2016/04/06 のログ
タマモ > 「さてはて、人間から見れば妾もお主も同じようなものなのやもしれんのぅ?」

もっとも、この地とはいえ、この付近と北方では少々違うのかもしれない。
ただ、考え方としては結局のところは人間の敵、で統一されてるかもしれないか。
北方に行ってみるような事を言えば、自分も興味はあるから行ってはみたいものだと答えるだろう。
自分で北方を出しておきながら、行った事はないのだから仕方ない。

「ふむ…まぁ、持ち主のお主がそういうならそうなのやもしれんのぅ?
何かを得るならば、与える事が妾の考えじゃ。
一方的ばかりでは、逆に受け取る時に変に遠慮してしまうじゃろう?」

それで慣れてしまうと貰うばかりになるかもしれない、それは自分としては気に入らない。
なので、遠慮せず受けると良い、と。
内容までは言わないが、いや、言えないが。
その為にも、今はこうして大人しく撫でられたりと受けておく。
うん、その内に今度は撫でてやる、そんな風に無駄に誓っていた。

「ふふ…ほれ、見るがよい。そうやって赤くなって、本当に可愛らしいではないか、のぅ?」

そんな反応をしてくれるから、余計に可愛らしく感じてしまうのだ。
赤くなった少女、そうなれば、ここぞとばかりに身を寄せる。
撫でられていたお返しとばかりに、頭をこちらに寄せさせるようにして、優しく撫で返す。
よし、少しだけ満足。
ふと歩きながら問われるも、その内容に鞄を指差し、答える。
こういった物に入れるような物、それを求めているのだと。

ネス > そうかもしれないわね。

(人間にとって害にしかならない存在である二人の少女だが、二人とも好きで人間に危害を加えている訳では無いのだ。なのに、ここまで人間蔑まれ、忌み嫌われるのは、やはり古くからの伝えのせいでもあるのかもしれない)

なら、今度一緒に北の方へ行ってみましょう?
私の影魔法を使えば一瞬で行けるし、魔力と体力を使わずにすむわ

(任せてと言わんばかりに胸を張る。北方の話題を出してきた本人が行ったことないのでは勿体ないだろう。自分のような便利な移動手段でもなければわざわざ足を踏み入れるような場所でもないだろうし。そんな思いのまま、相手を見つめる)

絶対似合うわよ。

そこまで言うなら、わかった。
楽しみにしてるわね

(頭の中で自分のドレスを着ている彼女の姿を想像すれば絶対似合うと言い切り、お礼に関してはここまで言うならと引き下がる。ここまで頑固なら何を言っても惹かないだろう。ならば、ありがたく受け取っておくものか)

や、やめなさいよ....もぉ

(可愛い可愛いと言われ続け顔がボッと熱くなり、照れて顔を背けてしまう。そんな隙に、体を寄せられ頭を撫でられると、耳まで赤くなりながら先を歩く)

その鞄の中に入れたいものかぁ、
私なら緊急事態の時に備えて予備の血液とか、あとは香水とか、魔力補給用の食料とかいれるかなぁ

タマモ > 「…まぁ、あんまり気にするものでもなかろう。なるようになるのじゃ」

…結局はこれである。
相手にとって自分の存在がどうあれ、こうして普通に居る事が出来ている。
ならば、それで良い。

「ほほぅ…楽に行けるならば、それに越した事はないじゃろう。
妾も場所さえ分かれば楽なんじゃが…知らぬところには行けんのでのぅ?」

自分の使う転移と似たような力だろうか?
影、と名が付くのだから、影があれば行ける力なのは何となく分かる。
力の違いはあれ、便利であるには変わらない。
ともかく、北方への誘いならば受けておく事にした。

「ならば、楽しみに待つとするのじゃ。
うむ、大層な礼となるかは分からぬが楽しみにするが良いじゃろう」

うん、感想は着てから伝えれば良いだろう。
ドレスといっても種類があるのは知っている、どういった物を着せようとしているのか、軽く考えておくのも悪くない。
そして、礼も受け取ってくれるらしい。
その楽しみに見合う事をたっぷりと考えておこう…そう思っていた。

