公式イベント「ティルヒア動乱」に関する設定自由部屋です。
基本的な使い方は設定自由部屋と同じです。
しかし、「公式イベントのための設定自由部屋」になります。
公式イベントにかかわらない場合は普通の設定自由部屋をお使いください。
また、通常の設定自由部屋でも公式イベントに関係するロールを行うことも可能ですので、そちらもご活用ください。
イベント期間限定の部屋のため、イベント終了後には削除します。
ログの保管などはお忘れなく。
主に、「オリアーブ島」周辺の都市や戦場として、自由に設定してお使いいただけます。
運営が用意した地図に載っていない都市や砦などの作成もご自由に。
ただし、「オリアーブ島」で「女王ティルヒア」を凌ぐ権力などを持つキャラクターや、それ以上の勢力を持つ都市の登録などはご遠慮ください。
●この部屋には固定パスワードが設定されています。
参加者(0):ROM(1)
Time:16:29:50 更新
ご案内:「オリアーブ島 ング=ラネク山」からタマモさんが去りました。
■タマモ > 己の身に宿す魔力、それの働きをどうするのか、それを今度は考える。
今、足りないもの。
まだ喰らい続ける中、それを別に考え、宿す力に変化を加えていく。
別にすぐに決める必要もない。
まだこうしている時間が必要だ、その間に決めれば良い。
ング=ラネク山の中央にある採掘場、静寂が支配する中、それはまだしばらくは続けられる事であって…
■タマモ > 魔力を喰らうとは言っても、さすがにこの地に眠る魔力全てを…それはさすがに止めておく。
切っ掛けになれば良い、己が魔力を宿す。
まだこの国を管理下に置く事が決定してそう日は経っていない。
ちゃんとした管理体制をとり始めるのは、もう少し先の話だろう。
それを狙っての行為。
この地に生きる者達にとっては、はた迷惑な事だろう。
だが、人に直接影響を与える訳ではない。
まだ見知られておらぬ力を、己が得るだけだ。
広がっていく力を喰らう能力、それはすでにング=ラネク山全体に広がっていた。
長い…本当に長い時間、それは続いていく。
それを喰らい続ければ、己に確かに宿る今まで持っていたのとは別の力を感じ始めてくる。
なるほど、これが魔力というものか。
少女であった者は理解した。
■タマモ > 少女は今、ング=ラネク山にある採掘場の一つに居た。
勘を頼りに、一番何かありそうな場所を選んできた、つもりだ。
本当ならばすでに王国の管理下に置かれる事にあったこの場所、見張りなり監視なり置かれていたはずなのだが…その者達の姿は無い。
張り倒したりした訳ではない、人払いを張って大人しく離れて貰っていた。
少女の勘は非常に鋭い、奥へ奥へと足を踏み入れれば…まだ強い魔力を宿す魔術鉱石がいくつも存在する地帯へと到着した。
ごそごそと取り出す、己の持っていた魔術鉱石もぽいっと地面に放る。
いまだに何の手掛かりも見付からぬ帰還手段、正直、正確に戻れる手が見付かるかは絶望的だ。
ならば、最悪はこの地に身を落ち着ける事になるだろう。
それを考えると、この地に存在する者達が持つ魔力というものを身に付けておく必要がある。
今までは魔力を持たぬ、感じぬ事をそこまで深くは感じていなかったが…
そうするとなれば話は別だ、その為に、こうして来た。
力を糧として喰らい、己の力にするのもまた能力の一つ。
ここに眠る力とは…魔力そのものだ。
魔力自体は手にしていた魔術鉱石を使い、それなりに理解はした…つもりである。
ゆっくりと目を閉じ、その身を屈めると…本来の姿へと変貌する。
狐の姿となった少女は意識を集中する、この姿でそれを必要とする行為…相当な力である。
じわりじわりと目に見えぬ力の流れ…己の居るこの場所を中心に、ング=ラネク山の広々とした地域から力が集められていく。
その集められていく力を…喰らう。
喰らうとはいっても、こう、何かを直接食べるかのような仕草は必要ない。
じっとしているだけだ。
ご案内:「オリアーブ島 ング=ラネク山」にタマモさんが現れました。
ご案内:「オリアーブ島 ヤス湖」からアシュトンさんが去りました。
■アシュトン > という訳で、魔族でもミレーでもないというのなら、気を付ける事だな。
前者は人間と争ってるし、後者は今言った通りだ。
(なんでま、ヘタに街をうろつくと、ミレーか魔族として追っかけまわされる可能性は否定できない)
耳、と思ってる。
(文字通りの形で解釈している)
ま、固い事は言うな、はっはっは。
(適度に手を動かしつつ、暫し楽しむように撫でまわし)
流石に初対面で普段は知らんのだが。
まぁ光栄な事として、受けとっておこうか。
あぁいや、こっち来てすぐに、狼の魔族と会ったのだがな。
(随分と弄りまわされたのだ、だけれど。
割と似ている部分があるような気がしなくもなかった)
了解。
移動には、それほど時間はかからんだろうさ。
脱ぐのもそうだが、相変わらず便利だな。
(着つけろと言われても、此方からは手が出せない。
ならば、その辺りは相手にまかせっきりにするとして、だ)
ん?
