――南海のオリアーブ島の都。それを治める「ティルヒア」による王都への叛乱。マグメール国王としての即位宣言。
戦況などの大勢は刻一刻と変化する。
そのことは王都などへの報せとして届けられ、一般市民に知られても問題ない情報などは公開されていくだろう……。
※管理者用の部屋になります。利用者のロールプレイを行うための部屋ではありません。
「ティルヒア動乱」で大きな動き、状況の変化があった場合などに、ここでその状況を記していきます。
ある程度の指標として記していくことを考えていますので、あまり難しく考える必要はありません。
基本的な展開の流れを書く形になりますので、利用者の動きの規制を行うという目的は存在しません
あくまで目安というようなものであるため、整合性などについてあまり神経質になる必要もありません。
●この部屋には固定パスワードが設定されています。
参加者(0):ROM(1)
Time:22:54:10 更新
ご案内:「◇「ティルヒア動乱」の現状」から さんが去りました。
> ティルヒア動乱関係のチャットルームの説明文の変更などは今日明日以降に行いますが、
下記に記した設定に準拠しているならば、ご自由にロールして頂いて構いません。
ご案内:「◇「ティルヒア動乱」の現状」に さんが現れました。
ご案内:「◇「ティルヒア動乱」の現状」から さんが去りました。
> 【最初の方に書いた神話的なものはあまり気にする必要はありません。
何かしら追記することがあればこちらに記します。よろしくお願いします】
>
【12月25日は、マグメール王国では「クリスマス」ではありません。
マグメール王国がある場所は地球ではないからです。
ナザレのイエスという人が現実と同じように生まれたわけでもありません。
ただ、冬至の祭りとして、また諸王が国を開いた建国記念日として25日の周囲、この一週間は設定することとします。
戦勝に合わせて色々な催しや祝祭が行われているイメージです。
ご自由のこの設定はお使い頂いて構いません。
また、何らかの救世主と信ぜられる人が誕生した日として設定するのも構いません。
ただ、あくまでここは地球ではないため、世界観は当サイトのもの合わせていただければ幸いです。
詳しい祝祭の設定などは軽く書くかもしれませんが、未定です。】
>
【以下に、お願いしたいことを記します。
今回は終戦というイベント上重要な結末のため、この結果はPCの働きで覆せるものではありません。
ご了承いただければと思います。
ティルヒア動乱の終結に伴い、魔族などが消える描写をしましたが、これはNPCの魔族などに対するものであり、
PCの魔族の消滅というわけではありません。
ただ、オリアーブ島においては魔族の力は勢力は大きく減衰することになります。
その点はお従いいただければと思います。基本的にどのような魔族にも適応されます。
基本的には平和裏に条約の締結が行われ、ティルヒア側への厳罰はあまり行われていません。
しかし、先述したように捕虜になる、奴隷になる、罰せられる、ティルヒア側の者がいないわけではありません。
そのような展開を望む場合はご自由に行っていただければと思います。
ティルヒア側の者が差別されるというような展開も構いません。
ただ、そういったものを望まない場合はその旨を名簿などに明記しておいていただくと問題が起こりづらいかもしれません。
特別に許された理由などが欲しい場合はご自由に考えて頂いて構いません。
ティルヒアの都でも、戦後の混乱に紛れて略奪や犯罪などが行われています。
しかし、既に戦争や戦闘は終わっているため、あまり大規模なものはご遠慮いただければと思います。
例えば、大規模なティルヒアの都での破壊や殺人行為などになります。
明確な範囲は設定しづらいところはありますが、察していただければと思います。
ティルヒア軍の残党としての活動も可能です。王国側に敵対するなどはご自由に。】
>
【神々しい“光”の到来により、ティルヒアの都を覆っていた闇は消え去る。
ヤルダバオートの化身は消滅し、それに付随する魔族や化物も姿を消した。
ティルヒアは正気を取り戻し、民への言葉を述べて、最後の力で民を救い、
自らは天に登ることなく、永遠に消滅した。
オリアーブ島は神の加護に包まれ、魔族や魔物の力が極端に弱まり、人間と同等になるような場所へと戻る。
オリアーブ島は王国領に復帰し、一人のある王子(NPC)が急遽統治することとなる。
オリアーブ島に眠る様々な利益は王国のものとなったのである。
ティルヒアの都には治安維持部隊が派遣され、戦後復興期間の治安を護ることとなる。
それでもなお、利益の為に暗躍する王族や貴族もいれば、略奪を行う者もいた。
王国軍に捕らえられるティルヒア軍のものもおり、奴隷とされたり陵辱の対象とされるものもいた。