「ふむ…いや、そんなのを見せられて止めろというのは、勿体無い気がするのじゃ。
まぁ、せっかくなのじゃ、もう少し堪能させておくれ?」

要するに、まだまだ止める気はないらしい。
撫でられていた立場から逆転か、今は身を寄せながら、満足いくまで撫でたり、その表情を横から覗き込んだりと楽しもう。
…なんというか、周りに仲の良過ぎる感を与え、また少し目立つかもしれない。
そんなものは気にしないが…いや、むしろ見せ付けてやろうか。

「………うん、あれじゃ、香水ならば何となく分かるのじゃ。
血液と魔力なんちゃら?は不要そうじゃ…要するにあれか、お菓子とかかのぅ?」

ネス > えぇ、そうね。

(自分にとってここまで親しく身近に話せる人物は、カレリアを除いて彼女だけかもしれない。まだ、相手のことをよく知らないし、出会ってそんなに日が経っているわけではない。それでも、ここまで心が開ける存在はネスにとってとても大切なものだろう)

そういけば、貴方も移動魔法は持ってるのよね。
私のは、大体の情報があれば転移できるし。

(名前だけでも十分魔法陣はその場所へつながる。まあ、位置などもわかっていればもっと正確に移動できるんだけれど、苦笑いを浮かべ、まあ始めていく場所なら何もわからないくらいの方が楽しいかと)

えぇ、期待してるわね?

(プレッシャーを与えるつもりは無いが、それだけ楽しみにしているということ。どんなお礼かはわからないが、どんなものでもきっと嬉しいと感じるだろう)

も、もぉ...、みんな見てるのよ?

(撫でられ続け満更でもないような口調で恥ずかしそうに相手へ視線を向ける。周りの人間達は、きっと仲のいい二人を見つめあらぬ誤解を考えているかもしれぬが、間違いでもないかもしれない)

そうね。
私にとっての血液や魔力補給用の食料はあなたにとってのおやつかもしれないわね.

タマモ > こうも出会う場所が変わるだけで、状況が変わるだけで、ここまでの変化がある。
そう多くは無いが、少ない訳でもない見知った者達。
こうも変化があるのはこの少女が初めてな気がするか。
うん、これはこれで、面白いのかもしれない。

「うむ、一応は転移をのぅ?
見た事のある場所か、見る事の出来た場所か…まぁ、そんなところじゃ」

情報というのがどの程度の情報かは分からないが、それ次第では相手の方が転移に至っては上である。
だから何だという訳でもない、今の手持ちで十分事足りて居ると思っているから。

「いやいや、あんまり多大な期待は禁物じゃぞ?
ほれ、あれじゃ、期待が大き過ぎて…とかなったらあれじゃからのぅ?」

期待されるのは悪くはないが、でも一応は、という事でそれだけは伝えておいた。
念の為である…うん、念の為。

「ふふ…妾は見られて悪い気はせんぞ?
可愛らしい女子と楽しむ姿、こう、とても自慢になるものじゃろう?」

『見られていると感じて、恥ずかしいと感じて、気持ち良いと感じて。
それは感じれば感じるだけ、身を火照らせて、より妾に身を任せたくなるじゃろう』

触れてみた、撫でてみた、恥ずかしがるだけで満更でもなさそうな少女の様子。
その恥ずかしそうな言葉も聞けば、もっと少女の可愛らしい姿を見たくなってくる。
言葉の後に絡めるように、言葉にならぬ声を少女にかける。
腕が少女の腰に回され抱き寄せる、より温もりを強く感じながら、手は頬に滑り撫でていく。
そのまま顔を寄せ、じっと表情を見詰めてみる…その流れは、まるでそのまま口付けをするのではないかと思わせるようなもの。
…うん、更に視線が向いてるかもしれない。
見たければ見れば良い、もうそんな状態である。

