2016/10/15 のログ
ご案内:「王都マグメール 路地裏」にサロメさんが現れました。
サロメ > 「───……」

ぼんやりと、眼を開く
ここは何処なのか
──あれから、アダンの屋敷に連れて行かれ…毎日のように道具のように犯され、
およそ人間の扱いとは思えないような"調教"を受けた

全身が気怠い
凌辱の痕跡はそのままに、裏路地へと打ち捨てられるように…いや、捨てられていた

携えた剣も、整えられた騎士の衣装もなく、
ただ薄汚れた肢体を道端へと横たえて、その全身には雄の放ったものがこびりついている

「………」

起きあがる気力もない
ただただ、時間が過ぎてゆく

ご案内:「王都マグメール 路地裏」にヴィクトールさんが現れました。
ヴィクトール > 「…っ……」

魔族の血肉を取り込み、力を制御しうるに連れて小さな異変が大きくなってきていた。
食い殺した魔族の血が、欲望を焼き焦がす様に身体を熱くさせる。
その発作は戦いの後には特に多く、力の抑えつけがない魔族の国に踏み込んでも同様。
調査に踏み込んだことといい、戦いが続いたことといい、ふらふらと路地裏を歩いていたのは牙を向けないがためといったところだ。

「……おいおい」

辿り着いた先には、自分よりも酷い状態で打ち捨てられた裸体が転がっている。
魔族の残滓が身体の中で暴れ始めると、黙れと言わんばかりに自身の胸を軽く叩いて、ふらっと彼女の傍に片膝をついた。

「……おい」

人形のようになり、精液の香りがこびりついた彼女の眼前で手を振り、パチンと指を鳴らしたりと様子を確かめる。
反応があるにしろ、ないにしろ、少し苦しそうな顔で小さなため息を吐いた。

「将軍様の事とといい、これといい……面倒くせぇことばかりだぜ」

ボソリと呟くと、今度は頬をぺちぺちと叩こうとするだろう。
女捨てて返ってきたと言えば、兄貴に殴られるは必至。
少しずつ理性を焼く魔性に抗いながら、呼びかけ続ける。

サロメ > 「───……う…っ……」

憔悴しきってはいるが意識はある
淀んだ瞳が僅かに揺らぎ、唇から小さな声が漏れる

「ッ、う、げほっ……ぁ……」

咳き込み、白濁を吐き出す
未だその眼は虚ろに、ぼんやりと姿が浮かぶ目の前の男をふらふらと追う

顔を上げれば、その灰色の髪や少女のような体躯から
知る者ならば、ゴミのように捨てられた目の前の女が、第七師団の副将であることが伺えるかもしれない

ヴィクトール > 「…一応意識はあるみてぇだな。何があったかは言わなくても分かるけどよ、こんなところで寝っ転がってると犯してくれって言ってるようなもんだぜ?」

冗談めかしていっているが、どちらかと言えばそれで少しは身を守ろうとするなら、それが自分の留め金にもなると思っていた。
心音が煩いぐらいに暴れ、まるで胸の中に別の生き物で閉じ込めているような心地である。
咳き込むと、痰ではなく精液が零れ落ちるあたり、その陵辱の凄まじさに苦笑いしか浮かばない。
しかし、その灰色の髪と細い体躯は、戦争の終わり頃に酒の席で兄が語っていた美しい女騎士と特徴が重なっていて…まさかなと思いながら、自身の上着を脱いてかぶせた。
何処かに連れ込むにしろ、素っ裸で抱きかかえるのはあまりに目立つ。

「人違いだったらワリィが、アンタ、オーギュストのおっさんの副官か? 兄貴、なんつってたか…サ、…あぁ、サロメってのか?」

自分の記憶なんておぼろげなもので、まさかなと思いながら問いかければ、両手を伸ばす。
路地裏に転がしておくには良くない状況だ。
何より…こんな姿を今の自分が見続け、人目につかないとなれば、どうなるかわかったものではない。
抵抗もなければ、上着をかぶせた身体を汚れも気にせず横抱きにして立ち上がるだろう

サロメ > 腕を突っ張り、身体を起こそうとするがすぐに崩折れる
毎日のようにアダンの肉便器として扱われた身体には少しの力も残っていなかった

「……私…は───」

なんと名乗れば良いのか
このような姿を晒して、第七師団の副将などと
団の名に傷をつけるも同じだ

「………」

なので口を噤んだ
そして、抵抗するべくもなく抱き上げられる

「──! …な、何を……」

そんな薄汚れた自分をどうするつもりというのか

ヴィクトール > 「手酷くやられたな?」

冗談めかした様な口調で呟き、ニヤッと笑いながらも崩れた身体が地面に堕ちる前に抱きとめてしまう。
名前を紡ごうとして口を閉ざすながら、なんだろうかと首を傾げたものの、驚く声に訝しげに眉をひそめて首を傾けるが、元々態度が悪く、顔立ちも善人ではないこの男がすると、不機嫌顔のようになっていた。

