2016/06/18 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にアビーさんが現れました。
■アビー > 「はい。それとそれとそれを…」
広場のお店でリンゴを買うと、近道にと路地裏を通る。
酸っぱいリンゴが入った紙の袋を携えて、帰路へ。今日は気晴らしに、お菓子を作るのだ。
おいしい、おいしいアップルパイ…。といっても、当然彼女自身が作れるわけではなく、寮にいる友人に作り方を習うのであるけれど。
路地裏には、野良ネコがちらほら。約束の時間までは、たっぷりと時間があるから寄り道を。
目が合った猫に近寄って、手を差し出す。
しゃーっと。
警戒されて、少し困ったような悲しいような顔をして、手を引っ込めて。代わりに、余分に買ったリンゴを差し出してみよう。
■アビー > 「怖くないですよ、こっちへいらっしゃい。 おいし…くはないかもしれませんけど…」
酸っぱいリンゴを選んできたので、さすがにおいしいとは言えず言いよどんで。
猫は、興味を示してはいるようだけれど警戒は解いておらず、リンゴを差し出したままじっとにらめっこの攻防戦は続いて。
そうして見つめあっていると、やがて彼女が折れた。
溜息をついて、リンゴを地面に置いて。少し離れて観察してみよう。食べてくれたら、仲良くなれるかもしれない。
一方、猫はというと近づいて、匂いを嗅いで―なかなか、齧りついてはくれない。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にフォークさんが現れました。
■フォーク > あまりにも目を引く容貌の少女だったので、先ほどから眺めていたのだが、
さすがに猫がリンゴは食わんだろう、と思ったので、
男はそっと忍び足で少女に近づく。
少女が猫を観察しているからだ。男がズカズカと歩けば猫は逃げてしまうだろう。
そして少女の背後に立てば……。
「いやあ、猫はリンゴは食べないと思うぜ?」
と、囁いてみよう。
■アビー > 「ひゃあ!?」
突然背後から声をかけられて、裏返った声を上げる。
当然、猫は音もなく近づいてきた巨漢…ではなく、彼女の声でびっくりしてどこかへ逃げてしまう。
リンゴだけが、残されて―。
「いたたた…。」
驚いた拍子に、どうやら尻もちをついたようだ。
尻をさすりながら、ふり向いて声の主の顔を―見ようとして、腹か胸のあたりを見て、あまりの巨体に思考が停止してしまう。
「なっ、なっ…。あなた、えっ。あっ…」
目の前の巨漢が人間だとは思えなかったのだろうか。
ぱくぱくと口を動かして、言葉が意味を成さない。
■フォーク > あ、猫が逃げた。
しかし、猫なんてのは現金なもので、また後日にでも交渉の余地はあることだろう。
それよりも今は、自分を見て明らかに驚いている少女をなんとかしたい。
「…………」
少女を落ち着かせようと考えるも、尻もちをついた際に少女の下着が見えたかもと、思わず確認をしてしまう男であった。
確認できたか、できないかは置いておくことにして、
「おっと、怯える必要はないぜ。俺はお前さんと同じ人類さ。
ただ、生まれ育った水と空気が普通とは違っただけでねぇー」
戦場で産湯を使い、戦場の腐った空気をここまで来た。
「立てるかい? まさか漏らしてはいないよな」
と、笑いながらも少女に手を差し出そう。無骨で傷だらけの手だ。
■アビー > 「な、ななな、なんて下品な…!この私が、し、失禁など………ちょっとだけ………しましたけど………」
言葉が尻すぼみでうまくは聞き取れないが、立ち上がれば証拠はしっかり残っているだろう。服にも、地面にも。
それはさておき。
傷だらけの大きな手を珍しそうに見て、触るのを若干躊躇う素振りを見せた後に、小さな、皿を洗ったこともないであろう手荒れひとつない綺麗な手で男の手を掴んで。
とてつもなく恥ずかしいが、彼の笑顔に嫌悪感は一切感じることもないため、こちらもばつが悪そうに微笑んで。
■フォーク > 「お前さん、正直なんだな」
思わず笑みをこぼしてしまう男である。
少女の手に触れる。絹のような触り心地だ。
蝶よ花よと幸せに育てられているのだろうな、と男は考える。
そういったお嬢様を、愛でたくもあり、汚したくもなる。
必ずしも幸せな少年時代を送れなかったコンプレックスが、男をこのような気持ちにさせたのかもしれず。