「うむ、そういうものでも良いのか。…ならば、それもついでで良いから後で買いに行くとするかのぅ?」

ネス > そーなんだ。
やっぱり、皆似たような魔法や能力を持ってるのねー。

(自分の転移魔法とは少し違うが、転移魔法はこの世界にいくつも無数に存在する。ただ移動するだけの魔法なら、誰でも簡単に会得することが出来るし、日々の生活もかなりそれで便利になるだろうが、自分のように、影の間を行き来するという魔法は、下手をすれば使えない時だって存在する。こういう条件付きの魔法は結構不便なのかもしれないなとふと思う)

えー?
いいじゃない。
それなりの期待はしていてもね?

(クスクスといたずらに微笑み、相手の頬を優しく撫でる。私はこう見えてわがままだし、貪欲よー?と顔を近づけ口にする)

ほ、ほんと...。
この渡しとここまで密着できるんだから...、自慢しなさいよ...?

(照れくさそうに顔を赤らめ、内心諦めたのか開き直るように口にする。その後発せられる相手の言葉にゾクッと体を震わせ、腰に手を回され抱き寄せられれば大人しく少女へ身を寄せる。意識している訳では無いが、周りに見せびらかすようになってしまっているのは相手のせいということにしておくか。しかし、こんなにも密着することはあまりない。肌と肌が触れ、少女の良き香りが備考をくすぶる。口付けをするのではないかというくらい顔を近づけられれば、瞳を閉じて求めるように擦り寄る)

そ、そうね。
あとで、買いに行きましょ

(照れくさそうに頬を赤らめ、相手から視線を逸らしてしまう。もちろんこれは彼女の照れ隠しのくせであり、素直になれない彼女の個性でもあったりするのだ)

タマモ > 「ふむふむ…どういったものかは分からぬが、皆が皆同じものではないじゃろう。
…同じ者も居るやもしれぬがな?」

少女の様に影を移動する転移、己の様に記憶を辿り移動をする転移、そういえば空間を開いて転移した者も居た記憶がある。
そう考えると色々といるかもしれないが…全部調べようとは思わない。
まぁ、うん、転移は転移、それで良し、である。

「むむむ…仕方ないのぅ、では、それを満たせる程のものが出来る様に頑張ってみるとするのじゃ」

頬を触れる手に、僅かに目を閉じ…顔が近付けば目を開く。
近付く顔を、じっと見詰めるように。
その言葉に、肩を軽く竦めるようにして、言葉を返した。

「ふむ、しっかりと自慢をしてやるとするのじゃ。
もっともっと、お主とより深い関係である事を…見せ付けてやらねばのぅ?」

抱き寄せれば、少女からも身を寄せてくる。
寄せていく顔、近付かせれば少女は求めるように目を閉じた。
ならば、与えてやろう。そして、より求めさせてやろう。
ゆっくりと…そのまま、唇と唇が重なり合うか。
それが叶うならば、より唇を深く重ねあい、寄せ合う体を軽く揺らし、布越しの肌と肌を擦り合う。
空いた手は背に触れ、指を沿え、つぅっと上下に這わせ始めた。
視線を、刺激を、意識擦れば意識するほどに、じわじわと深みへと嵌っていくように感じるかもしれない。

そう、後で。それはつまり、まだここで何かをするという意味にも取れるか。
それが何かは、少女の想像の中でどう描くのか…見詰める瞳は楽しげに細められる。

ネス > まあ、転移は転移だし、そんなの一つ一つ確かめてたら何年かかるかわからないものね。

(フッと、笑を零し、これ以上転移について考えないことにした。難しいことはあまり追求したくない主義で、大雑把に一括りにするほうが楽だという考え)

えぇ

(微笑みながら、相手の目をじっと見つめ、肩を竦める彼女をぎゅぅと優しく抱きしめて見せる)

そ、そういうこと平気で言う?

