がかわる。
ちょっと変顔になりそうだけど、それも嫌がることなく遊ばれて。

「うん、そうだね帰らないと…おにーさんもお家早く帰らないとね」

夜空を見ると月も傾いてて、時間が過ぎてることに気づいたから、帰る提案。
それから思い出したように

「そだ、おにーさん名前は?なんていうの?」

そういえば、お兄さんで名前を知らなかった、と…

黒須 > 「俺は別によ…?遅くっても別に良いんだよ…」

(元々夜型人間であるため、活動時間ならいくらでもできるもである)

「…そういや、言ってなかったか?」

(拍子抜けっと言うようなずっこけそうな気持ちになりながらボリボリと頭を掻く)

「黒須・狼(ロウ)だ。
聞いたついでだが…また、会っても良いか?」

(自己紹介も後、再び会うことについて聞く)

シャルレ > 「うん、聞いてなかった」

けろっと笑って返し、聞いた名前を何度か頷いて、

「わかった、ローね」

ちゃんと名前としては認識してるけど、呼び方は…簡略化されて。

「うん、また一緒にお散歩しょう?カリカリのオヤツももってくるから」

右手の甲に巻かれた包帯を持ち上げて、

「これもありがと」

お礼とばかりに、一度相手に軽くハグ、それから離れて…。

「じゃあ、帰るね…またね」

数歩離れて、手を振る。それからくるっと踵を返せば、姿を猫に変え…、
屋根と塀づたいに隊舎の方角へと白い猫が走っていく

黒須 > 「ん…どういたしまして…」

(少し言いなれない言葉を返しハグされる。
同様に初めてであるため、むずっと自分の中で痒くなる)

「…じゃあな?」

(手を振り返し、姿が見えなくなれば、自分も同様に建物を飛び移りし、自分の家へと帰って行く)

ご案内:「王都マグメール 平民地区 酒場通り」からシャルレさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 酒場通り」から黒須さんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」に黒須さんが現れました。
黒須 > 「くあぁ…あーねみぃぜ、畜生…」

(寝不足と言った目で目を擦りながら、早朝の誰も居ない道を歩いている)

「さてと…今日はどうするか…」

(周りを見ても店はまだやっていない。
しばらくはふらふらと歩き、暇を潰そうと通りを道なりに進んでいく)

ご案内:「王都マグメール 平民地区」から黒須さんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にカタナさんが現れました。
カタナ > 白黒斑模様の髪に閉じた双眸。顔には刀傷らしき傷跡が走り東の異国風の衣装に身を包んだ小柄な体躯。
左腰に相棒たる刀を佩きつつ、一人気侭に平民地区の大通りを歩いている。

「ふぅむ……今日も人の賑わいは変わらず、じゃなぁ」

そんな事を暢気に呟きつつ、何か興味深い店や催し物でもないかと顔を巡らせる。
普段から修行の一環で瞳を閉じたままだが、周囲の様子は容易に把握出来るようで。

カタナ > 正直、剣の研鑽と戦い以外では割とグータラである。このように暇な時の時間の潰し方は上手いとは言えない。
何処かで飲むか、宿の部屋で本でも読んでいるか…はたまた何も考えず瞑想か、もしくは…

「今のように散策するか、じゃな……我ながら刺激が無いというか枯れてる気はするがのぉ」

別に悟りを開いた聖者でも無ければ、欲に突き進む極悪人でもない。
人並みに欲はあるし善も開くも程ほどには心得ている…つもりだ。
人よりは長く生きているとはいえ、所詮は人間だ…まだまだ人生の途上。

「…しかし、砦の方もあんな調子で王国も斜陽と聞くが…さて、この活気が何時まで続くのやら」

カタナ > そんな感じで、特に何事も無く気侭に散策を続ける剣客ジジィなのであった。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からカタナさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にキュリオさんが現れました。
キュリオ > 日が頭上へと昇る真昼間。
平民地区の大通りには多種多様の人がごった返し、活気に満ちていた。
斯様な喧騒の中、メイドを連れた明らかに貴族然とした――悪い意味で、だが――男が偉そうに歩いている。
その姿は大層人目を引いており、その最たる理由は手に持つリードの先に繋がれた、裸身の女性の存在が故。

首輪に、乳首にはクリップ状の玩具、下肢に至っては張型を咥えこまされた状態。
首からは看板を下げ、其処には大きな文字でなにがしかが書きこまれていた。

「そら、どうだ。
 これならば宣伝にもなろう。
 感謝して歩くが良いぞ。儂の隠しきれぬ高貴な雰囲気も相まって、目立つ事この上なかろうよ。」

くぁははっ!と高らかに笑いながら、首輪に繋がれたリードを引き。
当然の様に、往来を歩く人々で服を着ていない人など他に存在することは無く。
目立つ事に相違は無かろうが、悪目立ちすると言った方が正確だ。

それは店の宣伝か、或いは困窮からの救いを求めての内容か。
看板に書かれている内容は、けれども発端は貴族の所為であるには違いない。
好奇と、関わり合いになるべきではないと言った様々な思いを孕む視線を受けながら、機嫌良さげに裸身の女を、連れ回し続ける。