「お尻が汚れているぜ。払ってやるよ」
と、少女の尻の埃を払おうとする。
その際に、卑猥な手つきだったのは言うまでもない。
「俺はフォーク。フォーク・ルースって傭兵なんだ。若いぞ、39歳だ」
おっさんは胸を張って自己紹介をした。
■アビー > 「嘘はいけないと、お母さまからもお婆さまからも言われてきましたからね。あら、どうもありがとう…ございます…。」
特に抵抗する様子もなく、疑う様子もなく任せるままに。
立ち上がると、転がっているリンゴを拾い上げて、再び向き合って。
「フォークさん。実家に居た兵士たちとは随分恰好も違うようですが…。私は、アビー・キャロライナ・エフモントと申します。」
裾を摘まんで広げようとして、先日のある一件を思い出してなんとなくやめてしまって。
もっとも、失禁の後が残っているので何をしても締まらないのではあるけれど。
代わりに、寮の友達がやっていたように手を差し出して、握手を求めて。
「…若…い…?」
■フォーク > お母様、おばあ様と来たか。
男はまだ王都に来て間もないわけで、少女の名を聞いてもよくはわからないが、
どことなく名家の出を匂わせてくる。もしかしたら貴族なのかもしれない。
ならば、傭兵として顔つなぎしても損はないだろう。
「……成長中ってところか」
数多の女の尻を撫でてきた男の評価だった。
「やあやあ、よろしくアビー……さん。ところでその」
ちら、と男の視線が少女の下半身に。失禁のあとについてである。
「そのままお家に帰ったら、家族から何か言われるぜ?」
可憐なお嬢様が失禁する。なんだか妙に性的興奮を覚えている男であった。
「乾かして帰った方がいいと、俺は薦めるぜ!」
■アビー > 「…はい?」
成長中とは何のことだろう。少し気にはなったが、男の視線と発言で、すぐにそれどころではなくなって。
「あ、あの…あんまり…見ないでくださります…?それに、そんなに大きな声を出されるとほかの人に聞かれてしまいます…」
耳まで真っ赤になって、周囲をキョロキョロと見渡して。
幸い、裏路地ということもあってここに人はいないようだ。とはいえ、それもいつまで続くものか。
「あの、私は今実家を離れておりまして、修道院の寮で暮らしているんです。魔法を学んでいるのですよ。」
どこか誇らしげに、しかし恥ずかし気に語って。この様子からすると、実家を離れたのも最近のことで、希望に満ち溢れているのだろう。
「…でもおっしゃる通り、家に戻るにせよ、寮に戻るにせよ、乾かさないといけませんね。」
■フォーク > 「魔法かい。俺はそっちは門外漢だからわからんが、大変なんだろうねぇ」
天性の巨体と格闘センスを天から授かって生まれてきた。
だから魔術を覚えようという気すらな起きなかったのだ。
なので、どうしても魔法を必要以上にすごいものと見てしまう。
「アビーさんは立派だ」
素直に感心して頷く。
どんなことでも修めるには努力が必要だ。是非とも少女には頑張ってもらいたい。
「寮生活なら尚更だ。『小便漏らしのアビー』なんて陰口叩かれたくないだろう?」
少女の不安を煽り、こちらのペースに乗せてしまおうという戦法である。
「乾かすに、いい場所を教えてやるよ」
と、少女を連れ込み宿へと案内しようとするのであった。
移動中も、割りと馴れ馴れしいスキンシップをしつつ。
■アビー > 「ふふ、フォークさんのような方が魔法を学んでも、呪文を唱えるよりも杖をこん棒のように振り回したほうが早そうですものね。
そんな、立派だなんて。つい先日もある方に不用心だと怒られたんですよ…。私なんて、何の力にもならないし…」
くすくすと笑って、談笑。きっとこの人はいい人なのだろう。
立派と褒められてまんざらでもないようだ。
警戒らしい警戒も一切なく、男のいうことを素直に真に受けて。
「…そういうことは、冗談でもやめてくださいます?もし誰かに聞かれでもしたら…。
そういうことでしたら、お願いしてもいいですか?助かります…」
ごつごつした手は幼いころに一緒に遊んでくれた護衛兵を思い出す。決して悪い気分ではない。
そういうところも合わさってか、男の悪意には一切気が付いたそぶりはなくて。
■フォーク > 「力になるかならないかなんてのは対して問題じゃないさ。大切なのは力になろうとするかどうかじゃないですかね?」