(顔を真っ赤にしたまま恥ずかしいセリフを口にする彼女に抱きついたままで、そのまま唇を奪われればんっと可愛らしい声を上げる。布地越しに伝わる互いの体温は、息を荒らげ、心拍数までも向上していく。気分が高揚し、頭の中が真っ白になるほど)

タマモ > 転移の話、ドレスやそのお返しの話はこの辺りで切り上げる事にする。
自分はともかく、少女にそれを続けていく余裕がそろそろなくなってくる頃だろう、そう思うから。
くすりと小さく笑う、微笑み、こちらを見詰め、抱き締める少女に向けたものだ。

「ん、ふふ…もちろん、可愛らしい女子との事じゃ、知られて悪いものでもない。
妾とお主の仲はどこまでのものじゃろうな?
こうして、触れ合うだけの関係じゃろうか?
それとも…もっと先に向かう程の関係か?
さぁ、答えてみておくれ?」

当たり前だ、といわんばかりにさらりと答える。
ちゅ、ちゅっと言葉を交わすだけに離れる唇、伝えれば、また唇は深く重ねられて。
何度目か、唇が重なったのに合わせ、少女の唇を舌が舐める。
それを少しでも受け入れるようならば、ぬるりと唇を割って入り込んでいくだろう。
体を擦り合わせ続け、その触れ合いをより強めるように、背と腰に回す腕がしっかりと抱き締めた。
意識が白く染められ始めているのに気付けば、それを見計らい、足の間にぐいっと膝が押し付けられる。
抵抗が無いままならば、そのまま膝はドレスのスカート越しに股間に触れ、擦りだし、よりその体へと刺激を与えていくだろう。
その小さな体に、ゆっくりと、じっくりと…そして、たっぷりと快楽を与えていくように。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からネスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からタマモさんが去りました。
ご案内:「平民地区/フラワー・ガーデン」にシャーリーさんが現れました。
ご案内:「平民地区/フラワー・ガーデン」からシャーリーさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 酒場」にアシュトンさんが現れました。
アシュトン > ぶべぁ~…………
(とある酒場のとある一角、カウンターに突っ伏したままに奇妙な声を上げる男が。
悲鳴の割には随分と気が抜けているし、そもそも、意味が分からない)

…………やばい、少し、呑み過ぎた…うぇっぷ
(顔とテーブルの隙間から、漏れるように流れ出てくる淀んだ声。
つまるところ、本人の口にした通りであり。
それを示すかのように、周囲には空のジョッキが複数置かれていた)

アシュトン > まさか今更、酒の呑み方を間違えるとはな……
調子にのって次々いくモンじゃねーわ……
(そもそもの問題は、妙に息の合った人物と呑み比べをしたことに始まり。
気が付いた頃には空のジョッキが並んでいた事の終わる。
非常にシンプル。
なお、その人物は何時の間にかいなくなっていた模様。代金を押し付けられなかっただけまだましである)

マスタぁー、水くれ、みずー
(突っ伏した体勢のままに片手をあげれば、ヒラヒラと振って。
黙って準備を始めた主人も「駄目だこいつ」みたいな顔をしていた)

アシュトン > (ポケットから取り出したコカの葉、その端を齧り繊維を口の中で転がして。
気分が少し良くなった、よーななってないよーな、微妙な心地のままにのたりと上半身を持ち上げ)

ん……
(短い返事で水を受け取れば、葉を丸めて空いた皿へと吐き捨て。
ちびりちびりと口に含むと、不快感を胃の奥底へと流し込んでいこうと、するのだけども)

うっぷ!!
(油断したその一瞬を突いて、出したらダメなモノが一気に込み上がってくる。
口元を片手で押さえながら騒々しく席を立てば、なるべく上下の動きをしないように、なおかつ小走りでトイレの方へと歩き去っていく)

(…………その後暫く、吐き気と格闘をしていたのは、言うまでもない)

ご案内:「王都マグメール 平民地区 酒場」からアシュトンさんが去りました。