ティルヒアの降伏を認めないティルヒア軍の残党もおり、彼らは再びの決起の時を待ち、地下へと潜った。
しかし、ティルヒアの都は一応の治安を取り戻し、復興を始めていた。
ティルヒア動乱はこれにて終結になります。お疲れ様でした。ご参加ありがとうございました。
これより一週間、12月28日までは戦後処理期間として、特設チャットルームは残して起きます。
戦後の展開としてご利用いただければと思います。】
>
> ティルヒア動乱はここに終わった。
そしてまた、これまでの日々が世界に流れていく――
> 王都では戦勝の報が流れ、祝祭が行われると共に、死した多くの民や兵士への追悼が行われた。
戦争は終わった。しかしそれは、ティルヒア動乱が終わったに過ぎない。
未だに魔族は王国内に現れ、他国もマグメールに戦争を仕掛けてくる。
一つの戦が終ったにすぎない。
王都は未だ、汚職と淫蕩にまみれている。
しかし、オリアーブ島は再び神の加護を受けた。
人が力を持てる場所として、それは新たに生まれたのである。
世界がこの動乱の果てに得たのは、一つの奇跡。
そして、人の世を導くのはやはり人であった。
今後この国がどうなるか、それはやはり人の働きによるのである。
> ここからは、戦後復興が始まる。
ティルヒアの都では、王国とティルヒアの都と合同で、この戦の死者への追悼の儀式が行われた。
崩御したティルヒアの葬礼も行われ、ヤス湖の辺りに陵墓が設けられた。
壊されたティルヒアの都の復旧・復興の作業も進みつつある。
ティルヒアの都には大きな利益が眠っている。
それを手にすれば王位継承や権力を得るのに非常に優位になる。
戦は終わった。しかし、様々な思惑もまた、オリアーブ島に巡り始めていた。
ティルヒアの降伏を認めないティルヒア軍の残党もおり、それらはオリアーブ島や王国側に逃げ、その機会を伺い始めていた。
ヤルダバオートは消えていない。その化身が消えたのみ。
その真意もまた、明確ではない。
ただ、それは混沌を齎すためにあったといえよう。
王国で再びアイオーン信仰が勃興することはなく、大きな違いが生まれたわけではなかった。
そして、アイオーンは再び秩序をもたらした。
だが、すべての民を救うことはなく、この地に再び長くとどまることはできずに、去った。
混沌と秩序。
その二元の中に世界は動く。
それだけであった。
> それでも、ティルヒア動乱は終わった。
その結末は不可解なるものであり、王都の戦争指導者たちを悩ませもしたが。
結果としては、王国の勝利であった。
オリアーブ島からは、魔物の姿が殆ど消えた。
少なくとも、凶悪な魔物は既にこの島に入れなくなっていた。
あるいは、入れても、島にいる間はその力を大きく失うこととなる。
それは魔族も同じであった。この世界に生まれたもの、異世界で生まれたものと問わずに。
魔のものは必ずそうなることとなった。
それは、ティルヒアとアイオーンの加護によるものだった。
それらが復活したことにより、ティルヒアの都とオリアーブ島は、魔なるものを寄せ付け、弱体化させる場所となったのであった。
> 多くの人間は何が起こったか、殆ど理解はできなかったであろう。
しかし、後のことはティルヒアの啓示を受けたティルヒアの若き臣らによって進められた。
公式に降伏、王国の領土へと復帰するという条約が締結され、すみやかに戦後処理が行われ始めた。
オリアーブ島は再び王国の領土となり、ング=ラネク山の魔術鉱石も王国のものとなった。
戦後の混乱により略奪などが横行し、王国の得る権益が減少することを恐れた王都により、すぐさま王族の一人が派遣された。
影響力の強い王家の善良なる王子であり、彼によってティルヒアの都は一時的に統治されることが決まった。
反乱などが再び起こることを恐れた結果でもあった。
既にティルヒアの腹心たちは自死を遂げており、責を受けるべきものは殆ど生き残っていなかった。
無論、罪などを無理やり作られ、捕虜となり、奴隷となるティルヒアの兵士、将、民などもいた。
都への追求をそらすために自ら身を差し出す者もいたという。
一部では戦後の混乱に紛れて略奪や強姦などを行うものたちもおり、ティルヒアの都の治安維持部隊の仕事は絶えなかった。
創造の神なき世界では、結局人は人が救うしかない。
> ティルヒアの城では、幼き姿のティルヒアが自決を遂げているのが発見された。
その周りには、後を追ったのか、責を負ったのか、ティルヒアの老臣たちもまた、自死を遂げていた。
罪は全て我らにある。王国にこの島のすべての権限を明け渡す旨を書き残して。
ティルヒアの都も、様々な魔導機械や魔術鉱石も、王国のものとなった。
ここに、ティルヒア動乱は終わった。ティルヒア軍は降伏し、王国軍は勝利した。