「ティルヒア動乱」に伴う戦乱で、主な戦場と鳴っている場所。
「アフリークの主戦場」は王国側の領土であり、荒野である。様々な谷や小高い山、入り組んだ地形などが存在しており、
まともに正面から的にぶつかり合うというのではなく、戦い方に工夫が必要な場所である。
「オリアーブの主戦場」はティルヒア側の領土であり、オリアーブ島東部に広がる平原。
特に障害物なども何もない場所であるため、兵士と兵士が直接ぶつかり合うような場所になることが多い。
「南海(オリアーブ海)」は王国の南に広がる海で、王国領とオリアーブ島を隔てる海峡は難破海峡と呼ばれている。
南海の海流は激しく、天候も悪くなりやすい。オリアーブ島へと向かう船がよく難破したことからこの海峡はそう呼ばれている。
王国側からは南海、オリアーブ島からはオリアーブ海と呼ばれている。
「ティルヒア動乱」後は王国軍、ティルヒア軍の海軍同士がぶつかり合う場所となっており、海がよく荒れるためにその戦闘はさらなる危険が伴うことになる。
※イベント「ティルヒア動乱」に伴う特設チャットルームです。
イベント終了後に削除する予定ですので、ログの保管などはお忘れなく。
●この部屋には固定パスワードが設定されています。
参加者(0):ROM(1)
Time:16:39:31 更新
ご案内:「オリアーブの主戦場」からエミリーさんが去りました。
■エミリー > 「ほかに誰もいないならぁ出発~♪」
女の掛け声と共に男達、村娘達が歩き出す
物言わぬ木偶と化した死体の行進
聖者と出会わなかったのは不運か幸運か、月の照らす夜道を彼女達はただ進む
目的地はいまだ分からない、だがただただ進んでいく
■エミリー > 「くー…くー……」
男の腕の中で惰眠を貪る中、散っていった男達が返ってきた
4人中2人は手ぶら…残る2人は姉妹にも見える女性二人
その死体を抱えて戻ってきた
「ん~……はっ、おかえりみんな~…お、2人もふえてる~やったね~♪」
男に揺さぶられ目を覚まし、村娘2人だった物を見てパチパチと小さく拍手
大きい方が背中に大きな切り傷と小さい方が首に痣、そしてスカートを捲れば下半身が中々酷い状態
「お肉もあるし腐ってないから~まぁいっかぁ~♪」
うんうんと頷き2つの死体の頭を杖でコンコンと叩く
立つのが面倒なのか抱えられたまま…そうすれば2人は生前の様に自身の足で地面に立つ
支えられずとも自立し、生気のない瞳で正面を見据え
■エミリー > 「はぁっ、げほ…あぁぁぁ…もうむりぃぃ……」
走り出して10mほどで女の元気は底をついた
ズシャリと膝から地面に倒れてピクリとも動かない
動けないという表現が正しいがはたから見れば糸の切れた人形の様で
「みんなぁ…はこんでぇぇ……」
男達の中で一番屈強な者にお姫様抱っこをされ村へ向かう
楽ちん楽ちん♪と笑みを浮かべればすぐに村へと到着、まだ立ち上がる体力がないのか抱えられたまま男達に指示を出す
「えーっとぉ、じゃぁみんな捜索かいしぃ。強そうなのと綺麗なのぼしゅぅ~」
散り散りに民家へ入っていく男達を強い眼に自分はしばしの仮眠をとる
寝心地は良くないが自分では一切動かなくていいのでその分快適だ
■エミリー > 「うみゅぅ……」
