「ティルヒア動乱」に伴う戦乱で、主な戦場と鳴っている場所。
「アフリークの主戦場」は王国側の領土であり、荒野である。様々な谷や小高い山、入り組んだ地形などが存在しており、
まともに正面から的にぶつかり合うというのではなく、戦い方に工夫が必要な場所である。
「オリアーブの主戦場」はティルヒア側の領土であり、オリアーブ島東部に広がる平原。
特に障害物なども何もない場所であるため、兵士と兵士が直接ぶつかり合うような場所になることが多い。
「南海(オリアーブ海)」は王国の南に広がる海で、王国領とオリアーブ島を隔てる海峡は難破海峡と呼ばれている。
南海の海流は激しく、天候も悪くなりやすい。オリアーブ島へと向かう船がよく難破したことからこの海峡はそう呼ばれている。
王国側からは南海、オリアーブ島からはオリアーブ海と呼ばれている。
「ティルヒア動乱」後は王国軍、ティルヒア軍の海軍同士がぶつかり合う場所となっており、海がよく荒れるためにその戦闘はさらなる危険が伴うことになる。
※イベント「ティルヒア動乱」に伴う特設チャットルームです。
イベント終了後に削除する予定ですので、ログの保管などはお忘れなく。
●この部屋には固定パスワードが設定されています。
参加者(0):ROM(1)
Time:16:04:29 更新
ご案内:「オリアーブの主戦場」からアルバトロスさんが去りました。
■アルバトロス > (どうやら、この森に潜んでいた兵士は居なくなったらしい。男はそのまま森を抜けて、南海を霊獣に乗って渡って戻っていくのだった)
■アルバトロス > ………。(男は何も言わずに森の中を進んでいた。霊獣に乗って帰るという手段はある。だが、それを使うためには海辺にまで行かなくてはならない。島の上空を呑気に飛べる状況でもない。地図上で言うならば、都から北上して海に出れば良かったのだが…生憎、男に航海の知恵はなく、近い所…南海を通らなければ戻れる保証がなかった。)…喰らえ、エリュシオン。(木々の合間を縫うように魔法が飛んでくる。それを剣の刀身で全て受け止める。魔法を受け止めた刀身が、その魔力を喰らうかのように吸収して溜めこむ。それを)返すぞ。(飛んできた方向へと剣を振り、斬撃として変えす。木々をなぎ倒しながら、隠れていた兵士の首が跳ねた)
■アルバトロス > (既に勝敗が決まっているような戦争。ティルヒアの都まで王国軍が攻め込んで、城下町は荒れ果てている。だが、要となる城を落とせていないから、戦争はまだ続いていた。)………ふんッ!!(目の前に迫る兵士の胴を両断する。既に男の纏う黒の全身鎧には数多もの返り血が付着していた。主戦場から少し外れた森の中。男も潮時かと、この島からの脱出を図っていた。)邪魔だ…どけ。(斬り殺す兵士が王国軍かティルヒア軍かなど、どうでもいいこと。邪魔をするならば斬るだけ。男の進む後には、両軍の兵士の死体が転がっていた)
ご案内:「オリアーブの主戦場」にアルバトロスさんが現れました。
ご案内:「南海(オリアーブ海)」からカテリナ・F=タイクンさんが去りました。
■カテリナ・F=タイクン > 新式魔導砲の砲身から怪しく黒い光が漏れ出ていて船体が焦げ付く。
「もってくれよ。……はなーてェェ!」
号令と共に新式魔導砲から非現実めいた御雷が放たれる。
凄まじい雷光と爆音がオリアーブ海に響き渡る。
黒い鉤爪が船員を船体を切り裂く様に伸びていき王国艦隊を引き裂く。
その直後、新式魔導砲が暴発し、雷光と爆音が旗艦上で起きる。
………………
…………
……
「――――……っ。ぐぐ、なん、なんだ。なにが、起きた!?。
私の海兵隊は…私の船は!?。――ああ!?」
燃えている、勇壮な海兵隊、ジェットスピリッツ号が燃え、朽ちていってる。
カテリナ自身も髪から足先まで火傷を負って、海に落ちた。
異変をさっちした海母から水上騎兵に救助されるも意識不明だ。
敵艦の砲火を受けつつ、海母艦がカテリナを護衛。
まともに砲火を受けた海母艦はボロボロになりオリアーブ海に沈む。
■カテリナ・F=タイクン > 「くっ、時間稼ぎにもならん。
こちらで囮をつとめる、海上騎兵を戻らせろ。」
護衛船は2つに割れ沈み逝く。
海上騎兵を下がらせ、マグメール艦の航路を塞ぐように旗艦を進める。
横っ腹みせ、撃ち合う。互いの砲撃音が海にひびく
「敵の火線が激しいな。風魔法にてシールド形成、防御体制。
海母を後退させ。……新式のチャージはまだか!?。」
激しい火線が旗艦を襲う。風魔法で防壁を張る。