あぁなるほど。
それじゃ少し持ち上げるが、体に障るようなら早めに言えよ。
(投げ出された両手に一瞬と目を丸くとするが、訳を察したのか頷いて。
まずは一旦、火を踏んで消してしまい。
向けられた両手の間に首を差し込むと、相手の背中と脚に腕を向けて。
そのまま、丁度お姫様抱っことでも言えばいいのだろうか。
相手が首の後ろに腕をまわせば、そのまま持ち上げてやる。
後は、周囲の様子を確かめつつ、ぶらりぶらりと。
隠れ家までの道を、歩いてゆくとしよう)
ご案内:「オリアーブ島 ヤス湖」からタマモさんが去りました。
■タマモ > 「収入のぅ…まぁ、その辺りは触れずにおこうかのぅ?」
何をもっての収入なのか、なんとなく予想が付いたので…あえてそうしておいた。
「………そ、そうか…それでは仕方ないのじゃ」
ミレー族といえば、単に獣の特徴をつけた人間、程度しか思ってなかった。
それが、まさかそういった立場だったとは…それに気付けば、少々表情が引きつったのかもしれない。
「お主、妾の耳を何だと思うておる?
触れさせてやるのじゃ、それくらいは我慢せい」
ふふんっ、とどこか偉そうにしつつも、撫でるだけらしいので撫でさせた。
「お主な…妾は普段こんな事は言わぬのじゃ。
それを、何と比べて理解したのか…少々気になるところじゃな?」
実際に、滅多な事ではそう自分から誘うような事を異性には言わない。
さて、ならなぜだろう?…やはり、少々気が滅入っているところがあったのかもしれないか。
「………そう言われては無碍に断れはせんのぅ?
それでは、ちゃんとした場所に連れて行くのじゃ、良いな?」
目を細めその仕草を見詰めながら、答える。
さすがに道中もこれでは、と考えてか…1度視線を側に置かれた着物へと向ける。
先ほどの逆だ、その着物がゆっくりと細く解かれていき…少女の身に纏わりつくように包む。
気が付けばそれは普段の着物の形となっており、ちゃんと着付けられた形になっている。
そえを確かめてから、改めて男性へと視線を向け、両手をあげる。
言葉にはしないが、抱き上げるなり背負うなり、していってくれという意思表示だ。
…まだそこまで動いたりは出来ないのだから、仕方ないといえば仕方ない。
男性がどのようにして連れていくかは分からないが、連れていくならば大人しくついていくだろう。
■アシュトン > お陰で、収入も減ってしまったがな。
先に情報で中の混沌具合は知ってたから――ま、運が良い方に捉えておくとするさ。
(むぅ、と少しとばかりの唸り声と。
へふっと、小さなため息と)
ミレー族ってのは、平たく言えば奴隷種族なんだよ。
タマモみたいに良い服装してる奴は、そういないのさ。
それと、尻尾の量だな、流石に多くないか。
(正確に数えてはないのだが、7か8本位ありそうだ。
ミレー族も普通の動物の特徴を人間にくっ付けたような姿が大半な為、魔族と判断した理由もその辺にあったりして)
何故叩く、何故。
(小さくと笑いつつ、そのまま耳に様子見とばかりちょっと触れて。
少しと考えた後、耳ごと頭を撫でるように、手を動かした)
……タマモがどういうタイプか、なんちょーっと分かってきた気がするなぁ。
(びみょーに似てる奴に、ちょっと前会ったよーな気がしなくもない)
一応コレでも、怪我で辛いだろうから、そっちの判断にゆだねてたんだがね。
まぁいいか。
治療して肌に触れてた時から、随分とそそられていてね。
いっそこの場で押し倒してしまいたくも、ある程だが。
一晩と、お相手を願いたい。
(ちょっと肩を竦めてから、一息おいて。
ややと細めた双眸で相手の裸体を眺めると、少しと顔を近づけつつ言葉を告げる)
■タマモ > 「まぁ、知るにはあまりにも酷い有様じゃったからな…運は良かったんじゃと思うぞ?」
戦いに間に合ったのならば、あの地獄絵図が出迎えてくれただろう。
それを考えるならば…という感じだろう、。
「………ならばなぜまずはミレー族とやらで話を出さぬ?