キュリオ > 見せつける様な行為は、この後も続く。
宣伝と称してその辺を歩く平民の男に味見をさせたり、誠意を見せる、という建前で奉仕をさせたりと。

権力の前に逆らえぬ民を見て嗤い、自尊心を満たす男の身勝手な振る舞いは、今日も続くのだった――――。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からキュリオさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール平民地区/賭場」にリュシーさんが現れました。
リュシー > (得意なこと、出来ることで金になりそうなことといえば、これしか思いつかなかった。
昔取った杵柄、と呼ぶには不名誉極まりない気もするが、カード賭博には以前から強かった。

貴族ばかりが集う場所では知り合いに会う危険性が高すぎる、
かといってあまり治安の悪い場所の賭場では、まともな稼ぎにならないだろう。
己なりに諸々考慮に入れてこの賭場を選んだのだが―――――)

……ちょっと、そろそろ怖くなってきた、なぁ。

(扇のかたちに広げた手札の陰で、ひそりとひとりごちる。
客層も賭け金の相場もそれなり、だけれど、何故だか今日は、
己のカード運がの良すぎる、ような気がした。
負けすぎれば当然まずいだろうけれども、勝ちすぎるのもよろしくはないはず。
深く背中を沈めた肘掛け椅子の背凭れ越し、そっと窺い見た強面のスタッフが、
入店時よりもさらにコワイ顔になっているようでもあるし―――

そろそろ、引きあげ時だろうか。
目の前のテーブルにこんもり積まれたチップを眺め、小さなため息を吐く。
―――――もしかするともう、手遅れかも知れない、とさえ思いながら)

ご案内:「王都マグメール平民地区/賭場」にルヴィエラさんが現れました。
ルヴィエラ > 「―――……へぇ、中々やるじゃないか。 だが…引き際は、如何やら過ぎたようだね。」

(其れは、まるで耳元で囁くように。
或いは――頭の中へと直接流れ込む様に、響くだろう。
今までに無かった事では無い、時折は経験した筈
そも、少なくとも其の声自体には聞き覚えが在る筈だ。
そして――そんな声が流れ込むとき、大抵の場合は

其の声の主が、何処か近くに居たりすると言う事も。)

「だが、そうだね。 此の世の中には何事にも理屈が在る物だ。
――例えば、余りにも勝ち過ぎる賭け事の、裏の面、等もね。」

(其れは、何処か見守っているようでもある声色でも在る、か。
ともあれ、直接的な言い回しでは無いけれど、何処か含みを持たせる
運が良い、であるとか、賭け事に強い、であるとか

そう言った度合いを越えて勝ち続ける時――何かが、在る物だ、と。

もし、会場に気を配る余裕があったならば
隣のカウンターで背を向けた儘の、何処かで見たフード姿を見つけられるやも知れぬ
当人は、からんからんと、ワインをのんびり煽っている様子で)。

リュシー > (思えばその人物の声には、いつだって不意打ちを食らわされている気がする。
声、だけに限らない、という気もするけれど―――何度味わっても慣れない、独特の感覚が背筋を駆け抜けて。
手にしたカードをぐしゃりと握り締めてしまうのだけは、かろうじて堪えたが、
相対する勝負の相手には、明らかに己の顔が強張るのが見て取れたはず。)

――――― っの、さぁ……。
も、ちょっと、ふつー…に、…声かける、とか、できない、かなぁ…。

(ぼそぼそと、テーブルの向こう側にいる男にすら聞こえないかもしれない程度の。
けれどきっと、彼、には聞こえるのだと思う。
そちらへ顔を向けなくても、声を聞いて、存在を察知しただけで、
落ち着きなく肌をざわつかせはじめた己と同様に―――あるいは、もっと鋭敏に。
己のぼやきも、顔の強張り具合も、からだのもっと深くで疼くナニカにさえ、
彼ならばきっと、気づいてしまうのだろう。

向かい合った男がにやりと口端を吊りあげて、どうする、なんて問うてきたけれど。
先刻からうっすらと感じていた危惧が現実のものになりそうだと気づいてしまった今では、
勝負に出るのも、降りるのも―――恐ろしくて、とてもできない。) 

ルヴィエラ > 「――…ふふ、私は悪戯が好きでね。
だが、君が本当に集中して居た時は、声は掛けなかったろう?」

(――一応、此れでも声を掛けるタイミングは考えたのだ、と
けれど其れは、勝負の邪魔をしなかったと言う事実よりも寧ろ
結構前から、其の様子を見守って居たと言う事実の方が意味合いとして大きい、やも。

勝負としては、彼女の方が圧倒的に優勢、と見えるだろう
其れは此れまでの流れも在るだろうし、場の雰囲気も在る
だが、少なくとも此れだけ負け続けて勝負を下りなかった相手側が不敵に笑う今
賭けに慣れている彼女自身が優勢を感じているかは、微妙な所だろうか。)

「――…此の勝負に何かが在るのなら…君の此れまでの勝ち筋は、既に食われているだろうね。
退路は断たれ、勝ち筋も断たれた。 まさに絶体絶命――だが、其処が良い、正にギャンブルの醍醐味だ。」

(実に愉しそうな声色が感じ取れるだろうか。
追い詰められてこそ、賭け事の面白さが在る物だ、と。
――けれど、ふと、其の声色が穏やかな、優しい物に代わる。
ワインを一口、煽る気配を脳裏へと感じ取らせたなら。)

「――相手が何かを仕掛けるのなら、己は其の上を行けば良い。
相手が考え得る事、仕掛け、勝負の手――全てを考えて、抜身の刃を喉元へ突き付ける。
――こうしよう、もし其れが出来たなら…私からも、『ご褒美』だ。」