2016/09/05 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区のレストラン」にミルヒさんが現れました。
■ミルヒ > そこそこに客の入ったレストラン。高級感や優雅さというような言葉からは縁の遠い、半ば大衆酒場のような様相を呈してはいるが、客達は皆騒がしくも楽しく食事をしたり、酒を飲んだりしている。その様子を見ながらニコニコ笑って席の間を行き来して、
「はーい、おまちどおさまー。これで何杯目ですか?ふふっ、飲み過ぎて倒れないでくださいね」
などとフレンドリーに話しかけるミレー族の少女。店の常連客は自分にとっても顔馴染みで、実際従業員としても客からの評判はそこそこいい。しかし、その人気の理由の半分ほどは、扇情的な衣装に強調された巨大な乳房が占めているのだが。
■ミルヒ > 「ふう……こんなもんかなー」
夜が更けてきても客の数はまだまだ多いが、流石に注文の数は少なくなってくる。空いた席の片付けを済まして皿洗いを厨房の方に任してしまえば、仕事も自ずと少なくなって暇になってくるのだが、
「ふんふ~ん♪ふふんふ~ん♪」
特に用事があるわけでもないのに、あちこち店の中を……客のいる席の辺りを選んで通り抜けるようにして歩いていく。それは主人の言いつけに従った結果だ。客が声を掛けやすくなるようにというのももちろんあるが、それよりも大きいのは、普通に歩くだけでもたぷんたぷんと揺れる乳房を見せつけるため。客に対する一種のサービスでもあり、『宣伝』。
ご案内:「王都マグメール 平民地区のレストラン」にカズキさんが現れました。
■カズキ > 平民地区にあるとあるレストラン。大衆酒場のような様相を呈してはいるが、飯はおいしく、何よりも値段もお手頃。傭兵業で収入が仕事によって不安定な立場にいる以上ありがたいお店である。そんな、どこにでもありそうなお店に通い詰めてよく食事しているが、ここに通い詰めるのにはもう一つ理由があって…
「ミルヒちゃ~ん、こっちこっち注文いいかな?」
それは、看板娘もとい看板奴隷のミルヒちゃんの存在だろう。
暴力的なおっぱいを持ち、何よりも歩くだけで乳房は揺れ動いており惹かれるものがる。
この子の登場により、このレストランの収益が赤字から黒字になったという噂もあるくらいである。
そんな、彼女は今自分が食事している地点とは地点とは少し離れた場所で歩いていたので、声をかけてこっちに来てもらうように声をだして呼ぶ。
■ミルヒ > 「あ、はーい!すぐ行きます~」
少し遠目の席から声がかかった。聞き覚えのある声だからきっと何度か来てくれている人なのだろうけれど、すぐに誰と顔が浮かぶほどではない。小走りでその方向へ駆けていくが、その動きはそこまで機敏でもなく、代わりというように大きく乳房が上下に弾む。効果音をつけるなら『ぼよんぼよん』と言った具合に。もちろんそれは意識してのことではないのだけど。
「はい、ご注文、なんでしょう?」
顔を見て、なんとなく見覚えはあるなと思いつつ、それ以上は何も言わない。自分が『なんとなく』で行動して失敗したことは一度や二度ではないからだった。万一にも客に失礼があってはいけない。店主にいつも言われていることだった。
■カズキ > 声をかけて直ぐにに胸を大きく揺らしながら近づいてくる彼女の姿に、股間の膨らみはガチガチに痛いほど膨らんでいく。自分の近くに到着すれば、こちらに近づいて追加のオーダーを聞いてくるので、少し席を立ちあがり彼女に近づけば、耳元で秘密の裏メニューを他の客に聞こえないように囁く
「そうだね、追加のオーダーはミミヒルーレ牛のワインの一夜漬けを注文してもよいかなと?」
正しければ、彼女の方があるリアクションをしてくれる。…はずなので、もともと酒は弱いの体調を崩したといってもばれ無さそうなぐらいで顔は赤くなっているので、堂々と急に体調を崩した演技をして彼女のリアクションをまっている。
■ミルヒ > 「はい……?……!」
彼がまるで内緒話でもするように顔を近づけてきて何事かと思ったのも一瞬、その言葉の内容を聞いて牛の耳がぴこんと動いた。それはこの店の隠しメニュー……というか、一種の隠語のようなもの。まじまじと彼の顔をもう一度眺めてから、はっきり見えるように微笑んでみせると、
「ご主人さまー!お客様の体調が良くないみたいです、看病してきますねー。……さ、いきましょうか」
と、声を掛けてから彼の手を取った。本当に体調が悪いだけなら勝手に寝かせておくので、『看病する』という部分で実際何が行われるのか店主には伝わる。そして、それは他の一部常連にも同じで、突き刺さる視線の数がいくつか増えた気がした。