5割り程度は防壁を抜けて旗艦にぶち当たる。
……く、数が違いすぎる。
■カテリナ・F=タイクン > 都の異変を感じ急ぎオリアーブ島へ向かう最中。
軍港までもう少しというところで王国艦隊に補足される。
「発見されてしまったか……」
歳を感じさせる武人然とした黒服の女性が呟く。
敵の艦隊の陣容をぱっと見て、率いる艦隊に通風魔法で指示を出す。
「海騎兵にて撹乱させた後、旗艦を囮とし護衛船…クズ船を突っ込ませ移乗攻撃。
足を止め射ちまくれ、最後だ派手にな。」
後方の大型船から水魔に騎乗した水上騎兵が現れ、散開しつつ牽制。
近づいたり離れたりする。……うっとうしい。
旗艦が横腹を見せ足を止め射撃戦を開始し始めるとクズ船が接舷しようと進む。
「アララララーィっ。近衛隊、魔砲を敵船に叩き込め。
――新式魔導砲充填開始。」
近衛隊が船上で隊列をくみ、魔法弾を撃ちまくった。
新式魔導砲がバチバチと砲身を怪しく光らせる
ご案内:「南海(オリアーブ海)」にカテリナ・F=タイクンさんが現れました。
ご案内:「荒野アフリークの主戦場」からセイウッドさんが去りました。
■セイウッド > 「…ン?ああ、やっぱりいやがったか。
そんじゃあもう一仕事行くとするかね」
暫し考え事に耽っていた間にやってくる先ほどの部下。
耳打ちして状況を教えてくれるのに頷いて、重い腰を上げる。
案の定近くに布陣しているらしい部隊の始末を付けるために、
風の如く疾走りだす。未だこの谷間の血腥い夜は明けそうになかった。
■セイウッド > 「まとまった数を通すなら確かに最適の場所だろうけど、
待ち伏せくらいは警戒してもよかろうになあ。客が多くておちおち休んでもられねえ」
椅子代わりに近くの岩に腰掛けて、大きく息を吐き出しながら腰に手をやる。
葉巻を一枚取り出して口に加えかけてから、何かに気がついたような表情で手をおろし。
「いっけね。火を使うわけには行かねえなあ。湿気てやがる」
大事そうに葉巻を仕舞いこみながら視線を空に向ければ大きな月が目に入る。
こればかりはいつでもどこでも早々変わる様子もない。
平時と違って相当な血が流れて大地を流れようと、正しく我関せずだ。
「魔族連中なんてのも暴れてるそうだし、さてどうしたもんかねえ」
■セイウッド > 「おう、とりあえず見回り頼むわ。どうもこいつら、ただの先遣隊だな」
つい先程斬り殺しうつ伏せに斃れた男の死体を蹴り飛ばし、仰向けに寝かせて死体を検分。
明らかに少数で敵陣に夜襲をかけるにしては装備が軽装なのを見て取って、
隠れていた仲間に声をかける。それで敵の本隊が見つかれば逆にこちらが攻めることも至極容易になる。
異変に気がつく前が勝負と指示を出しつつも、本人は死体を担ぎあげるなり近くの茂みに放り込みはじめた。
少なくともふと見ただけでは、死体がそこにあるとは気がつかない場所だ。
しかし地面にあたったのとはまた違う金属のぶつかり合う音が響く当たり恐らく先客が居るのだろうが
「これでよし。…しっかし解せねえな。色々と向こうさんは反則があるとはいえ未だに意気軒昂な連中が多いと来たもんだ。
長引きゃしないだろうけど死人は多くなりそうだ。教会が大儲けできるな」
両手を叩いて汚れを落とし、先ほど敵兵達がやってきた方に視線を向ける。
左右を岩肌に囲まれた一本道の見晴らしが良い場所だった。
ただし、不意を打つ隠れ場所には事欠かぬ程度には険しい自然が見える場所でもあるのだが。
■セイウッド > 主要な戦地の一つとはいえ、地形が地形だけにあまり多くの軍を配置できない入り組んだ地形ばかりの只中。
となれば大規模な戦は自然と別の場所に移り、かと言って放置も出来ぬこの場に投入されるのは
比較的双方共に比較的小規模な軍勢ばかりになるのもむべなるかな。
そう言う小規模な兵力の一つなのだろう黒尽くめの兵隊10人程、明かりも付けずに谷を征く。
「――こんな所までこんな時間に、わーざわざ」
不意に前からかかった声に先頭の隊長らしき兵が足を止めたかと思えば直後、
背後から射掛けられる矢に次々と後続の兵が倒れてゆく。
「おつかれ、さん!」
大勢を立て直そうと声を上げんとする隊長へ、音もなく声をかけた人影が一足で近づけば翻る刃。
外套の下から飛び出した鎖の先端に設えられたナイフが男の首を一瞬で掻き切っていた。
一瞬の攻防で全てが決する。不意打ちを狙う物を不意打ちする音もない暗闘。
それが、荒野だらけの地形における夜の闇夜には蔓延っていた。