俯いたせいでローブにすっぽりと顔を覆われてしまうがそのまま歩き出す
先程よりも足取りが重いせいで進む行列のスピードは目に見えて遅くなり…
「……んぅ?」
ふと顔を上げ前方を見やる
薄暗く明かりもないが何やら建造物のシルエット
場所的に村だろうか…ともあれそんな何かを発見し
「おおぉぉぉ…みんな行くよ~♪」
元気はつらつ、そんな言葉が似あうだろうか
息を吹き返した様に走り出した女に付き従うように男達も駆けだす
■エミリー > 「~~♪」
鼻歌を歌いながら先頭をユラユラ歩く
あっちにフラフラこっちにフラリ、のんびりとした動きではある物の辺りをせわしなく観察する
「ん~いないなぁ…誰もいないのかなぁ…」
眉尻が下がり残念そうに呟く
目的地などは特になく適当に歩いていたせいか周りに建物の気配もなくただただ静かな平原ばかり
■エミリー > 「みんな~頑張れえいえいお~」
のんきな声がかつての戦場にこだまする
黒いローブに妙な杖、黙って歩けば死神の様な装いで歩く女を先頭に王国軍、ティルヒア軍の兵士達数名がゆっくりと歩みを進める
目的もなく夜道を彷徨う一団は奇妙に見えるが今の所王国兵や敗残兵と出会う事もなく平穏そのもので
ご案内:「オリアーブの主戦場」にエミリーさんが現れました。
ご案内:「オリアーブの主戦場」からレティシアさんが去りました。
■レティシア > ……ミルト?
(少女の頭のてっぺんへと口付けを落とし、その表情を覗き込んでみれば、コクリコクリと舟をこいでいて。
無防備なその表情に女は呆れたように笑う。
ふと考えこむような表情を浮かべると、繋いだ手はそのままにその小さな身体を引き寄せる。
少女を腕の中へと閉じ込めたまま、空いている方の手で空間を裂けば、少女と一緒にその中へと消えてゆく。
向かう先は、マグメール国内にある女が棲家としている屋敷。
少女が目を覚ませば、彼女が望む場所へと送り届ける事となり――)
■レティシア > ……そう、変よねぇ…あら、貴女も呆れちゃう?
(己の言葉に同意するように頷く少女に女は、可笑しそうにクスクスと笑う。
しかし、己の感想に同意してくれる事には嬉しそう)
あら、嫌だ、自分で気づいていなかったの?貴女、すごく可愛くてよ?……ん、ありがとう。
(少女の手を取れば、彼女の頬が染まるのが判る。
女はその様子を、瞳を細めて横目で見やる。
初めて少女が笑顔を見せれば、女も嬉しそうに笑みを向けて)
お嬢さんが嬉しいのなら、あたしも嬉しいわ…。
(少女の手を繋ぎつつ、静かな戦場を歩いてゆく。
魔族の瞳に、遠目に死者の姿を見つければ、女は少女に見せまいと、くるっと方向を変えてゆく。
…少女の気のすむまで子守歌を唄い終われば、女はほっと息を吐き出した。
こちらを見つめてくる少女に、「ん?」と首を傾げつつ)
そう言って貰えると、もっと唄って差し上げたくなるわね。
…ミルトレス……ミルト?……あたしは、レティと言うわ…。
(少女が足を止めれば、女も立ち止まる。
こちらを相変わらず見つめてくる少女に笑いかけながら、己の名も告げる。
そのまま、軽く身を屈めると、片手は繋いだまま、少女の頭のてっぺんにキスを落として)
■ミルトレス > 「嫌いなのに、戦争頑張るの、変なの・・・。ね?