「こんなところで風邪引いて、死ぬまで犯されてぇか? ……つってもあれか、ここらの男が連れ去ろうってなりゃ警戒すっか」

自分で突っ込むように呟けば、カラカラと愉快そうに笑いながら立ち上がり、路地裏を進む。
丁度この細道に面した宿屋を知っている、とはいえ普通に拉致った女や買い取った女を連れ込むような宿だ。
昔は世話になったが、訪れるのは久しく、懐かしむように記憶がよぎる。

「あってるかわからねぇから先に言っとくぜ? 俺はヴィクトールだ、もしアンタがサロメなら…兄貴にあったはずなんだがよ、アーヴァインっていう真面目って文字で生きてる朴念仁だ」

こうして名乗っておけば、当たりハズレどちらにしろ、警戒は酷くされないだろうと考える。
自分はともかくとして、兄はそこそこ名が知られているらしい。
狡く兄の名を利用しながら歩いていくと、薄ぼんやりとした明かりが灯る宿がみえてくるだろう。

サロメ > 「(………もう、死んでいるも同じだ…)」

ようやく思考が透明になってゆく
同時に、自分がされたこともはっきりと思い出されてゆく
奪われるものはすべて奪われた
誇りも尊厳も何もかも、それは騎士としては死んでいるも同じだ

「───…そうか、君が、彼の…」

その者のことはよく知っている
以前の戦役で世話になった者の名を忘れることはしない
そういえば、弟がいるという話をしていた

「………無様な姿を見せてしまったな」

ヴィクトール > 「当たりか、黙ってたのは警戒させちまったか?」

似てねぇから仕方ねぇなと、楽しげに笑いながら宿のドアを器用に足で開くと、何処と無く目つきの厭らしい老人が二人を見やる。
久しぶりの獲物か? なんて、悪どい笑みで問いかける老人に、さぁなと とぼけて部屋を借りれば、そのまま二階の一室へと彼女を運んでいく。

「無様っつぅか、艶姿…まぁ、卑猥というかだな」

気を害するなんてこともなく、部屋のドアをトンと足で蹴り開くと、簡素なベッドの上へと彼女を下ろす…が。
片膝をついて彼女を下ろすと同時に、身体から溢れる冷気のように黒い靄が伝い落ちる。
荒くなった息と、金の瞳が獣のように煌々と輝き始め、それを悟られないようにと手近な椅子にふらりと座れば、ぐたっと天井を仰ぐ。

(「やべぇなこりゃ…」)

嵐の前の静けさのごとく、頭が少しだけ冷えていくものの、鼓動の加速と体の熱は強まる一方。
傍らに相棒たる大剣を立てかけようとしたが、少しおぼつかなくなった手はテーブルに立てかけるのもままならず、ガタンと剣が床に転がった。

サロメ > ベッドへと降ろされれば、なんとかその上半身を起こす
倦怠感が全身をベッドに縛り付けようとするが、相手が相手とわかってしまった
…どうやらアダンも全ての誇りは奪いきれなかったらしい

「……否定しようにも、この成りではな」

卑猥、と言われれば僅かに目を伏せ、苦笑する
……しかし、どうにも様子がおかしい

気をやっていたりしてここまで気づくことがなかったが、この色濃い気配は…

「だ、大丈夫か…?」

それは傍目には苦しんでいるようにも見える
まだ立ち上がることはできない、ベッドの上に四つん這いになるようにして、ヴィクトールの様子を伺うが───

ヴィクトール > 「兄貴がべた褒めしてたからよ……精液塗れでも、いい色家があるぜ…まったく」

お陰でこちらは体内の悪魔が大暴れだと、心の中で冗談交じりの悪態を紡ぎながら、椅子に崩れるように座った。
零れ落ちた黒い靄は、紛れもなく魔族が発する黒い魔力そのもの。
それもそこらの下級魔族のものではなく、かなり高位の魔族に匹敵しかねない濃厚なものだ。

「……大丈夫、っつても信じねぇだろ?」

嘘のつき様もなく、困ったように笑いながら顔を上げるが、四つん這いの姿が再び闇を暴れさせる。
鼓動のように大きく魔力が零れた瞬間、静まれと言うように自らの胸元をドンッと強く叩き、押さえ込んでいく。

