2025/09/06 のログ
ご案内:「離島(過激描写注意)2」にアルファさんが現れました。
アルファ > 海上の地獄……否、彼女たちにとっては楽園とも呼ぶべきかもしれない。

陸地からかけ離れた、緑豊かな島。
そこはかつて、完全な無人の島とされていたが、時を経て誰かが開拓したのか。
今となっては人が暮らしていた形跡がある。

流木や端材で作られた小屋に人の気配はないが、ジャングルのように巨大な草木が生い茂った向こうには、
『危険 立入禁止』の看板が。

遭難者が食糧を求めてか。海賊や探検家が秘宝を求めてか。人が入り込んだ形跡が残っているものの、
少し進んだ先には禍々しい色をした紫色の卵が無数に木々や地面にへばりついて群集しているだけである。

―――――ぐじゅる……じゅぼっっ

そして、また一つ。どこかで何かが産み落とされる音が。

アルファ > 曰く、天使が存在するとか。
曰く、一生遊んで暮らせる財宝があるとか。
曰く、王族が隠居しているとか。
曰く、女だけの楽園が存在するとか……

数々の根も葉もない噂、あるいはそれらに釣られ消息を絶った者がこの離島へと更なる客人を呼び寄せる。
よほどの物好きや訳ありなもの、或いは海難に見舞われ漂着したものは、『立入禁止』とされている先に足を踏み入れなければ時間の問題だが脱出の希望はあったかもしれない。

しかし、好奇心や謎の導きに屈してしまった者は……

「うまれたぁ……♡♡」

『こども、こども♡♡』

『いっぱい産む♡♡いっぱいはらむ♡♡』

複数の女性の声が、ジャングルの奥深くで繰り返し響く。
幼いもの、成人したもの、若い女の無数の嬌声。中には、生まれたての赤子の声も混じっている。
密林のなか、女ばかりが集って何をしているのかは足を踏み入れなければ分からない。

ご案内:「離島(過激描写注意)2」からアルファさんが去りました。