もしかしたら、そういうものかも知れぬではないか。
それを、よりによって魔族と見るとは…どうなのじゃ、ん?」
ちょっとは根に持っているらしい。
そう返し、気が付けば寄っていた男性の腕をぺちぺちと叩いた。
視線は…ちら、と上に、どうやら耳に触れようとしている手を見ているっぽいか?
その手の動きが撫でるような動きならば何もせず、明らかに摘んだり引っ張ったりするようならば、ぺちんと叩くだろう。
「…なんじゃ、素直ではないのぅ?
正直に妾の体が気になるから、体を休めるついでに一晩付き合え、とでも言うたらどうじゃ?
ふふ…取引はあったにせよ、一応は恩は受けておる。
試しに言ってみるも、ありではないかのぅ?」
くすくすと小さく笑いながら、上目使いで見上げてみる。
己としては、まぁ…向かうも向かわずもどちらでも良かった。
休めば治る、誘われるならば…少しはその足しにはなるからだ。
■アシュトン > 俺は戦いそのもには、殆ど食い込んでないからな。
運がいいのか悪いのか、来たとたん終わったからな。
(肩を竦めると、小さなため息が。
まー、お陰で戦後処理に手をだして小銭を稼ぐのだが)
最初はあんだけぐったりしてたんだ、随分マシになったとは思うがな。
はは、あんまり膨れると、指でつつくぞ?
(シュッシュと、人差し指を突き出したり引いたりして)
東の国ね、余程東なのだろうな、さっぱり知らん。
大体そんなモンじゃないのか?
人か魔族か――後はミレー族とかいるけど。
特徴からすれば、ミレーにも近いんだがな。
尻尾がそんなにあるのは聞いた事がないが。
(ずりずりと地面を滑って移動して。
近づくと、頭の上へと手を伸ばしてみる。
どうやらその特徴的な耳に触ってみる心算の様だ)
そうか、なら好きにするといいさ。
俺としてはもうしばらく手元に置いておきたかったんだが、無理に誘うモノでもないだろう。
(少しとばかり考えるように顎を撫でるが、まぁいいかとばかりに割り切る)
流石に、タダでは連れていけんよ。
何かと俺にとっても便利な場所なんでな。
ホイホイ教えてちゃ、仕事にならん――が、一晩相手をしてくれるならソレで手を打とう。
(ちょいちょいと指を動かした後に、片目を閉じる)
■タマモ > 「それは運が良かったみたいじゃのぅ?
妾はすぐ側だったんじゃ、たまったものではなかったぞ?」
話が逸れればうむ、と頷く。
自分はあれの直撃を避けるので手一杯だった、なのでどれほどの範囲に降り注いだか分からない。
今の言葉から考えると…どうやら都の外は安全だったようか?
「元気というのは、体も満足に動く状態を言うのじゃ。
さすがに…まだ体はあんまり動かせれんようじゃな」
また笑った!みたいな感じに、こう、頬を膨らませたままじろりと睨み続けた。
「それはまぁ…ほれ、あれじゃ、妾は遥か東の国の出という事らしいから仕方ないのじゃ。
妾からしてみれば、この国の者達の名の方が馴染みがないのじゃぞ?