「…俺は魔族の女を一匹、食い殺したことがあってよ。魔族の力を取り込んだら…暴れたり、魔族の国に行くとその血が暴れんだよ。あのおっさん探しに魔族の国いって、暴れて返ってくりゃ…そらもう発作が最大級だ」

説明する合間、ちらちらと彼女の姿を見やるが、その度に溢れる魔力のゆらぎが大きくなるのに気づくかもしれない。
欲望が暴れ、目の前にあるご馳走に涎を垂らしながらお預けを食らっているようなものだ。

「んで、帰ろうかと思って裏路地でひっそり歩いてたら…アンタを見つけちまったってわけだよ。運がいいんだか、悪いんだかな?」

冗談めかして語るのも、少しでも欲望から意識をそらそうとするため。
苦笑いを浮かべてクツクツと笑ってはいるが、椅子の上でくたびれた様子と、溢れる魔力のゆらぎは収まる様子がない。

サロメ > 「流石に褒められている気がせん」

肉親の知り合いかもしれないというだけで、こんな状態の女を拾って、物好きなことだと苦笑する

「……成程な。…いや、助けられた…のだと思うよ。きっとな……。
 正直、あのまま野晒に死を迎えても良いと思えていた」

この、魔族の力を宿す男もまたオーギュストを探していてくれていたのだろう
その事実が、深く深く落ち込んだ心をも、不思議と浮上させる…

「魔族喰いとは罪なことを…。
 …生涯、そうやって苦しむことになるのではないか……?」

ヴィクトール > 「そうか? さっきから魔族の血が犯しちまえってすげぇ疼いてるんだけどよ」

少々冗談に冴えもなくなりはじめ、意識が僅かにぼやけかける。
まずい、非常にまずいと心の中で思うものの、続いた言葉が僅かに理性をつなぎとめる。
ぐっと身体を起こし、彼女の方へと向き直れば、不機嫌顔で彼女を指差した。

「っざけんな。アンタが死んだら、あのおっさん丸め込んで、アンタを泣かせずに折衷案決めるって絵空事言ってる兄貴が余計馬鹿じゃねぇか。どうせおっさんの軍勢と最後喧嘩するかも知れねぇってのに、おっさん見つけてこいって言ったんだぞ? あの馬鹿兄貴はよ…」

彼女が生きている事も、彼の兄には大切な道筋の一つに数えているらしく、野垂れ死ぬことも厭わぬと答えた彼女が許せなかった。
不機嫌顔のまま、無理矢理立ち上がると、膝から崩れかけながらベッドの方へと向かっていく。

「うるせぇ…娼婦の売女とはいえ、おふくろの仇を取るためだ。人間のガキに食い殺されて、さぞ魔族の面汚しっていわれてるだろうよ…」

そんなことを考える余裕もない、生きるか死ぬかのその時が脳裏に蘇る。
ベッドの傍まで辿り着くと、両膝を突き、ベッドの上へ上半身を倒しながら彼女の姿を見つめる。

「あんまり変なこと言うと…俺がくっちまうぞ」

相変わらず黒いゆらぎが消えないまま、彼女の傍で荒くなった呼吸を繰り返す。
どうしようか、もう犯しちまうかと投げやり気味な思考も浮かび、心音がやたら耳障りに感じた。

サロメ > 「……困った男に拾われたものだな……感謝こそはすれど、
 説教か、脅迫か、身の上話か、そんなにいろんな顔を見せられては私も対応に困るものだ」

小さくため息をついて、その細い肩を竦める

「疼いても、理性が勝っているならば安心だな。
 君ならば、わざわざこんな汚れた女を抱くこともないだろう」

ヴィクトール > 「知るか…頭回ってねぇんだよ…」

呆れた様子に、力無く苦笑いを浮かべれば油断しきった言葉に布団に顔をうずめるようにして首を回し、そっぽを向いた。
冗談にしてはなかなかキツイ言葉だと思いながら、再び布団に顔を埋めて回し、彼女へ金の瞳を向ける。

「…あんまり油断すんじゃねぇよ」

ぼそりと呟けば、ふらりと立ち上がり、ベッドへ上がり込んでいく。
まだ力が取り戻されていない彼女の小さな肩を両手で捕まえれば、そのままキングサイズのベッドの上で転がすように仰向けにしようとするだろう。