私の呆れちゃう。」
心のそこから不思議そうに思いつつ、
もう一度こくりと同意するかのように頷いた。
「私は、可愛いの・・・?お姉さんは、綺麗だよ。」
私の手が彼女の手に包まれる。
とくん・・・、と心臓がなれば、
嬉しかったのか頬を薄っすら朱色に染めて
すぐにきえてしまいそうな弱々しい笑顔を見せた。
「私は嬉しい、のだと思うよ、たぶん。
この辺りが、なんだかくすぐったい。」
とん、とん、と自分の心臓付近を手をつないでない方の手でかるく叩く。
彼女の歩くペースにあわせてゆっくりと歩きながら、
歌声を聴いて、心地よさそうに柔和な笑顔を浮べて見せた。
「お姉さんの声、やっぱり、好き。安心する・・・。
あ・・・、私、ミルトレス。名前だよ?」
ちょっと足をとめて彼女の方へと見つめる。
名前をおしえてほしいな、といわないばかりにじーっとその瞳を見つめて。
■レティシア > ……そう…お嬢さんだけじゃないわ。戦争は皆、嫌いよ、たぶん。……そうね、あたしはしないわね…しないと言うより、呆れてるのかしらね。
(少女が己が戦争はしないと言葉を口にすれば、菫色の瞳を瞬かせる。
彼女が気をつけると頷くと、女は、そうして頂戴と笑いながら頷き返し。
こちらが相手を見つめれば、何やら確かめるような仕草に、女は可笑しそうに、口元を抑えて、クスクスと笑いながら)
ごめんなさいね。お嬢さんが余りにも、可愛らしいから、つい見つめてしまったわ。
……ん…子守歌ね……畏まりました。
(どこか、覇気が薄い少女が、時折、返してくる反応が可愛らしくて、面白くて、つい口端に笑みが浮かぶ。
こちらが差し出した右手に少女の手が重なれば、女はキュっと軽く握りしめ、相手の手を引きながら、ゆっくりと歩き始める。
さて、どの子守歌を唄おうかと、少し、考え込むような表情を浮かべてから、隣にいる少女へとにっこりと笑いかけ。
そして、唇を開けば、紡ぐのは、母が幼子へと語りかけるような歌詞の子守歌。
愛しい我が子が、悪い夢を見ないようにと…可愛い子よと、暖かな歌詞のそれを口ずさみつつ、
少女と繋いだ手をユラユラと揺らして歩いてゆく)
■ミルトレス > 「そう、なんだ。戦争は、私嫌い。あなたは戦争しないと思う。
・・・でも気をつける。」
彼女が戦争しない根拠はなく勝手な判断での言葉。
素直さはあるのか彼女の言葉を受け取りこくりと頷いた。
じっと彼女に見つめられれば何かついているかな?と、
探るべく自分の頭の上に手を置いたり、
ぱたぱたとワンピースを忙しそうに叩いたりして確かめる。
特に何もないのでなんだろう?といわないばかりに首をもう一度かしげた。
私の提案に彼女がこたえてくれた。
ちょっと嬉しかったのか眠たそうな眼は少し開かれ興味を持つ。
「えっと、子守唄。私は、子守唄が聞きたい。
あ・・・。」
彼女が差し出す右手、
その右手を見ては彼女の目を見て、
きょろきょろと何度か見返して恐る恐る、
その差し出された右手の上に私の手を重ねて見た。
■レティシア > (少女の目の前へと舞い降りて、女はその姿を頭のてっぺんから、靴の爪先まで、しげしげと見つめる。
純白のワンピース姿の少女と視線が合えば、更に笑みを浮かべて見つめ返して)
…今は…都の方が主戦場になっているから、静かだけれど…つい最近まではここで戦争をやっていたのよ。まだ、それぞれの兵士さんもいるみたいだし…可愛いお嬢さんには、危ない場所だわ…。
(少女の問いに、クスリと笑いながら答える。
一瞬、スっと瞳を細めて、少女の気配を探る。己と同じよな魔の気配を感じるが、幾分にも気配は儚すぎる。掴もうとしても、スルリと逃げるような気配に、首を傾げるも、直ぐにそんな事はどうでもいいかと思う。
己は危ないと言ったのに、件の少女は大丈夫だと言う。人間ではないのは確かだと、とりあえず結論は出して)
……ん?良くってよ?
お嬢さんは何が聴きたくて?手遊び唄?…それとも子守唄がいいかしら?
(こちらを見つめてくる少女に、ふわりと微笑むと、手をつなごうと言うように、スっと右手を差し出してみせ)