結果よりも経過が大切だ、と男は言っている。
若者殺しの一言だった。
「魔法と武術。どっちもできればいいんですが、世の中そう上手くは運ばねえからなあ」
魔法は攻撃のみならず、様々な分野で活用されている。
これが戦闘技術との一番大きな違いだ。
「ここだぜ。アビーさんにはちょいと迫っ苦しいかもしれねえが」
連れ込み宿へ入る。
入った一室は、宿でも中の中の部屋。木の板に、束ねた藁にシーツをかぶせた簡素なベッド。
「暖炉があるから火も焚けるし……その前に、まず服を洗わないといけねえな」
この部屋には風呂がある。
男は井戸から水を汲んでくれば、風呂おけに水をいっぱいにした。
「さあ、脱いでください。洗いますから!」
■アビー > 「力になろうとするかどうか…なるほど…。勉強になります!」
無力感を感じ始めていた矢先、その言葉は励ましとなった。結果よりも、まずは動くべきだ。きっと、自分の行動に間違いなんてなかったのだろうと少し安心する。
「ここは…?お店の名前は――あ、待ってください、フォークさん…ったら!」
店の看板を見ることはできなかった。
部屋に案内される途中で、少しだけ違和感を覚えた。ここは、何をするところなのだろうか。
部屋に入ってみて、さらに違和感を覚える。宿にしてはあまりにも狭すぎるが、ベッドが1つに暖炉と、どう見ても宿の一室だ。
みすぼらしさはあるものの、何もこんなところで乾かさなくとも人気の少ないところで火を起こせばよいのに…。
「あの、召使もこういうことは女性ばかりで、男性の前で肌を晒すのは…ちょっと…。後ろを向いていてくださいますか…?」
■フォーク > (俺くらいの年齢になると虚しく感じる言葉だが、今のこのコにゃ丁度いい殺し文句なんだろうねえ)
どうやら少女の心に響いたらしい。無謀に我道を突き進めるのも若者の特権か。
「ただ乾かすだけじゃ、どうしても臭いが残るからな。洗って乾かした方がいいぜ」
男の見立てでは、少女はかなりのお嬢様育ち。
洗濯も自分でしたことはないだろう。だから、自分の出番なのだ。
「ああ、わかりましたよ。はいはい」
と、後ろを向く。
しかし、この男が大人しくしているわけはない。
この部屋の壁には顔見鏡がついている。
そして男の手には鏡付きのコンパクト。
この二つの鏡を利用することで、コンパクトの鏡に少女の脱衣シーンがばっちりと映るという寸法なのだ。
愛用している宿の、愛用している部屋ならではの悪知恵だった。
■アビー > 「はぁ…確かに。それでは…………いいですか、絶対に見ないでくださいよ?」
諭されて、その通りだと頷いて。
男が後ろを向いたのを再度確認すると、慣れない手つきでワンピースを脱ぎだして。
服を脱ぐと露わになる白い肌は雪のようで、吸血鬼の血が混じっているためか冷たそうな印象すら与える。
一人で脱ぐことができるようなっただけでも成長ものなのであるが、そんなことを知らないフォークにとっては少しおかしいかもしれない。
服を脱いで、下着姿になったまま、フォークの傍までよって脱いだ服を渡そうとして
「さあ、ふり向かずに、手だけをこちらに…そっと…ですよ」
■フォーク > (随分と白い肌だな。いや、俺が地黒なだけか。へへ、それにしてもやっぱりいいもんだね)
鏡に反射を繰り返して覗く少女の下着姿。
なんだか妙にぎこちない様子だ。まさか一人で脱いだことがないのか。
「いやいや、まさかまさか」
と、首を振るのである。
そして背後から少女の気配。コンパクトを隠しつつ
衣服を与ろう。
「それじゃ、預かりますぜ。なあ、アビーさん、もし俺に見られるのが恥ずかしいのだったら」
男は懐から、鉢巻を取り出す。ここぞという時に気合いを入れるための鉢巻だ。
それを背後の少女に向かって差し出しつつ。
「これで自分の目を隠したらどうだい。そしたら視線を感じないから恥ずかしくないぜ?」
たしかに目を塞げば、視線は感じないから恥ずかしさは感じないだろう。
ただ、本末転倒なのは言うまでもない。
「騙されたと思って、ちょっと付けてみなよ」
■アビー > 「それでは、お願いしますね…」
まさか鏡で見られているなどとは思いもせずに、服を渡すとそのまま簡素なヘッドに腰かけて。
下着はどうしようかと少しだけ迷ったものの、さすがにそれは乙女の心が許さなかったようだ。