「精液まみれだろうが、汚れまくってろうが、食いてぇ女なら抱くぜ。兄貴に黙ってりゃ、アンタがどうなったかなんて…俺しかしらねぇ」

一方的とも、勝手とも言われたら、まさにその通りだが、目の前に餌をちらつかされ、我慢した挙句に無遠慮にそれを揺らされるなら、おとなしくするのも限界だ。
男というよりは、雄とも見られていない現状は、彼の中でイラッとするのもあったのか、無遠慮に彼女を見つめるだろう。

「あんたらがぶっ殺したい魔族を取り込んでんだ、女が食いてぇとなりゃどうなるかぐらい分かるだろ」

これだけ言ってもまだ余裕を見せるだろうか、警告のような言葉と共に彼女の様子を見やる。

サロメ > 「───!」

その細い体躯は抵抗するべくもなく、ベッドへ仰向けに転がされる
続く言葉には、悪かったよ、と苦笑を深めた

「…好きにするといい。今の私には、何も抵抗する術はないからな」

それよりも
男を悦ばせるためだけの道具にされて間もない
自分の価値や、在り方で手元に残っているのも、それくらいな気がしていた

「……君がもの好きであることには変わりないが」

そう言ってその眼を閉じる
その身を委ねる、とでも言うように

ヴィクトール > 「……ぁ゛?」

頭のなかで何かがキレる音が聞こえる。
何も出来ないと絶望した様子が、開き直った様に感じたようだ。
さらに勘違いを加速させるような一言も、青筋が浮かびそうな心地である。
ここまで言われたなら、思い出す度に赤面して突っつかれるぐらい徹底的にやってやると妙な意気込みが生まれたところで、真っ黒な魔力を開放した。
燃え盛る炎のように揺れる魔力に意志の魔法を交えれば、念じ、想像したものへと変化させる。
真っ白な泡の塊のように変化したそれを彼女へとぶつければ、泡風呂で体中を洗い回されるような感触を覚えるだろう。
泡が縦横無尽に暴れた後、腕を横に振るうと泡が消し飛び、他の男が着けた汚れを洗い流してしまった。

「毎晩思い出して一人で慰めたくなるぐらい、やってやるよ…」

脅しじみた言葉をかけると、ベッドに強引気味に押し倒し、唇を奪う。
何度も乱暴に重ねていき、唇を喋んでそこを開かせようとしながらも、小さな房に片手を重ねる。
先端を親指で右に左に弾きながら揉みしだき、唇が開いたところで舌を滑り込ませて絡め取り、しゃぶり尽くす。
強引ながら着実に身体の中に熱を灯してやろうと、丁寧な愛撫を重ねつつ、柔らかな太腿に彼の股座が当たるだろう。
かなりの熱と大きさをこさえたものが、ズボンの布地越しに分かるほど主張していた。

サロメ > 「っ…!?」

今のは魔法か何かか
薄汚れた、嫌な匂いを放つそれを綺麗さっぱりと洗い流されてしまう
調教により刻まれた"痕"までは消えないまでも、身体を多謝に綺麗にされるというのはどこか恥じらうものを感じる

「随分と、器用な真似ができるんだな───っ、ん…ッ!」

それを隠すように平静な言葉を紡ぐも、途中で口を塞がれて中断させられる

「っふ、ん……っ…!」

乱暴なキス、乱暴な愛撫に調教された身体は過敏に反応する
ともすれば痛みを感じるであろう所作にも、口の端から溢れる声は甘く蕩け、
弄ばれる小さな乳房の先端は自分でも見たことがないほど敏感に突起する
路地裏に打ち捨てられ冷えた体の芯に熱が生まれ、脚の間の茂からとろりと漏れ出した

ヴィクトール > すました言葉も顔も、強引な愛撫とキスで封じ込めていきながら、徐々に快楽の実感を覚えていく。
唇の隙間から喘ぎ声が溢れようとも、唇を無理矢理に押し付け、酸素よりもこちらの唾液を飲み下させるように舌を伸ばす。
逃げようとも動かされまいとしようとも、器用に掬って絡めて、甘ったるい刺激なのに無理矢理な口吻が意識を倒錯させようとする。
先端は固く主張して膨らみ、それを摘んで右に左にと捻りながら、時折ぎりっと強めにひねってみせる。
程よい強さの快楽、ちりっと交じる痛み、それを混ぜ合わせてわからなくさせるように…彼女に被虐的な快楽でも植え付けてやれと、血の疼きと淡い苛立ちに突き動かされ、愛撫が続く。