…人でなければ、それでは皆魔族になってしまうぞ…?」
やれやれ、といった感じに肩を竦ませる。
着物に関しては…どうやら1度脱いでしまえばそこまで気にならないらしい?
まぁ、包帯がところどころを隠してはいるが、ほぼ裸だろう。
その格好で座り込みながら食べて飲んでしている状態だ。
「ふむ…申し出はありがたいが、体が動くようになったら向かう場所もあるからのぅ?
それまでならば、連れていってくれるならば行ってやらんでもないぞ?」
動けるようになるのに、今の調子ならばそうはかからないだろう。
結構短い間だ、それならば場所は下手に賑わってない場所ならばどこでも大丈夫そうではある。
どちらかを求めるならば難しいところだが、あんまり動けない今のところは勝手に連れられればそれまでだ。
■アシュトン > なんかびみょうーな言いよどみがあった気がするんだが。
まぁいいさ、そこまで根掘り葉掘りと聞く心算はないしな。
しかし、余波か。
俺は中心から外れた場所にいたから、どうという事もなかったがな。
(或いは、タダの人間だからかも知れないが。
そういうモノなのかなと思いつつ、甘ったるくなった口にまたウィスキーを含んでいたのだが)
はは、なんだ随分と元気そうじゃないか。
その調子なら、割と早く治るかもしれんな。
(怒りの抗議をさらりと受け流しながら、また笑い声を零していた)
タマモね、聞きなれない響きだな。
その辺は、お互い様だな。
生きてりゃこの先また会うかも知れんし、会わんかも知れんしな。
魔族ではない、と言われてもな。
正直見分けが付かんし、大方の人間はそうだろうな。
言われればそんなモンか、位には思うが。
(片目を閉じて、相手の様子を眺める。
服をまだ着ていないのなら、裸の状態だろうが。
……正直、魔族にも似た様な奴がいて、やっぱり分からなかった)
ふむ、しかし落ち着いた場所、ねぇ……
ティルヒアの市街から少し離れた場所に、俺が目をつけていた空家がある。
住民も殺されてて、中は随分と荒れていたがな。
寝泊まりするには困らない位に、しておいた。
場所柄、兵士もやってこないだろう。
あの辺に手が付けられるのは、もっと落ち着いてからだ。
(唐突と話を始めれば、頭を少しとばかり横に傾けた。
何となく分かるとは思うが、取引だ。
とはいえコレは急ぎでどうにかしないといけない物でもないだろう。
つまり、乗るか反るかも自由だ)
■タマモ > 「えーっと…ま、まぁ、そんなところかのぅ?
最後に物凄い光の雨霰が降り注いでおってな、その…余波みたいなもので酷い目にあったのじゃ。
それが無ければ、妾とてこんな傷は…
…何がおかしいのじゃ、何がっ!?」
もくもくと砂糖菓子を食べながら、どうにも答え難い感じに言葉を返す。
…が、笑われたのを見れば、がーっと再び怒り出す。
まぁ、見た目は怖くないのだが。
砂糖菓子を食べていれば、足元に転がる水筒。
確かに、これを食べているだけでは喉が渇くか…手に取ると、こくんと一口。
「アシュトンか…ふむ、妾はタマモじゃ。
覚えて得がある訳でも無い、覚えるも忘れるもお主次第じゃろう。
今は…まぁ、こんな状況になってしもうたからな、一度は落ち着いた場所に向かおうと思うておる。
………一応言うておくが、妾は魔族ではないからのぅ?」
いつもの調子で名乗り上げ、はむ、ともう一口。
適当に含みのある言い方だが、まぁ、この戦に関わった何かだとは受け取ってくれるだろう。
そして、どうも今の物言いから魔族と勘違いしていると受けられる。
なので、最後にぽつりとそこは否定しておいた。
なんとも普通の砂糖菓子と水なのだが、こうして落ち着いての飲食は美味しく感じられる。
機嫌自体は良いものか、ゆらゆらと尻尾は揺れている。