「それは…フォークさんがやればよいような気もいしますが…でも、それだと洗えないですよね。皆さん、こうしてらっしゃるのでしょうか。」
どれどれ、と言わんばかりに受け取った布を巻いて、目を塞ぐ。
当たり前ではあるが、目は見えない。
「なるほどこれは…何も見えないから、不思議と気にならなくなるものですね。
…あ。だからといって、見ないでくださいね…?」
■フォーク > 「ほかの人に目隠しをさせるより、本人が目隠しをした方が、布も節約できるし仕事の効率もいいでしょう?」
詭弁に次ぐ詭弁を振りまく男。
見ないでくださいね、と言われたら「はい!」と元気に答えながらも
少女が目隠しをした途端に、『穴が空くほど』という言葉がしっくりくるレベルでガン見する。
服はとりあえず、風呂場へと置いておこう。
(ああ、いかん。可憐な美少女が下着姿で目隠し状態ってこんなに興奮するものだったんだな)
薄いズボンの股間部分が苦しくなってきた。すでに卑猥な男根の形を浮かせている。
そして目隠しした少女の唇に注目した。美しい声を出す唇だ。
無性に汚したくなる。
「アビーさん、喉かわいていませんか?」
と、声をかける。
わざわざ風呂場から呼びかけているところが、実に芸が細かい。
■アビー > 「見ず知らずの私を何から何まで親切にしてくださって…。本当に、ありがとうございます」
目隠しをしているせいか、とんちんかんな方向を向いてお辞儀をする。
男の様子など知る由もない彼女は、彼の気遣いに本当に気さくな男性だと感心をする。
「そうですね…言われてみれば。お水かお茶か何か、あればよいのですが。」
■フォーク > 「実はですね、珍しい異国の果物があるんだけど、よければ」
そしてゆっくりと少女の方へと歩いてくる。そして「見ていませんからね」と付け加えて。
目隠しをしたままの少女の眼前に、猛りにたけった男根を突き出すのである。
興奮のあまり、亀頭の先端からは露が漏れている。
「まずは手にとって、その感触を楽しんでください。そして噛んじゃいけません。これは舌で舐めて溢れる汁を楽しむ果物なのだから」
恐ろしく興奮している男だった。
■アビー > 「はぁ…。」
促されるまま触るそうれは、想像していた果物の冷たさとは違う、まるで熱を出したおでこのような温かさ。
表皮が柔らかいため、桃のような物なのだろうか。
しかし、明らかに硬く弾力がありそうな手触りなのもまた事実で。
砂漠か火山の食べ物なのだろうか。それとも、汁をとるために温めなければいけないのだろうか。
「これは…少し熱を帯びています?なんだか温かい。それに、臭いが少し…。なんだか脈打ったような気が…。それでは、いただきますね。―うぇっ」
気が進まないのだろう。少しだけ眉をひそめながら、先端を唇ではむっと挟んでみる。
しかし、そこまでだった。
少女は、果物ではないそれに明らかに拒絶反応を示して、ここで初めて疑いの目を男に向けた。
「…フォークさん、これ、本当に果物ですか?目隠し、とってみてもいいですか?」
■フォーク > 「チーズもそうですが、高級品ほど臭いが強いって言うでしょう。
南国の果物なので、臭いは強いかもしれませんが、丹念に舐めていればその内、美味しい汁が出ますぜ」
雄の臭いなど、今まで嗅いだこともないだろう。そんな臭いが存在するということも知らないかもしれない。
少女の柔らかな手が、男根に触れる。電撃が走ったかのような快感だった。
そして少女の唇が、亀頭を挟む。露の量が強まった。
さすがに少女も不審に思ったか、男に訊ねてきた。
(目隠しをとられるのは、困るな。さあ、考えろ。出し抜けフォーク!)
自分を鼓舞して、智慧を絞る男。そして口に出した言葉は……?
「おーっと、今目隠しを取ってはいけねえ。俺の命に関わるんだっ!」
さあ、まくし立てるぞ。
「実はこの果物はご禁制品でしてね。これを俺が持っているってのがバレたら死刑になるかもしれねえ。
だから、今ここで食べきって証拠をなくした方がいいんだ。本当は俺が喰っちまった方がいいんだが
この果物と俺は体質が合わないらしくてなあ。だからアビーさんに汁を絞りきってもらった方がいいってことで。
目隠しを取って、果物の姿を知ってしまったら、アビーさんも追求されるかもしれねえ」
そして少女に耳打ちしよう。
「もしこの件が公になれば、アビーさんも修道院を追い出されるし、家名にも傷が付きますぜ」