「……乱暴されてぐちゃぐちゃに濡れてるぜ? サロメ」

唇が離れ、薄っすらと明かりに照らされた糸を伝い落としながら下肢を指で擽る。
指に絡みついた濃厚な蜜を彼女の眼前へと運べば、恥知らずと罵るかのごとく、指の間で蜜をとろりと伸ばして見せつける。
それを言い逃れ扠せぬように上唇に塗りつければ、滑りと熱、そして独特の香りが彼女に届くだろう。

「随分と生い茂ってるけど、これはそのほうが盛るのか?」

割れ目の回りや恥丘、そこに広がる茂みをさりさりと指先で擽るように弄ぶ。
清楚な様子は見えたものの、意外とだらしない感じがする茂みの具合は、ミスマッチさが苛め倒したいという、彼の欲を一層駆り立てていく。

サロメ > 「ッ♡ ~ッ♡♡ っぷ、ぁ……っ」

乳首を抓られて大きく身体を跳ねさせる
その口が離れる頃には熱い吐息が漏れ、グレーの瞳が熱に潤む

「……女は、そうなるものだ…んっ……」

紅く蒸気した顔を背けるようにして視線を外すも、
愛液を唇に塗りたくられ、否応なく厭らしく匂い立つそれを意識させられる

「ッ…それはっ………手入れも出来なかったのだから、仕方が、ないだろう…」

顔をかぁっと赤くさせる
何日も拘束され、デリケートゾーンの処理など行き届く筈もなく
濃いめ、といよりも年相応の茂は尻のまわりまで続く
少女のような顔つきとは裏腹である
…だからこそ、処理を許されなかったのかもしれないが

ヴィクトール > 「ほぉ…? でも普通の女は痛いのとか、恥ずかしいことに身悶えはしねぇぜ」

快楽を与える優しい動きよりも、痛みを与える強い刺激の方に身体が大きく跳ねているのもそうだが、こんな羞恥にまみれた可愛がられ方をして、瞳まで濡らすほどだ。
思っていた以上にドマゾの素質がありそうだと思えば、それを根付かせるほどに可愛がってやろうと意地悪な気持ちが強まっていく。

「それを込みにしたってよ…? 尻の方まで伸びてるだろ、これ」

スリットの回りを走る茂みをなぞっていくと、割れ目の終わりから臀部の谷間へと走るほど茂みは続き、ぐっと手をベッドと尻の合間に滑り込ませると、菊座の回りにまで茂みがある。
見た目とは裏腹な茂みがそのままにされたのも、こうして顔を見れば納得した。

「いい顔してるぜ、じゃあ…もっと恥ずかしい思いさせてやるよ」

真っ黒な魔力を掌に宿すと、それを凝結させていき、粘液状にして指先を包む。
熱いローションのようなそれを茂みへと塗りつけると、湿っていくことはなく、吸い込むように蜜を浸透させていった。
牝として盛るほどに、愛蜜や恥垢から発するような濃厚な牝の香りを茂みから発するようにさせてしまう。
解呪をすれば解けるかもしれないが、術とわからなければ解けないかもしれない。
そんなものを仕込んだのは、興奮が強まる度に恥ずかしいところから牝の匂いを発する恥を楽しませるため。
無限に続きそうな羞恥の仕込みを終えれば、年頃の少女程度に動けるだけの体力を魔法越しに押し込んでいき、身体の自由を与えた。

「ほしけりゃ腰ふれよ?」

小さな体を膝立ちにさせ、肩幅ほどに開かせると、自身の体に両手を触れさせて支えにさせる。
その状態でぐちゅん!と勢い良く膣内へ二本指を突き刺すと、Gスポットと呼ばれる弱点を探りながら、子宮口の窪みをこすり続ける。
急激に加速し、絶頂させない程度で減速して熱を維持させ、焦らしては加速してと、きれいな唇からお強請りを紡がせようと緩急で揺らす。

サロメ > -中断-
ご案内:「王都マグメール 路地裏」からサロメさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 路地裏」からヴィクトールさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にシエルさんが現れました。
シエル > 寝静まった家をこっそりと抜け出して近所の広場へ。
少年にとってはなかなかスリリングな夜の散歩である。
そうしてランタン一つ片手にベンチまでやってくると、星空を見上げる。
今日も快晴、良い星空が広がっていた。

小さな教本を取り出すと、星座のページを開く。
それをランタンで照らしつつ、あれは何、これは何、と指差しで見つけていく。
少年にとってはなかなか楽しい作業である。
ひゅうっと風が吹けば、反射的に上着の前を合わせた。

寒くなってきたなぁ、と呟く姿はやはり幼い。
家の近所とはいえ、危険な事は承知なはずだが…それでも少年にとっては楽しみのようだった。